ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

使命は穏やかに果たしてほしい

2019-03-24 09:01:58 | 身辺雑事
お知らせ NEW!

    オルゴナイト展示即売会開催!

  オルゴナイトセラピーをリリースします。(予告)
  それにあたって先立ち、オルゴナイト展示即売会を実施いたします。

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  オルゴナイトとは----
   浄化のみならずネガティブエネルギーをポジティブエネルギーに変換する生命エネルギー
    を発するものです。
    水晶を銅線コイルで巻いたものを樹脂で固め、金属(無機物)と天然石(有機物)からの
    「オルゴンパワー」を発生するものです。
    お部屋に置いておけばパワフルなエネルギーとともにインテリアとしてもとてもきれいです。

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  日時:  第一弾 4月 3日(水)~ 7日(日)
       第二弾 4月15日(月)~19日(金)

       それぞれ10:30~17:00 お気軽に立ち寄っていただけたらと思いますが、
       いらっしゃる場合はご予約を入れていただけると助かります。(この間、絶対に居るとは確約
       できないので)
       期間中、気まぐれに「エンジェル風水」のミニ講座開催。(それもありまして、
       なおのこと事前にご予約をいれていただけると助かります)
       風水的に見るとこの部屋にこういう色のものを置くとよい、などのお話しをさせていただきます。
      (無料)

  オルゴナイト予定: ピラミッド、鉱石タイプ、ドームタイプ、ペンデュラム、ボールペン、ペンダント
            価格帯は ¥1900~¥10000 ぐらいを予定

              

         ※第一弾と第二弾では若干オルゴナイト商品が変わる可能性があります。
         ※第二弾では作家さん登場予定!(予定が決まり次第、UPします)
           そのときには、おいしいお茶とケーキをふるまってくださる予定! 乞うご期待
         

   <ご予約・お問い合わせ>は、 chakra@aura-soma.name 坪内恵津子 まで

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ちょいと先日、知り合いと雑談していたときのことです。
その人が最近、ネットワークビジネスに誘われたという話をしました。
私もその人もネットワークビジネスが嫌い、ということはお互いに知っています。
なのでその人は、
「その製品は良いものだとわかったので、私は使うけれども私には本業があるんだし、これをビジネスにして人に勧めることはしないよ、って言ったんだけどね」(私もネットワークについては彼女と同じ考えです)
と言ったあとに、
「でも、ああいう人たちってもうその製品の熱烈な信者なわけでしょう、だからこの良さを多くの人に伝えなければあなた死んじゃうわよ、ぐらいの勢いで使命感に燃えて言ってくるからそこからしてもう引く」
と言いました。



私は、彼女が“使命感”という言葉を使ったときに、1つの出来事を思いだしました。
私はいま2年半のブランクを経て、また近所にカーブス(女性専用30分フィットネス施設)が出来たのでそこへ通いはじめています。
で、このカーブスなんですが、時々「無料体験実施中」というキャンペーンを打ちます。
そのときに「ぜひ、体験しにきて!」と誘える人を会員の知り合いのなかにもいない? と聞いてくるんです。
いや、ただ
「えつこさんの知り合いの中にも、運動不足で悩んでいる人っていない? 今度無料体験やるから行ってみたら? ってそういう人は誘ってあげて」
ぐらい言われるだけならいいですよ。
そうじゃなくてもっと強力なプッシュです。
しかもそれはマニュアルが決まっているようなのです。
こういう言い方をしろ、って。
私は以前に通っていた今とは別のカーブス店でも「聞いたぞ、今の言い方!」というものに出会って、その判で押したような言いぶりで記憶が鮮やかに蘇りました。



それは「AはBだよね」「BはCでもあるよね」「だったらAはCであるとも言えるわけだよね」という演繹法で追い込み漁法のようにノーと言えない状況に追い込んでいく感じです。
具体的にはこんな感じ。
「えつこさん、カーブスに通うようになって何か変化はありました?」
「ハイ、おかげさまで少し肩こりが軽くなりました」
「そう! それはよかった。カーブスに通うと肩こりが和らいだんですね。」
    →ここまでが「AはB」
「それはどうしてそうなったんだと思います?」
「多少なりとも筋肉がついてきたからかな」(もういつもいつも筋トレの効用を言われるので、こう言われるとこう答える、という刷り込みができている感じ)
「そう! 正解で~す! 筋トレが加齢による身体の不調を治していく効果があるってことですね。ただ歩いたってジョギングしたって筋肉はつかないんですよ。では筋トレはどうしたらできる?って言ったら?」
「カーブスに通うことですね」(ここはもちろん、カーブスだけではなく、筋トレを行っているほかの施設も挙げてもいいわけですけれども)
    →ここまでが「BはC」
「その通り。だったらえつこさん、御自身がそんなに効果が出ている筋トレをやっていない人、この人もう少し筋トレやったらいいのにな~という人、えつこさんの周りにいらっしゃいませんか?」
「う~ん、いらっしゃるでしょうね」
「そういう人に筋トレの素晴らしさを伝えたい、って思うでしょう?」
    →これで「AはC」



そして実際には「それはどこに住んでいるなんていう人?」まで聞き出して、
「いま、この場でその人に無料体験に誘う電話をかけられませんか?」
とまで言ってくるわけです。
この最後のフレーズを聞いたとたん、私はフラッシュバックのように前の店でもこれを言われたときにかあっと身体が熱くなったなぁ、と思い出したのでした。
よほど
「どうして私が今この場で電話しろ、なんてことまであなたに言われなくちゃならないんですか?」
とぶち切れてやろうかと思いましたが、さすがにそれは思いとどまりました。
でも、今度また同じことがあったら、そのときはぶち切れてやるつもりマンマンです。
このときネットワークビジネスが嫌いだ、と話した知り合いが“使命感”という言葉を使ったことからふっと私がなぜカーブスのこの勧誘のことを思い出したのか、といえばカーブスで働いているスタッフたちも使命感に燃えている人が多いからです。
単に「どこかで働こうかな~ あ、ちょうどこのカーブスっていうところが募集していた。ここにしよう、っと」という程度のノリではなくて(いや、ひょっとしたら最初はその程度のノリの人もいらっしゃるかもしれない。ただ研修などで使命感に燃えるようにさせられるんでしょうね)、加齢で運動不足によって身体が不調になっていく人を見るのは耐えられない、それはあまりにも勿体ない、筋トレの大切さをもっと世に広く伝えなくては! と瞳のなかが星飛雄馬(わかるかな・・?)になっているんですね。



「○○によって多くの人を救いたい!」(○○はその人その人によって違いますが、なんらかの手段のこと)
「私と同じような考えの同志をもっと増やしたい! もっと広めたい!」
という気持ちはわからなくもないですが、だからといってその○○をやらないとあなたの人生間違っちゃってるわけですよ、とまで決めつけるのはいかがなものかと思います。
それがたとえ、それまで元気だったお年寄りが骨折したことによってがっくりきてしまい前向きな気持ちまで失ってそれがもとで結局寿命が縮まったのではないか、という人を目の前にしたとしても、それはその人が選んだ人生なのですから、それで不幸だったと他人が決めつけるのはいかがなものか、と思います。
ましてや、ただ自分の身体のためにカーブスに通ってきている会員に対して、
「あなたがここに来るようになって良かった、と思うなら、それは他人にももっと伝えたくなって当たり前のはずじゃないですか?」
という追い込みのかけ方は明らかに違うと思います。
「あなたにとってそれは“使命”かもしれませんが、私にとってはいくら良かったとはいえ、それを躍起になって伝えることが“使命”とはまでは思っていませんよ」
と言ってやりたいです。
っていうか、次にもし、同じことがあったらそう言おうと思っています。



そしてあまりにも「使命感」に燃えると、ついその熱さゆえに他人をも燃え尽くしてしまう勢いで巻きこもうとしてしまうときがあるので、自分もそれには気を付けよう、と思いました。(いや・・ 逆に自分としてはもうちょっと熱くなれよ、って感じかもね。あまりにも巻き込む力が弱いから)
そして、少し前に「ホモ・デウス」について書いたときも少し宗教について触れましたが、自分の宗教こそが救われる、と思っていらっしゃる方はこの「使命感」に燃えすぎの方が多いです。
となると、演繹法的にいうと、「信仰に熱い人」と「ネットワーク好きの人」というのはどこかでハゲシク似ておるな、と思ったのでした。


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