今日から私が新たに使うことになったボトル、76番「トラスト」、つまり「信頼」というネーミングのボトルです。
今の私に何を信頼する力が欠けているんだろう?・・
誰かを信頼すること?
自分自身を信頼すること?
はたまた自分自身の人生のあるべき道筋を信頼すること?
などということをとつとつと考えていますと、ふとこんなことを思いました。
「信頼」と言う字は、「信じて、頼る」と書きます。
自分を信じることはなかなか難しいとしても、私は、私の周りの人たちのことは信じています。
しかし、「頼る」ことをしていたか、というとどうも違う。
真逆に近い。
なるべくならヒトに頼らずに自分だけで完結すればそれにこしたことはない、と今まで生きてきたし、そういうつもりで生きていると大概のことは自分で完結させることができるので(どの程度の時点で、まっ、いいかにするかは別としても)、ほとんど考えてみるとヒトを頼ったことがない。
その最たるものが親です。
私の歴史は、いかに親に頼らずに生きていけるようになるかの闘いでもあった、と言っても過言ではないくらいです。
小さい頃は、「親に頼らずに一人で勉強できるように」塾に通ったり・・
思春期の頃は「親に頼らずに一人で精神的な悩みを解決できるように」本を読んだり・・
成人してからは「お金の問題だけは親に頼らずにすむように」それだけを考えた仕事を選んだり・・
今でも親に頭を下げてお金を借りるくらいなら、サラ金に手を出して首をくくることになったほうがましだ、と思うくらい私にとってそれはご法度なことなんです。
だけど、「頼る」と「寄りかかる」コトとは違うよなあ。
「寄りかからずに、でも、あなたのことを頼りにしてるよ。頼もしいと思ってるよ。」ということはいくらあってもいいよなあ。
私は上手に、ヒトに「あなたのことを頼りにしてるよ。」という態度を表すことがヘタだったように思います。
それが、この76番を使って、何か変化があるといいなあ・・
そんなことを思いました。
そんなことを考えながら、「新ネーミングオブザボトル」の76番のところを読んでみると・・ふ~む、相変わらず難しいことが書いてあるわ。
「ピンクのエネルギーがゴールドとつながるところが、信頼と呼ばれるのは、もし私たちがインカネーショナルスターに、真のオーラに、信頼すれば、そして私たちが配慮と気づきをゴールドの領域にとどめておくことが出来れば、それが私たちが世界に持つ信頼の要素を増します。」
つまり、配慮と気づきというのはピンクの領域だけれど、それをインカネーショナルスター、つまり私たちがこの世に肉あるものとして生を受けたところにしっかりと腹におさめれば、より何事をも信頼できるようになるってことかしら・・
逆に言えば、配慮と気づきはそれほどまでに本当の意味では腹に落ちないものなのかしら・・
まだ、続きます。
「もし、私たちが自分を信頼すれば、人も信頼できるようになります。もし、自分を信頼しなければ、誰も信頼することが出来ません。」
これは比較的手垢がついた表現だけれど、やっぱ、自分が先かぁ。
私は「条件付」であれば自分を信頼できているけれど、「無条件に」信頼できているかなあ・・
まだまだ続きます。
「信頼は手に入れにくいものです。ここに関連する1つのことは、私たちのもっとも深いところにある恐怖に直面することです。この恐怖に直面する唯一の方法はピンクを通してです。『愛は、恐怖を手放すことです。』私たちが、意識のマインドで本当の愛に至るとき、自己の深みにある恐怖を手放すことを許します。そして、それが信頼の表現です。」
愛は、恐怖を手放すこと、かぁ・・
確かに恐怖があるから、なにかにしがみつきたくなり、しがみついていることが愛だと勘違いしていることが多いのかもしれない。
例えば、いつ今までどおりの仕事があるかどうかわからないという生活の不安。
そんな経済の不安がひとりでいることの恐怖を感じさせ、ふたりで渡れば赤信号も怖くない、とばかりにふたりでいることにしがみついていることが愛だと勘違いしているだけなのかも・・なんて。
確かにそんな恐怖を全部手放してしまえれば、それでも残るものに本当に愛や信頼を純粋に感じることができるのかもしれない。
う~ん、でも難しいよねえ。
恐怖を手放しながらも精霊のように生きていけばいいわけではなく、インカネーショナルスターにちゃんとこの世に地に足つけて生きていく人間としての正をまっとうするんだぞ、と言い聞かせなければならないし。
この世で生きていく、ということは、アンビバレンスなことを上手にバランスを崩さずに自分の足ですっくと立つ、ということなんでしょうね。
あ、そうか。
オーラソーマってそもそも「バランスを取り戻すこと」そのものだった。
だから、そりゃそうなんだろうね。
だけど、言葉でわかってもそれこそ腹に入って理解できるようになるには大変なことでしょうねぇ。
76番を使って、どの程度ふに落ちるか、楽しみです。
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