充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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ブドウやクリの病害虫コウモリガ

2012-02-24 | クリ(栗) castana
クリの剪定をしているのですが、根元が木屑や糞を糸で綴り
あわせた袋状のものでおおわれています。これはコウモリガ
の食入口です。コウモリガはブドウ、カキ、モモ、クリ、ナシ、
ビワなど草本を含めてきわめて雑食性。いろいろな果樹が
被害を受けるわけです。枝幹部、特に樹幹の根元、枝の
接触部に被害がでます。越冬形態は1年目は卵、2年目は
幼虫で、2年に1回発生します。成虫は日中はコウモリの
ように枝などにぶらさがっていますが、夕刻飛回りながら
卵を散布します。

防除
 適期:草本から樹木に転食する直前(5月-6月上旬)
 薬剤:塗布用有機燐剤を樹幹に塗布または散布
 同時防除の害虫:キマダラコウモリ、クビアカスカシバ
 防除のポイント:樹幹の根元周辺を除草するなどして通風をよくする
         被害が少ないときは食入口はら針金をさしこみ幼虫を刺殺する


カマキリの卵
こちらは害虫を食べてくれるので歓迎されています。イチゴ
10個と交換してくれる所があるくらい歓迎されています。
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