死ぬ間際５分間に語られた後悔

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　　　　＜７月下旬～８月下旬までのご予約状況　＞
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　２７日（木）　　　午前１０：００～　　○　　　　午後　１３：００～　○　　１５：００～　×　　１７：００～　×
　２８日（金）　　　午前１０：００～　　○　　　　午後　１３：００～　○　　１５：００～　○　　１７：００～　×　２９日（土）　　　午前１０：００～　　×　　　　午後　１３：００～　×　　１５：００～　×　　１７：００～　×
　３０日（日）　　　午前１０：００～　　×　　　　午後　１３：００～　×　　１５：００～　×　　１７：００～　×
　３１日（月）　　　午前１０：００～　　×　　　　午後　１３：００～　○　　１５：００～　○　　１７：００～　×　
８月１日（火）　　　午前１０：００～　　○　　　　午後　１３：００～　○　　１５：００～　○　　１７：００～　○　　 ２日（水）　　　午前１０：００～　　○　　　　午後　１３：００～　○　　１５：００～　○　　１７：００～　○
　　３日（木）　　　午前１０：００～　　×　　　　午後　１３：００～　×　　１５：００～　×　　１７：００～　×
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久しぶりの友人と夕食を食べました。
２人にとっての中間点のようなお店、「桃花館」。
私はこのお店でつい最近、ランチを食べたことがあったのですが、そのときに「また来たい」と思うほど素敵とは思えなかったので、友人が予約してくれなかったら２度と来ることはなかったでしょう。
ランチは「和食」か「洋食」か選べます。
それぞれ、３種類の軽―重なコースがあります。
私は「和食」にしたのですが、メインをプラスいくらかにして「短角牛のステーキ」にしたら、ソテーしたうえに肉の量にみあわないほどのたまねぎのスライスがかかって、そこにポン酢をかけただけのものでした。
これ、お料理っていえるの！？と思ってしまいました。
家庭でも作れるようなシロモノをお店で出されるとびっくりしてしまいます。
だからこの日も期待していなかったのですが、予想に反しておいしかった・・・！
ディナーは「和食」と「夕食」に分かれてはおらず、和洋折衷のコースのみでした。
前菜、椀物、サラダ（というより前菜の盛り合わせのような手間のかかったものばかり）、揚げ物、メイン、ご飯もの、デザート。
この日のメインのステーキは、
「牛肉のささみのステーキです。」
と言って出され「牛肉にささみって・・？？？」と思いましたが、ようは脂身の極端に少ない部位ですよ、と言いたかったのでしょうね、そのとおりでしたが、ふっくらと焼き上げられていてソースも凝っていてとてもおいしかった。
ぺらぺらの肉にポン酢をかけただけのものを出してきた同じ店だとは思えない。
やっぱり、１度くらいで決めつけちゃだめだね。
ここに再び訪れさせてくれた友人に感謝だわ。



さて、その友人ととりとめもない雑談をしていたときのこと。
お互い最近の自分に起きた変化を話していて、私は、
「何と言っても、自分の好きなこと、やりたいことは後回しにせず、“今”やらなくちゃダメだって、つくづく思ったこと。だって健康年齢考えたらあと１５年かそこいらなのに、私のやりたいことって言ったらそのなかの１つだけ取り上げてもそれだけかかってモノにできるかどうかわからないもの。」
と言いました。
すると友人は、
「へぇ・・。すごい。改めてそう言われてみたら、わたし、何が自分がやりたいこと、やり残したことなのかわからない。」
とちょっと戸惑った様子で言いました。
あぁ、それもわかる、と思いました。
友人は公務員なのですが、あと１年で退職という年齢になっていまだに夜１１時、１２時になることもある、というほどの激務についています。
それだけ忙しく働いていると何がやりたいことなのかわからなくなってしまうのでしょう。
ただただ片づけなければならない仕事に後を追われているような気がして、自分の本当にやりたいことがブラインドにされてしまう。
でも、人間、やりたいことがない、見つからないわけがないはずなんです。
ちょっと心と時間のスペースを自分に与えてあげたら絶対に浮かび上がってきます。
魂には終わりがないために必ず自分が向かいたい方向というのがあるはず。
それがわかれば、それを成し遂げたいと願う魂の食事としてやりたいことが必ず浮かび上がってくると思います。
でも、いかんせん友人は忙しすぎる。
ゆっくりと彼女が時間をとれるようになったとき、それは自然に思い出されるでしょうからそれをゆっくりと待つことにいたしましょう。



友人はこう言いました。
「患者を看取るナースが集めた言葉らしいんだけど、『死ぬときに後悔する６つのこと』っていうのがあってね。死ぬ間際最期の５分になって人間、何を後悔するか、っていう言葉を集めたものなの。それによると、
１位　他人が自分に期待するような生き方ではなく私自身に素直に生きられなかったこと
２位　一生懸命働きすぎたこと
３位　自分の感情をしっかり表現できなかったこと
がベスト３らしいよ。私もそうならないようにしなくちゃね。」
しみじみと友人はそう言いました。
これによると少なくとも私はこの３つでは後悔しそうもない。
そのことを大変満足に感じたのでした。
現時点で自分自身に素直に生ききることができたか、と言われたらまだわからない、と答えるでしょう。
けれど、少なくとも私は「他人が期待する私ではなく、自分自身に素直に生きなくては意味がない。損だ。」ということには気付きました。
気付いた時点でもうほぼこっちのもんだ、と思う。
なので、満足です。



みんな、他人の目を気にしすぎて生きてきた、って思うんだ。
その“他人”とは、たいていが両親だったり、自分の職場の上司だったり、自分のパートナーだったり、そういった身近な人たちのことでしょう。
だって全くの他人が自分になにかを期待するなんてそんなへんな話はないもの。
ある意味、ほんの狭いカテゴリーの人たちのこと。
そういう目を気にして自分自身には素直じゃなかった、という後悔なんて絶対にしたくないですよね。
別の言い方をすればみんな「あるがままの自分」で生きればよかった、と思っているということ。
今からでも全く遅くはありません。
他人ではなく、自分自身を喜ばせてあげる人生を送ろうではありませんか。