カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

ホタル来い

2007-05-31 23:54:08 | 田舎暮らし

今日もホタルの群生地へ。

4日前はチラという程度を確認できた。
今晩は果たしてチラホラという程度には増えていたが、まだまだ。

すぐそばまで飛んで来るホタルに「チェリーなの?」なんてこいけと呼びかけてみたり。


今年は温暖化の影響もあり、昨年よりもっと早いかと予想したけれどそうでもないようだ。いやむしろ遅めみたい。


明後日それをわざわざ見に来る予定の東京在住の弟にも連絡。
一週間できれば延ばしてもらうことにした。
やっぱり最盛期の群舞を見てもらいたいもの。


「子ども達に見せたい」なんて言ってるけど、
多分一番ホタルを見たがっているのは弟。
ベッドタウンの町で、花火はテレビで見るものっていう両親のもとで育った僕ら。



あの日本昔ばなしの世界に迷い込んだような群舞を早く見たい。

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行ってさえいればいいのか?

2007-05-29 23:02:28 | カナリア舎

そろそろ今年の入試問題が配布される時期で、うちのようなところにまで私立高校の入試担当者が今年の問題やパンフなど持って回って来て下さる。
越してきた頃は各校に電話して、問題を郵送してもらっていたのだけど。


そうか、一応ここも補習塾だったんだわ。
今のところ受験生いないんだけどさ。


今日はT大K陵の担当者がいらした。
ここ数年は毎年お会いするので、名刺交換ももうなく。
今年は生徒は何人くらいですか?などとぶしつけな質問をされることもなく。


この間の中3の子のこともあったし、先日別の親御さんが「私立なんて名前書けば受かるんじゃない?」、みたいなこと言ってらして、そこのところをはっきり聞いてみた。


結論からすると、中学の評価が絶対評価に変わり、1をつけることはまず無くなって、5教科オール2であっても、(素行や出席日数に問題がなく)校長推薦があればおそらく合格させる、という答えだった。成績が悪くても部活などを頑張ったということであれば、大丈夫ということなんだそうだ。


ということはあのやめた男の子もそういう道はあるんだなぁ。
本人も親御さんも公立を希望していたから、あぁ言ったのは仕方ないのだけど。


塾の先生からの推薦もあれば相談に乗りますって言って下さったから、もし万が一あの子が部活を卒業してまたここへ来るようなことがあったら、そういう選択肢もあることを教えてあげようかと思った。


中学校もそういう奥の手があるから、ぎりぎりまで部活だけ頑張らせられるんだなぁ。でも・・・高校に押し込みさえすればいいのかしらね・・・?


070528_095317こいけが大嫌いなもの。僕はかわいいと思うのだけれどね。
(大きいのは僕もいやだけど)
外でこいけがよく「きゃ~っ!」て叫ぶのだけれど(ほんとはやめて欲しい)、たいていはこれ。
ぴょん吉です。

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なぜ行軍なのか。

2007-05-26 21:42:54 | 田舎暮らし


「夫婦道」ってドラマを毎回見てるのだけど、出てくる小学生くらいの男の子がかわいい。
家族の色々な秘密を見てしまっては、500円玉を皆からもらって見て見ぬふりをさせられる、ちょっとかわいそうな役回りなんだけど、その子と父役の武田○矢との掛け合いが毎度笑ってしまう。


明日は朝から恒例の草刈り行軍。
ほんとうは年二回(春秋)の市のごみクリーン作戦(空き缶拾い)に過ぎないのだけど、ここら辺では、あと真夏も含め年3回の草刈りがある。欠席すれば3000円の罰金(出不足金というらしい)。


集落の人約12~3人で道の両側を刈って草を集めてゆく。大体合計1kmってところだろうか。草刈り機部隊がそのうち8人くらい、残り(女性も含む)数人で草を集め脇へ置いてゆく。(もちろん空き缶も拾いながら)
新参者の僕はずっと草集め部隊だ。腰近くまである深い側溝に落ちた草を熊手であげてゆく。こんなドブ見たことない。途中休憩をはさみたっぷり2~3時間。明日はどうかわからないけれど、そのあと公会堂という名のぼろ家で飲み会もある。



ここへ来る2000年以前は隣の市の住宅街にいた。(古い一戸建ての借家)
そこでチェリーとひきこもり主夫をしながら、とある病院の不正を追及したりしていたのだが、そこでは・・・・


近所付き合いもほとんどなく、いい年してひきこもってたから、毎朝門の新聞受けまで取りに出るのも苦痛だった。(敷地内の)駐車場へ行くのにも、一回門を出て道路に出るのが苦痛で、庭からわざわざ(駐車場との境の)植え込みの木の間をすり抜けて車に乗っていたっけ。正直なところを言えば、家の床下から駐車場までトンネルを掘ろうかと真剣に思うほどだった。


そこでは週二回ほどごみ収集の車が回ってきていたのだけど、車が行った後、収集場所の掃除を当番でやるのが決まりだった。(うちから2軒隣のお宅の前だからすぐそこ)
ちょっと掃いて、(なぜか)バケツ一杯の水を流してくるだけなんだけど、それがいやでいやで。
収集場所のお宅の奥さんがうるさい方でさぼれないし。(早朝5時にこっそりごみ袋を置いたら、どこかで見ていてさっそく叱られたことあり。)

こいけが仕事でいない当番の日はもう何日も前からどうしよう~とか悩んでいた。


で、やっぱりあちらでもごみクリーン作戦みたいなのがあったのだけど、その時僕はチェリーを連れて実家に逃げた。わざわざそれをさぼるためだけに!
ちょうど母が当時は仕事(日本語教師)でメキシコに派遣されていて(すでに定年していた父も同行していた)実家が空いていたこともあったのだけど。


今から思えば・・・缶なんかまず落ちてなかったし、(そもそも下水道が通っていて、小さな側溝もほとんど汚れてなかった!)多分ご近所の皆さんがだらだらおしゃべりしながら、すぐ近くの公園まで歩いて、そこで誰かがちょっとご挨拶なんかして、あっと言う間に散会していたんだろうな、と思う。



その頃から比べると・・・・
まぁ自分なりにこの7年よく一回も休まずに出席していると思うわ。
でもやっぱり毎回気は重いのだけどね。
明日は暑さはどうかな?



じゃ逝って行ってきます。


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ばてた

2007-05-24 23:17:06 | インポート

明日は雨らしいので午前中は外へ。


やっと少し大きくなってきたとうもろこしを一本立ちにし、
鶏糞を入れて土寄せ。


来月早々に弟一家がホタルを見に泊まりで来ることになっているので布団を干したり、毛布を洗ったり。


大して動いたわけでもないのに、暑くてかなりばてた。


写真は実が付き始めたミニトマト。

070524_









これを聴くと、どうしても飛行機の映像が浮かんでしまうわ。

愛のテーマ
(ラヴ・アンリミテッド・オーケストラ)
Loves Theme(Love Unlimited Orchestra 1974)

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のび太

2007-05-22 23:22:19 | カナリア舎

今度の日曜はこの集落の草刈り行軍。(町だったら空き缶ちょっと拾って終わりなんだろうけど、田舎はそうはいかないのだ。)
当日少しでも刈るところを少なく、ということで午前中は家の前周辺の草刈り。
まだ涼しいから楽だけど。


このブログも始めてもうすぐ一年。


元からあったHP(主に塾のページ)に「日々の思い」としてリンクして、何気ない日常などを書いてきた。


ここをレギュラーでご覧になっている方は多分ネモの関連の方々がほとんどだろうと思われる。(それもごく数人)


でも最近、生徒さんに関することで、本人やご家族が知ったら不快になるようなことでも、自分のこととして踏み込んで書きたい(書いてしまった)部分が出てくるようになって、今のままではまずいと思い出した。(親身に指摘して下さった友人も)


Googleで「カナリア舎」で検索するとHPがトップに出てきてしまう。やばい。
「カナリア」とか、このブログのタイトルである「カナリアな日々」では200件目まで見たけど、ここは出てこないみたいだ。



今度入った子も中1のくせに、とあるゲームの攻略法を主にしたブログをもっているそうで、(しかも僕にも簡単には検索できないように、きちんとハンドルネームとかでやってるらしい、チッ)

更に前にも書いたけど14人しかいないにもかかわらず、彼のブログにコメントしてくれるクラスメートが4人くらいいるらしい。(しかも彼は特段に友人に教えてはいないのに)
1000ページは優にありそうな攻略本は持ってくるし。

更に都合の悪いことには、(HPのアドレスの書いてある方の)名刺を以前渡してしまった。やばい。まだ彼は気づいていないようだ。僕に興味がないのか?ふっ。甘いぜ。





もう先にブログを見つけられた方がとにかく負けである。(HPはもうしょうがない。)
こののび太のような生徒と立場が逆転しかねない。





そこで、一両日中にHPからのリンクを外し、HPはHP、このブログはブログで独立させようと思います。

HPから毎回来て下さっていた方は、このブログを直接ブックマークしておいて下さい。

よろしくお願いします。




もういっそのこと"休もうかいな日々"にかえようかしら。

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やめられまへん、親の会

2007-05-20 00:05:00 | ひきこもり・不登校

朝からワラビ採り→看板の補修、(こいけの要望で)庭木の剪定などでもうお昼。


汗をふいて、千葉の休もう会へ。
節約のため下の道を通って行ったら、20分の遅刻。


新しく来られた方々の自己紹介はすでに終わっていた。


一人づつの自己紹介を順繰りに終えたところで僕の番。
なぜ自分がここに座っているのか」と話し始めてしまったため(しまったなぁ)、また長めにしゃべってしまった。もちろん自分の現在抱えている悩みの一つとしてK君のお話も。(反省)


そのあと、一人の方から、僕のスタンスについてコメントがあった。
それは、僕の親の会に出席する資格を疑問視するかのような印象を持った。


でも、その方の言われることももっともなところもあり、僕は沈黙していた。
しばらくここへ来るのも遠慮しようかな、もう帰ろうかななどとも考えていた。


しかしながら・・・このまま帰るのは、この親の会のみならず、他の親の会やネモとの関係さえも自分の中でぐらつきかねないと思った。


なんとかこの方の真意を聞きたいと思っていた。自分の居場所を失うかも知れないのだから僕も真剣だ。



しばらくして、その方が中座される時を見計らって声をおかけした。隣りに座っていた知人のNさんも同時にいらして、ホールで語り合った。


お互いの両親との関係を中心に、即席のACの自助グループのようだった。

そして、彼女はこういうことを話したかったのだな、というように僕には思えた。
まず自分と子どもとの話や、お初に(親の会へ)来られた方のお話を優先すべきという思いから、ご自分の親との関係、そこからくる生き辛さなどを語るのは遠慮されてきたみたいに思えた。


なんのかんの一時間半くらいしゃべったのではなかろうか。
(不登校の子を持つ)親としての枠組みではなく、一人の生き辛さを抱えた大人のための会もネモにあるといいね、と話が盛り上がった。
親の会でそれを話しても僕はいいと思うのだけど。


母親もまた、母を持つ娘でもあるのだ、ということを改めて気づいた。

そして、いかに親からの(100%でないにしても)肯定が子どもにとって必要かということ、逆にそれが得られなかった子どもが、いかに大人になってからも長い間生き辛さを抱えて生きていかねばならないのかを思った。コミュニケーションの大切さも。


結局(聞きたかった)お初の方々のお話を聞くことは今回はかなわなかったけれど、次回以降にとしたいと思う。


そのあとも色々お茶を付き合って下さった皆さん(N君も)ありがとう。
それから・・・なんとEL&PのCDを焼いてきて下さった方がおられた!
まじびっくり。ありがとうございました。



人生って不思議だなぁとか車中で色々なことをぼんやり考えつつ、聴きながら帰宅しました。



親の会、なかなかやめられまへん。(親じゃないけどさ)



サイモンとガーファンクル(Simon and Garfunkel)
明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water 1970)

                 1978年3月22日 LP"ALL ABOUT S&G" より録音


歌詞はこちら。(以前授業で使ったもの)



明日はチェリーの3回忌です。早いものです。

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ホタルの里

2007-05-19 00:06:00 | つれづれなる想い

そろそろホタルの季節だ。

まだ地元の人にしか知られていない、ホタルの群生地へ。

すぐ近くだったのに、やっと一昨年その存在を知り、昨年その群舞に小躍りしながら何度も見に行った。(実はこの年まで僕はほとんどホタルを見たことがなかった。)


暗くなるのを待ちきれずにこいけと出かけたが、残念ながらまだ数日早かったのだろう、一匹も飛んでいなかった。
来週又行ってみよっと。



MR.BIG(ミスタービッグ)

Romeo(恋するロミオ)

エアチェック:1977年


MR.BIGというとアメリカのロックバンドが有名なようだけど、僕にとっては断然このイギリス出身のMR.BIG。

彗星のごとく現れて消えていってしまった。この曲は当時大好きだった曲。

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カセットCD化進捗状況

2007-05-16 23:06:20 | つれづれなる想い

さて、やっとこさ10本ほどやり終えたところです。

別にCD借りて来れば聞けるわけですが、こんな感じになっております。

今宵は約30年前のFMの音(ラジカセ使用)をしばしお楽しみ下さい。(WAVファイルをWMAファイルに圧縮しているので、実際より少し音が悪いです。)

著作権の問題があるかも知れないので、しばらくたったら消します。

エマーソン、レイク&パーマー
「展覧会の絵」(1971年)よりライブアンコール


NutRocker


原曲は、チャイコフスキーの「胡桃割り人形(NutCracker)」。

エアチェック日:1978年1月25日


初めて同級生の女の子に教えてもらったこの曲を聴いた時の衝撃。



今も忘れません。楽譜を手に入れるのは大変でしたが、随分その子と(その子は僕より数段上のレベル)教えてもらいながら練習したものです。(結局間奏の早いところは最後まで指がついていかなかった)


同じ名前の彼女とは今も年賀状をやりとりしています。


今年の賀状には、息子が(僕らの)母校に合格して、そして体育の先生は(僕らのクラスメートの)H君です、とありました。。。

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「今すぐ休ませてあげて」と僕は言えなかった。

2007-05-11 18:29:13 | ひきこもり・不登校

昨日今日とこいけ休みで、
昨日は朝からワラビ、タケノコ採りから始まり、畑、家の補修(なんせぼろ家)、買い物と一日動き回った。

今朝はまた早朝覚醒から強迫観念も少しあって、午前中はこたつに刺さっていた。


すると突然K君のお母さんがいらした。
(ひげも剃っていない情けない姿で出ると)、先日催促したお金をわざわざ届けて下さったのだ。(今度K君が来るときでいいって言ったのだが)


お忙しそうだったが、日曜日のスクーリング初日のことを聞くと、頑張って(送迎して)行けたそうだ。
だが、早速レポートの提出に四苦八苦しているみたいだ。(B5)2ページ程度ののレポートがどうしてもなかなか線一本書くことさえ難しく、(お母さんは手を出さずずっとそばで見守っているそうだが)6~7時間もかかって、ぎりぎりで夜8時の郵便局締め切りに駆け込んでいる毎日とか。
すでに遅れた(と言っても単位に影響はないらしいが)のもあるとか。


色々な妄想がわいてきて集中できない、もともと調子が悪い日もたくさんあったが、ここにきて朝から、もう歯も磨けない状態になっているとか。疲れ切ってまだ寝ているらしい。

このままでは(K君が)キ○○イになってしまうので、心療内科へ連れて行こうと思ってるのだと。


確かに先日の作文練習の時もそうだったが、板書を写したりするのはもともと少々抵抗があった。でも小学校の時は漢字のドリルも一緒にやったし、計算も、筆算や図はいやがるけど、答えはノートに書ける。


ネモでも医療との関わりは慎重にというお話が出ている。(自信がなかったのか)書くのをいやがる時期があった(今は書ける)というお子さんの例も先日聞いた。


だから僕は彼にも親御さんにも心療内科へ行ったらと言ったことはない。強迫観念も(形は違えど)僕にもあるし。


もちろん彼と僕とは全く同じではないけれど、僕自身、何年も心療内科に通った時期があったが、それで楽になったことは実はほとんどなかったんだよね。
(眠剤もらってちょっと安心したくらい。一番力をもらったのは、ACの自助グループや今のネモの親の会など、自分を語ること、仲間との分かち合いなんだよね)


先日彼に、「(高校進学をいったん)白紙に戻した方がいいと僕は思う」と電話したことを言った。
学校へ行かねばという強いけなげな想いと、不登校の自分とのギャップから罪悪感にさいなまれ、(一日家にいても)実は少しも休めていなかったのではないか?ネモでも休むことの大切さがよく言われていると言うお話をした。



それでも、息子は息子であって、ネモの子達の例がそのまま当てはまるとは思えない、今やっと動き出した息子がうれしい、背中を押してでも家族で頑張って支えていきたい、若いエネルギーに満ちあふれているはずの(小中)9年間を友達と話すこともなく、家に閉じこもって暮らしてきたのはかわいそうだった。以前から思っていたが、この子は何か障害か病気があるのかも知れない、いずれ社会に出て行かなくてはならないし、今まで見守ってきたけれど、もうこれ以上こういう状態でいさせることはできない、引っ張ってでも病院へ連れて行かせたいし、どうしても彼が行きたくないと言えば親だけでも行って来ようかと思っていると。でも息子がどうしても高校をやめたいと言うならやめるのは別に構わないのだ。と話は平行線。



もう、今すぐ完全に休めという段階になっていると思ったけれど、僕はその決定的な一言はついにお母さんには言えなかった。




「彼をよく見て、どうかこれ以上(ってどこまでだ?)彼が辛くなったら、是非腹をくくって休ませてあげて下さい。何かあったらいつでも僕に連絡下さいお願いします。」と言ってお帰りになった。
玄関先での立ち話約1時間。


突然だったし、僕も、まだこの張り切っている時期に、言わなくてもいいことまで言ったかも知れないと思う。
何となくだけど、もうこのお母さんに言うチャンスもこれが最初で最後というような気持ちになって、僕も途中(お互いにだけど)語気が強くなった瞬間もあった。



「思い切って親子で1~2年遊んだらいかがですか?」ってとんでもないこと言ってしまったんだけど、やっぱり「とんでもないです」って言われてしまった。



親御さんにはうまく言えなかったけど、やっと義務教育の長いトンネルを抜け出て、これから親御さんが腹をくくって休ませれば彼もやっと充電できるように思うのだけれど。



「先生(僕のこと)のようになんでも、それでいいんだよ、いいんだよではこの子は出て行かない」って。



親御さんの気持ちも考えてみれば、やっと念願かなって動き出した(ように見える)息子を、今何を言われても止めることなどできないのだろうなと思う。
僕もなぜかそうなんだけど、彼ら親子にとっても今一番苦しいつらい時期なんだろうなと思う。



幸いに、親御さんが行かせようとしているのは、母も二年前に5ヶ月間リハビリした、僕も歯科や(実は心療内科も)行ったことのある(日本の中でもかなり意識の高い)病院。
いい先生に巡り会って、休ませて下さいって言ってもらえないかなと祈る。



思えば、昨年の夏休み、それまでゲームや雑談でも通ってきていたK君が突然シャッターをおろして来なくなってしまったことは以前も書いたと思う。
通信制を視野に入れて、少しお勉強モードへ持っていこうとして、そのやり方が性急過ぎて拒否されたのかな?とずっと思っていた・・・・けれど、


本当は高校進学そのものを(無意識に)拒否したのではないかな?中学卒業後の進路を決めない(白紙にしておく)という選択肢もあったはずなのに、僕の未熟さで提示できなかったからなのではないかな、結局(通信制とは言え)高校へは所属しておいた方がいいというような僕の押しつけに対する拒否だったのではないかな?と思ったりしている。



あと少し、どうか乗り切って親子ともども楽になって欲しい。
そうしたらきっと僕も楽になれる。


頑張って、どうか頑張ってK君、休むことを選択して欲しい。。



彼ら親子ともまたいつか笑って会える日が来ることを信じて待ちたい。


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ぐっすり眠ってみたい。学生の頃のように。

2007-05-09 23:15:18 | ひきこもり・不登校

ここ数日うつ気味だ。


寝る前はこいけとマッサージし合うので(足とか頭とか。通称もみっこ)寝付きはそう悪くないのだけど、早朝に目が覚めてしまって、そこからが眠れない。
もともとそういうところはあるのだが、目が覚めるのが更に一時間ほど早くなっている。


それどころか、隣でぐーすか寝ているこいけをうらやましく思いながら、あれやこれやとため息の出るようなことを考えてしまう。
音への強迫観念も若干出てきた。(カセットのCD化のせいもあって、懐かしい曲が頭で何回もリピートされてしまったり)


原因はわかっている。
ここ数日の色々なこと、親のこと、生徒や親御さんのことなどがボディブローのようにじわじわと効いてきているのだ。


7年やって少しも根付かなかったなぁとか。


仕事が欲しい、生徒が欲しい。
(共依存的なのであまり良くない考え方なのだけど)他人から必要とされたい、誰かのお役に立ちたい、そんな感じだ。



こういうときは今までも何度もあって、そういう時は無理をしないこと、一枚扉が閉まれば、またもう一つの扉が開く、それを信じて絶える耐えること。
ただ、いつ次の扉が開くのかわからんから、それまでがちょっと苦しいのだけどね。
明けない夜はない・・・か。(ため息)



今日は月一回の木更津の親の会だった。


早朝覚醒のおかげで寝不足で、朝PCをちょっとやっただけで前頭葉?もピリピリと疲れてしまって、今日は無理せず休むか~、行っても自分の悩みばっかり話してしまいそうだしなぁと悩んでいた。


けれど、こういう自分もまた自分。行って後悔するかも知れないけど、行って楽になれることもあるし、とちょっと賭のような気分。
大学時代の友人から思いがけなくメールをもらったり、ご近所の方が玄関前にそっとお野菜を置いて下さったのも見えて、やっぱり行くかぁと思い直し、行ってきました。


もう知った顔ばかりの今日は5名。
遅刻して行ったのに、皆さんが「良かったぁ。お休みかと思ってたから」って言って下さったのがありがたかった。


前月の続きのお話。


じっくりと聞いている方。
答えが早く知りたいみたいで、人が話していてもさえぎってまでしゃべりたい方。
色々です。


ま、僕は後者のタイプだ。(汗)


聞き上手』って、僕のここ数年の毎年の目標の一つなんだけど、なんだか無理っぽいわ。


結局、予想通り自分の悩みまで聞いてもらって、ほんとごめんなさい。
でも、うちの親は「表現が下手なだけなんじゃないかしら」っていうレベルじゃないよ、きっと。


そうそう、昨年の暮れに突然父から電話が来て、「正月はどうするんだ?」と聞かれた。
僕ら二人で飲み過ごしてる方が楽なので、「別に予定はしてないけど何?」って答えたら、
父が「そうか。実は○○(弟)一家が元旦に来るって連絡があったので、もしお前らが来るのなら、その日を外して別の日に来てもらいたいんだけど」って言ったんだけどさ・・・
あほくさ、と思って僕らは結局行かなかったのだけれどね。


この話は弟もその後メールで呆れていたけれど、皆さんにしたら一瞬絶句してた。
そりゃ多少準備とか大変かも知れんけど、一緒に皆でそろった方がいいじゃん!


あと・・・長年両親は9時過ぎには就寝しているのだが、以前聞いたら、眠りが浅くて父などは夜中の3時には目が覚めて、それから6時過ぎまで3時間ほどラジオを聞いて(寝床で)過ごしてるとか。


こういうのも遺伝なのかしらねぇ。

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