カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

薪、燻製チップ、小麦祭り

2017-02-22 23:15:05 | 手作り

夜からまた雨とのこと。


午後からは風も吹くとのことで、まずは先日の嵐でやつれた小麦畑ネットの補修してから、薪作りと火燃し。


果樹園にまだ片づけていなかった枝を刻んで、薪を作りつつ、小枝などは燃やす。

 

 

くるみと桜の枝は、チェンソーくずが燻製用のチップに使えるかもと、別に取っておく。



チェンソーの刃にオイルが含まれるからダメかも知れないが、そのうち一回燻してみよう。

 

 

 

 

午後は突然小麦祭りにすることにした。



 

昨年収穫の手前小麦を、今まではそのまま製粉していたが、今回は初の試みとして、軽く精米機にかけて磨いてから製粉してみた。


 

 

イネ子は、籾がらと言う強力な外皮で覆われていて、脱穀唐箕(ハーベスタで)をかけても、籾は外れない。籾摺り機と言う機械にかけて、もみ殻をすりながら外してやっと玄米になる。


更にそのまま、あるいは5分づき程度に精米して水洗いして炊飯するので、ごみやほこりはまず残らない。



 

 

が、小麦はどうか。



 

 

小麦は籾殻という物はなく、脱穀唐箕選でほぼ外側の皮がはずれて、一気に玄麦となる。


 

 

天日乾燥ののち、そのまま袋に収納し製粉していた。しかもそのままパンやピザ生地にしてしまう。



しかし7年もそうやっていて、ふと気づいてしまったのだ。埃や小さなゴミがまだちょっとは残ってるんじゃないの?と。


皆さんどうやってるんだろうと、調べてみたら、中には本当に玄麦を水洗いしてから乾燥してという方もおられた。



ま、それはどうかな?と思った。



よく見られたのは、家庭用の精米機で、若干表皮(ふすま)の外側を削って磨くという工程だ。



なるほど、と思い、6分づきコースくらいで一回磨いてから製粉してみた。




水と塩のみで生地を作り、ガレット風。




それとドイツ系ハードパン。(これは良く作る)

 

 

 

 

そば粉でも小麦粉でもいいが、このガレットってば簡単で早くて旨すぎる。今はまりつつある。


イーストなど使わないので、水でといて、目玉焼きやハムチーズなどのせて焼くだけ。



世界の料理ショーみたく、一杯飲みながら作れるよん。




 

 

今までより更に香りが甘くなり、モチモチ感も増したようだ。

 

 

ビバ!手前小麦!


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