ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

”恐れ”なければ幸せ

2013-09-18 09:08:00 | 身辺雑事

先日の台風は日本を縦断していった感がありますから、各地に大きな爪あとを残しましたね。

被災された方、1日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。


あの日は岐阜市でもかなりの大雨でした。

15日朝から時折強く降ったり、止んだりを繰り返しながら、夜からはかなり激しい雨となり、それが16日の午前中いっぱいまで続きました。

15日の夜に「これでは明日はどこへも行けないね。」と言って、ダーリンとDVDとコミックを借りてきました。


私は「進撃の巨人」を借りました。

私はそんなにアニメとか漫画とか読んだり見たりするほうでもないんですが、時々社会現象にまでなっているようなものには興味をそそられ、見ることがあります。

この「進撃の巨人」も前にちらりとその筆致を見ましたが、正直申し上げて、絵はそんなにお上手じゃないような気がしました。

ということはよほどストーリーが面白いんだろうな、とかえって興味をそそられたってわけです。


読んでみて・・

確かに面白かったです。

今風の近未来的な武器やらが何も出てこずに、「もし、身体が15mもある巨人が襲ってきたら・・・ それと戦うというよりはその進撃を食い止めるために彼らが入ってこられないほどの巨大な壁を作り上げて、そのなかの世界だけがすべての宇宙だ、ってことで生きていくか。」という設定そのものがとても面白かったです。

もし、今この世界も私たちが「地球」だ、と信じているものの外側に大きな巨大な壁があって封鎖してあるだけで、その外側には巨人が居て、いつなんどきその壁が壊されるようなことがあったら、私たち人類を取って食おう、と付け狙っているのだとしたら・・と考えたらとても恐ろしいですよね。

私たち一般市民には知らされていないだけで、ギリギリの最前線で食い止めている兵士がいるだけだとしたら・・ なぁ~んて。


ダーリンはスリラーものが好きなので、アメリカのゾンビものの連ドラを見ていました。

私はそういうものが嫌いなので、その横で「進撃の巨人」を読んでいたわけです。


ひゅうぅ~という台風特有の横風とともに叩きつけるような雨の降る夜、スリラーものの映画を観て、巨人が人間を食い殺すという漫画を読む・・

だんだん気が滅入ってきました・・

しかし、考えてみれば、そのどれもが“今”この時点では、何も恐れずにいればよいことばかりでした。(台風のための準備は必要でしょうけれど、幸いうちは3Fなのでよほどの大雨でも関係ないですしねぇ。)

私たちの横では猫たちがなぁ~んにも我関せず、という感じで、いつものように惰眠をむさぼっています。

(こいつらは強いなぁ。こいつらの強みは、すぐまじかに迫っているかもしれない将来を何も憂えないことだな。“今”にしか生きてないもんなぁ。)と改めて思いました。

それから私は漫画を読むのを止め、引き出しの整理とかを始めました。(こんなこと、めったにしないんですけどね・・)

そうしたら、ずーっと前(1、2年前かなぁ。)の「新月の願い」を書きとめたものが出てきました。

「新月の願い」とは、新月になった瞬間の時刻から24時間以内に願い事を書きとめておくと願いが叶う、というものです。

「新月の願い」はいったん書いてしまえば、それを始終目の付くところに置いておいたり、いつも読み上げて覚えていたり、という必要はありません。

タンスの引き出しの奥にでもしまいこんでおけばよい、とされています。

その言葉どおり、私は普段は開けないような引き出しの奥にしまいこんでおいたのでした。

どれどれ、わたしゃ、当時どんな願い事を書いたんだ?と読んでみると・・・

「なんだ、こんなことを!」というほど拍子抜けするようなことばかりでした。

本気でそれを一番に願っていたの?というようなこと。

たいていは一番の願いに、

「もっともっとオーラソーマの道に突き進むことができますように。」と書いていました。


はぁ?って感じでしょ。

「突き進む」って何のことを言ってるんだろう? このときの私は。

もっともっと色んなコースを受けることができますように、ってことだろうか。

もっともっと毎日オーラソーマのことだけをやっていても生活していけるように、ってことだろうか。

自分がオーラソーマに対する興味を失うことなく、さらに興味を深めますように、ということだろうか。

おそらく全部なんでしょうね。


これらは全部“恐れ”です。

「オーラソーマばかりやっていて生活していけるんだろうか?」とか、

「オーラソーマから自分が離れてしまわないだろうか?」とかの。

今の私はそんなこと、ちぃ~とも恐れてなんかいない。(それは生活の不安がなくなったとか、自分の興味が離れたとき私に何が残るんだろうか、という答えが見つかったというわけではありません。ただ、それについては知らぬまに恐れなくなったのです。)

だから、このときの願いがとても摩訶不思議なものに映る。

チンケなものに映る。

ほかには「健康でいられますように。」とか、「誰それさんと良好な人間関係が保たれますように。」とか書いている。

これらもぜぇ~んぶ、それを今から心配してどうするの?という“恐れ”ばかりです。

そのとき私は健康であったはずだし、誰それさんとの仲がおかしくなりかけていたわけでもなんでもない。

起こっても居ないことを心配している。

ばかみたいです。


私たちはすでに“目覚めており”、誰もが“ありのままの自分”であることが望ましいであれば、それは私たちという存在は誰もが生まれもってすでに何が自分にとっての一番の望みであるかも知っている、ということだ、と思います。

つまり、「願い」とは「手に届かないところにあるものを奪いにいくこと」ではなく、「すでにいくらでも簡単に自分の手中に収められるものを、何か“恐れ”によって見えなくなっていたり、それが自分の手に届くものではない、と思い込んでいるもの」のことなんだ、と思いました。

だから“恐れ”のブロックさえ取り除いてしまえば、なぁ~んだ、と他愛もない望みのように見えることばかりかもしれないな、と思ったのです。

なにしろ、すでに手中に収めていることばかりなのですから。

それを昔の「新月の願い」を発見して改めて読むことで気づきました。

なんだか私は「新月の願い」ってあんまり、自分にとっては効果的じゃなかったな。あんまり「願いがかなった!」って実感ってないな、と思っていて、だからいつのまにか「新月の願い」を書くこともやめてしまっていたのですが、自分では気付かなかった“恐れを抱いていた自分”がいつのまにか雲散霧消していたとしたら、これほど大きな収穫はないかもしれません。


なんだかこの日は、台風の恐怖、物語のなかの恐怖に出会いながら、昔の自分の「新月の願い」を拾い上げることになり、いつのまにかしょうもない“恐れ”には囚われなくなった自分に気付くことができてよかったです。







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7 コメント

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恵津子さんは『寄生獣』はご覧になったことありま... (珠実)
2013-09-18 13:14:10
恵津子さんは『寄生獣』はご覧になったことありますか?
未見でしたらオススメです!
進撃の巨人が世に出た時、寄生獣のパクリだと散々言われていましたが
寄生獣は哲学的名作で素晴らしいです。
何度読んでも同じ場所で涙してしまいます。
高校生の時に知り合いの男の子が勧めてくれて読んだのですが
プロタゴラスの“人間は万物の尺度である”をこれほどまでに
考えさせられた漫画はありませんでした。
“命とは生き物とは何か”が自分の永遠のテーマとなった作品です。
フランス人の知人も絶賛していました。(日本の漫画そのものを
絶賛していましたが)恵津子さんも気に入って下さると思う。.:*☆
機会があれば是非。
ところで、新月の願いって今ひとつ叶いません。。
2006年からやってますが。
気持ちを新たにするきっかけになるし、家族皆平和で居られるので
一応叶っているのでしょうかね。。






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珠実さん、コメントありがとうございます。 (些々羅)
2013-09-18 14:27:55
珠実さん、コメントありがとうございます。
そして、おススメありがとうございます!
いつも私の知らないことを教えてくださり(しかも実に興味深い)、感謝です。



「寄生獣」ねぇ・・
なんだかタイトルだけは聞いたこともあるような気がしますが・・・
映画化かなんかされてましたっけ?
是非、読んでみます。
かなり前の作品なんですね。
見つかるかしら・・
涙するような内容なんですね!


「新月の願い」ですが、珠実さんも私同様、叶った、って実感ありませんか・・
ずいぶん前のを読み返してみても、「あれ? これ、知らないうちに叶っちゃってるじゃん!」っていうのもない?
もし、あまりにも実感がないのなら、そこに記載した”言い方”の問題もあるのかも・・?
例えば他人のことは叶わないそうです。
「○○さんが幸せになりますように。」とか・・
「家族がずっと健康でいますように。」とか・・
もしそれを願いたいなら、
「○○さんが幸せを感じるように、それをまた気付ける私でいられますように。」とか、
「家族がずっと健康でいられることをお手伝いできる私でいられますように。」というような「私」を主語にした言い方にしないといけない、というのを「新月の願い」で読みました。
ほかにも少しずつポイントがありましたよ。

一度、言い回しのくふうをされてみたらいいのかも。

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恵津子さん、私はJan Spiller氏の著作のファンで (珠実)
2013-09-18 15:41:05
恵津子さん、私はJan Spiller氏の著作のファンで
やり始めたんですね。ですのでかなり年季は入っているんですよ。。
それよりもボトルを意図しながら塗る方がよほど実際的に『叶って』いるので、
イメージや掘り下げが下手なのかもしれません。とはいえボトルからは
叶えたいことは幻想だったのだな、という感じで、あさっての方向に導かれることで
恩恵を得る、という感じですが。
寄生獣、検索してみて下さい^ ^Amazonのレビューなども参考になると思います。
私が読んだ時もすでに古い作品で当時も絵やセリフ回しが古いと感じていました。
でも!数年前に完全版が出て、いまだリアルタイムに版を重ねており、
読み継がれています。間違いなく史上に残ると思います。
寄生獣が何なのかは作者からは明言されてはいませんが
おそらく人間を指しています。描写がグロテスクだとして、神戸児童殺傷事件の時に
問題扱いされていましたが全然そんなことはないので、安心して下さいね。
(というか、そもそもスプラッターやグロがメインのお話ではなく良質な哲学です。)
ちなみにハリウッドでの映画制作が予定されています。
呪怨の清水崇監督なので、えー。。?!と思いましたけど。
メッセージ性のある深いお話です。日本の漫画は本当にエンタテインメントとして
海外へ誇れる分野として成り立っていますよね。
語り尽くせないです。。。!


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続けてすみません。寄生獣は今調べたら90年代の作... (珠実)
2013-09-18 15:50:12
続けてすみません。寄生獣は今調べたら90年代の作品でしたので
20年ほども前ですね。私が読んだ高校生の時は
まだ完全版が出ていなかったので友達の男の子から
借りたあとブックオフでコミックスの古本を揃えました。
人気があるせいか高かった記憶が。
その後出版された完全版を買って留学先へ持って行き
日本人会へ寄贈してきました!

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珠実さん、続けてありがとうございます。 (些々羅)
2013-09-18 16:19:27
珠実さん、続けてありがとうございます。


20年も前の作品なのに古びずに、そこから版を重ねたり完全版が出たりしているのってすごいですね!


珠実さんが寄贈されたところからまたまた日本のコミックファンが広がりを見せているかもしれませんね。
探してみます!


スピラー氏の著作ファンでらしたんですね。
それは私よりご存知ですよね。
私もスピラー氏の本から知りました。
わかりやすい、と思ったけど2冊しか彼のものは読んでいませんし。


それよりボトルのほうが実際的だ、というのは私にとってはちょっと嬉しい話でもありますけれど。
この頃つくづく思いますが、人にはそれぞれ気づきやすいツールというのがありますねぇ。
それがボトルのようにシステムがお膳立てされているようなものから、こうしてただ書く、という行為によって気付く場合もありますしね。
珠実さんは、エーテル体やアストラル体ですごく感じるタイプなんじゃないか、と思いますよ。


そうそう、ついにビーマーライトペン、買いましたからね!
学びにも行って参りますし、そのうちシェアしますね!
楽しみにしててね~
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新月の願い事、最近、書いてないですね。 (KAORI)
2013-09-19 08:44:41
新月の願い事、最近、書いてないですね。
あまり叶っていないような。。。
書き方があると言われて、ずいぶんと工夫したりもしたのですが、なんともイマイチな気がしています。
私の場合は、願い事を書いてしまった時点で、何か終えてしまったようなそんな感覚があるのかもしれません。


ただ、月の満ち欠けは意識するようになり、新月や満月がいつなのかは頭の片隅に覚えています。
今夜は、中秋の名月、そして、満月ですね~
あ~お月見のお団子が食べたいです(笑)
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KAORIさん、コメントありがとうございます。 (些々羅)
2013-09-19 10:25:16
KAORIさん、コメントありがとうございます。



私の周りでも新月の願いは、「すごく叶ってる!」という人と、「あんまり・・」という人にばっちり2分するんですよね~
なんででしょうねぇ?
もう、新月の願いそのものよりそちらのことのほうを研究したくなっちゃいます(笑)


私もKAORIさんと同じく、書いた時点で終わった・・という気になっちゃう感じあります!
それかな~?


それにしても、KAORIさん、やっぱり食いしん坊ですねぇ(笑)
月見団子ですかぁ。
もっとおいしいもの、毎日食べてそうだけど。


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