土用

海苔屋の策略にはまる明日の節分は、イコール冬の土用の最終日だ。日本人なら「土用」といえば、夏・うなぎ・平賀源内・エレキテル…の連想をするのが正しいあり方だけれど、土用は年に４回あるし、うなぎが本当においしいのは冬場だそうだ。
今朝、ラジオがうなぎの話を始めた。聞けば、うなぎというのはまだまだその正体が解明されていない生き物なんだそうで、ニュースというのは、この度ようやくその産卵場所を特定することが出来、ニホンウナギの卵の採取に成功したということだった。場所はマリアナ諸島付近らしい。
お恥ずかしながらボクが、うなぎは海で生まれて長い年月をかけて川や湖に上がってくることを知ったのは、そんなに遠い話ではない。だってウナギって淡水魚でしょ?!まさか海なんて想像しなかったよ(バースくん、つまりはサケやアユとお仲間ということよ)ふーん、まあボクはおいしいければそれでいいや(コラッ!!)
でも本当にその生態はまだまだ謎だらけだそうで、だから未だに完全養殖ができないんだそうだ。とにかく長生きなことは確かなようだし、水の中でなくても濡れていれば切り立った絶壁でも上ることができるから「うなぎのぼり」という言葉が生まれたとか。なかなかやるなあ「うなぎ」!!
そして海苔屋に負けじと頑張っておられるのは、長野の岡谷だ。「寒の土用の丑の日」を商標登録され、冬のうなぎ販売に力を注いでおられる。海苔屋にひっかかるならうなぎにもひっかからねばなるまいか?!ちなみに明日は、今年２回目の「寒の土用の丑の日」なんだそうです鳥取のイベント情報サイト　ジャングルズーム