夜からまた雨とのこと。
午後からは風も吹くとのことで、まずは先日の嵐でやつれた小麦畑ネットの補修してから、薪作りと火燃し。
果樹園にまだ片づけていなかった枝を刻んで、薪を作りつつ、小枝などは燃やす。
くるみと桜の枝は、チェンソーくずが燻製用のチップに使えるかもと、別に取っておく。
チェンソーの刃にオイルが含まれるからダメかも知れないが、そのうち一回燻してみよう。
午後は突然小麦祭りにすることにした。
昨年収穫の手前小麦を、今まではそのまま製粉していたが、今回は初の試みとして、軽く精米機にかけて磨いてから製粉してみた。
イネ子は、籾がらと言う強力な外皮で覆われていて、脱穀唐箕(ハーベスタで)をかけても、籾は外れない。籾摺り機と言う機械にかけて、もみ殻をすりながら外してやっと玄米になる。
更にそのまま、あるいは5分づき程度に精米して水洗いして炊飯するので、ごみやほこりはまず残らない。
が、小麦はどうか。
小麦は籾殻という物はなく、脱穀唐箕選でほぼ外側の皮がはずれて、一気に玄麦となる。
天日乾燥ののち、そのまま袋に収納し製粉していた。しかもそのままパンやピザ生地にしてしまう。
しかし7年もそうやっていて、ふと気づいてしまったのだ。埃や小さなゴミがまだちょっとは残ってるんじゃないの?と。
皆さんどうやってるんだろうと、調べてみたら、中には本当に玄麦を水洗いしてから乾燥してという方もおられた。
ま、それはどうかな?と思った。
よく見られたのは、家庭用の精米機で、若干表皮(ふすま)の外側を削って磨くという工程だ。
なるほど、と思い、6分づきコースくらいで一回磨いてから製粉してみた。
水と塩のみで生地を作り、ガレット風。
それとドイツ系ハードパン。(これは良く作る)
そば粉でも小麦粉でもいいが、このガレットってば簡単で早くて旨すぎる。今はまりつつある。
イーストなど使わないので、水でといて、目玉焼きやハムチーズなどのせて焼くだけ。
世界の料理ショーみたく、一杯飲みながら作れるよん。
今までより更に香りが甘くなり、モチモチ感も増したようだ。
ビバ!手前小麦!