カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

どうなるかな

2008-06-25 14:43:53 | 荒れた農地付き物件を買う?

先日ホタルの里で出会ったYさん。




その後連絡が来ないが、僕ら実は(いとこのKさんが所有するという)亀○の物件、とっくにつきとめちゃって、中も少しのぞいて、近所の人にも話を聞いたりしてしまった。



昨日も、一人でデジカメを持って敷地内をのぞかせていただいた。はっきり言って不法侵入だが。(苦笑)



なんせ広いので、全体像を少しでもつかもうと写真を撮りながら建物周りだけ一周してみた。



建物からちょっと斜めに上がったところに、こんな池が。
(前回も会ったご近所のおじさんに聞くと、以前は水田用の堰=せきとして利用されていたらしい)

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その向こう側に広がる田畑(今は草ぼうぼう)も全部Kさんの所有らしい。向こうのおうちまで。山も。

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他にも飛び地で休耕田が600坪以上。亀○で一番の大地主さんだったらしい。
ざっと(山も入れたら)数千坪は全部でありそう、とても全部はやりきれない。
借りるにしても一部だけにしてもらうかな。




その足でYさんの商店へ。Yさんは不在で息子さんがいらした。
僕らのことを気にかけて、先方(Kさん)と連絡したりして下さったとか。




夜Yさんから電話。
(いとこの)Kさんには、僕の名刺もFAXし、電話もされたようだ。
Kさんは戸惑いつつも、近くの不動産屋さんに相談したりもしておられるらしい。



バス・トイレなどはリフォームしたそうだが、建物自体は古そうなので、できれば一度中を見せていただけないかと(YさんからKさんに)お願いしてもらうことにした。



さて、月夜のホタルの里での出会い、今後動いていきますかどうか。





今日は、ネ○のお友達(先輩だけど)が久しぶりに遊びにいらして下さっていて、今こいけとお話中。この方とお話ししてると時のたつのを忘れる。色々共感しあえることがとても多い。



今が最盛期の(真竹の)タケノコなど採ってきた。

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思いもかけない出来事

2008-06-23 10:13:34 | つれづれなる想い

ホテルは部屋もよく、夕食後はのんびり自給自足のテレビを見たりしていた。



11時半近くなり、二人で大浴場へ。



入り口のところで、救急車はまだか、と走る従業員と遭遇。



こいけが、ずんずん男湯へ入っていき、僕もびびりながら続いた。

脱衣所で寝かされている高齢の男性。



湯舟で沈んでいるところを他の客達に引き上げられたようで、顔は土気色、すでにAEDは付けてあったが、誰もついてなくて、「蘇生を続けて下さい」と、繰り返しテープが流れていた。



こいけが電気ショックのスイッチを押すも、すでに作動済みなのか、なぜか作動せず。(だったそうだ)


こいけは救急救命講習の修了者。

二人で交互に心圧迫をしていたが変化なし、僕は見よう見まねだ。



救急隊到着。



一緒にストレッチャーのあるロビーまで担架で運んで、僕らはそこで終了。



部屋に帰っても、ドキドキして、2時過ぎまでこいけとあーだこーだと反省会。



今度二人でAEDや心肺蘇生の講習を受けてみようと話し合った。



こいけは災害救急ボランティアの認定も受けてるのだが、あのような場面は初めてで、かなりうろたえたそうだ。



その方は、残念ながらその後お亡くなりになったそうだ。



最近、動くと、知らないで済んだはずの様々な人の死に出会うことが多いような気がする。



これも必要な学びなのだろうか。


夕方は授業なので、一休みして帰ります。

もう一度あのお風呂に入って来られるかは目下思案中。



でも・・・夕食時に楽しく飲んで盛り上がっていた彼らのグループを、僕はたまたま見ていた。



ある意味幸せな亡くなり方だったのではないか、ともこいけと話し合っている。

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雨の野島崎

2008-06-22 16:07:34 | インポート
雨の野島崎
ひとっ風呂浴びてきた。

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というわけで

2008-06-22 07:30:37 | つれづれなる想い

今日は南○ホテルへ遊びに行ってきます。
そんなに遠いところではないけれど。


時々図書館で寅さんシリーズの古いやつを借りてきて見るのだが、
昔ほど笑えない。子供の頃は変なおじさん、とそのくらいにしか思わないで、ただ可笑しいだけだったが。



寅さんは痛い。

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あんずジャム(多分)

2008-06-20 16:07:43 | つれづれなる想い

あぁ今日はうつ気味だ~
どこか遠いところへ行ってしまいたい。



昨日発達障害の子達のテレビを視た。


なんだか今の僕にそっくり。暴れないまでも感情のコントロールが下手だなぁと思う場面は多々あるし。


でも高校までは、コミュニケーションの問題とかそういうの全くなかったんだよねぇ。

自分でミニサッカーの同好会を作っていたくらいで、友人も多かったし。
でも両親がああだから、僕にもそういう要素はたくさんあるのかも。



長い間のひきこもりの生き様と環境が今の自分を作ってきてるんだろうな。
せめてこの地で、その経験が誰かの役に立てればと思ったのだけれど、残念ながらあまり必要とされてはいないようだ。



一刻も早く、この交差点の真ん中で授業をしているふりを続けているような、この場所から逃げ出したい気分。





越して来たときからあったのだけど、せん定したりして、やっと今年初めて実をつけた庭のあんず(多分)の木。



ほんの少ししかならなかったけれど、いよいよ落ち始めたので昨日収穫してみた。
見栄えは悪いけれど、もったいないのでジャムにしてみた。(ネットで作り方を検索)

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熱湯にくぐらせて皮をむき、種を取って砂糖を入れて15分ほど煮てみた。

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ホントはグラニュー糖がいいそうだけど、僕は三温糖で。
売っているのはどんな色しているのかな。
僕はパンは、ジャムとか甘いのはつけないのでよくわからないけど。



かなり酸味がある。



今日はこれを作っただけ。
完成品(→多分)

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らっきょうの季節

2008-06-18 10:31:02 | インポート
らっきょうの季節
今年も皮むきは僕。。手がくさい。 ついでにからだもくさい。僕がうさんくさい。

ということで今日はカレー。いつも10皿分。

今日は定番野菜に鶏挽きとミックスビーンズのシンプルな具。 あ、シンプルじゃなくて、スィンプォね。


10皿分作っても、大体翌日にはなくなってしまう。


ま、味見で一皿分くらいなめちゃうんだけど。

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日高邸跡と月夜のホタル

2008-06-17 17:32:12 | つれづれなる想い

昨日は、3月に訪れた梅ヶ瀬渓谷(養老渓谷の一つ)へ。
前回、突然雨に降られて断念した日高邸跡へ行くのが目的。


飛び石を伝いながら渓谷を歩くこと約一時間。


ここは120年ほど前、日高誠実という漢学者が50にして官を辞して後、この地に理想郷を築こうと家を建て、私塾(梅ヶ瀬書堂)を開いた場所。



梅を多数植林して梅ヶ瀬渓谷と名づけ、他にも牧畜、林業、養魚などの産業を興そうと計画し居宅の裏に塾を造り、近隣の子弟の教育に打ち込んだそうだ。近隣の市から当時延べ千人を超える生徒達がここへ通ってきたとか。



上は大福山(約1.5Km)。渓谷伝いでも駅までは二時間はかかる。こんな辺境と言える場所にどうして・・・?そして30年もこの場にとどまり、しかも生徒が通ってきたとは・・・。



人間の一心の想いとはすごいものだなとそんなことを考えながらも、にぎりめしを3個も食って樹齢100年を越える大楓の下のベンチでつい横になってしまった失礼な僕。。

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残念ながら梅はあまり根付かなかったようだけど(梅ヶ瀬渓谷という名前だけが残った)、現在は関東屈指の紅葉の名所となっているそうだ。


帰りに久留里のSさん(神主さん)のお宅へ。
初めて奥様ともゆっくりお話できた。
この方、元小学校の先生。



今回の田舎物件探しでも随分お世話になったんだけど、「最後の二年間は生徒の出席率100%達成したのよ」「アス○ルガーの子どもがいたときは大変だった」とか超絶ガンバリズムなことを言い出すので、ちょっとピクっときて「僕は大人のひきこもりだったんです」と、やわらかにかみついてあげました。(笑)
そんな和やかな二時間ほどを過ごした。



夜は(もうへとへとでどうしようかと一瞬迷ったけれど)3日にあけず行っている近くのホタルの里へ。そろそろ最盛期の最終というところか。
特に昨晩は月夜で、渓谷に群舞するゲンジボタルとその上には北斗七星とポラリス、幻想的な光景にうっとり。



そこで、思いもかけない出会いがあった。




ご婦人4人のグループがたまたまいらしたのだけれど、聞くと久留里出身の同級生グループだとか。なんとさっきまでお話ししてたSさんの奥様とも同級生とか。




そのうちのお一人Yさん(この人がなんだかとってもあたたかい人)と一緒にポラリスを探したり、北斗七星やホタルの話などをしているうちに、塾をやっていることや、近辺で広い農地付きの家を探していることなどまで話が及んでしまった。



するとYさんが「亀○なんかはいかがですか?」とおっしゃる。
亀○とは一つ隣の駅で、亀○湖のあるところ。駅から1分のところにYさんのいとこが所有する空き家があるんだそうだ。




そのいとこの方は(仕事の関係で)市原にすでに越し、時々手入れには来ているらしいのだが、その頻度も減りなかなか手が回らなく困っているようだ。
数百坪の田畑が休耕中とか。



僕ら「一度見せて頂きたいです。」
Yさん「そうよね。一度まず見なくては始まらないわね。」




すかさずこいけ、「この人草刈り大好きです。」
Yさん「あら~そういう人がいいわ~」


賃貸でも構わないので、というお話をして



取り敢えず連絡先を交換し、いとこの方に聞いてくれることになった。
はっきりと相手の顔も見えなかった月夜の会話。

さてこのお話いったいどうなるかな。

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ゴーヤの芽が出た

2008-06-15 11:47:47 | インポート
ゴーヤの芽が出た
一昨年種を採ったもの。 キヌサヤが終わった畑へ移植。

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アジサイ(隅田の花火)を植えた

2008-06-15 11:02:27 | インポート
アジサイ(隅田の花火)を植えた
Kじいさんの農機具倉庫の前。

ここは元の大家さんの元畑。僕がいつも草刈りしてるところ。

もうそろそろ火葬が終わる頃かな。

僕らが越してしまったら、篠竹に負けてしまうかも知れないけれど、僕らとKじいさんの思い出として。

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Kじいさんとお別れしてきた

2008-06-14 18:36:05 | つれづれなる想い

お隣のKじいさん。
昨夏より療養中だったのだけれど、昨日お亡くなりになったとご近所の方から教えて頂いた。Mちゃんのおじいさん。


冠婚葬祭は参加してこなかった僕らだけれど、Kじいさんとはさまざまなおつき合いがあった。


お米作りの苦労話や野菜作りのノウハウ、集落の歴史やしきたりなどさまざま。



「あとで畑に取りに来なよ」と誘って頂いて、一人で米作りの合間に作っていたさまざまな野菜も随分取らせていただいた。


このあたりで(猿よけの)電気柵まで作って、野菜作りまで本格的にやっていた人はこのおじいさんだけ。
玄米も買わせて頂いていた。


昨年夏の終わり頃、一人でしんどそうなKじいさんを見かねて、こいけが大豆の種まきを手伝ってあげていたが、それが元気な姿を見た最後だった。
その大豆は、残った家族の誰にも手入れも収穫もされることなく、土へと帰っていった。


今晩の(斎場での)お通夜を前に、自宅へ戻られているということで、午前中こいけとお線香をあげに寄らせていただいた。



正直に言うと、このおうちとはMちゃんだけでなく色々あって(弟が改造車好きでうるさいとか)、あまりおつき合いしたくない人たちなんだけれど、Kじいさんは別。


すっかり小さくなってしまったお顔を拝ませて頂いて、「教えていただいた青唐辛子味噌は、しっかり受け継ぎますから」と手を合わせてきた。



長い間お疲れさまでした。ありがとうございました。

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