ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

黄砂

2009-04-10 17:01:27 | うんちく・小ネタ

今まで毎年花粉症の予防と治療では、「タリオンOD」という錠剤のお世話になっていました。

でも、それも名古屋に会社があったとき、たまたま近くに内科・アレルギー科があってそこで処方してもらっていたもの。

名古屋を引き払ったら岐阜ではどこが同じものを処方してくれるだろう・・

わからないのと幸い今年は平年より飛散量からいうと多いはずなのにまったくといっていいほど症状が出ていなかったので、ひょっとすると薬のお世話にならなくてもこのままいけるのでは?と思い、薬が切れてもちょっとそのまま様子をみることにしました。

甘かった・・

タリオンが切れて飲まなくなって2日目。

バンバンに症状が出てしまいました。

きっと1日目はまだ薬の効き目があったから出なかっただけなんですね。

確か、家の近くにも内科・アレルギー科のお医者さんがあったよなぁ、とうろ覚えの記憶を元にうろうろと探し回って見つけました。


そこで、今までの事情を話すと、親切に耳を傾けてくれていた看護婦さんが、

「では、そのお薬が調子がよかったので、同じものが処方できるかどうかをお調べしてみますね。」と言ってくれ、

先生に聞きにいったり、調剤薬局に在庫を尋ねてくださったりして、結果、

「タリオン、うちでもお出しできます。」

やったあ!

これで安心だわ。

でも、この病院の看護婦さんたちは私が「タリオン」と言っても、耳慣れない薬の名前だ、という反応でした。

タリオンって最も花粉症の予防薬としては一般的かと思っていたけれど、同じ内科・アレルギー科でもやはりいろいろなんですね。

しかも、診察を受けてそこの先生が、

「タリオンって眠くなりませんか?」とおっしゃるので、

「え! 逆に私は、タリオンて眠くならないところがいい、と思ってたんですが・・」と言うと、

「ふ~ん、そうですか。やっぱり、患者さんによっていろいろなんだなぁ。

僕は自分が花粉症ではないので、自分の身をもって体験するわけにはいかないんだけど、患者さんの話ではタリオンは眠くなる、っておっしゃる方が多かったので。」とおっしゃいました。

びっくり!

でも確かに処方箋には「眠くなることがあるので車の運転は気をつけてください。」と書いてあるではありませんか。

タリオンがまったく副作用もなく、眠くもならないのに効果だけは発揮する良い薬、と思っていたのは私だけ・・?

それにしても今回、一気に症状が出たのは、花粉のせいばかりとは思えない。

黄砂の影響があると思います。

2月の終わりか3月のときにも一度黄砂でひどいときがありましたが、それからニュースで報道されるほどではないにせよ、やっぱり飛んできているのではないかしら・・

というのは、私は花粉だけ、とか黄砂だけ、というより花粉×黄砂とか、黄砂×排気ガスなどの複合技になるとめっぽう弱く、すぐに症状が出るからわかるんです。

せっかく花粉には大して反応せずに来てやれやれと思っていたのに、思わぬ敵が!!


そもそも黄砂とはなにやら中国のほうから飛んできている、ということだけは知っているが、その正体の確かなものを把握しておらぬ。

いちど、北京でものすごい黄砂に見舞われた人々がガスマスクのようなものすごい防備をしていたのを見て、「わぁ、えらいことになってるなぁ。かわいそうに。日本に生まれてよかった。」なんて思っていたのが数年前。

それからいつのまに日本にも当然のように毎年、飛んでくるようになっちゃったのぉ?という感じ。

どうにも解せない。

そこで、「黄砂」を調べてみました。

まず、「黄砂」とは・・

『中国大陸奥地のオルドス、ゴビなどの砂漠の砂が強風に舞い上げられ、上空の偏西風に流されて海を渡り、日本にまで飛んでくる現象。沖縄では赤霧(あかぎり)という。

黄砂は西日本ほど多い。そして同じ九州でも、長崎県五島地方は年間平均10日間は黄砂をみるが、九州東岸では2日間である。黄砂は冬から春にかけて多い。五島地方の黄砂日数は、10.2日、20.8日、32.5日、43.8日、52.0日、60.5日である。冬におこった黄砂が混じると、降る雪に色がつく。これを紅雪(べにゆき)または赤雪(あかゆき)とよんだりする。

黄砂に似た現象はほかにもあり、たとえばサハラ砂漠の砂が地中海を飛び越えてヨーロッパに広がることがある。それが雨に混じって降ったものは「血の雨」ともいう。』

[執筆者:平塚和夫]

ふぅーん。なんか「紅雪」なんていうと風流な感じがするけれど、「血の雨」はおだやかでないわねぇ。

ついでに、黄砂がどんな被害をもたらしているのかも調べてみました。

『黄砂現象は従来、自然現象であると理解されてきましたが、近年ではその頻度と被害が甚大化しており、急速に広がりつつある過放牧や農地転換による土地の劣化等との関連性も指摘されています。

そのため、黄砂は単なる自然現象から、森林減少、土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による側面も持った環境問題として認識が高まっています。

一部では"Yellow dust terrorism"(黄砂テロリズム)と呼ぶ向きもある[50]。濃度が高い場合、視界が悪くなるために航空機の飛行やの通行、鉄道の運行、人の歩行に障害を及ぼしたり、大気を覆うことによって気象観測を妨害したりする。また、地上波放送などの電波が乱反射し、受信障害や異常伝播を引き起こすこともある。中国や韓国では、黄砂の濃度が高い時には乗用車速度規制が行われることがある。

精密機械半導体の工場では、黄砂の微小粒子の侵入により不良品ができるなどの被害も発生する。速度規制や交通の混乱、健康被害などの諸被害によるものや、砂や塵の処理にかかる費用も含め、大きな経済的損失も生じる。

1995 - 1998年の春に韓国で行われた疫学調査では、黄砂の飛来時に高齢者の死亡率が2.2%上昇したほか、呼吸器・循環器眼科の入院率や通院率が上昇した。中国の新聞の報道によれば、砂塵の飛散時には肺の感染症・心臓血管の疾病・心筋梗塞・高血圧・脳卒中などの増加が見られるという(『新生網』2002528日付記事による)。日本では、疫学的な調査結果がまだない[3]

日本などに飛来する黄砂の粒子は非常に細かいため、肺の末端にまで到達するとされているが、その細かさから到達する量自体はそれほど多くないとされている。また、黄砂自体はアレルギー物質ではないものの、汚染物質が付着したときに何らかの相乗効果を及ぼし、汚染物質が人体に及ぼす悪影響を増幅させている可能性も指摘されている[48]。』


「イエロー・ダスト・テロリズム」!

う~ん、言いえて妙だわ。

やっぱり私が複合技になって症状が出る、というのは最もなことだったんだ。

こんなものが毎年どんどん体にたまっていく、と思うと心配だわ~

皆さんもこのテロに負けないカラダづくりをしてくださいね。




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