カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

翻弄

2018-07-26 22:21:31 | 自然農お米作り

5年ぶりくらいの渇水。

 

 






ため池も底が見えてきた。



本田用の水中ポンプを延長、少し深い所へ移動。これも数日延命するだけ。今は毎日入れている。

 

 
















山の絞り水だけでやってきた棚田の黒米朝紫は出穂開始。一番水が必要な時期に、ひび割れてきた。

 







エンジンポンプで、ため池から水を揚げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

温暖化とか言いながら、自分の田んぼの水のために化石燃料を使う自分。矛盾しているなぁ。

 






 

やっと雨マークがついたと思ったら、危険半円の台風やて。







今日は竹林などあちこち火燃し。
明日は水路の掃除と水止めをしなければ。しかし、雨が降らなければ今後は、更に水に時間と労力を割かれることになる。

 

 








日曜日は朝6時から草刈り部隊の仕事なんだけど、どうなるんやろ。落ち着かない日々が続く。







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8時間の昼休み

2018-07-20 22:30:31 | いろいろ作業ぉ

いっそうの渇水でこの辺りは水にあえいでいる。


加えて土はかっちかち。


みず~、あめ~と心で叫ぶ毎日。

 

朝長靴をはくと、何やら異物があたる。

 

 

あら、石かしらと思って調べると

ひからびた虫だった、そんな毎日です。

 

 

もう昼間は暑くてやばいので、朝6時くらいから一燃料ほど草刈り、(二回目が始まった)、その後は夕方3時半過ぎまでトマトソース作りなどして過ごす。




手前小麦がなかなか減らないので、10年ぶりくらいにこんなものを買ってしまった。

 





そば粉も打てるというので。




オーブンだと予熱とかいろいろ手がかかるので、フライパンでとすると、せいぜい100gくらいしか使えない。一昨年の小麦までまだ余っている。

 

 

 

早速全粒粉コースで焼いてみた。ふくらみが一部不十分で、今後水の量とか微調整が必要だけど、実にうまい。買ってよかった。トマトと玉ねぎでサンドイッチにした。

 





温暖化が着実に進んでいる、という仮定を裏切らない日々となってきた。



数十年に一度とか、命の危険にかかわる暑さ、などという文言もこれから毎日毎年聞くことだろう。


 

 

先日の豪雨の報道で、泥や水に浸かって使えなくなったガレキが道路を塞いでいるという。




これほど、人が安楽な生活をするためにはこのような道具にまみれて生きるのだなと思ってしまった。



他の地球上の生物の一生でこれほどごみの出る生があろうか?




あと数十年で、夏は50℃になるかも知れないと言われている。それはもう作物が育たたないよということを意味している。

 

だがそれは、自分がしたことが自分に反ってきただけのことなのだ。

 

 





 

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お食い初め

2018-07-09 22:52:51 | 食べ物

心がざわざわするような出来事が続いている。

 


23年前のO真理教の強制捜査の先頭にいたのは、確かぴーちゃんというカナリアだった。空気の汚れに敏感な鳥。

この世の中競争競争でなんだか息苦しいよ、そう声なき声で叫び続ける存在であるひきこもりの自分。そして自分と重ね合わせて、塾の名前をそこから取った。

 

ま、あいかわらず閑古鳥が鳴いているわけだが、先週中2の女子生徒が、授業中にムカデに足を刺されることがあって、ちょっと落ち込んだ。昼に玄関に出しておいたスリッパの中に潜んでいたらしい。幸いすぐに枇杷の葉の焼酎漬けを塗ってやって大したことにはならなかったが、こんな塾素晴らしいあるかいな。

 

 

こちらはほとんど雨降らずで、からっからの土に小糸在来をやっと蒔いた。約100m。

 

 

数日前やっと雨の日があった。こいけきゅうりが採れ採れ。

 

 





キューちゃんやトマトとピクルス、秋まで塩漬けと始末に忙しい。トマトは新タマネギとトマトソースへ。新小麦も石うすで挽き、ふるっておく。新にんにくは鷹の爪とオリーブ漬け。(常備)

 





青じそは取り敢えず梅干と醤油に漬けてゆく。取れ始めた青唐辛子もまずは醤油漬けに。いずれはこうじと混ぜて青唐辛子味噌へ。



保存食作り、始末に雨の日は忙しい。

 

精米もし、糠はぬか漬け用に。




うちも裏山をしょっているので、根っこがしっかり張るように少しづつ裏山掃除。汗びしょ朦朧である。

 

 

 





明日は梅干第二弾開始の予定。




来週はこいけ長女の二番目の女児(4/1生まれ)のお食い初め?




生後100日の儀式だそうで、100日(ももか)祝いなどともいうそうだ。




僕はおじいちゃんではないのだが、うちでやりたいとのこいけ長女の希望でうちで来週やるんだそうだ。はぁぁ。一生食うに困らないように、という願いを込めてということらしいから、ある意味うちはふさわしいのかも知れないが。苦笑。

 

 

 

 

 

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梅仕事その3~日干し第一弾~

2018-07-01 21:28:56 | 手作り

予報では観測史上初めて6月中に梅雨明けとか。

 

温帯気候からすでに脱したのではないかとの疑念は更に深まる。


また雨が戻るのではとも思いつつ、本当にこのままでは渇水間違いなし。


実はあってはならないが、近くのダム(築約60年)の底に亀裂が見つかり、現在8mほど水位を下げて補修中。



このまま梅雨が明ければ今ある水のみで田んぼをやらねばならない。この水は海近くの新日鉄にも使われているから、いずれじわじわと影響していくだろう。



しかし、陽射しはすでに土用を感じさせるほど。



取り敢えず第一弾の梅干し開始。




前日に軽トラの荷台は洗っておいた。

 

 

 

 

 

 

 

こいけが職場で採ってきて塩漬けした第二弾は、一昨日やっと眼科受診で外出、2軒ほどお店を見てきたが、すでに赤紫蘇は売り切れ。


 

 

白梅干しもありなのだが、やはりシソの香りが欲しいので、第一弾のシソを使いまわして第二弾に混ぜた。発色は薄いだろうが、1週間ほど漬けることにした。

 

 

 

 

田植え後一か月。鴨が泳ぎつつも、扇形から球形に分けつしてきた。





 

 

およそ9年くらい土を入れっぱなしのバケツ。


 

時々その辺の草や、豆のからなど放り込んんでいるだけだが、一番肥えているようだ。究極の自然農かも知れない。




 

黒米だけのはずだったが、なぜかトヨサトも混じっているようだ。


 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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