ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

神さまってホントにいるの?

2015-08-07 09:04:52 | 本と雑誌
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私は、すでに「これを借りよう!」と決めて図書館に行くことはありません。
今は図書館も本屋さんのように、テーマを決めて図書館員の方がところどころ本の表紙を見せるようにして置いてあるものがあります。
ずらーっと並べられたそんな本棚の間をぶらぶらと散歩しながら目についた本を取り上げて拾い読みし、面白そうなものを適当にピックアップして借りてきます。
先日は、「児童書」の棚で面白そうな本を見つけました。



「神さまってホントにいるの?」というタイトル。
確かに子どもが親を困らせる質問でしょうねぇ。
そう思って目次を見たら、子ども向けというよりかなり歯ごたえがありそうでしたので借りてみました。
借りてきて読み始めてわかったのですが、この本はいろんな子どもがしそうな問いかけに対して、いろんな角度から各界の人の言葉などを拾ってきて「これがヒントです」と差し出しているものなのでした。
この著者も宗教学の博士なのですが、ご自身の考えはあえて記されておりません。
いろんな見解をヒントとして差し出して、さぁ、あなたならどう考える?と提示しているのです。



そのなかに神さまの存在を否定する人たちの自説を載せているところがありました。
それは主に科学者のことです。
確かにデータを積み重ねて事実として積み上げていく学問をする方にとって、どこまで行っても証拠がないような話は信じられない、ということになるでしょう。
私にもぼんやりとは科学者の人って神の存在を否定するだろうな、というのはわかります。
でもそれをきちんとどういう理論から、というかたちで本で読んだりしたことはなかったので、この章を興味深く読みました。
先述したとおり、結論があるような本ではないのですが今日はそれをご紹介したいと思います。



神の存在を否定する考え方を無神論と言います。
代表的な無神論は、ニヒリズム、マルクス主義の考え方、科学決定論に分類できるようです。
まずニヒリズムですが、ニヒリズムとはラテン語で「虚無主義」と訳されます。
そのとおり、あらゆるイデオロギーに対する無条件的な否定の立場をあらわすものです。
1880年に刊行されたドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の原題は「無神論者」だったそうです。
彼はその著書のなかで無垢な子どもでさえ受けなければならない理不尽な虐待について記しています。
同じようなことをニーチェも言っています。
虐げられた弱者は依然として慰めのためのよすがとして神に依存している、と。
ここではつまり、神が全能でありすべてを良きものにはからえるのであれば、どうして理不尽な悲しみや苦しみがこの世の中にはあるのだ? おかしいじゃないか!というところに立脚しています。
けれど私自身は、「神がなんとかしてくれる」とかは思っておらず、この世に「良きものも悪いもの」もあるとも思っておらず、ただ神はすべてのものに対しての傍観者だと思っているし、良いか悪いかなんて各人違うし、時間経過によってもその評価は違うからあまり意味を成すものではないと思っています。
もともと冷めているのかもしれませんが、だからこれをして「神はいない」と思ったほうが納得できる、とも思わないのです。
第一、なんでもかんでも否定的な立場からもの申す、ということであれば、力もないくせに横からギャーギャ―野次を飛ばしているだけの我が国の共産党と変わらないじゃないですか。



次なる無神論はマルクス主義です。
これは「唯物史観」というマルクスが唱えた世界観のことで、史的唯物論、弁証法的唯物論ともいいます。
一言で言ってしまえば、宗教というものは、人間の意識に反映された空想的で歪曲化されたイデオロギーだということみたいです。
ここの「宗教」を「神」と置き換えて考えてみてもよいのでしょう。
これも私にはニヒリズムと大して変わらないような印象があります。
というのは、唯物論というものは一般的には観念論に対する立場で、世界の根本的な実在を精神的なものではなく、物質であるとみなす哲学的立場のことです。
精神的な立場に立ってモノを言っていないということから感情的ではなく物質的な特性によってのみちゃんと語っているという姿勢なのでしょうが、だから?って感じですよね。
それが「神はいない」という証明にもなっていないからです。



さて、3つめの科学決定論です。
これは「車いすの物理学者」として知られるホーキング博士が有名です。
彼の著書、「ホーキング、宇宙を語る」は日本でも大ベストセラーになりました。
私も当時読みました。
衝撃的でわかりやすく夢もあるな~と思って読み進めていくと、途中から急に難しくなって(でも、著者であるホーキング博士はそんなことぐらいが難しいとかわからない、って言われるのがわからない、って感じで書き進めているのでどうしようもないんですが・・)、結局ちょっとでも物理学の学問に話が入ってしまうと全然わかりませんでした。
ホーキング博士によれば、ビッグバンは物理学的法則の避けられない結果であり、神の手や偶然によって説明できるものでない、と言い切っておられます。
博士はたんなる個人的な意見として述べたのではなく、量子論に基づく現代物理学の研究成果をふまえて発言したのです。
神が人間を創造したのではないという発言は、現代物理学による論理的な帰結である、というわけです。
博士は、「ホーキング、宇宙と人間を語る」の著書のなかでこう言っています。
『誰が、もしくが何が宇宙を創ったのかを問う事には意味があります。しかし、もし答えが神であるなら「では、誰が神を創ったのか?」という問題にすり替わるだけの話です。創造主を必要としない存在があり、それが神と呼ばれるものなのだ、という考え方も受け容れられています。これは神の存在証明として知られている第一原因論です。けれども、私はこれらの質問に、何らかの神的な存在に訴えることなく、純粋に科学の範疇で答えることが可能であると主張します。』
と。
う~ん、これは確かに明確なことを言っておられますねぇ。
けれど、この博士の言う「科学で答えることが可能だ。」という部分を聞いてみないとなんとも・・という感じです。
「誰が神を創ったのか?」という部分については、卵が先か鶏が先かではありませんが、何でも物事には“最初”というものがあるのだ、だけで納得してしまっていました。
ここはもう少し調べてみる必要があるかもしれません。
確かに私は科学的にきっちりと証明されるのであれば、「神など存在しない」という方の意見に傾くかもしれない要素はあるな~



さて、皆さんはどんな感想をお持ちになられましたか?
どんな感想や意見をもたれても、それはあなた個人のものであり、あるいは日本人全体のものかもしれないです。
というのは、次にあげる数字を聞いてきっとあなたは驚かれることでしょう。
日本にある学校の数、5万2671。
日本にあるコンビニの数、5万1814。
私たちの生活に欠くことのできない学校やコンビニの数に対して、日本に存在する宗教法人の数、なんと18万2253!(2015年現在の話)
これだけあるんですからねぇ。宗教の数が。
それぞれの神があったり、それぞれの神とおぼしき存在があったりなかったりしても不思議ではないでしょう。



いずれにしてもこれが「児童書」として、児童にさぁ読め! 読んで何を感じたか、自分の頭で考えろ!というにはちょっと難しすぎるように思いましたねぇ。
ま、だからこそこの本を「児童書」の棚で見つけた喜び、というのもまたあるんですが。


最後に1970年に一世を風靡したイザヤ・ペンダサンの「日本人とユダヤ人」の著書のなかから、こんな一節を抜き書きして今日の記事は終わりにします。
『日本人とは日本教徒なのである。ユダヤ教が存在するごとく、日本教という宗教も厳として存在しているのである。
日本人は、日本教徒と言う自覚は全く持っていないし、日本教という宗教が存在するとも思っていない。その必要がないからである。
しかし、日本教という宗教は厳として存在する。
これは世界でも最も強固な宗教である。というのは、その信徒自身すら自覚しえぬまでに完全に浸透しきっているからである。
日本教徒を他宗教に改宗さすことが可能だなどと考える人間がいたら、まさに正気の沙汰ではない。
日本教の中心にあるのは、神観念ではなく、「人間」という概念なのだ。』





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