朝ドラ、毎日楽しみに観ている、焼き物が題材なのも興味深い。が、ひとつだけ、お父さんが怒るとすぐにちゃぶ台をひっくり返そうとする、それを面白おかしく見せていることにはちょっと不快だ。
そういう経験をした人にとっては、それは家庭の安心感の崩壊そのものだから。
スカーレットって炎の色?或いは焼き物の色のことなのかな?初めて知った。
今日は冷たい雨。予報ではしばらくぐづつくそうだ。
ので昨日は最後の脱穀。
ここ二週間ほどで刈ったイネ子たち。
シートを広げて籾干し。夕暮れまで数時間。
昼も一時間ほどの休憩で、おだ棒の片付け、わらの振りまきなど。
忙しく一日を終えた。
今年の収量は77kg。多分過去最低だ。4年前は最高の148kgをとったというのに。
力一杯頑張ったが、結果を受け止めるしかない。
併せて大豆も収穫し、一昨日脱穀。
一年ぶりの足踏み脱穀機。
こちらは二年続きの塩害もあったのだろう、一気に葉っぱが落ちてしまい、昨年の165粒よりは採れたと思うが1kgほどじゃないか。
来年も自前の味噌造りは難しそうだ。
黒豆はすでに全滅していた。
蕎麦は来年の種程度。
今年もひどい出来だった。
小麦や豆類の種まきも終わり、あとは来年の苗床作りや、草刈り、倒木の片付けなどが待っている。
本業もいよいよ忙しくなってきた。
そういえばふと気づいたのだが、今まで僕は人に頑張れと言われることが嫌だった。
だから他人にも生徒たちにも、頑張れと言ったことはなかった。無理しなくていいよとか。
今僕は受験生の子たちに毎回共に汗をかきながら、頑張れ、と言っている。それが今の素直な気持ちだ。共に頑張ろう。最後まで僕がついているよ。
人生頑張れないときもある。
亡くなった八千草さんが生前にこんな言葉をおっしゃっていた。
すごい無理しなくてもいいの。でもちょっと無理をしないと、生きている実感も得られないし、つまらないでしょ。ちょっとだけ無理をしてやっていきたい。