ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

ナチュラルキラー細胞

2010-11-23 07:56:00 | 癒し

なんとも言いようがない不安感や焦燥感に囚われていたここ1週間ほど。

頭で分析してみれば、その一番大きな源がどこから来ているのか、自分ではわかっているつもりでした。

そしてそのことについては理屈ではもう解決していました。

けれど、それでも「あぁ、せっかく立ち直りかけているところへ、今日はどうしてこんなことが起こるの?」とか「なぜ、この人はこんな態度をとるの?」などと言うようなほんの些細なことがトゲのように心に突き刺さり、ちょっと肌触りの悪いセーターをじかに着ているかのような居心地の悪さを感じていた今日この頃でした。

まぁ、その源の話はまた書く気持ちになったときに書く、として。

(今日書くと、自分でもまだ消化しきれていない感じがあるので、あまりにも生々しくて、皆さんにも出来の悪いB級映画を見せられたときのようなイヤな気持ちを味わわせてしまうと思うので)

ちょっと遅めの朝。

何気にテレビをつけていたら、「歴代政治家の失言集」というコーナーをやっていました。

池田勇人の「貧乏人は麦を食え」から始まって、そのほとんどをリアルタイムで憶えている自分を恐ろしく思いながら見ていると、「これだけは知らなかった! しかもこれが一番面白い!」という失言に出くわしました。


森善朗氏が首相のときのことです。

晩餐会だか何だかで、当時のアメリカ大統領のクリントン氏と顔を合わせたとき。

How are  you?(ごきげんいかがですか?)というべきどころを、森首相は、

Who  are  you?(おまえは誰だ?)と言ってしまった、というのです。

日本のドンから思わぬ言葉を投げつけられたクリントン大統領、びっくらこきましたが、ここはさすがに機転を利かせ、

Hiraly’s  husband」(ヒラリーの夫だよ。)と答えました。

えらい!  さすが瞬間的にジョークで答えようとするとこなんざアメリカ的ですね。

そうしたら、なんとそれに対して森首相が次に発した言葉は・・

me too.」(僕もだよ)


ええっつ!

ブルータス、お前もか・・お前もウチのヒラリーと寝ちゃったの?などとはもちろんクリントン大統領は思わなかったでしょうが、森首相がジョークに対してキツ~イ ジョークで返したのか・・? これにどう答えろと言うんだ???ととまどったことでしょうね。


もちろん、このカラクリは皆さん、お気づきのように、英語には疎い森首相が、

How are  you?」に対しては、普通、「I’m fine  thank-you」というのがお対となっていて、相手からはその言葉が返ってくるはずですから、そうしたら、「me too.」(僕も元気ですよ)と答えてくださいね、と御つきの人に言われていたのを丸覚えし、「How」を「Who」にいい間違えてしまったけれど、「me too」だけはそのまま間違えずに言ったためにかえっておかしくなってしまった、ということですね。

も~ぅお、わたし、これを聞いて久々に涙ながしてゲラゲラ笑いましたわ。

わたしって思いっきり笑うと、漫画などの吹き出しに書いてあるとおりのお父さん笑い、「わははは」となってしまうんですが、このときも、ひとりきりだったにもかかわらず、隣町まで聞こえるんじゃないのか、というほどの大声で、「わはは、わはは、わはははは」と思いきり笑いました。

あ~、これだけ思い切り笑ったのって何年ぶりだろ~ってくらい。

これは、まったく単純な笑いであって、何にも心に残るような話でもなんでもないんですけれど、それはそれはなんだかわたしのツボに入っちゃったって感じでもう笑いがとまんなかったです。

よくお年寄りや癌患者さんなどに落語を聞かせると寿命が延びたり、癌の進行を遅らせることができるって聞きますけれど、原理としてナチュラルキラー細胞が働くから、ってわかっていても「ただ笑えばいいってもんでもないだろー」と冷めている自分がいました。

自分が落ち込んでいたり、もやもやしたりした気分でいるときに落語聴いたり、漫才みたりしたって、そのときだけは笑うかもしれないけれど、宴のあとの反動が逆にこわいわ、なんて思っていたりもしました。

けれど、実際に自分が久しぶりに声を上げて笑ってみると、不思議なことに、今までどうしてもこうしても自分のなかから完全に去りはしなかった沈殿していたオリのようなものが、いつのまにかふわ~っとミルクの膜のように上に浮かび上がり、羽根が生えてどこかに飛んでいってしまったようでした。

おそるべし、ナチュラルキラー細胞の力!

理屈じゃないんですよね。

もともともやもやしていたものが、理屈ではなかったんですから。

そういう理屈じゃないもやもや感には、理屈抜きで笑うに限る、ということを身を持って体験いたしました。


そして、自分でもはっきりとわかるくらい、「あ、今、なくなっていったな。」と感じたとたん、落ち込んでいたときに助けになってくれた、ありがたい数々のものたちが、再びわたしを取り巻いてくれているのがわかりました。


温かい数々の友の言葉・・・

「あなたと出会えたことで、わたしもいっぱい勇気や力をもらいました。」という先生の言葉・・・

それぞれの温かさや配慮はそのときにも十分にありがたいと思ってはいたのだけれど、肌の上にとどまってペシャペシャやってもなかなか入っていかない化粧水のように角質層までどうしても到達しなかった、という感じなのでした。

それは単に私の消化不良によるものです。

だから、せっかくの温かい言葉をかけてくれた友人たちにも悪いなぁ、という気持ちがつのり、またそれが私を突き刺していたのでした。

けれど、それらが温かい羽根布団のようにふわぁり、ふわぁりと舞い降りて、今度こそ、細胞の奥深くにまで行き届いた、という感じがしました。

そして、一度受けたら、2週間から3週間かけてじわ~っとアロマオイルが浸透していくのよ、と言われたレインドロップヒーリングや、ほんとうに脳のマッサージになったのかどうかよくわからなかったシロダーラなどの効力もここへきて相乗効果となり、働いてくれているのかもしれません。

いずれにしても完全に私は癒されました。

えぇえぇ、今度こそ言葉だけではなく、完全に。

心配してくれた友人の方々、ありがとうございます。

・・・でも、「何で立ち直れたの?」と聞かれたときに、

「いやぁ、これこれこういう森首相の失言を聞いてさぁ・・」とはちょっと気恥ずかしくて言えないねぇ。

はぁ?

そんなばかばかしいことでよかったんかい!

こっちは心配して損したわ、と言われそうで・・・


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