カナリアな日々

百姓になって15年目。補習塾カナリア舎はフェードアウト中。小麦、蕎麦、大豆などを作っています。

5窯目まとめ~24時間かかった理由は?~

2015-02-27 11:07:53 | 炭焼き

25日6時焚きこみ開始。今回は初めての杉炭。





お菓子のスチール缶に花などを入れて鑑賞炭にも挑戦した。



しかし、どうも煙のもくもく度合も温度もいまいち。




一応3時間ほどで炭化の温度80℃(煙の温度)に達した。が、少し中座するとすぐに温度が75℃くらいに下がってしまう。



どうもおかしい。小さくした窯口も再び広げて、うちわで仰ぎつづけること約11時間。やっと夕方になって中に火がついたようだった。



炭木は生木を使うので、湿気てるとかはそれほど大きな問題にはならないはず。


どうして今回はこんなに燃えが悪いのか、ずっと考え続けたがよくわからないまま、どんどん時間がたっていく。



やがて温度は100度を超えたが、煙のもくもく度もよくない。

普通ならそこから数時間で温度は200℃を越え、(実際には300℃超えくらいらしいが僕は200度までの温度計しか持っていない)止め窯となるはずだった。




それでもゆっくりと温度は上昇したものの、深夜12時でやっと140℃。いい加減疲れてきたので、12時半、釜口を指一本ほどの大きさに塞いで、煙突も1/4くらい残してホタテの殻(苦笑)を乗せていったん就寝。




明けて昨日朝6時半、温度を測ると100℃に下がっていた。本当は少しづつでも空気が入っている以上、温度が上がってるはずなのだ。煙も少なくなっていてこりゃ生焼けかなと止め窯。




夕方から燃していた枝木などがまだ燃えていたので、ついでに放置したままの枯れ丸太などもくべた。





ちらほらと雨が降り出したので、急いでふきのとうも採った。


池のはたにぽつぽつと。






シイタケも出てきた。






まだ窯出ししていないが、(まだ今朝は温かかった)なぜ、うまく温度が上がらなかったのかをずっと考え続けてやっとあることに気付いた。



鑑賞炭の缶を煙突の真上あたりに、しかもぴったりドラム缶壁にくっつけて置いてしまったせいではないか。



窯内での空気の流れを、ずっと邪魔していたんではないかと。スチール缶だから燃えて収縮もしていかないし。端っこにおけば良かった。







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5窯目苦戦中

2015-02-26 00:09:59 | 炭焼き
とうとう12時を回ってしまった。朝6時から始めてまだ終わらない。


途中来客などで中座したのもよくなかった。


もうねぶたい。
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役員会議の飲み会無事終了

2015-02-23 23:57:13 | いろいろ作業ぉ

二日ほど鬱になったが、昨晩は内輪の役員会議。



そばの居酒屋で4時間。7人でほどほどに飲んできた。上出来だった。

 

山掃除で落とした木を燃やしたり、次の炭木の薪割りをしたり。

 

 

 

ふきのとうがそろそろ出てきた。

 

 

お休み前の癒しに・・・ 

「スネークマンショー」-「咲坂と桃内の今夜はごちそうさま」

 

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4窯目カシ炭窯出し~山掃除~

2015-02-17 22:41:04 | 炭焼き

昨年から切った裏山の木を、少しづつ下へ落とす。

 

太い木はないけれど、結構な重さのものもある。真下に引っ張ると、木と一緒に自分も斜面を転がり落ちる可能性があるので、気をつけながら。

 

 

3時間かかってほとんどを地面から手が届く範囲くらいまで落とせた。ズボンまで汗でぐっしょり。




午後は4窯目の窯出し。


先週別の斜面で切り落とした木の中に、何本かカシの木があった。自分はシイの木だと思っていたのだが、ご近所の方にカシだよと教えていただいた。
カシと言えば、炭の木としては最高とされている木。



杉炭(愛称すぎたん)をやろうと思っていたのだが、急きょカシ炭に変更。

 





雑木と同じほぼ12時間で止め窯としたが、やはり固くて今までで最高の炭ができていた。固いとは言っても、ドラム缶窯なので、売っているような固さにはならないが。




午前中落とした一部の枝葉を燃やしたり、次の炭木に使えそうなものを切り揃えたりしながら夕暮れ。

 

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4窯目

2015-02-14 10:02:38 | 炭焼き
今朝も6時前から。


すでに炭化中。



今晩はこいけ長女が孫娘連れて泊まりに来るから大変だ。




明日朝イチで、H君のマッサージを受けるので。







孫娘は昨日で2歳だって。
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山掃除の二日間

2015-02-11 22:46:09 | いろいろ作業ぉ

更に上の山の間伐。

 

 





雪折れした杉の木などを倒して斜面を落とす。



使える材は残して、枝葉は更に果樹園へと運んで刻んで積んでおく。

 

 

 

 

 



昼と夕方、2回Tシャツが汗でぐっしょり。



まぁ痩せるほどではないけど。

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3窯目~冷め切ってなかった~

2015-02-09 22:04:47 | 炭焼き

寒い一日。

家のそばの山へと上がる昔の道の杉が枯れて倒れそうになっているので、まずは伐採。
放っておいたら、近いうちに倒れる。



こうやって元を切っても、周囲の枝にかかって倒れていかないんよ。間伐されてきていないから。
一本倒すのもここから、木の棒でてこの原理で回したり、下から切ったり結構手間がかかる。





ついでに、周りの倒れ掛かった杉などを伐採しようとしたのだが・・・

 

上からのふじづるが絡みついてブランブラン状態。



下から少しづつ切ってロープで引っ張ったり、なんだかんだ午前中一杯かかってしまった。

 






午後は3窯目窯出し。止め窯から約二日間たって表面はもう冷えていた。

一応最後に止めた釜口の煉瓦を先にどける。手を差し込むと若干まだ温かいという程度。





まさか火がつくほどではないだろうと、周りの煉瓦や石などを崩していく。


やがてドラム缶のふたが出てきて・・・すきまからまた温かい空気が出てきた。


なんかやばいか?と思いつつも今更は塞げないので、開口。

 

 

するとパチパチと音をたてて、なんとドラム缶の奥のできたばかりの炭が燃え始めた。





完全に冷え切ってなかったところへ、空気を入れたから火がついたのだ。



急いでトタンに取り出し、燃えているものをはじき、さます。



そこで、なんと小雪がちらついてきた。全くの予報外。




仕方なく、トタンごと軒下にずるずる引っ張っていって冷ます。






点火してしまったものは、取りあえず室内の火鉢と、七輪に移してお湯など沸かしたが、だいぶ使ってしまった。





それでも段ボール2箱くらいの炭は採れた。





それにしても寒い一日だった。





今日間伐した杉を、今度は炭にしてみようかと思っている。(一般的には針葉樹は、薪、炭には向かないとされているが、僕の炭焼きはあくまで”始末"なので。それと、ちょっと調べてみると、杉炭は燃料にはあまりよくないが、調湿材、水の浄化効果などとしては優れた特徴があり、吉野地方などでは実際に作られて販売されているようだ。)

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3窯目(昨日のまとめ)12時間

2015-02-08 21:18:15 | 炭焼き

凍てつく夜明け前、まだ6時前。月を見ながらのスタート。


寒いので横で火を焚きながら。





炭焼きの方もひたすら釜口を焚き続けるので、温かいように思うけど、そうでもない。

熱は煙突の方へと流れるので、意外にこちらは温かくない。


順調に8時過ぎには炭化温度まで上昇。

 










3時頃からは、寒い小雨が降り始めた。

 

 

幸い強い降りにはならず、18時前止め窯。炭化時間約9時間。






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2窯目窯出し~3窯目準備

2015-02-06 21:44:24 | 炭焼き

2窯目。雑木ばかりな割にはいいできだった。




段ボールで2箱分ほど。





明後日はまた雨マーク。


連ちゃんでやることにして、丸太を金矢で割ったりしながら炭木をつめる。腰にくる。















お金にもならない、こんなことで遊んでいていいのか、とまた夜はちょっと思い悩んだり。





刃物やインターネットを悪用する輩たちのニュースを見てなんだかなぁと思う。





便利とひきかえに本当に人類は幸せを手に入れているだろうか。





かぼちゃを切ったこともないやつが人を切る。







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2窯目

2015-02-04 23:12:53 | 炭焼き

遅くならないように、まだ薄暗い6時過ぎ焚きこみ開始。


 

11時には炭化温度に達した。


木酢液も抽出しながら約7時間。




 

 

18時前止め窯。




11時間半ほどの2窯目。うまくできているといいが。

 

 

 

寒い一日だった。

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