バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

見えないけれど

2016年07月07日 | Weblog
たまたま見た「グレートトラバース2~日本二百名山一筆書き踏破~」というテレビ番組にはまって、毎朝観ている。アドベンチャーレーサーの田中陽希が人力、つまりすべて自分の足で歩き登りして、二百名山を一筆書き踏破するドキュメンタリーだ。最初はふーんと片手間に観ていた。大変そうだなぁー、山登りをする人の気がしれない、何もわざわざ、そこに山があるから??まったくもって意味がわかんないとバースくんは思っていた。
ところが毎日見ていると、一日として同じ状況にないことにぐんぐんと引き込まれていった。天候はもちろん、田中自身の気持ちも日々大きく揺れ動く、ケガもする。そしてなにより損得勘定というものがどこにもない環境、この人は何に向かって、何をめざしているのかという思い、いや二百名山を踏破することに向かってはいるんだけど、その先?に求めているものをボクまで一緒に問うような気分にさせられるのだ。
それにしても、日本ってやっぱり山国なんだなぁーと感心する。渓谷深く、急峻な登り、西日本にいるとまったく肌感覚ではわからない険しく高い山々。不思議な形、すばらしい景観と田中と一緒に見ている気分になるのだが、そこではたと気が付いた。
田中が画面に映っているということは、これを撮っている人、つまりカメラマンも一緒に前人未踏の挑戦をやっているということ!!
それに思いいたってからというものは、カメラワークが気になって仕方がない。田中の背を追っているかと思えば、前からも押さえる画。もちろんまわりの風景からおまけにその俯瞰映像まで。いくら技術が進歩して軽量といえど、山の装備以外にカメラ機材一式を持っているわけで。えーーっ、そうやって考えると田中よりカメラマンの方が超人?!なんて思う毎朝だ。
そうなんだよねー、何だって、どんなところにも、必ず見えないけれどそこに人はいるということ。仕事を、動いている人がいるということだ。うーん、ある意味そんな人に憧れるなぁー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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