ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

宵のコンサート

2009-01-21 07:51:02 | 出会い

もう、成人式の頃の前の話になりますが、<msnctyst w:st="on" addresslist="23:愛知県犬山市;" address="犬山市">

犬山市

</msnctyst>上<msnctyst w:st="on" addresslist="34:坂町;" address="坂町">

坂町

</msnctyst>にある「Cots field」というステキなギャラリー&カフェを借り切って、青木美佳さんのコンサートがありました。

青木美佳さんのことは以前にもこのブログで書いたことがありますが、前のときは<msnctyst w:st="on" addresslist="21:岐阜県関市;" address="関市">

関市

</msnctyst>で民家の広いリビングを貸してもらってのコンサートでした。

002 今回は、「心の詩 コンサート」と題した奥田オードリーさん、佐藤智子さん、そして前に<msnctyst w:st="on" addresslist="21:岐阜県関市;" address="関市">

関市

</msnctyst>でもコラボレートしていた詩の朗読の有賀さんとその娘さんののぶさんとの合同コンサートです。

奥田オードリーさんと佐藤智子さんのことは存じ上げなかったのですが、とにかく前に青木美佳さんのピアノと力強くも澄んだ歌声に魅せられてしまったので、「美佳さんさえ出るのなら、もうなんでもいい!」って感じで出かけました。

今回はダーリンも一緒です。

美佳さんはちょっと風邪をひいてしまって・・・と時々せきこんでみえましたが、相変わらず素晴らしくココロを直撃する歌声でした。

有賀さんの詩も前に聞いてはいるからわかっているんだけれど、また感動します。

有賀さんのお子さんののぶさんはダウン症で、最初に生まれてそれがわかったときはショックだったけれど、ともに歩んでいくうちに「この子がいてくれるからこそ、私の人生は素晴らしいものとなった。」と思えるようになり、それらの感動をつづった詩がメインになっています。

のぶさんは音楽がとても好きなようで、演奏がはじまると嬉しそうに体全体をつかってリズムをとります。

前に<msnctyst w:st="on" addresslist="21:岐阜県関市;" address="関市">

関市

</msnctyst>で聞いたときには私たちと同じように観客席側に座っていたけれど、今回は、ピアノのすぐ横に設置された椅子に座り、観客席側を見るかたちで完全に「出演者」です。(あたりまえか、パンフレットにも「出演者」として書いてあったし)

しかし、私は正直勉強不足でダウン症について詳しいことは何も知りません。

ただ、どれだけ人口が増えようともなぜか全人口の1%が常にダウン症児として生まれてくる、というのはやはり生まれるべくして生まれてくるのだ、という気がしなくもありません。

勉強不足なので、実際には成人以上ののぶさんが幼児の心だけをもっているのか、ある分野では大人だけれどある部分ではこども、というような使い分けがあるのかわかりません。

そもそものぶさんには「出演している」という意識があるのか?

楽しいからレインスティックを振っているだけなのか、「ちゃんと演奏に1枚加わっているんだ、私も。」っていう意識でやっているのか、そのへんもよくわかりません。

そして、観客がのぶさんの存在をどう思っているのか?それもよくわかりません。このコンサートには欠かせない存在だと思っているのか、プロが聴かせるコンサートなら、生半可な気持ちや状態でお遊びのようにダウン症の子を参加させるのはいかがなものか、と思う人もいるのか?とか・・・(以前に美佳さんは「この1年は(この1年と言う1年が2009年度中をさすわけではありません)、お金をとらずにコンサートをしたい。」と言っていたので、この「心の詩コンサート」はお金をとらないコンサートでしたけれども。だって、ケーキとコーヒー付きで500円なんですよ!そんなの、コンサート代のわけないですやん。でもちゃんとしたコンサートチケット代を払うのであれば、のぶさんの存在はいかがなもの、かと思う人もいるのだろうか、とか。)


最初の頃はそんなことばかりつれづれ考えてしまって、そして、私ならどう受け取るだろう?受け止めるべきだろうとか考えているとコンサートに集中できなかったのですが、終わりごろになるとそんなことは全く気にならなくなりました。

というか、ごく自然に、のぶさんはそこに存在している、と言う感じでした。


それにしても美佳さんの、有賀さんの詩に曲をつける才能はすばらしい!

有賀さんの詩も心を打つものなのですが、美佳さんがそれをメロディに乗せると何倍も感動します。

今回は、のぶさんの絵にインスピレーションを受けたということで、絵にも曲をつけたものを弾いてくれました。

自分の感じるものをあふれる才能そのままに、なにかしらの手段を使って表現できるというのはほんとうに素晴らしい。

あぁ、私にもあんな才能があったらなぁ・・・とため息をつくばかりです。


ターコイズには「感じることが多すぎて、なかなか考えるまでがおっつかない。」ということがあります。

私ってまさにそれ!

感じてはいるんだけれど、その10分の1も人にその感動を伝えたり、表現する能力がない・・

あ~、くやしい!

奥田オードリーさんが、「アメージング・グレイス」を日本語版の訳で歌ったものにまた感動しました。訳は岩谷時子で、皆さんよくご存知の白血病で亡くなった本多美奈子さんがこの訳で歌っていましたね。

優しい愛の手のひらで  今日も私は歌おう
 何も知らずに  生きて来た 
 私はもう迷わない

 光り輝く幸せを 与えたもうたあなた
 大きなみ胸に ゆだねましょう
 続く世界の平和を

とくに「何も知らずに生きてきた」「私はもう迷わない」というところにひとりで勝手に感じ入っていました。

「何も知らずに生きてきた」ってなかなか言えないですよね。

だって、現に生まれてから新しく「知る」ことの連続で生きてきたはずですから。

じゃあ、信号が青になったら渡ってもいい、って誰に教わったの?

隣近所の人たちには自分から笑顔で挨拶しなさい、っていつ教わったの?

考えればきりがありません。

なのに、それでもなお「何も知らずに生きてきた」と言えるのは、すばらしい!

今まで知ってきたことなんかたいしたことじゃなかったんだ、と否定しているわけではなくて、「光輝く幸せを与えてくれた」ことに比べれば、何も知らずに生きてきたと言うに等しい、ということなのでしょうか・・

そして、「もう、迷わない」と言い切れる強さ。

なんだか、感動しました。

004 コンサートは感動のうちに終わり、「ギャラリー&カフェ」でもあるので、ギャラリーのほうをちょっとのぞくと、陶器のお皿や小物を売っていました。

私とダーリンは、どこかへちょっと出かけたついでにその記念にいつも「お猪口」を買うことにしてるんです。大体旅先でのことが多いんですが、今回はここですてきなお猪口をみつけて、私はすぐにとりこになりました。

何が気に入った、って・・カタチがいびつなとこ。

どうも私はひねくれてるのか、整った美よりもどこかはずした、というかバランスが崩れているものの方がすきなんですよね~


すると、ダーリンも003

「おっ! この色よくないかぁ!」とカップを手にしていました。

確かに、いいわ。

なんだかロイヤルブルーの深い色に吸い込まれそう・・

最近、ロイヤルブルーも好きなんですよね。

と言うわけで、お猪口とカップと2つずつ買っちゃいました。


とても気持ちよく夜がふけていきました。


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