バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

普通の人

2016年07月12日 | Weblog
バースくんは普通の人である、と言い切ることが出来なくなった近頃、普通って何だろうと思う。
たとえば週の半ばあたりに新聞に前週のテレビの視聴率ランキングが掲載される。あれを見ると、いかに自分が普通の人間かを実感することが出来た。大体ランキングに入っている番組は見ているのだ。みんなと一緒ということが普通とは言わないけれど、面白い、興味深いと感じるポイントが人様とそんなにかけ離れてはいないんだなということはわかるわけだ。それが良い悪いは別にしてね。でも最近この視聴率とボクの間にも微妙なズレが生じてきている。
今騒がしい一連の選挙だってそうだろう。国民はみんな普通の感覚を持った人を切望している。でも当選した人たちの中に、そう簡単に普通の人を探すのは難しいようにボクは思った。
そんな人の揚げ足を取るような気持ちでテレビを見ながら、だからぁーボクの普通って何だろうと自分に疑問が帰ってくるのだ。
昨夜は阪神のゲームがなく静かな夜だった。よそ様の試合が気にならなくもなかったけれど、見るまでの勇気はなかった。チャンネルをあれこれしていると、なんと「ER緊急救命室」の再放送をやっていた。それもシズーン1!!懐かしい顔、顔、顔…
カーターはまだ研修医だし、グリーン先生は元気に最初の奥さんとの結婚生活を送っている。どの役もこれからの艱難辛苦を知る由もなく(ドラマだけどね、台本はあるんだけどね)今目の前に起こる一つ一つのことを懸命やっつけて行く。
まるで古いアルバムを見るような気分で見ていて、ふと気がついた。このドラマがどうして面白かったのか。それはどの役も人として普通の人であるということを描ききっていたからではないだろうか。カーターは薬物依存にもなるし、グリーンは離婚して何人もの女性と浮名を流すような荒れた生活もする。みんなが人として弱くて強い。賢くてバカだ。あーこれが普通の人なんだと、ドラマを見ながら少しほっとした。
普通のバースくんは、普通にお仕事スタートです!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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