今日食べてしまいたい。苦笑
きんとん、お煮しめ完成。こいけとの駆け引きに負けて、明日元旦はギャング孫娘が来襲してくる予定。
正直言うと、できれば元旦は静かに飲んだくれたいが、しゃーない。正しい(かどうかわからないが)日本のお正月の種を、まだ幼い彼女に蒔くいい機会かも。30年くらいしたら芽が出るかもわからん。
こいけはそば打ち。
先日の暴風雨のあと、用水路のためマスを詰まらせた流木にくっついていた変なもの。
木のこぶかなと思って、面白いから自宅まで持って帰ってきて乾燥させてるんだけど、調べてみたらこれが”猿のこしかけ”だそうだ。こしかけるなよ。昨日干し柿狙って来たけれど。苦笑
今年も僕の年代で何人かの訃報を聞いた。あんなに元気な人があんなにやせて亡くなる。55歳といえば、昔ならそろそろ寿命の年齢だ。
あと20年後も、同じようにやっているかも知れないし、今年で最後なのかも知れない。人生とは短くはかないものだとつくづく感じている。今、この瞬間はすぐに過去になるのだが、それがどんなに貴重な一瞬の積み重ねなのか、なかなか人はその時が近くなるまでわからないものらしい。僕もその一人だ。
せめて今この一瞬、こうやって今年も昨年と同じような年末を迎えられたことに感謝。
足も相変わらず治らず、それでもひょこひょこやってはいたが、もう新年の準備とおせち作りに専念することにした。
もうここ10数年は、おせちは僕がほとんど担当。
それも、昔母ちゃんがしっかりおせちを作っていた記憶が原動力であることは間違いない。引きこもり始めた頃、「働かざる者食うべからず」と言ったのも皮肉なことに百姓になった大きな一因でもあるから多少複雑なのだが、おせちや梅干しなど手作りの品を出してくれたことに、感謝している。
最近の朝餉、夕餉。
昨年までの豆を消費中。追いつかない。大根や白菜も毎日。苦笑
これは今年の新豆。今日は黒豆を完成。この正月用には8カップ(約1.2kg)の豆を煮た。
つい先日脱穀して乾燥し終わったばかりの新豆。一時間で煮えた。辰巳芳子さんの煮方で都合3日かけて煮る。
お重の一段すべてに盛りたい。
ほかに肉団子や煮豚、伊達巻、白菜漬け(約8kg)も仕込む。
まぁ肉や卵は自分で作っているものではないが。
今年は栗の甘煮も作ったし、さつまいももたくさんあるので、明日は栗きんとん。
しめ飾りなども飾らねば。
大晦日はお煮しめ。タケノコも開けよう。
昨夜に続いてひのきのローソク。
切って数年になるが、香りが敷地いっぱいに広がる、
縁台を出してきて、こいけとシイタケなど焼きながら一杯。
金はないが贅沢なクリスマスの暖。
手前小麦でピザなど。
足首が痛いので、今日はだらだらしていたら、首、肩までバリバリになってきた。肘、腰も。
なんか急に身体がガタガタになってきた。これも疲れ?山仕事は来年かなぁ。
もう年末年始の準備やおせち作りくらいで終わってしまいそうだ。
作業やる気急降下中。苦笑
ひのきのローソク。
オリンピックなんてやめればいいのにと思っているが、(これから地震が来るかもなのに)国立競技場の新案が決まったそうだ。
木材をふんだんに使うとかで、早速三陸や秋田の、いわゆる林業のプロの自治体が早速名乗りを上げているそうだ。
この集落にも植林した杉ヒノキは腐るほどあり、特に集落の共有林は16haもあり、間伐の手入れもされずに荒れ果てているそうだ。僕も昨年理事になったのだがよく場所は知らない。
秋田や三陸に勝てるわけないと思うけれど、ダメもとで名乗りを上げてみたら?と昨日飲み会で言ってみたら、皆さん聴いてはくれるが、酒の上の話で終わるのはわかっている。そういうこと考えている人なんか、あんまりいない。
補助金目当てで、数年後には国道沿いに直売所を兼ねた道の駅みたいなのが建設予定されている。計画自体は僕が越してくる前からあり、途中予算不足で計画縮小や延期が重なり、それでも3年後くらいには開業予定らしい。
イノシシ、鹿、猿、最近はきょんなども増えて来て、直売所に出せるほどの作物を作っている農家はほとんどない。24時間のトイレができて週末などはバイク族のたまり場になってやかましくなるだけだと皆思っているが、役所出身者も数多く、計画はストップしない。
捕獲したイノシシ、鹿などを解体して加工肉にするための施設も数年前、この集落に数千万の税金を投入してすでに稼働している。
全ては山が荒れたのが原因だ。日本人が日本の木を使わなくなったからだ。
売れないから間伐などの手間もかけられず、山が荒れて暗くなる。下草も育たず、広葉樹を切り倒して杉ヒノキを植林しているから、実のなる木も少なく、人間と動物との境界である里山がなくなり、動物たちが人里にまで食べ物を探して降りてくる。
だから、農産物の直売所やレストランだけでなく、木材体験コーナーみたいなのを入れて、間伐してみたいというボランティアを募ったり、一定の値段で間伐材を引き取る仕組みができればいいと思うのだ。
観光客に丸太の皮むき体験、丸太割り体験、炭焼き体験などでやってもらって、できた丸太や薪、炭は更に売ればいい。
用水路には省水力発電(ばね仕掛け)の装置を付けたり。ダムから揚げる電気代の節約や防災用に。
そういうことに補助金を出してくれれば、里山も再生、動物との住みわけもでき、農業も腰を入れてやることができ、一石何鳥にもなると思って、ここ数年用水の総会や、道の駅の説明会などでも何度か発言しているのだが、皆さん苦笑するばかりでなしのつぶてだ。
最近も近くの集落で、おじいさんが倒した木の下敷きになって亡くなったそうだ。切り慣れた方だったらしいが。
細い木ならいけれど、一人で太い木なんか、ど素人の僕なんかは怖くて切れない。だからこそ数人いれば違ってくる。50年植林から経って間伐してないと、どれもかなりの太さになっていて、混んでるから下を切っても倒れていかないのよ。結局切らない方が楽ってことになってしまう。
斜面が多いしね。だからこそやればいいのにと思う。
上のきこりのローソクだって(間伐したヒノキよん)、丸太に切れ込み入れただけ。
こういうのもネットで調べると、ちゃんと売るところは2000円くらいで売っているみたいだ。
火の粉があまり飛ばないから、そういうことのできる広いキャンプ場なんかでちょっと面白いよね。と思うんだけどね。なんか勿体ない。羽田までアクアラインで1時間かからないというだけが、この地の唯一の強みなんだけど。
ミツバツツジを植えたり。
相変わらずびっこは引いている。大したことないんだけど、なかなか治らないなぁ。ついでに頭痛も最近夕方から夜にかけて続いてる。多分目の疲れだと思うんだけど。今日は一時間ほど草刈りしたり、イブに備えて丸太をチェンソーで刻んだり。
苗床を作ったり。
小麦の土寄せ。少しぬかもまいておく。
あちこち火を燃やしたり、きりなく仕事はあるものだ。
明日は集落の役員会議→忘年会。気が重い。
もみじは大して紅葉しないまま散ってしまった。だが冬至とは思えない温度だ。
もう明日からは春に向かって日が伸びていくなんて。
ご近所できぬさやの花が咲いてしまっているのを見かけた。枯死してしまうだろう。ありえないこと。
先日の棚田の会の帰宅後から、若干右の足首が少し痛む。しけった田んぼの上での脱穀機、慣れない人に教えながらだったし、足場がゆるく、そのせいだろう。
歩けないほどではないので、軽くびっこを引きながら作業している。
来年の苗床作り。昨日今日と少しづつ。日が短くなって耕運してかき回した草がなかなか枯れない。
↓これは昨日。ふりまいたわらをどけて、稲の切株をのこ鎌で一つ一つ抜いたところ。抜かないとまだ強く根が張っているので、耕運機が跳ねちゃう、多分。
苗床だけは草がなるべくはえないように、少し耕す。
小麦の畝間をやっと中耕。霜が降りる前に少し土寄せした方がいいかな。
夕方はもう足首が痛いので上がろうかと思ったけど、明日のミツバツツジの苗木の植樹のために3カ所ほどスコップで穴を掘っておく。
ミツバツツジはこの市の木。なるべく国道などから見える土地に植樹することという条件で、希望者には無料で苗木をもらえる。(集落で取りまとめて)
と言ってもうちもそうだが、国道から見えないところにも皆さん植えているが。苦笑
2年ほど前にも10本ほど休耕田などに植えたのだが、2本ほどは枯死してしまった。
ので、その補てんと、何カ所か新しい場所にも植えるつもり。結構強い木で、こんな時期に植えても結構根付くようだ。
多少冬らしく、なんとなく寂しくさぶい感じの夕暮れ。干し柿食い始め。
昨年の黒豆がまだ残っている。
今年はすでにだいぶ(3kgほど)ご近所の方などに差し上げているが、黒豆だけで10kg近く採れた。自分は正月まで新豆は食べないつもりだ。
大豆は一昨年、昨年のもまだ残っている。
昨年の豆の消費強化月間。朝餉。
人手が足りないらしいので、午前中は自然農の会の田んぼへお手伝い。11月始めに収穫した5種類の稲の脱穀、唐箕選。
品種が多いから、いちいち脱穀機や唐箕も掃除しなくてはいけないから手間だ。
正直がっかりして帰宅した。全然採れてない。全部で数kg。
8年前、ここで一年近く修行して、気概を持って自然農で就農した。自然農でやってない耕運しているところもあるが、田んぼは不耕起、無農薬、無肥料の自然農である。イノシシを別にすれば着実に収量もあがっている。
学びの会だから。決まった集合日があり、簡単にそのスケジュールを曲げることはできないし、目の前に自分の責任100%の田んぼがあって毎日世話のできる自分とは制約が異なるのもわかるが・・・ひどすぎる。
採れないから、若い人が定着しない、人手と手間がないから、採れない、高齢化の悪循環に陥っている。食べられない地味な米作りは楽しくないよね。今日集まった4名の男子の中で僕が一番若かった。
自然農とほったらかし農法とは違うのだ。
ひょっとして、自然農での稲作をやっているのは、市内ではもう僕一人じゃないんだろうか。
でも皆さん若いころは会社勤めなど一生懸命されて、お金を稼いで、米作りなんてやりたくてもやれなかったんだろう。それが普通だよね。きっと僕は変人で暇人でお金が稼げないから、これしかやれないから、やってるんだ。きっと。
人様を批判する資格なんかないな。
なんだかすごくむなしい気持ちだ。
トナカイが鹿にしか見えん。
ということで帰宅して違いを調べてみると・・・トナカイも鹿の仲間。
ただトナカイだけはメスにも角が生えるらしいよ。
こいけにも時々ね。うふふん。
一昨日で全ての豆の脱穀、唐箕選が終了。
お掃除して雨の前に倉庫へ運んで、来年までお休みしてもらう。