執念

昨日帰宅してテレビをつけたら、画面はユニホームの阪神金本監督が涙をぬぐうアップシーンだった。えっ?!何事と釘付けになる。それは「星野仙一氏お別れの会」での7分にも及ぶ監督弔辞と知る。夕方のワイドショーでもあり、思ったより長くその様子をを流してくれた。
涙の止まらない監督、声を押し殺し、それでもどうしようもない嗚咽に肩が震える、拳も震える…。そして必死に声を絞り出して「今年選手たちが頑張って必ず優勝しますので、天国から『よくやったな』という言葉を掛けてください。そして…ウイニングボールを墓前に供えに行きますので、待っていてください」と言い切った。もうテレビ前のバースくんの涙腺も崩壊、思わず画面の監督の手を握りそうになった。
背後に控える選手たちのほとんどがもう星野さんとは仕事をしていない。若い選手は号泣する金本にびっくりしたというのが本音かもしれない。でもどれだけの熱い思いが、監督をはじめコーチ陣にあることはわかっただろう。だってボクでさえ「もうブチブチ負けても文句は言わない」「何があっても応援する!!」と誓ったのだから。監督が胴上げで宙に舞う姿さえきちんとイメージしたのだから。
選手諸君!!こんな熱い気持ちで立てた誓いを、監督の思いをかなえてやらなくて、どこが男ぞ!なにが男子ぞ!がんばれーーー!!今年の阪神のチームスローガンは「執念」だ。「優勝のウイニングボールを墓前に」どうかこの思いを監督に遂げさせてやってください。ボクからも頼みます(バースくんが言ってもねぇー、お門違いぢゃないのかなぁー)どうしてそういうことを言うかなぁー、みんなで選手もファンも気持ちを一つにしなくては!!
言霊ということがある。口にすれば、声にすれば結果を引き寄せる。だから何度でも言おう、執念で優勝のウイニングボールを墓前に!!
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