朝から草刈り行軍。10年目になるが今回が最後。皆さんに正式に転居のご挨拶をした。
名残惜しんで下さる方、何の反応も示さない方さまざま。
こいけは先発して現地へ、僕は行軍後昼直前に到着。
大工のSさん、最終日。今日は養生の板を外しドア類の取り付け、そうじなどをやって下さった。
記念にパチリ。口べたな人だが、僕らが頼んだ以上の事をやって下さった。宮澤さんのお導きだろう。手を振り合って別れた。
昨年12月のこの土間とお勝手が、わずか一ヶ月でこのように変わった。
before
感慨に浸る暇もなく、明日からは寅次郎での荷物の引っ越しと、田んぼの整備→畦塗り→田植え同時進行の怒濤の一ヶ月が始まる。
それ以前に田んぼに水がたまらない。とくにうるち米田んぼ。永年荒れていたため、また耕さず代かきしていないから水が漏れているのだろう。溝を総点検しなければ。って見たってわかるかどうか。このままでは稲が育たないかも。
まだまだ追われる日々が続く。
でもちょっと一段落の節目。よくここまで来たよ。
朝実家へ。
親父、腰が痛くてもう10日も家を出ていないらしい。銀行、買い物など付き合う。この間買ったばかりなのに、ストックにウィスキーのボトル二本追加。
せっかく八千代に来たのだから、お友達にちょっと電話してみようかな、などと思ったができるはずもなく・・・・
昼トンボ帰りして現地へ。
こいけはすでに草刈り中。
いよいよシステムキッチンが入った。
以前こいけとショールームを回って気に入ったもの。引き出し式。
クロス張りに備えて、梁をこいけと再度拭く。
重たいからだを引きずって夕方やっと土ならしを一時間ほど。一本のみ。土が重たくてなかなか進まない。レーキの姿勢って中途半端にかがむから疲れるわ。あと一本。イネの除草少し。
夕方御近所のおじいさんに「これでもう(耕さないで)水を入れるの?」と聞かれる。
「はい、そのつもりです。でもこの溝に水がたまりますかどうですか・・・」
「これじゃあ一日で抜けちゃうっぺ。代かきしたって時期抜けちゃうんだからよ」(はひ)
おじいさん呆れながらも「いよいよ田植えだな」とニヤリ。この若僧、お手並み拝見ってか。
「ご心配おかけします」と一応。
明日はガス工事。僕は最後の追い込みに頑張らねば。いや最後というかまだ始まったばかり。。。。
朝行くとSさん達がもう来ていた。日曜日は休みなはずなのだが追い込みに入ったようだ。
リフォームも25日目。Sさんが入るのもあと数日。
キッチンの耐熱パネルや洗面台の耐水パネルなどが張られた。
時折ざ~っと雨が降ったりやんだりで、農作業もあきらめかけたが、午後ようやく上がったので、うるち米田んぼの土ならし。こちらももう時間がない。山の整備も畑の畝立て、植え付けも全く進んでいない。
この広さ、とっても管理しきれないよなぁとくじけそうにもなる。
あ、でも最初に植え付けて芽が出ないのであきらめかけていた里芋、ようやく芽が出てきた。うれしい。。
夕方突然棚田の会のUさんが空豆を持って遊びに寄られて、作業もそこでストップ。明日に持ち越し。
水の入れ方、畦塗りの仕方などを教わったからいいけど。
インフルエンザ?ってどこの話って感じで、毎日猿といのししとトンビにおびえる毎日。(苦笑)
午前中は(今住んでいる)家の回りの草刈り。もうすぐ集落の草刈り行軍。家の周囲、前の休耕田、竹林、荒れ始めた我が庭、畑跡など3時間かけて。
ここでの草刈りもこれが最後だろう。
午後一休みして、3時頃現地へ到着。古代米の田んぼの土をレーキでならす。Midy号で砕いたとは言え、まだごろごろしたかたまりがたくさん。夕方はそれだけ。
畑の前の、ため池をはさんだ反対側の林に猿が群で来ていたので、お互いに意識しつつ空豆を採ってしまう。(笑)
かえって畑の場所を教えてしまったのかも?
リフォーム23日目。
ペンキ屋さん予期せぬ登場。
何を塗ったのかとお尋ねすると、白い材木(窓枠や玄関回りなど)を(大工Sさんが用意して下さった)上がりかまちの材木と同じような色に塗って下さったのだとか。3色のオイルステンを混ぜ合わせて色を調合し、4回ほど塗り重ねたそうな。
Sさん始め、今回知り合った職人さん達は、皆実に真面目で律儀で、お金のぎりぎりの僕らのために色々手弁当でやって下さっている。一緒にお茶を飲みながら話をするのも楽しい。
手抜きのリフォームなどの事件が世の中多いが、こういう昔気質の職人さん達もまだ世の中にたくさんいらっしゃるのね。
それも今回の大きな収穫。この方たち、嫌なお客さんだといくらお金を積まれても断るような方たちばかりだそうで、僕ら変な夫婦と意外に気に入られているみたいです。
リフォーム20日目。LPガス業者の下見。クロス屋さん来宅。こいけに色見本が渡された。
このうちにはAさんの残された、まだ使える新しい石油給湯器が備えてあったのだけど、灯油を点検したり補充したりするのがめんどうなので、この際思い切って廃棄、新しいガス給湯器でシステムキッチンとお風呂をまかなうことにした。
お風呂はきれいな浴槽だったので、そのまま使用させていただくことにし、設備屋さんのご好意もあって、浴槽に穴をあけていただき、追い炊き循環もできるようにしてもらう予定。
あ~あこがれのスイッチポン。さようなら灯油ボイラー。
その道40年のベテラン大工Sさんに、「こんな広い玄関作ったことねぇ。貧乏人とは思えねぇよ(笑)」と言わしめた(苦笑)、見栄の玄関と廊下(元土間)。
幅は9尺(270cm)。
解体の際、山のように庭に積まれた廃材をやっとほぼ燃やし終えた。まだまだ他の場所にもたくさんあるんだけど。
うるち米田んぼの溝掘り続き。
ここは5mおきに縦に4本溝を掘るのだが、3本目と4本目の途中まで。ごろごろした固い土のかたまりがかなり出るので、今日はあらかじめMidy号で溝の部分を数回砕いてからスコップを入れてみた。
こいけはひたすら草刈り。水が合っていたのかどんどん上達して行っている。今日は試しに水路脇の山の斜面を刈り上げてもらったら(ここはかなり僕でもてこずるところ)なかなかの出来映え。感心感心。助かるわ。
うるち米のトヨサト(小香棚田で毎年自家採取している種籾)。心配した鳥の害もなく順調に成育中。今後は除草をこまめに。
昨日はリフォーム18日目。
フローリング材が張られ始めた。
電気工事続き。
この家は北側に山を背負っている(擁壁工事済み)、これが東京タワー側だそうで、テレビの受信が難しいらしい。
その擁壁の上から古いアンテナ線が降りてきている。電気屋さんが、上に登ってアンテナのポールを確認してきて欲しいと言う。
(あとから聞くとこの方も高所は苦手らしい)仕方ないので、傾斜のきつい擁壁をよじ登り、上の山林(もうほとんど崖のやぶ状態)に入る。
線は更に上へと続いている。迂回しながらよじのぼってやっとはるか上にアンテナのポールを発見。
決死のスクープ映像がこれ。(笑)
帰りはなんとか稜線を探して降りたが、さて地デジのアンテナを取り付けるのに、機材をどうやって運び上げるか、稜線を伝っても結構きついところがあったし。電気屋さんから上がる道を付けて欲しいとお願いされてしまった。
チっまた山仕事かよ。このクソ忙しいのに。
ホームセンターで山林用ののこぎりを買ってきた。
昨晩はこいけとちょっともめ(苦笑)、夜になって新宅へ向かってそのまま初お泊まり。電気工事中で工事用の電球しか付かないし、タオルケットと枕だけ取り敢えず寅次郎に積んで持参したのだが、予想外に寒く、余った断熱材を探してきて何枚も引いたりかけたりしてなんとか寝た。牛ガエルの鳴き声がうるさい。
昨日今日と二日間で、古代米の方の田んぼの溝掘りが一応完成。
5m置きに3本の溝を掘り、上げたごろごろした土のかたまりを今日Midy号でならした。(雨の後は土がやわらかくなっているので)
さて明日からはうるち米の方の溝掘り(縦方向。広さは古代米の倍)を開始しなければならないが、どれだけ時間が取れるかな?
疲れがたまって来ている感じ。午後ちょっと横になりたいが、大工さん達が仕事している横で畳に大の字になるわけにもいかんしなぁ。
リフォーム17日目。
電気工事。
95年前の配線(2本線)を全て取り外し、3相の配線に取り替える工事。
こいけと作成した各部屋のコンセント、スイッチ類、チャイム、電話線の配管、風呂リモコン、引っかけシーリングなどの取り付け場所を確認しながら事前に回った。
梁を見せるためだけの(見栄の)9畳の廊下には天井に2個の配線を。梁の影が玄関にあまり来ないように位置を決める。
床板も運び込まれた。床材は、名前と色が気に入ってライトチェリーというフローリング材。
玄関外のライトが取り付けられるように、古い雨戸の戸袋を外し、合板を張ってもらった。ここはいずれ僕らで白く塗るつもり。
うるち米の田んぼの伸びてきたセイタカアワダチソウの草刈り。水を入れるまで、再び生えてこないように土を削る感じで刈る。
畦横の斜面も合わせて刈った。
高さが3mもあるので、3段階に分けて。上から、下の地面から、そして登って中央部分と。終わりきらなかったが。
明日は再び溝掘りをしなくては。間に合うのか?(苦笑)
リフォーム15日目。
窓枠や壁の下地が張られ、
廊下の梁の上にも天井の下地と断熱材が入った。
農機具小屋に鍵を付けたり、夏大根の間引きをしたり、合間にイネの除草、そして溝掘り。
なんとか2枚の田んぼの周回はぐるりと掘りあげることができた。
あとは縦に何本か掘らないといけない。
隣の田んぼのおじいさんが夕方水を見に通ったので、用水の取り入れ方をお聞きした。
うるち米の田んぼは、すでに専用の蛇口みたいなのがついていて、いつでも使い放題のようなのだが、上のもち米用の田んぼの水がどこから来るのかいまいちわからなかった。
どうやら500mくらい先にダムからポンプで上げる方法と、山のしぼり水を回す方法、(どちらもU字溝を流れてくる)を教えていただいた。
行ったり来たり皆さんされているのは、その栓を閉めたり開けたりしに来られているのだなぁ。
敷地のタケノコがすでに10m近くにも伸びているのを指摘され、柔らかい今のうちに切っておいた方がいいよとプレッシャーをかけられてしまった。
僕も毎日竹を切らねばと出かけているのだが、結局いつもその暇がないままここまできてしまった。
仕方ない、明日はタケノコ山の仕事を最優先でしようか。
放っておくとぶっとい孟宗竹になってしまうからね、そうなったら切るのも大変。