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「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
リリース!
「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。
今だけの特典あり!
是非こちらをご覧下さい。
********************************************
<今後のワークショップ予定>
「色で暮らしを彩る講座」
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中! 参加費:¥15000(税込)
※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
・色からのメッセージ
・色の性質
・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!
STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000
STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
10/11(金) 10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで
********************************************
先日、知り合いの方と一緒に、ある場所に向かうために車に乗せていただいていたときでした。
その人が、
「こんなところにはとても俺はよう住まんなぁ」
とおっしゃいました。
そこは「ポツンと一軒家」というようなそれほどの田舎というわけではありませんでした。
家もいっぱい建っています。
しかし、生活に必要なスーパーなり、病院なり、どこへ出かけるにも車は必ず必要というような場所で、周囲はちょっとした山に囲まれ、夜は更けるのが早いだろうなぁ、と思われるような場所でした。
「うーん、年取ってからだとかえって寂しいかもしれませんねぇ」
とわたし。
それからひとしきり「家」や「不動産」や「引きこもり」や「孤独死」やらの話となり、その人がふとおっしゃいました。
「家なんてね、今、『100均 不動産』で検索したら出て来るけど、100円で買えるようなところが全国にはいくらでもあるんだよ」
とおっしゃいました。
へぇ、と言って私は帰ってきてから実際に検索してみましたが、それは「空家ゲートウェイ」というサイトでこちらです。ご興味のある方はのぞいてみてください。
https://akiya-gateway.com/vacant-house/
その人がおっしゃるように“いくらでも”はありませんでした。
ちょろっと載っているだけでした。
でも、探せば確かに
「お金なんていらないから、とにかくもうこの土地と家を手放したいんだ。負担になっているんだ。誰かもらってくれないか」
という事情を抱えたオーナーはいっぱいいらっしゃりそうな気がしました。
岐阜にも空家はいっぱいあるからです。
どんどん増えてきているような気がします。
なぜこんなことになるか、といえば、たとえば1つの家族がいます。
夫婦2人に子どもが1人か2人、という典型的な核家族です。
子どもが小さいうちはまるで子猫が身体を寄せ合って温めあうかのごとく、この単位で一緒にいるのが楽しい、私たちは死ぬまで一緒なのだ、とばかりの幻想を抱いて暮らします。
しかし子どもは大きくなり、自分の夢を追って家を出て、都会で独り暮らしを始めます。
そのうち、その街でまた新たな子猫一家を作るべく伴侶を見つけ、その街でマンションを購入します。
残された親は古家で自分たちも古びていくばかりです。
その家にUターンしてきて子どもたちが継ぐことはありません。
昔の地主のように大きな、大家族で住み、ご先祖さまの土地と家は守らなければ、という家でもありませんから、親はあきらめて自分たちの世代でこの家は終わりだな、と思います。
そして実際に夫婦のうちのどちらかが老人施設に入らなければならないような状態になり生の終末を迎え、追ってどちらかも、となればその家は空家となります。
子どもたちはもう売ってしまいたいわけですが、買い手がつくような場所と家の状態ではなく、新たにリフォームなりリノベーションなりをすれば売れるかもしれないけれども、それでも売れないかもしれない、というリスクを冒してまで何百万やへたすれば1000万単位のお金をかけて直すような気も、実際に資金もなく、どうすりゃいいの、これ、というお手上げ状態で放ったらかし、という顛末なのです。
わかるわ~
うちはたまたま再開発にかかったから自分たちで始末しなくてもよかったようなものの、築40年以上のせせこましい家なんて誰が買うよ。
そんな空家が全国にはいっぱいある、ということなのでしょう。
「100年住宅」なんていうコピーを流行らせた住宅メーカーがありましたが、建築の構造として家が100年もったって、肝心の住む人間がその地域に居つかなければ意味がない。
親も、子どもが成人してもこの家から通える範囲のところに就職して、子どもは子どもでまた一生、この家に居てくれるんだ、なんて幻想をどうして抱くのでしょうかね。
なんで100円なのか? と言えばサイトの運営上3ケタの数字でなくては売れないという規則があるらしく、実際は無料でも1円でもオーナーはいいのだ、ということのようです。
要するに持っていたら固定資産税や雑草の手入れなどお金がかかるだけなので、誰かに所有権がうつりさえすればもう私はバンバンザイなのだ、ということなのです。
そして、こんな不動産を仲介して不動産屋はどんな収益があるのだ? ということですが、これは私が思うに自分のところに空家の情報が集まる、というゲートだけは広く持っておきたい、というだけのことでしょう。
そして釣りとして「100円不動産」コーナーをサイトに設けているだけで、実際には「おっ、これは少し手を加えれば1000万で売れるぞ」というような物件を見つけたら自分のところでリフォームをして高く売るに違いありません。
実際、「100均」で出ているような不動産は、何百万もリフォームにかけないととても住めないように思います。
今はやりの古民家風なリフォームでもすれば何千万でしょう。
需要と供給の関係ってうまくいかないものですね。
都心はタワマンばやり。
地方は空家ばかり。
格差社会がやってくる、と言われていますが、私はもうすでにやってきていると思います。
そしてそれは不動産の世界にもやってきている。
昔はどんなところであれ、とりあえず「土地もち」となればそれは財産だ(もちろん負の財産ではなく、正の財産としてね)という時代でしたが、今はヘタな田舎に土地や家を持っていたら、負の財産になってしまう、という時代となりました。
こんな小さな日本で、これほど空家が多くて一部の都心だけのタワマンがもてはやされたらこれから一体どうなるのでしょう・・?
私はアメリカのように、ライフステージに合わせて、家具付きでどんどん移り住む、というようになればいいのに、と思います。
土地を買う、という発想ではなく、家はライフステージに合わせて、一生の間にどんどん変えて当たり前、というように。
それが身軽にできるような制度が整備されないといけませんけれどね。
もう土地付の家が一生ものの財産という時代ではなくなりました。
昔からマンションのモデルルームに行ったって、女性はその建物構造そのものに興味をもったり、そこが一番大切と担当者を質問攻めにするというよりは、インテリアコーディネイターがしつらえた仮のインテリアに惹かれて購入を決めたりするんですよ。
いくら、そんなところはどうにでもなるって、と言われても。
「こんなところに住みたい!」
という女性の夢の描き方にはマッチしていると思うんですよね、ライステージごとに家具付の家に移り住むというのは。
「太陽の自分エクササイズ ~自己受容ヴァージョン~」
リリース!
「自己受容」「自己表現」を網羅した、「This is Meと言える自分になる」 太陽の自分エクササイズ。
それに対して、こちらの「自己受容ヴァージョン」は自己受容に特化した凝縮版です。
今だけの特典あり!
是非こちらをご覧下さい。
********************************************
<今後のワークショップ予定>
「色で暮らしを彩る講座」
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
STEP1 募集中! 参加費:¥15000(税込)
※どこで、を問わず、色について学んだことがある人は自己申告により参加費が半額になります。
[内容]
・色からのメッセージ
・色の性質
・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!
STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます) ¥20000
STEP3(※STEP3はSTEP1,2を受講した人のみ受けることができます) ¥30000
10/11(金) 10:00~17:00(※ランチ休憩1時間あり) 満席
お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで
********************************************
先日、知り合いの方と一緒に、ある場所に向かうために車に乗せていただいていたときでした。
その人が、
「こんなところにはとても俺はよう住まんなぁ」
とおっしゃいました。
そこは「ポツンと一軒家」というようなそれほどの田舎というわけではありませんでした。
家もいっぱい建っています。
しかし、生活に必要なスーパーなり、病院なり、どこへ出かけるにも車は必ず必要というような場所で、周囲はちょっとした山に囲まれ、夜は更けるのが早いだろうなぁ、と思われるような場所でした。
「うーん、年取ってからだとかえって寂しいかもしれませんねぇ」
とわたし。
それからひとしきり「家」や「不動産」や「引きこもり」や「孤独死」やらの話となり、その人がふとおっしゃいました。
「家なんてね、今、『100均 不動産』で検索したら出て来るけど、100円で買えるようなところが全国にはいくらでもあるんだよ」
とおっしゃいました。
へぇ、と言って私は帰ってきてから実際に検索してみましたが、それは「空家ゲートウェイ」というサイトでこちらです。ご興味のある方はのぞいてみてください。
https://akiya-gateway.com/vacant-house/
その人がおっしゃるように“いくらでも”はありませんでした。
ちょろっと載っているだけでした。
でも、探せば確かに
「お金なんていらないから、とにかくもうこの土地と家を手放したいんだ。負担になっているんだ。誰かもらってくれないか」
という事情を抱えたオーナーはいっぱいいらっしゃりそうな気がしました。
岐阜にも空家はいっぱいあるからです。
どんどん増えてきているような気がします。
なぜこんなことになるか、といえば、たとえば1つの家族がいます。
夫婦2人に子どもが1人か2人、という典型的な核家族です。
子どもが小さいうちはまるで子猫が身体を寄せ合って温めあうかのごとく、この単位で一緒にいるのが楽しい、私たちは死ぬまで一緒なのだ、とばかりの幻想を抱いて暮らします。
しかし子どもは大きくなり、自分の夢を追って家を出て、都会で独り暮らしを始めます。
そのうち、その街でまた新たな子猫一家を作るべく伴侶を見つけ、その街でマンションを購入します。
残された親は古家で自分たちも古びていくばかりです。
その家にUターンしてきて子どもたちが継ぐことはありません。
昔の地主のように大きな、大家族で住み、ご先祖さまの土地と家は守らなければ、という家でもありませんから、親はあきらめて自分たちの世代でこの家は終わりだな、と思います。
そして実際に夫婦のうちのどちらかが老人施設に入らなければならないような状態になり生の終末を迎え、追ってどちらかも、となればその家は空家となります。
子どもたちはもう売ってしまいたいわけですが、買い手がつくような場所と家の状態ではなく、新たにリフォームなりリノベーションなりをすれば売れるかもしれないけれども、それでも売れないかもしれない、というリスクを冒してまで何百万やへたすれば1000万単位のお金をかけて直すような気も、実際に資金もなく、どうすりゃいいの、これ、というお手上げ状態で放ったらかし、という顛末なのです。
わかるわ~
うちはたまたま再開発にかかったから自分たちで始末しなくてもよかったようなものの、築40年以上のせせこましい家なんて誰が買うよ。
そんな空家が全国にはいっぱいある、ということなのでしょう。
「100年住宅」なんていうコピーを流行らせた住宅メーカーがありましたが、建築の構造として家が100年もったって、肝心の住む人間がその地域に居つかなければ意味がない。
親も、子どもが成人してもこの家から通える範囲のところに就職して、子どもは子どもでまた一生、この家に居てくれるんだ、なんて幻想をどうして抱くのでしょうかね。
なんで100円なのか? と言えばサイトの運営上3ケタの数字でなくては売れないという規則があるらしく、実際は無料でも1円でもオーナーはいいのだ、ということのようです。
要するに持っていたら固定資産税や雑草の手入れなどお金がかかるだけなので、誰かに所有権がうつりさえすればもう私はバンバンザイなのだ、ということなのです。
そして、こんな不動産を仲介して不動産屋はどんな収益があるのだ? ということですが、これは私が思うに自分のところに空家の情報が集まる、というゲートだけは広く持っておきたい、というだけのことでしょう。
そして釣りとして「100円不動産」コーナーをサイトに設けているだけで、実際には「おっ、これは少し手を加えれば1000万で売れるぞ」というような物件を見つけたら自分のところでリフォームをして高く売るに違いありません。
実際、「100均」で出ているような不動産は、何百万もリフォームにかけないととても住めないように思います。
今はやりの古民家風なリフォームでもすれば何千万でしょう。
需要と供給の関係ってうまくいかないものですね。
都心はタワマンばやり。
地方は空家ばかり。
格差社会がやってくる、と言われていますが、私はもうすでにやってきていると思います。
そしてそれは不動産の世界にもやってきている。
昔はどんなところであれ、とりあえず「土地もち」となればそれは財産だ(もちろん負の財産ではなく、正の財産としてね)という時代でしたが、今はヘタな田舎に土地や家を持っていたら、負の財産になってしまう、という時代となりました。
こんな小さな日本で、これほど空家が多くて一部の都心だけのタワマンがもてはやされたらこれから一体どうなるのでしょう・・?
私はアメリカのように、ライフステージに合わせて、家具付きでどんどん移り住む、というようになればいいのに、と思います。
土地を買う、という発想ではなく、家はライフステージに合わせて、一生の間にどんどん変えて当たり前、というように。
それが身軽にできるような制度が整備されないといけませんけれどね。
もう土地付の家が一生ものの財産という時代ではなくなりました。
昔からマンションのモデルルームに行ったって、女性はその建物構造そのものに興味をもったり、そこが一番大切と担当者を質問攻めにするというよりは、インテリアコーディネイターがしつらえた仮のインテリアに惹かれて購入を決めたりするんですよ。
いくら、そんなところはどうにでもなるって、と言われても。
「こんなところに住みたい!」
という女性の夢の描き方にはマッチしていると思うんですよね、ライステージごとに家具付の家に移り住むというのは。