ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ダーリンの変貌

2019-05-08 09:01:33 | 身辺雑事
    オルゴナイトセラピー モニター様募集!

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   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
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                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
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      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
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   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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この頃、ダーリンが変わったな、と思う。
どう変わったか、というとなんだか妙に優しいし、物分りが良い。
それを「なんか薄気味悪い・・」と思ってしまうのは、あまりに私がひねくれているのでしょうか。
なんか2人で話し合ったとか、あの事件以来、というような心当たりでもあればまだしもなぁ~んにもないだけに、その変わるきっかけは私ではなかったことだけは請け合いだ。
私の知らないところでダーリンに大きな変化をもたらすような何があったというのだろう? と小首をかしげる。
だったら直接本人に聞いてみりゃいいじゃないか、と言われそうですが、どうも聞いたらその瞬間にまた微妙に2人の間に流れる空気が変わってしまいそうだ、という気がするし、どのみちダーリンは「別に」とか言って本当のことは言わないだろうという気がする。



もう1か月以上前になりますが、突然、
「食器を洗うのは俺がやることにする」
と自ら高らかに宣言したときにはびっくりしました。
そして(どうせ、3日と続かないでしょう)と思っていたら、ずっと続いている。
そして一昨日はGW最後の日、孫と娘がうちへやってくることになった。
ダーリンのLINEに娘から、
「焼肉食べにつれていってよ~」
とおねだりが入ったらしい。
で、ついでに日中は孫を釣り堀に連れて行ってやってくれ、ということのようだ。
――――ということをダーリンが私に報告したとき、即座に私は
「行かな~い」
と言いました。
「行かない」というより「行けない」と言ったほうがよかったかもしれません。
気持ち的にも行きたくないのはもとよりですが、GW期間中はどうしても外食が増えたため、どうも胃腸がすっきりしない。
胃腸が疲れている、って感じがする。
そんなところへもってきて、焼肉なんてとても食べられない。
(いや、年とったものだなぁ、とつくづく思います。お肉が特に魚よりは避けている、なんてこともないのに少しの無理がきかなくなっているのです。やっぱり肉を大量に食べたあとの胃の持たれ方って魚介類とは違うな~って思う)



以前にもそんな状態のときに誘われて、
「いいじゃないか。1切れ、2切れつまんで、あとはサラダでもクッパでも食べてりゃ」
と言われ、そうすっかと出かけましたが、やはり行けば1切れ、2切れではすまない。
結局お腹の調子以上に食べ過ぎてしまい、よけいに調子が悪くなってしまったことがありました。
だから最初から行かないに限る。



そして、私は人間側はレジャー、動物側は命がかかっている、というもの全般が嫌い。
だいたい「狩る」ということを「スポーツ」と言う人がわからない。
動物にとってはただの殺戮であり、死が待ち受けているだけだからね。
だから釣り堀なんて自分がやらなくても見ているだけでも耐えられない。
以上のことから「行かない」って言ったんです。
私がそう言うことはダーリンにも薄々わかっていたと思います。
だから、「ん」と小さくつぶやいてどこかへ姿を消しました。



そのとたん、私は「あ、しまった。機嫌そこねたな」と思いました。
通常ならもっと何かしゃべる人だから。
「ん」の一言で姿を消すこと自体がもうすねた証拠なんですわ。
ダーリンはとにかく「一緒に行動したがり」なんです。
特に娘と孫に関してはそれが顕著です。
一緒に住んでいるわけではない娘や孫には日にちが開けばあくほど、ただ遊んでやるにもどこかぎこちないっていうか、遠慮や付き合いづらさがあるんでしょうか、私に緩衝剤のように居て欲しがるんですよね。



階下に降りて行ってみると、ぼーっとテレビを見ていました。
「あ、ここにいたんだ」
と私が言うと、まぐろの死んだような目で私を見あげました。
「おぅ・・」と力なくつぶやく。
「どうしたの? 怒ったの?」と言うと、
「いや、えっこちゃんが行かないっていうからなんか寂しいな、と思って」
と言いました。
このときにもおや?と思いました。
これまでのダーリンならぷぃとすねたまま、「別に」と言って、別にどころかめっちゃ怒ってるや~んという態度の場合がほとんどでした。
こんな風に素直に私が行かないから寂しい、って言うなんて。
そこで私も素直な気持ちになって、
「ごめんね。でも、ほんとに今は焼き肉の匂いもかぎたくないくらいなんだもん。
釣り堀だめなのはケンちゃんもわかっていると思うし」
と言うと、ダーリンも素直に
「うん、だから俺1人で行ってくるよ」
と言いました。



さて、当日。
「ランチをすませてからどこか釣り堀にいこう」
と言っていた娘と孫は午前中の適当な時間にうちへ呼びに来ることになっていましたが、ちっともやってきません。
業を煮やしてダーリンが
「いつ来るつもりなんだ?」
と娘に電話すると、孫が早く起きすぎて少しはしゃいだあと、また二度寝してしまって10時にようやく朝食をたべたところだ、と。
だからお昼になんて全然お腹空いてないみたいだから2時過ぎくらいがいいかも、ということらしい。
ここで、
「はぁ~? ランチ一緒に食べようって言ってて、2時過ぎかい!?」
とでも言おうものなら、
「だってしょうがないじゃない! 二度寝するときにやめなさい、今寝るのは!なんて言ったら、それこそ1日中ごねだすからそれよりはいいでしょう」
とか娘が逆ギレすることはわかっているのでダーリンも
「そうか、そうか。ハハハ・・・」
なんて乾いた笑いでごまかすのみで強くは出ない。
そこまで迎合しなくてもいいのに、というくらい父親は弱いものなんだねぇ。



しかし。
「ランチを一緒に」と約束しておいて、「10時に子どもが朝食を食べたからまだ全然お腹すいてないはずだから2時過ぎにして」って言うのを「そりゃないだろう」と言うのが、そんなにいけないことでしょうか?
逆ギレされるようなことなんでしょうか?
当たり前なだけだろうが、と言いたい。
娘のほうが、
「ごめんね~ どうしてもコントロールできなくって二度寝しちゃったうえに10時が朝食だったものだから」
と平謝りが普通じゃないのか、と思うが。
娘たちとランチということは、ランチも胃袋に重くなるなぁと予測して、朝からほとんど何も食べなかったダーリンが可哀そうだわ。
これだからイヤなんだ、子どもは。
約束というものが出来ない。
王様のように自分の本能にまかせたままの振る舞いで、それに人を合わさせる。
休日のたった1日、ランチに付き合うだけでも、もうこれだ。



その後、ようやくやってきた娘たちとダーリンはランチ→こどもの日だからということでゲームソフトを買ってやる→釣り堀→焼肉 というコースに出かけました。
やれやれ、これで私はゆっくりと溜まっていたデスクワークでも片づけるか、と思っていたら、ものの2時間ほどで
「ただいま~」
とダーリンが帰ってきた。
「は? どうしたの?」
と玄関に出迎えると、
「スシ食って、ゲームソフト買いに行ったらもうそれを早く家へ帰ってやりたいばっかでさ。帰る、って言ってきかないんだよ。こっちももうそれで助かるんだけどさ。焼肉も夜になってもそんなにもうお腹すかないと思うからいい、って言って帰って行った」
と言うではありませんか。
ダーリンは重い荷物をおろしたように、心底解放されてほっとしているようでした。
釣り堀行って、焼肉にも連れて行ってやりたかったのに~、丸1日孫と一緒にいたかったのに~という様子ではありませんでした。
しめしめ、だんだんこの感覚も私と似てきたか。
私も
「あぁ、そりゃよかったね」
と言いました。
が、私がせっかく半日は1人でゆっくりと片づけなければならないものを片づけられる、と思っていた時間は無残にも破られました。
ほんとに孫がらみとなるとスケジュール通りにいかないことおびただしい。
それもこれも、みんな孫が自分の欲望にまかせた行動のみでそれをこちらにも要求するからだ。
ゲームソフト買ってもらったなら、少しはじぃじにも付き合ってやらなくては可哀想だ、とか思わないんだろうか。
・・・思わないだろうな。
そんな気が使える頃にはじぃじなんてお払い箱で、友だちと遊びたいばかりになっている頃だろう(孫は今度小学2年生になったばかり)



考えてみれば、私の小さい頃も
「名古屋のデパートに連れて行ってやる」
と言われてこりゃなんか買ってもらえるぞ、と喜んでついて行き、自分のものが買ってもらえたとたん、親が興味のあるフロアなんてもう全く私には興味のないものばかりなので、とたんにぐずりだし
「ねぇ、もう帰ろ~ 疲れた~」
と言って親を困らせていたもんなぁ。
親だって、自分の好きなものをゆっくり見たいだろうなぁ、なんて思いもしなかった。
そんな私に対して、親は「先に私の好きなものを買ってやる」のではなく、自分たちの好きなものを見たうえで「1番最後に私の好きなものを買ってやる」ことにしてみたらどうだろう、などといろいろと策を弄したようだけれど、結局どれもこれもうまくはいかなかったようです。
子どもってそもそも残酷な生き物なんだ、ということを許したうえで、そんな言動さえ可愛い、と思える人しか子どもとは付き合っちゃいけないんだろうな。(っていうか、親なら付き合える、付き合わないなんて基準じゃなく、しょっちゅう一緒に居ざるを得ないんだけどね)
私のように理詰めで「それはおかしいだろ」なんて言う人間はとてもじゃないが、子どもとは付き合えない。(それをわかっているから最初からリタイア宣言してるんだけどね)



その夜、私とダーリンは残り物の豚バラの切れっぱしと残り物の野菜で肉野菜炒めにして軽くすませました。
うん、しかしなぜかダーリンは丸くなった。なんでだろ。




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