会社の近くにすてきなキャンドルショップがあるのを見つけました。
東京や、名古屋でも栄の中心街ならいざしらず、東区のちょっとはずれでキャンドルだけのオンリーショップというのは珍しいのではないか、と思います。
ビルの2階なのですが、外は全面ガラス張りで中の様子が伺えるので、最初から入りずらい、という感じはなかったです。
キャンドル自体もステキですが、その入れ物に凝ったものが多くて、大切に使いたくなるようなものばかりです。
なんていうかなぁ・・・ 昔の日本で貴族たちがたのしんだ「香道」というのがこんな感じじゃなかったのかなぁ、と思います。
お香の香り自体ももちろんステキなのだけれど、香木そのものは見ていてそんなに見栄えがするものでもなかったはずです。
だけど、しずしずとおもむろにステキな織物の箱なんかからビャクダンを取り出して、
「これは、○○産のものですのよ。もうなかなか手に入りませんでねぇ」なんて自慢しながら、参加者も「ほほぉ!」なんていいながら、どれどれと一回り皆もっともそうに手にとって眺めすがめつしながら、ようやく焚き始める、なんて世界。
源氏物語にも紫の上が香道を楽しむシーンが出てきますが、皆で「この香りなんだかわかる?」なんてあてっこをしながら、優雅に過ごすひととき。
いいわ~
私は、瞑想に興味をもってから瞑想するときには必ずキャンドルのともし火を見つめながら行う習慣ができました。
でも、キャンドル自体も単独で好きで、ときどき、お風呂の照明を切って、キャンドルを浮かべながらキャンドルのあかりだけでゆったりと湯船につかったり、夕食どきに部屋の照明を落としてキャンドルをつけたりしています。
最近ではキャンドル自体が火をともすとアロマの香りをくゆしだすものも多く出回りはじめましたので、ダーリンとテレビで映画なんかを見ていると時々ダーリンのほうから「なんかキャンドルつけて」と言うようににもなってきました。
ただ、瞑想のときにはキャンドルの火そのものを見つめていたいのに、すてきな器に入っているキャンドルについ惹かれて買ってしまうと、蝋が減っていくにしたがって、器のなかの火を見つめる形になってしまい、火そのものを直接みつめることができません。
だから、インテリアとしても楽しみたいものと、実用を重視するものと分けて考える必要があります。
ちなみにこのキャンドルショップでの私のお気に入りは、「ソイ・キャンドル」といわれる、大豆から作ったキャンドルと、ヒマラヤの宝石が入ったキャンドルです。「ニーマニーマ」というブランドのものなのですが、「ニーマ」とはチベット語で「太陽」の意味だそうです。
太陽! なんだか、オーラソーマの「光のボディ」とも関係するわ~、ステキ!とすぐにそんな一言だけで舞い上がりのめるこむ私。
あ、ちなみに「ニーマ」にはもうひとつ、日曜日に生まれたこどもに名づける名前でもあるそうです。う~ん、なんかこれも意味深。
神が月曜日から土曜日までで天地創造をなしとげ、日曜日には休息した。その休息日である日曜日に生まれたこどもを「太陽」と名づける・・
なんだか、深いわ。
チベット医療ではヒマラヤの高山植物を使用し、祈りの文化をベースに身体と体の両面から癒しに導く伝統医療を行っているらしいです。
どうしてキャンドルに宝石がちりばめられているのか、というと、チベットの薬にはターコイズやコーラルなど宝石が粉末になって入っており、なんとサプリメントとして飲用されているそうです! 宝石自体に意味や効用があるからそれを飲んで直接体に取り入れるんだね。
「ヒマラヤの大自然からイメージされた香りは天空への旅へと誘ってくれます。」
なんてコピーにまた一撃。
ちなみにキャンドルは、別に瞑想に親しもうというつもりがない人にももちろん、おすすめです。
なぜならキャンドルのあかりや暖炉の火などは、「f分の1ゆらぎ」が発生しているからです。
一時、家電製品でもはやりましたよね。f分の1ゆらぎ。
ちなみに森本レオさんの声はf分の1ゆらぎだそうです。
だけど、森本レオさんの声をいつも耳元で聞いているわけにはいきませんし、自然のものから得られるならそのほうがいいに決まっています。
火には小川のせせらぎや、木漏れ日、さざなみなどの自然界にもあるこのf分の1のゆらぎがあるのです。なんと、それは人間の鼓動にもあり、火を見ることで自律神経を調整してくれて、人は実際にくつろぎ、癒しを感じるのだそうです。
ですから、ぜひ、毎日の暮らしのなかにほんの少しでいいですからキャンドルを取り入れてみませんか?いいですよぉ。だって、「キャンドルの火を見るための時間」が特に必要なわけじゃないですから。
お風呂はいりながら・・ ごはん食べながら・・ 読書しながら・・ テレビみながら・・ みんな「ながら」で出来ちゃうことばかりです。
だから、不精な私にも続いているんだな、きっと。
ちなみにこのキャンドルショップは「LUXE Candles make a wish」といいます。
わたしゃ、ここの回し者でもなんでもありませんが、ぜひご紹介したく、以下に場所を書いておきますので、お近くにお立ち寄りの際はぜひのぞいてみると楽しいですよ。
〒461-0002 <msnctyst w:st="on" address="名古屋市東区代官町15-3" addresslist="23:名古屋市東区代官町15-3;"> 名古屋市東区代官町15-3
営業時間 11:00~19:00
定休日 日曜・祝日
ウェブショップ http://www.press-sonnia.co.jp/luxe/
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