ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

大手居酒屋チェーン、恐るべし

2016-09-02 09:02:54 | 食・レシピ
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 <オーラソーマセッション新メニュー
  あなたはどんな人生の旅路を経て、今ここにいるのでしょうか?
  そしてこれからはどんな旅を歩もうと決意していらっしゃるのでしょうか?
  過去を知ることで今の自分を肯定できます。
  今の自分の立ち位置が明確になることで、これからの歩みに自信をもてます。
  それらを明らかにするお手伝いをいたします。


   「3STARS」コンサルテーション」 
         (ボトルなし)   90分   ¥ 7500
                (ボトル付き)   90分   ¥13500


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      < 8月下旬~9月中旬までのご予約状況 >

           28日(日)   午前  ×      午後 ×
              29日(月)   午前  ×      午後 △  16:00~OK
              30日(火)   午前  ×      午後 ○
              31日(水)   午前  ×      午後 ○
         9月    1日(木)   午前 カラーセラピーの部屋イベント
               2日(金)   午前  ×      午後 16:00~OK
               3日(土)        出張
               4日(日)        出張
               5日(月)   午前  ×      午後 ○
               6日(火)   午前  ○      午後 ○
               7日(水)   午前  ○      午後 点描曼荼羅 上級コース
               8日(木)   午前  ×      午後 ×
               9日(金)   午前  ○      午後 ○
              10日(土)   午前  ×      午後 ×
              11日(日)   午前  ×      午後 ×
              12日(月)   午前  ○      午後 ○
              13日(火)   午前  ×      午後 16:00~OK
              14日(水)   午前  ○      午後 ○
              15日(木)   午前  ×      午後 16:00~OK

                  
        ※これより先のお日にちのお問合わせの場合は、まだ空いている場合が多いですので、
         ご希望のお日にちとともに下記のメールアドレスにお問合わせください。
   


   午前は  10:00~
        午後は  13:00~18:00(最終受付時間)
           ご都合のよい時間帯をお選び下さい。


       お問い合わせ・ご予約は  chakra@aura-soma.name まで

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  オーラソーマ資格認定コース

     レベル1(ファウンデーションコース)
     受講生募集中!

  レベル1はすべての登竜門です。
  登竜門でありながら、オーラソーマのすべてのエッセンスを学びます。
  色が意味するメッセージ、数字が意味するメッセージ、
  私達の目に見える肉体の周りを取り巻くサトルアナトミー(微細体)について・・・ etc.
それらを通して、あなたが霊的な自己成長を遂げ、真実の自分と出会い、解放されることの助けとなります。
  ※オーラソーマのコンサルテーションができるようになる資格はこのあと、レベル2修了後となります。

  お問い合わせ・ご質問は、
      chakra@aura-soma.name までお気軽にどうぞ。

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少し前に、レストランの同僚たちとの飲み会で、駅前にある居酒屋に行きました。
「塚田農場」という名前です。
その名前から私は、自分のところで有機栽培した野菜を使ったちょっとこだわりのレストランかと思っていました。
しかし、私が知らなかっただけで東京にはかなりの数を配する、宮崎県の名産料理などをメインとするチェーンの居酒屋さんだったんですね。
農場は農場でも野菜のほうではなく、鶏を雛から育てている農場のようです。
ここで私の思い込み、「なんだチェーン店なら味もおおざっぱでそんなに期待はできないな。」というものでした。
しかし、予想は良い意味で裏切られました。
予約してくれた同僚が、「接客の面などについても私たち、勉強になると思うよ」と言ったとおり、いろんな場面でのサプライズがありました。



まず、行ってみると予約したテーブルには、手書きでのウエルカムボードが用意されていました。
私が勤めているレストランでは、「RESERVED」という無機質なプラスチック製の三角錐をポンと置くだけです。
これだけでも印象がほのぼのとしますね。
そしてお料理も何を頼んでも一定水準以上のお味でおいしい!
駅前という立地もあるかもしれませんが、大変流行っていて、若者の大勢のグループなどが多かったです。
若者の大勢のグループがいると当然店内は騒がしくなるのと、はやっていて満席状態なので飲み物の提供が若干遅いことだけが難点ですが、それ以外はまったく申し分ない。



途中でホール係の可愛いお姉さんが(たぶん、大学生とかのアルバイトだと思う)、
「失礼します。お名前を教えていただいてもよろしいですか?」
と私たちひとりひとりに名前を聞いて回りました。
何だろう?と思っていると、ひとりひとりに手書きの名刺をくれました。
自分のじゃないです。
私たち自身がこのお店の「主任」となりました、という名刺。
次に来店すると一気に課長さんに昇進らしいです。
5回くると部長さんに昇進。
そうして登りつめて行くにしたがって、いろんなサービスがあるみたいです。
課長さんだと1品無料、とか。
これは楽しいね。



途中で頼んだ一品についてきたタレにはマヨネーズでこんな可愛いデコレーションが!
そして精算をして帰ろうとした最後にもこんなサプライズプレートを持ってきてくれました。
そこには「お仕事仲間での来店ありがとう」というような文言があります。
これは何品か頼んだお皿をテーブルに運んでくる際に、誰かに
「みなさん仲良しなんですね~ 今日は何のお集まりなんですか?」
ということをさりげなく世間話のようにして聞きだして書いていると思われます。(私は聞かれた記憶がないけれど)
さらには店を出るとき、円い入れ物を1人1人にくれました。
それはこのお店が付きだしで出してくれるキャベツやきゅうりなどの生野菜にお好みでつけてくださいとテーブルに置いてあるネギ味噌でした。
あえて入れ物に満タンの状態では入っていません。
そして
「次にお越しになるときにこの空いた容器を持ってきていただけると、次はいっぱいにしてお渡しします!」
と言われました。
なるほどね~
こうしたサービスの数々。
子どもだましのような域だ、パフォーマンスだ、お遊びだ、と感じる人も年かさの方にはひょっとしていらっしゃるかもしれません。
だから若者が集まる店なんだよ、若者はあきっぽいからこうした手を次々に繰り出さないといけないんでしょうね、というように。
けれど私は”年かさいった”人間ではありますが、こうしたサービスの数々を純粋に楽しい、素晴らしいと思いました。
やらないよりはやった方が断然に良い。



けれど、1つだけ気をつけなくてはいけないなと思ったのは、
「では良いことですぐにマネできるようなことはすぐにやろう!」とうちのレストランでもこの一部だけをマネしたって駄目だよな、ということでした。
例えば最後にくれたネギ味噌。
じゃあうちのレストランではこれをドレッシング版にして、店内で使っているオリジナルのサラダドレッシングを小さな小瓶につめて差し上げるようにしよう、そしてさらに次の来店のときにはもっとビッグサイズであげるようにしよう、なんてやったとします。
けれど、多分それだけで急に来店数が増えるものではない、ということは目に見えています。
いくら美味しいドレッシングだったとしても、そしてそれが小売をしているものではないからもし家庭でもこの味を楽しみたいと思ったら、うちへ食べに来てこのプレゼントのものをゲットしていくしかないんだよ~と謳ったとて、それだけでそれを目当てに来る人はいったい何人いらっしゃるだろう?と思います。
そして
「・・あれ、やってみたけど全然効果ないね。経費だけ使って利益を多少でも圧迫して効果がないならもうやめようか・・。」
ということになりかねないな、と思うんです。



このチェーン店だって最初にこれらのサービスをやるときには、やる前に練り
に練ったことでしょう。
そしてよし、これだけのことを一気にやるからこそ意味があるんだ、として始めたに違いありません。
ちょぼちょぼと思いつきを1つ、2つ、と増やしていったのではないと思うんです。
それが企画力というものですよね。
うちのレストランでは旗振り役がいないだけに「良いと思ったことは、すぐにできることは、すぐにやろう!」という風潮が強いんですが、だからといって、”思いつき”というレベルに見えてしまう(いや、実際にそう・・)ことに簡単に手を出しちゃいけないと思います。
そういうものはどこかのポイントで急に爆発的にヒットすることが多くて、1つをやったとてまったく効果がみえないことが多いと思うから。



サロン経営も同じことだと思います。
・すぐにやったほうがいいこと
・やった方が良いとは思われるけれど、その実施にはタイミングがあると思われること
・やった方が良いとは思われるけれど、1つ1つの小兵ではまったく効果的ではないから、ある程度束になってかからなければ意味がないこと
  などがあると思うんですよね。
だからそれらの1つ1つがどう意味をもっていくのか、次にやることの布石となることなのか、今やってもただ利益を圧迫するだけのサービスでお客さまのためにもならないことではないか、などの検証を十分に自分でしてみることが求められると思います。
いやぁ、おばちゃん、チェーン店(大衆居酒屋)というだけで、「ふん、味には期待できないわね。お値打ちさだけで勝負しているところなんでしょ。」なんて思っていましたが、ほんとに思い込みはこわい、こわい。
思い込みは手放さなくては、と思ったことでした。