ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

「人間は脳の3%しか使っていない」の嘘

2019-07-20 09:01:21 | うんちく・小ネタ
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<今後のワークショップ予定>


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場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
追加! 7/29(月)   10:00~13:30 残席1名様参加費:¥15000(税込)
[内容]
 ・色からのメッセージ
 ・色の性質
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

STEP2(※STEP2はSTEP1を受講した人のみ受けることができます)
8/3(土)   13:00~17:00   満席
8/7(水)   13:00~17:00   満席

 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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 オルゴナイトセラピー モニター様募集!

 
 4/25(木)~  初回1回に限り

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   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
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   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
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              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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あまりに肩書が多すぎて、どうご紹介していいのかわかりませんが、まぁ、ご本人のプロフィールの一番最初にあげてある「認知科学者」の、と言っておきましょう、苫米地英人さんの「すべてを手に入れる残り97%の脳の使い方」という本を読みました。
このタイトルを聞いて多くの方は、
「あぁ、わかる、わかる。脳ってまだほんの2~3%しか解明されていないし、私たちは普段そのほんの2~3%しか使ってないっていうもんね。だからその残りを目覚めさせる方法を僕は知ってるよ、っていう本なんじゃ?」
と思いますよね~
私もそんな風に思ってこの本を購入したわけです。
しかし、序章ですでに私はびっくりコケそうになりました。



そこには、
「人間は脳の3%ぐらいしか使っていないという記述を目にします。しかし、これは間違いです」
といきなりキタ~~~というフレーズが目に飛び込んできたからです。
ただこれは数字的に論拠がない、という意味で、人間が潜在的能力のほんの少ししか使っていない、というのは本当のことのようです。
そして、3%程度しか使っていないという説はウソだよ、ということをわかりやすく説明してくれています。



こういうことだそうです。
ここにある神経回路があるとします。
それがA、B、Cという3つの神経につながっていると想像してください。
そしてある情報が飛び込んできたとき、「これはAにつながるように送り込む情報だ」と脳は判断して、この神経回路からAに情報を送り込むとします。
3つあるシナプスのうち、Aという1つの神経回路を使っただけだから、残り99%の神経は使っていない、まぁ、BとCのジャッジには触れた、だから残り97%は使っていない、というのが巷で言われている
「私たちは脳のほんの2~3%しか使っていない」
という、簡単に言うとこんな理論なんだそうです。



けれど、実際にはA、B、Cという神経に振り分けるにあたって、もっともっと脳はフル稼働している、というのが苫米地さんの考えです。(というか、逆に脳科学者たちの考えなのかも)
デジタル信号は3つにジャッジするレベルではなく、もっともっと細かいものをジャッジできるので、かりに「100」の情報量が瞬時に流れ込んで、「0~33」までの情報はAに、「34~67」までの情報はBに、「68~100」までの情報はCに振り分けられることになっているとしたら、これは単に私たちの脳が3つのジャッジしかしていなかった、ということにはなりません。
「0~100」までをずーっと精査して、100まで精査した結果、これは53番だな、と判断したからBという神経回路に送り込んだ、ということであれば、私たちは脳を100%使っているのだ、という言い方ができるわけです。
なぁんだ! って感じじゃありませんか?
私は目からウロコでした。



だって、
「私たちは脳の2~3%しか使っていない」と言われるのと、
「私たちは脳は100%使っているけれど、神経回路が3つぐらいしかない」と言われるのとでは全然違うじゃありませんか!
こういうちょっとした視点が違うことを教えられると、
「なんだったんだ・・ 今までの知識は・・」
という愕然とした気持ちになると同時に、
「あ~、だから世の中って楽しい。自分で知る、って楽しい」
とも思います。
ちなみにここまで知った時点で私が興味深く思ったのは、
「こんな簡単な原理が世の中には流布されておらず、ひたすら『私たちは脳の2~3%しか使っていない』という言い方のみがひとり歩きした理由はなんなんだろう?」
ということが気になって仕方がありません。



ただ、これ補足しておくと(というか、さらに言い方を変えると)
「私たちは97%の神経を眠らせているわけではない。100%すべて神経は生きている。けれども、普段はだいたい3パターンぐらいの行先しか学習していない」
ということは確かなのです。
実際にはもっと使えるのに、という限界値が遠くにあるのに低いレベルでしか使っていない、ということ。
これをして、「私たちは脳のほんの2~3%しか使っていない」と言うのなら、ある意味正解ですね。
これを苫米地さんは、
「要するに神経の訓練が足りない。別の言い方をすれば経験が足りない、ということです。ですからもっと大量の経験をすれば、大量のパターン体験ができ、神経はどんどん訓練されることになります。」
と言っておられます。



こういう脳の学習効果のことを知ってか知らずか、有名なスピリチュアリストの方がたの中にも
「この世に私たちが生まれてきた意味は、私たちがこの地球上でいろんな体験をするためです。魂はとにかくいろんな体験をしたい存在なのだし、神も私たちがした体験を我が事のように天から見て居たい、というそういう存在なのです」
とおっしゃっている方は多いですよね。
そしてきっと皆さんも、それが本当かどうかは別としても、なんとなぁく肌でそのことを感じていらっしゃる方も多いのではないか、という気がします。
行動しなくちゃ意味がない。
迷ったら行動するほうを選ぶようにしたほうが後悔しない。
―――ってね。
でもそれでもなかなか一歩を踏み出せない、っていう人が多いのもわかります。
「わかります」っていうのは体験的に。
わたし、結構そういうタイプだから。
全然頭でも心でも納得していないのにもかかわらず動いてもしょうがないだろう、そこまで納得していないことに対して動いていったいなんの利益があるんだ?と思ってしまうタイプですから。
私が20代の頃というのは、会社で営業というと、
「営業が机に座っていてどうする! なんでもいいからとにかく靴の底を減らせ!」
と上司に言われて、「はぃぃ~~」とジャケット片手に会社を飛び出したはいいが、さて、右も左もいったい何をしに、どこへ出かければいいんだ? 皆目わからん・・という状況でもいいからとにかく会社には座っているな、としょっちゅう外出している営業のほうが優秀という時代でした。
でも、それを私はいつも苦々しく思っていました。(私は営業ではありませんでしたが)
ただ鉄砲玉のように飛び出して行った営業たちはいったいどこへ行ってるんだろう・・?
どうせ、そこいらのパチンコ屋でヒマつぶししているくらいがオチじゃないの、って。
それならば、どういう戦略を練って、あの地区なら飛び込みでも意義がある、とかなにか自分なりの確信めいたものを持って営業に飛びださなくちゃ意味ないだろう、と思っていたので。



今の1番の私の研究課題はそこなんですね。
「人は、体験したほうがいい、行動あるべき、ってわかっていてもどうして動けないときがあるんだろう?」
って問題。
でも、薄々気づいてはいるんですけどね。
“わかっていても”と言いましたが、結局、“わかっちゃいないんだ”ってこと。
それを認めたくない、ってこと。
現状が不満だ、と言いながらも、そこにどっぷりと浸かったままでいることに心地良さを感じているんだ、ってこと。
行動する前にやることがあるだろう、ってどこかで思っている、ってこと。
これらはいきなりこの言葉のまま、クライアントさんにぶつけてみても、反感買うだけなのはわかっています。
それをどう自分で気づいてもらうか、が研究課題なんですよね~



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