一昨日じゃがいもを収穫したあと、午前中は各種インゲン豆を蒔いた。
金時、白インゲン、虎豆、あとは名前がわからないがシマシマした多分インゲンなど。先日遊びにいらした自然農の会の仲間Mさんからいただいた種。
途中で来客(宗教関係)に時間を取られたりで、この炎天下で立ち話、結局蒔き終わるのに昼までかかってしまった。暑さでへとへと。
お昼のあと横になって、だいぶ遅くなったが一年ぶりの親の会へ顔を出してみた。
残念ながらN田さんのお話は終わっていて、またたくさんの人でびっくり。
色々思うところや感じることがあったが、まとまらない。
久々にPCにも触った。明日は強風で倒れた稲を直さなくてはならない。
他人と比べると、僕みたいに自己評価の低い人間はちょっと落ち込むかな。もっときつい時期はあったけど、楽になんてなってない。
電車や飛行機だってきっと乗れない。自家用ジェットだったら乗れるけど。
僕なりの感じたことを一つだけ。
自然農は耕さないことによって、地表の微生物小動物の働きを生かし、また野生化させることによって強く育ち、草も完全な敵とはしないことで作物に虫が集中せず、天敵もいるのでバランスが取れ、肥料も農薬も使わずに作物がそこそこ育つ。
この草とどのように対するかが非常に繊細なところで、僕などはまだ刈りすぎだと思う。
草を敵としないと言ったが、もし種を蒔いて、あるいは苗を植え付けてそのまままったく何もせず放っておいたらどうなるか・・・・?
おそらく早々に草に負けて育たない。
すでに地面(自然界)にはヒエ子やセリのように、稲と同等に強くてアクの強い雑草がしっかりとはびこっている。
だから幼い苗のうちは、ヒエ子などに負けそうなところは手で刈って守ってやる必要がある。
いったん根が張れば、あとは水さえあげとけば勝手に育ってゆく。
子供が産まれて大きくなって社会に出てゆくためには、同じようにアクの強い敵がたくさんいる。
しかし最初にまず出会い、そばにいるのは両親である。
守るのではなく、張ろうとしている根っこをぐらぐらさせたり、アクの強いヒエ子になっている親が多いのではなかろうか・・・と感じた。