ドヨヨーン

いきなり涼しくなって体は楽だ。久しぶりに風呂に入った。ずっとシャワーだったので。




天気もやっと雨降り。収穫くらいで大した作業はしていない日々。 周囲は稲刈りがほぼ終了した。


祭り鬱とでも言うのか、なんか嫌になってしまってここ数日落ち気味。

その合間に棚田黒米はイノシシにまた入られた（2度目）。

ネットの下の草が伸びてネットごと持ち上がったところをもぐられた。

こういう時に、とか思いながらすそをUピンで止めて、竹酢液など周りにまいておいた。




すでに半分くらいは倒された。あと一週間ぐらいで刈ってしまおう。収穫までいけるかどうか。





このあたりのお祭りの元締めであるこの集落。


先導してこまごまと進行を調整する役を世話人と言うが、それは代々年功序列でこの集落から出ることになっている。



どこの田舎も同じで人不足。で、僕のようなよそ者も参加させられているが、 自分も出世コースにのって、あと5～6年で自分がこの8集落の大部隊の世話人になりそうらしい。





僕は6年目の幟さしとなるが、この祭りでは、若者たちが演じる棒術という剣術が県の重要無形文化財に 指定されている。

だから地元の人達は、子供の頃からずっと参加してきた人ばかりなのだ。僕なんか始めっからお神輿の次の 先頭で、後ろの笛太鼓がどういう風になっているかもよく知らない。


9月だけで土日5回は準備、飲み会。


お祭りの役と、集落の役と、自分の土地の管理、農作業、大変だなぁと、ため息ばかり出てしまう。

簡単に逃亡できればいいのだけど、がんじがらめになってなかなかそうはいかない。



外では先輩や仲間たちに愛想よくして、もう家ではブスッとして酒飲んでる。



きちんとここでの役を一通り終えるのには、最低でもあと8年くらいかかる。



「世間」ほど人を強制するものはなく、田舎では法律よりも優先する感じだ。


「やりたくないからやりません」では通らないのが田舎である。





マメハンミョウのいなくなった大豆と、間引きながら土寄せした蕎麦。



また余り出したミニトマトをトマトソースに。ゴーヤもそう毎日じゃ食べきれないので


佃煮などに。オクラはそのまま冷凍。ピーマン、しし唐、青唐、なども元気。




本田トヨサトはそろそろ出穂。



イノシシや鹿が集中するので、そろそろまたイルミネーションライトでも回さないと。

風祭り

早朝4時頃稲光と共に久しぶりの雨。

大した量ではなかったが、若干の涼しさを運んでくれた。

朝から作業は何日ぶりか。苦笑

昼頃雷かもと、予報は言っていたが、いつも当たらないので狼になんて だまされないぞ。

空も明るいし。暑さでさぼっていた大根の種まきなどの畑作業と棚田の水かけと どっちを先にやろうかと悩む。

棚田の水もまた減ってきて、最後の水が必要だ。昼にざーっとくれば 潤うのだが、そうはうまくいくわけない、朝方の雨で土は湿っているし よし、棚田を先にやって午後種まきとしようと決める。

家から見える棚田。もうもうとした草が気になっていたので、エンジン付きのポンプで

水を引きながら草刈りもする。

昼頃、若干暗くなってきたと思ったらば、まさかの雷鳴と共にゲリラ豪雨。

激しい降りが30分ほどは続いたろうか。何か月ぶりかの降りだった。

天気を読み間違えた。無駄なエネルギーを使ってしまった。

鍬が泥まみれになるので、種まきは明日としよう。夕方は収穫と、土手の草刈り一時間。

採種用のゴーヤ。もう赤い種が中に出来ているだろう。

これも超簡単な種採り。

明日は集落の風祭り総会。

台風が来ませんように、収穫の時期を無事迎えられますようにということで 風祭りと、この時期の集まりは呼ばれてきたようだ。

名前は風流だが、来月の神社の祭りの人事も正式に発表される。

気が重い季節がいよいよ始まる。

三島神社例大祭2013

皆さまごきげんよう。

蕎麦スプラウト

気を付けていたけどやっぱり背筋をまた痛めたようだ。


片ひざでもついて、草取りすればいいのだけど、畔シートの際は微妙に傾斜していて、ついお尻をつけて座り込んで抜いてしまうから、腰にだけ負担がかかってしまうのだ。




運転最中からわき腹が痛くて、帰宅してからも鈍い痛みが続いている。

いよいよ祭り月間が近づいてきて、嫌だなというストレスも影響しているのかも。

夕方は水かけと収穫くらい。草刈りはやめておいた。


大豆の豆ハンミョウは今日はほとんどいなかった。このままいけるといいな。

種まきから10日。発芽した蕎麦を間引いておひたしに。

コストコでも売ってない贅沢かも。

やっぱ腰痛い

全国のお小さくない方々、ごきげんよう。

懲りずにコストコ来たとこ。

豆はんみょうとの闘い続行中

＞また出てくるかも知れないがしばらくは 時間稼ぎができるだろう。

とかなんとか、連日夕方一時間ほどかかってやっている。苦笑 可愛そうだが、ゲンジボタルを大きくしたような豆ハンミョウの亡骸の山ができるほどだ。 4日やってやっと終わりが見えてきたという感じ。→怪しい


農薬をまけば楽なのだろうが、それはやりたくないので。

あと20日ほどで刈れる棚田の黒米は、あれ以来なんとかイノシシにやられずに きている。


トヨサトの周りの畦シートのすぐ脇の草を3時過ぎ鋸鎌で抜いた。




ぎりぎりは、草刈り機では畦シートを傷つけてしまう恐れがあり、際は手でやるしかない。

しかし暑い。


この、なんてことのない地味な草取りだが、意外に鎌を引く時に腰を痛めることが 多いので、時々背伸びしたりして気をつけながらやった。



採種用のオクラ。もう種が見えている。あとは割って乾燥するだけ。種も大きくて、オクラは一番採種が簡単なもののひとつ。

豆ハンミョウ

昨日。

自家採種の白ゴーヤ、この時期に咲く彼岸花の仲間、トヨサト。


芽が出てきた蕎麦と大豆の畝間を中耕。

すると一部食害された大豆が。


見ると豆ハンミョウ。やばい。ここ数年は連作を避けて輪作をしていたのだが・・・

大豆の天敵。ほっておけば全滅しかねない。幸いまだ一部。


早速こいけと手で取って回った。（手と言っても毒があるので素手ではないが） 洗剤をちょっと入れた水をペットボトルに入れて、そこに放り込んでゆく。


一時間ほどでほぼ取り切った。また出てくるかも知れないがしばらくは 時間稼ぎができるだろう。やれやれ。



夜は集落の盆踊り。なんだかんだ11時近くまで。ビンゴの抽選でこいけがミキサーを当てた。ナイス。


班長としていくらか包んだので、だいぶ戻ってきた感じ。



今日も夕方から。




秋じゃがの切断面を乾燥中。




草刈り１時間。

やばいぜ

醍醐さまを、いがぐり兄やんに盗られそう。

It's not your fault!

余り始めたミニトマトでケチャップを作りながら、ロビン・ウィリアムズの グッドウィルハンティングを見る。

天才的な数学の頭脳を持ちながら、幼いころの虐待の経験から 心を閉じたままのウィルハンティング（マットデイモン）。

妻を亡くし、傷心のセラピスト、ショーン（ロビン）。

心を閉ざし続けるウィルに、とことん付き合うショーン。

「It's not your fault！」と何度も唱えるショーン、ついに泣き出したウィルと抱き合う シーンは何度見てもうるっと来る。






Good Will Hunting

鍋一杯のトマトを煮詰めて、最後は小さなタッパー一つ分にしかならない。

夕方何度目かのきゅうりの苗移植。（最後？）オクラなど収穫。

周りの農家が、月末の稲刈りに備えて早くも排水を始めたらしい。

上から水がたくさん来ている。今年の米作りももうすぐ皆さんは終わりなんだなぁ。

うちなんかまだまだ。

なんか焦る。苦笑

追悼ロビン・ウィリアムス

昼から雨との予報。

とにかく口に入るまで手間がかかるので、今年はやめようかとも思っていた蕎麦だが、

やはりお年越しくらいは手前でと思い、畝立て種まき。今年は4畝。

蒔き終わって家に入ったら雨。間に合った。



俳優のロビン・ウィリアムスさんが亡くなったそうだ。


昔から大好きな俳優さんだったので大変残念でならない。


コメディアンとは僕の中では全然認識していなくて、むしろ心の病になった経験が あるのかな？とずっとなんとなく思っていた。


初めてPCを買って、ネットを始めて最初に作った掲示板の名前は「レナードの朝」 だった。


子供の頃の脳炎の影響で、長い間眠っていたデニーロ演じるレナード。

目覚めさせたのはロビン演じるドクターセイヤー。

つかの間の目覚め。

しかし、だんだんその薬も効かなくなってきて再び痙攣がレナードに起こり始める。

ある日ついにひどい発作を起こした彼、それを記録するセイヤーは一瞬カメラの手を離す。


崩れ落ちていく中で「僕を写せ！僕から学べ！」と叫ぶレナード。


僕もなるべく自分をさらして生きていかなければならないなと勇気をもらった映画だった。

（その後ACの自助グループなどに通うようになった）



「パッチアダムス」の冒頭で、劇中の彼が精神病院の閉鎖病棟に送られて行くバスの中でのシーン。 重苦しい彼の演技が思い出されてならない。

イノ子来襲

昨日はお盆が近いことに気づき、まずはお墓の周りの草刈り。

と言っても僕が住む前の所有者A家のお墓だ。

今住んでる家、正確な築年数はわからないが、建ったのは関東大震災より前とのこと、

90年以上は経っているはず。


いったい何人が産まれ育ち離れていったのか。村の議員さんも務めたり庄屋さんの ようなおうちだったようで、お隣のよしのぶ爺さんも、この家で初めてテレビを見たらしい。

お身内の方もまだ近くにいるが、盆暮れくらいしか来なくて、なんとなく僕が時々草刈り している。


で、夕方、台風前の見回りをしていて発見。下の棚田がイノ子に荒されている。

狭い田んぼ、1/3くらいは倒されていた。


今朝、雨のやみ間に海苔網を棚田に回した。


ただ、この海苔網ってやつは、目が粗くてウリ坊だとくぐり抜けちゃうんだよ。


一番は田んぼの横で火を焚きながら僕が寝泊まりすること。だけどね・・・・苦笑