ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

「あなたが私に語ること」

2015-01-06 09:09:46 | アニマルコミュニケーション
お正月、家でぐだぐだしているとき、前に買っておいた本「あなたが私に語ること」の1、2巻を読みました。

これは副題として「アニマルコミュニケーター 侑川十子の記録より」と書いてあるとおり、この方が依頼を受けて交信を行った猫ちゃんたちの話が載っています。
私もアニマルコミュニケーターのはしくれなわけですが、案外こういう仕事というのは他の人がどんなコミュニケーションをしているのか、ほとんど存じ上げません。
なので、ちょいと覗き見趣味的な気持ちで以前に買ったものでした。



まぁ、そんな気持ちで買ったものなので、たいして本自体に期待はしていなかったのですが、1つ1つの話に「えぇ話やのぉ。」とひとり涙ぐんでしまいました。
横で「巨大災害」なんていうTVを見ていたダーリンが、
「ん? なに泣いてんだ?」と不思議そうにこちらを見たくらいでした。
だいたい、なんで正月から「災害」とかのTV見てんだよぉ。
確かに防災の意識は大切だし、東日本大震災や阪神大震災のことを忘れていいって思ってるわけじゃない。
けれど、正月ってただ腑抜けになるようなバカ番組でも見たらいいじゃないの。
そうやってぐだぐだの腰砕けになるのが正しい正月ってもんだろうがよぉ。
小難しい番組とか考えさせられるような番組なんか見るんじゃないっつーの。
だから隣で私が、一緒に番組見てるようなふりをしてこうして別の本なんか読むことになって、挙句の果てには涙するようなことになるんじゃないかよ。



どんなえぇ話やったか、と言いますと。
この本の中に出てくる猫たちをみていると、ほんとに豊かな感受性を持っていることがわかります。
例えば、ある日侑川さんはアニマルコミュ二ケーションの依頼を受けます。
それは3か月前にふいに姿を消してしまった飼い猫ミルクちゃんでした。
その家では赤ちゃんが生まれて、たまたま赤ちゃんの布団の上にミルクが乗っていたのを見たお姑さんが「シッ、シッ!」とミルクを追い払ったあげく、
「まったく赤ちゃんがいるっていうのに猫なんてどうして飼っているの!赤ちゃんのために、どうにかならないの、この猫。」
と言ったことをきっかけにその日、ミルクは家出をしてしまったのです。
でも、たまたま侑川さんはミルクのことを知っていました。
公園を通りかかるといつもそこで、歌っている猫ちゃんがいて侑川さんはその優しい歌声に惹かれたからです。
猫が歌を歌うなんて、ということはアニマルコミュニケーションをしている侑川さんにも新鮮なことだったみたいです。



そして、飼い主さんの話を聞いて侑川さんにはあの歌の意味がわかりました。
ミルクが歌っていたのは、子守唄だったのです。
それはお母さんが赤ちゃんにいつも歌ってあげている子守唄の真似事でした。
お母さんが歌ってあげていないときには、ミルクは自分がお母さんになったつもりで赤ちゃんを寝かせつけているつもりだったのです。
それを「何やってるの!」と叱られてしまったので、ミルクはもうこの家にはいてはいけないんだ、と思って家出してしまったのでした。
けれど、侑川さんがミルクに意識を合わせて話しかけ、「お母さんも戻ってきてほしいと思ってるよ。」と言うと、ニコニコと塀を渡り、道を横切り、走って帰ってくるミルクが見えました。



ほかにも病院の窓辺にいつもやってくる猫がいたけれど、その猫がいつもやってきていた病室の女の子は力尽きて亡くなってしまいました。
でもそれからも同じ場所に毎日毎日その猫はやってくるので、病院の方が見かねて、
「あの女の子は亡くなってしまったのよ、ということをあの猫に伝えてやってください。」という依頼をしました。
そうして侑川さんがコミュニケーションをしてみると、その猫は、「女の子が亡くなったことは知っている。」と言いました。
けれどもそのほかの子どもたちを元気づけるために私は毎日やってきているのよ、と言ったそうです。



ほかにも不細工な猫がいつも誰からも「キャッ! ぶっさいく~」と笑われて自分の容姿を気にしていたのが、町内の「ぶさかわ猫コンテスト」で優勝し、それから自分の容姿に自信をもつようになった、という話とか、飼い主がたまたま拾った猫を飼うことにしようと思ったときに何気なく発した、「わぁ! ちっちゃくて可愛い! これ以上大きくならなければいいのにね。」という言葉を忠実に守り、大きくならないようにしようと努力した猫の話とか、もう涙なくしては読めなかったです。
そして猫という動物がほんとうに繊細で、愛情深くて、飼い主のことをうらんだり憎んだりすることなんてなくて、ひたすら愛に飢えてるんだ、愛のためだけに生きているんだということを改めて痛感しました。



あっ、そういえば・・・
この本を読んで心当たりがあるようなことがウチの猫にもあったんですよ。
その話を語りだすと今日はまたここから長くなってしまいますので、その話は明日、いたしますね。
では今日はここまで読んでくださり、ありがとうございました。






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