バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

似て非なるもの

2014年03月27日 | Weblog
昨日うちに帰ったら、全国健康保険協会から親展の封書が届いていた。開封すると「加入者全員にこれを送付しているわけではない」「あなたには可能性があるのでお知らせする」とフルカラーイラスト入りの上等な紙の手紙が入っていた。なんとまあ手の込んだ詐欺か?と一瞬疑ったけれど、お知らせの内容が今服用中の薬をジェネリックに替えろとあったので取りあえずはいかがわしいものではないと了解した。
さてその詐欺の口上のような手紙の裏面には、ボクが現在服用中の薬をジェネリックに替えるといくらお安くなるかが計算してあった。1980円が1460円になるんだそうだ。やっぱり薬九層倍は本当なんだなぁーと実感する。これだけ値下げしても製薬会社は儲かるのだ。
実はバースくん3種類の薬を長年にわたって服用しているが、指摘された薬以外の2つはとっくにジェネリックに変更しているのだ。ではなぜ今回指摘された薬は替えていないのか。それは微妙な差さえ怖いからだ。いわゆる抗ヒスタミンの一種なのだが、この薬に辿り着くまで何年もかかったのだ。いろいろなものを試しては症状を悪化させたり、改善がなかったりで苦しんだところへ現在飲んでいる薬が新薬として出てきた。藁にもすがる思いで飲んだこれがとてもよく効いた。以来症状を悪化させることなくもう十数年が経つ。ジェネリックは本物の薬のコピーやクローンではない。少しもじった似て非なるものだ。そのもじった、わずかに手を変えたところさへボクは怖いのだ。だからこれだけはジェネリックにしたくないのだ。
ごめんよ!替えることは出来ないと、そのお知らせを捨てようとしたとき、ふと欄外の小さな文字の羅列にさらに細い下線が引いてあるのに目が止まった。「これはお薬代のみを対象として表示。実際には診察料や調剤、指導料が必要となるのでお支払総合計は切り替えても変わらないか、または高くなる場合がある」???!!!これは立派な詐欺ぢゃないか。
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