カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

生かされている

2008-04-29 15:38:38 | つれづれなる想い

昨日の記事より。
兵庫県で、17~18歳の少年ら10人が乗った軽トラが、電柱に衝突。
重体者を含め全員負傷。荷台に8人乗っていたとか。

若さ故とは言え無鉄砲過ぎる。



しかし・・・振り返って見れば自分もそういう日があった。


小学校低学年の頃だったか、今はそんなことないのだろうが、近くに線路があって、簡単に線路上に乗れた。
(線路をつたって友達と2駅分歩いたことも)



しかも、レールの盛り土部分の下に、コンクリ製の土管?みたいなのがトンネルのように通っていて、しかもレールの真下にあたる部分に開口部があったのだ。



悪友と僕は、向こうから電車がやってくると、土管の中からぴょんとレールの間に立ち上がって、またすぐしゃがんで隠れるという遊びを繰り返していた。


運転士はびっくりしただろう。突然レール上に子どもが現れるのだから。。



もちろんしばらくして、おじさんたち(鉄道会社の人だったんだろう)数人に捕まって、家まで連れて行かれて、お説教を(多分親も)受けたことは言うまでもない。



予備校の頃、寮を抜け出し飲みに通っていたスナックで知り合った、若者と意気投合。深夜の飲酒ドライブ。(僕らはまだ免許持ってなくて後部座席)。今から思うとすごい飛ばしてた。

その後深夜の湘南辺りの海岸で、僕をのぞく3人は他人のボートで勝手に海へ漕ぎ出して、(持ち主かご近所の)おじさんに「お前ら死ぬ気か!」と怒鳴られたっけ。(多分明け方くらい)


ホントご迷惑おかけしました。



僕にもそんな無鉄砲な日があった。それも怪我ひとつせず今命がある。


何かに守られて生かされているのだろうか。



いかんいかん、もうすぐこうせつ君が来てしまう。



夏野菜(ミニトマトやきゅうり)の支柱を立てただけ。

080429_112003

コメント (2)

物件を見てきた

2008-04-28 00:01:16 | 荒れた農地付き物件を買う?

時々広い敷地の物件探しをしているのだが、今日は一件物件を見に行ってきた。(まだネット上には公開されてない)



敷地が約800坪。(うち畑部分が飛び地を含め500坪あまり)
建物は築9年のきれいな二階建て。メーターモジュールで二階にもトイレがある。



現在まだ居住されておられるのだが、内覧させてもらってきた。
この御家族はまったく農作業や草刈りには興味がなく、仕事場に近い町の方の狭いうちに転居したいとか。



畑もすでに荒れ始めている。多分数年前までは存命だったであろう親御さんが手入れしていたと思われる。



これで1000万円台。



農的生活を模索している僕らにとっては、魅力を感じる物件だが、農地法の縛りもあり、このままでは(畑部分は)農業従事者でない僕らは買えない。



畑部分は賃貸でどうかとか、地目変更する裏技などもあるそうだが、金策以外にも色々クリアすべき点が多くあり、なかなか実現は難しいだろうな。畑だけでなく田んぼを是非やりたいし。(井戸は無かった)


しかし・・・人間て、ないものねだりなんだなぁ。
なかなか現状に満足しないものなのかも知れない。




今年初の草刈り。

コメント (2)

ビニールをかけて

2008-04-26 11:42:41 | インポート
ビニールをかけて
今年も挑戦。

コメント

大玉すいか

2008-04-26 11:21:36 | インポート
大玉すいか
ねぎを混植。

コメント

畑は楽し

2008-04-26 10:46:59 | インポート
畑は楽し
日光唐辛子(青唐辛子)。 師匠(Mちゃんのおじいさん、引退入院中)の味は俺が受け継ぐぜ!

コメント

今日のお味噌汁

2008-04-25 21:58:11 | 食べ物

タケノコとわらびときぬさやのお味噌汁。



ほんだし以外は全部手前(地元)調達。





小さな満足感と小さな喜び。

コメント

確認強迫?

2008-04-25 21:54:57 | 僕は強迫性障害だった?ヘンなこだわり

先の(家を自分で建てている)人が来る前は、夕方以降は静かだった。うちの先には田んぼだけ。人が住む家は無い。

夕方田んぼの作業を終えた最後の車が帰ったあとは、静かな夜が来る。
そういう安心感があった。



こういうストレスフルな時に、いよいよそちらは浄化槽などの工事が入っているらしい。
今日は泊まるのか?それとも帰るのか?



農道を通る車の確認に追われた夕方。
こいけも巻き込んでいるなぁ。
見に行ってもらったりしている。


確認強迫かなり入ってるかも。(巻き込み型)

しかし・・・・不潔恐怖や鍵やドアの確認強迫といった"曖昧なものへの強迫観念"とはちょっと違うような気もする。



対象が農道を通る車。
具体的だもの。



転居すれば軽減するようにも思うけれども。


ま、いずれにしても、僕はまともじゃない。

コメント

落ち着かない

2008-04-25 18:16:43 | つれづれなる想い

雨が上がり、休みのこいけと午前中庭仕事。
こいけの要望で、プランターに小松菜と人参の種を蒔く。



お昼近くになって家の電話がなったんだけど、予感がして取らなかった。
数分後、またMちゃんが庭に。




聞くと大した用事もないと言うので、また帰ってもらった。
う~ん、わかってもらえないなぁ。弱った。逃げ場がないよ。





ついに来た。メタボ健診受診券

Photo


















まぁ受けなくてもペナルティは無さそうだ・・・




ぜって~受けね~!!

コメント

ホッと

2008-04-25 00:00:03 | 田舎暮らし

うな重ってさ・・・あんまり食べたことないけど、ご飯がうなぎの下に5cmくらいは入ってないと、納得いかないかも。





昨日の夕方、Mちゃんを見かけた。田んぼのあぜ道を、犬を散歩させていた。ちょっとホッとした。




初わらび。
080424_083853_2 














少しだけど、とうもろこし。
(黒いゴミ袋を開いて作ったマルチ)

080422_113122

コメント

応えられない

2008-04-22 21:38:03 | つれづれなる想い

中学時代に教えていたすぐ近所のMちゃん。(20代女性)


何度目かのバイトをやめて家にいたのは薄々知っていたけれど、数カ月ぶりに突然電話が来て、今から来たいと言う。
こいけが「今から買い物で出かけるから(→これはホント)あとでね」と言って切ったのにも関わらず、数分後にはピンポン。


結局そのまま夕方まで。
家族が出かけてから、一人で何もせずにいるのが不安だということらしい。


数年前にハイテンションな時期と、うつな時期が入り交じる病気と診断されているけれど、薬はきちんとは飲んではいない。最近は受診もしていないようだ。

今までも何度も会うたびに薬の飲み方(処方された量を守ること)を言ってるんだけど、結局聞かない。


ハイテンションな時期はバイトもし、言葉も驚くほどしゃべり、服装も派手になり、寝ずに車を運転して居眠り、横転、衝突する大事故を起こしたり(奇跡的にお互いほとんど怪我なし、車大破)。


今はうつな時期なのだろう、口も重くほとんどしゃべらないし、思考力も落ちているようだ。田んぼの準備も忙しい時期だが、ほぼ何も手伝えていない。聞くとお風呂も週一回くらいとか。



どこがこの子の普通の状態なのか、実は僕もよくわからないんだけれど、時々思いついたようにうちへ突然駆け込んで来る。



翌日も朝から電話が。(こいけ不在)
お昼までね、と言って話をしようとしても煮詰まるばかり。




料理もしたことがないと言うので(大家族の長女なのだが)にわかクッキング教室にした。



何ヶ月か前も「お味噌汁くらい作ってみよう、そうすると家族も喜ぶし、家に居やすくなるのでは?」と諭したことがあったのだが、やってないので。(ご両親は彼女に外に働きに行くことばかりを求めているようだ)




一緒におみそ汁(じゃがいもむくとこから)と厚焼き卵を作って、お昼を一緒に食べて帰ってもらおうとしたら、その段になって帰りたくないそぶりを見せる。



色々忙しいからじゃ3時までねと付き合ったが、結局その時間になっても頑として帰らない。「ここが落ち着く」とか言う。



そう言われるのは本望なのだが、僕としてもいい加減疲れて来てしまう。早く帰って欲しい。生徒が来るからとか言いながら、いつまでも来ないのを知られるのもいやだ。その葛藤に悩む。



きつい言葉や「帰りなさい」と追い立てる言葉も言ったり。
でも、今までそこまで帰らないってことはなかった。だから、この子なりに追いつめられているのではないかと、やっぱりむげには帰らせられない。


で、また気を取り直して結局また夕方まで居てやっと帰らせた。




一昨日は日曜日で、家族がいたからか来なかったが、昨日はやはり昼前に突然来た。
さすがにこいけが今日はダメよときっぱり帰らせていた。




こいけと話して、家にはもう上がらせないことにした。
そして今日、庭で一人で畑仕事をやっていると、やっぱりまた。



「毎日電話もしないで来ちゃだめよ。用事があるから」と帰宅を促し、僕は家の中へ。

しかし、玄関のあたりでずっとたたずんでいる。
そのうちピンポン。
家の中から「帰りなさい」。「はい」と言いつつ帰らない。
う~ん困ったなぁ。



で、また外に出て、「きつい言い方するようだけれど、相手の都合も考えて欲しいな。毎日いきなり来て、ずっといられたら僕らも困るんだ。」と諭してやっと帰ってくれた。


後味が悪い。




僕は以前からこの子が苦手なのだ。
自分を写す鏡のようだ。



自分は、「不登校やひきこもり~」という看板を掲げながら、こういう子を疎ましく思って、そして嘘を言ってでも早く帰らせようとしてしまう、そういう器の人間なのだという現実に向き合わされる鏡。





いろんなことを思ってしまい辛くなる。

コメント