(“EU議長国”ハンガリーのオルバン首相(左)とプーチン大統領【7月5日 テレ朝news】)
【EU内の“異端児”ハンガリーがEU議長国に】
常々取り上げているように、EU内にあって、ポーランドとハンガリーはいわゆる西欧的価値観とは異なる価値観を前面に出し、言論の自由への弾圧や司法への介入、移民受入れ・性的少数者の権利の問題での消極姿勢など、EUの方針に反対する“異端児”的な存在となっています。
“オルバーン首相が「民主主義は必ずしもリベラルであるわけではない」と持論を述べた2014年の「非民主主義」演説は、欧州ではよく知られており悪名高い。”【2022年11月21日 石川雄介氏 東洋経済オンライン「ポーランドとハンガリーの反発に映るEUの揺らぎ」】と非自由主義的あるいは権威主義的姿勢を見せています。
対ロシア強硬論のポーランドと異なり、ハンガリー・オルバン首相はウクライナ支援でも消極的でロシア寄り姿勢を隠さず、最近その独自性と言うか“異端児”ぶりが目につきます。
****欧州議会で新勢力結成意向 ハンガリー首相****
ロシア寄りとされるハンガリーのオルバン首相は30日、訪問先のオーストリアの首都ウィーンで、オーストリアの右派自由党などと共に、欧州連合(EU)欧州議会で新しい勢力を結成する意向を表明した。ハンガリーメディアなどが報じた。
AP通信によると、実際に勢力を結成するには、さらなる参加者が必要だという。オルバン氏は、欧州人が求めるのは「平和と秩序と発展」だが、現状は「戦争と移民と不況」という問題に直面していると主張した。
7月1日から半年間、EUの議長国を務めるハンガリーは、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援に消極的な姿勢を取る。【6月30日 共同】
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上記記事にあるように、ハンガリーが7月1日から半年間、輪番制でEUの議長国を務めるということで、EU内には警戒感があります。
****ロシア寄りのハンガリーがEU議長国に…政策議論で主導的役割、欧州議会は信頼性を疑問視****
ロシア寄りの立場を鮮明にしているビクトル・オルバン首相が君臨する東欧ハンガリーが1日、欧州連合(EU)の議長国になった。12月末までの任期中、議題設定などEUの政策に関する議論で主導的な役割を担う。
ロシアに侵略されるウクライナへの軍事支援に反対するなどEUを振り回してきた「異端児」の采配に警戒感が広がっている。
「プーチン大統領の腹心」と呼ばれるオルバン氏が率いるハンガリーの右派政権は、これまで以上にEUの活動にブレーキをかける――。ドイツのニュース専門テレビNTVは欧州議会議員の懸念を紹介しながら、「オルバン政権は半年間、EUを揺るがしかねない」と伝えた。
ハンガリーが半年交代の輪番議長国をベルギーから引き継ぐのは、EUの主要機関のうち、閣僚級のEU理事会で、立法権を持つ。経済など分野別に開かれる理事会で、ハンガリーの各担当大臣が法案や予算の採択、政策を巡る協議を取り仕切る。
欧州議会は昨年、「ハンガリーが(議長国の)任務を信頼できる形で果たすことができるのか疑問だ」との決議を採択した。
オルバン氏は6月のインタビューで、EU内で主流派の中道勢力について「我々が考える欧州はこれらの政党が合意しているものとはまったく異なる」と述べ、対抗心をあらわにした。ウクライナへの軍事支援方針を曲げない「戦争推進連合だ」とこき下ろした。
14年間政権を握り続けるオルバン氏にとって議長国は13年ぶりだ。懇意のトランプ前米大統領を意識してか、議長国としてのスローガンには「欧州を再び偉大に」を選んだ。
優先事項には、経済的な競争力向上や欧州防衛の強化、不法移民対策など自国が重視する議題を掲げた。EU拡大では「一貫性」を主張し交渉が始まったばかりのウクライナを特別扱いしないとくぎを刺した。
ハンガリーの独断専行による弊害を懸念する声は根強いが、影響は限定的との見方もある。例えば、外交分野は、EUの外交安全保障上級代表(EU外相)が会合の議長を務めている。
ドイツ国際安全保障研究所のカイオラフ・ラング・シニアフェローは「ウクライナや移民など核心の問題は立場を譲らないだろうが、オルバン政権の関心はスキャンダルを起こすことではなく、議長職をこなせると示すことにある」と分析する。【7月1日 読売】
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【オルバン首相の精力的な外交 ウクライナ、ロシア、そして中国訪問 ロ中は称賛も、EU内では批判】
“影響は限定的との見方もある”“オルバン政権の関心はスキャンダルを起こすことではなく、議長職をこなせると示すことにある”とのことですが、オルバン首相は議長国就任と同時に“確信犯的に”ロシア寄りの独自外交活動を活発化させており、“オルバン首相の言動がEUの姿勢との誤ったイメージを与える”と反発するEU指導部の軋轢が強まっています。
先ずはウクライナ訪問し、ゼレンスキー大統領に「一時停戦」を呼びかけています。
****ハンガリー首相 ウクライナ訪問「一時停戦を」****
ロシア寄りとされるハンガリーのオルバン首相がウクライナを訪問しました。ゼレンスキー大統領と会談し、一時的な停戦を検討するよう呼び掛けました。
2日、ハンガリーのオルバン首相はロシアの軍事侵攻後、初めてウクライナを訪問しました。
ゼレンスキー大統領と会談後の会見では、先月に開かれたウクライナ主導の「平和サミット」を評価する一方、「期限付きの停戦は和平交渉を加速させるチャンスになる」とし、停戦の検討を求めました。
ロシア軍のウクライナ全領内からの撤退が和平交渉の条件だとしているゼレンスキー大統領は「公正な平和が重要」だと述べました。
ハンガリーは今月から半年間、EU(ヨーロッパ連合)の議長国を務めますが、オルバン首相はウクライナへの軍事支援や対ロシア制裁に反対しています。【7月3日 テレ朝news】
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ロシアによる占領という現状を容認することにつながるオルバン首相提案に対し、ウクライナはロシアの占領を容認する形での交渉を拒否しています。
オルバン首相はウクライナ訪問後、今度は5日、ロシアへ。オルバン首相はロシア訪問を他のEU諸国に事前に知らせていませんでした。
****EU議長国のハンガリー首相が独断で訪露 ウクライナ支援の先行き懸念*****
ハンガリーのオルバン首相は5日、ロシアの首都モスクワを訪問し、プーチン大統領とロシアの侵略が続くウクライナ情勢を協議した。
ハンガリーは今月、欧州連合(EU)議長国に就任したが、欧州メディアによると、オルバン氏の訪露はEU諸国の同意なしで行われた。以前から親露的な姿勢が問題視されてきたオルバン氏の独断専行は、EUのウクライナ支援の足並みを乱れさせる可能性がある。
会談冒頭でプーチン氏は「ウクライナ情勢であなたや欧州諸国の立場を聞きたい」と指摘。オルバン氏は「ハンガリーはロシア、ウクライナ両国と対話できる唯一の国になるだろう」と述べた。
訪露に先立ち、オルバン氏は2日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でゼレンスキー大統領と会談。停戦して和平交渉を開始すべきだと提案したが、ゼレンスキー氏はロシアが停戦合意を順守する保証はないとして提案は受け入れられないとする立場を示した。
ウクライナ侵略でオルバン氏は早期停戦を訴え、EUのウクライナ支援案に拒否権を発動するなど親露的姿勢が目立ってきた。
石油や天然ガスの供給で対露依存度が高いハンガリーのEU議長国就任には当初から、EUの結束に悪影響が出るとの懸念が出ていた。
オルバン氏の訪露に関し、EUのミシェル大統領は「議長国にはEUを代表してロシアと交渉する権限はない」と批判した。【7月5日 産経】
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****ハンガリー首相の訪露、EU首脳陣から非難相次ぐ 露は「愚か者たちのヒステリー」****
欧州連合(EU)議長国を務めるハンガリーのオルバン首相が5日にロシアを訪問し、ウクライナ侵略を続けるロシアのプーチン大統領と会談したことに対し、EU首脳陣からは、対露圧力の強化によりロシアの侵略を止めようとするEUの基本方針に反するなどと非難する声が上がった。
EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は5日、「ウクライナ侵略におけるEUの立場は、EUとロシアの公式接触を排除するというものだ。EU議長国にEUの外交代表権は含まれない」とする声明を発表。オルバン氏の訪露はハンガリーとロシアの二国間関係にのみ基づくものだと指摘した。
EU行政執行機関トップのフォンデアライエン欧州委員長も5日、オルバン氏の訪露について「融和政策ではプーチン氏は止まらない。団結と決意だけがウクライナに永続的な平和への道を切り開く」とX(旧ツイッター)に投稿した。
このほか、EUのミシェル大統領やEU諸国、ウクライナ外務省などもオルバン氏の訪露を非難する声明を出した。
一方、ロシアのメドベージェフ国家安全保障会議副議長は5日、「オルバン氏の訪露に関する欧州の愚か者たちのヒステリーは、欧州とその主人である米国が平和ではなく戦争を欲していることを改めて明確にした」とXで主張した。【7月6日 産経】
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こうした批判にオルバン首相はXでこれまでのEU姿勢を「和平への道筋をつけることに何の成果ももたらさなかった」と批判し、今回のプーチン首相との会談について「私の目標は直接やりとりするチャンネルを開き、和平への最短の道筋について対話を始めることだった。ミッションは達成された」と正当化しています。
一方、ロシア・プーチン大統領はオルバン首相との共同会見で「ロシアは政治的、外交的な解決の協議に常に前向きだ」と「平和的」な姿勢を強調する一方で、頑なに戦争を続けるウクライナを批判。自らのプロパガンダにオルバン首相を利用した形ともなっています。
オルバン首相の“EU議長国外交”はこれで終わらず、更に中国へ。
****ハンガリー首相、今度は中国訪問 自称「平和使節」*****
ハンガリーのオルバン・ビクトル首相は8日、中国・北京に到着したと明かした。ハンガリーは今年後半の欧州連合議長国。オルバン氏は今月に入りロシアやウクライナを予告なしに立て続けに訪問しており、今回は「平和使節3.0」だとしている。
オルバン氏がX(旧ツイッター)に投稿した写真には、空港で中国外務省の華春瑩報道官に出迎えられる様子が映っている。9日に開幕する北大西洋条約機構首脳会議を控えての歴訪となった。
中国外務省は、オルバン氏は8日に習近平国家主席と会談し、「相互の関心事項について掘り下げた対話」を行う予定としている。
オルバン氏は中国、ロシア両国と親密な関係にあり、他のEU加盟国と異なり、ウクライナに兵器を供与していない。
中国もウクライナ侵攻には中立な立場を取ると表明。ロシア、ウクライナいずれに対しても殺傷能力のある兵器を提供しないとしている。 【7月8日 AFP】
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中国側には、EU議長国ハンガリーとの関係を強化し、対立する米欧の結束にくさびを打ち込む狙いがあるとされています。
****習近平氏、サプライズ訪中のハンガリー首相と会談 「オルバン氏の努力を称賛」****
ハンガリーのオルバン首相は8日、北京を訪問して釣魚台迎賓館で習近平国家主席と会談した。ハンガリーは今月から欧州連合(EU)議長国を務めており、オルバン氏はウクライナ、ロシアに続く訪問となった。
中国国営新華社通信によると、両者はウクライナ情勢について協議し、習氏は「オルバン氏の政治解決を推し進めるための努力を称賛する」と表明した。
訪中は事前発表がないサプライズ訪問となった。オルバン氏は親露的な姿勢が指摘されており、訪中に先立つ訪露はEU諸国の同意なしで行っており、ウクライナ問題を巡り主導権を握る狙いとみられる。中国側としても和平に向けて存在感を発揮し、米欧の結束にくさびを打つ思惑がうかがえる。
習氏は会談で、ウクライナ問題について「一日も早い停戦、政治解決の追求は各方面の利益に合致する」と主張。「国際社会は双方が直接対話と交渉を再開させるため条件を形成し、後押しすべきだ」と訴えた。中国側によると、オルバン氏は自身のウクライナ、ロシアへの訪問について習氏に報告した。
中国は5月、ブラジルとともにウクライナ危機の政治解決をうたう独自案を発表。ウクライナだけでなくロシアの同意も得た国際和平会議の開催を提案した。6月にスイスで開かれたウクライナ提唱の和平案の実現に向けた「世界平和サミット」も欠席。ロシアへの配慮を隠していない。
習氏は会談で「EU議長国として中・欧関係の健全で安定した発展を推し進めるために前向きな役割を果たすことを望む」とオルバン氏に呼び掛けた。習氏は5月にハンガリーを訪問。欧州随一の親中、親露国であるハンガリーとの関係強化を通じてEUの切り崩しを図る構えを見せている。【7月8日 産経】
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ロシアもオルバン首相に謝意を表明しています。
****ロシア、ハンガリー首相に謝意 「紛争当事国の立場を明確化」****
ロシア大統領府のペスコフ報道官は8日、ハンガリーのオルバン首相がロシアとウクライナの紛争についてそれぞれの立場を明確にしたとして謝意を表明した。
オルバン首相は5日、訪問先のロシアでプーチン大統領とウクライナ和平の可能性について協議。ハンガリーは今月から輪番制の欧州連合(EU)議長国を務めており、一部EU首脳はロシアに対する宥和的な態度を非難している。オルバン氏はウクライナと中国も訪問した。
ペスコフ報道官は会見で「オルバン氏は独自の情報源に基づいて、それぞれの立場を比較する真剣な取り組みを進めており、われわれはこうしたオルバン氏の努力に感謝している」と発言。
「関係国の間にはさまざまな意見の相違があるが、少なくともオルバン氏はそうした意見の相違の本質を理解しようと非常に真剣に試みている」と述べた。【7月8日 ロイター】
オルバン首相は5日、訪問先のロシアでプーチン大統領とウクライナ和平の可能性について協議。ハンガリーは今月から輪番制の欧州連合(EU)議長国を務めており、一部EU首脳はロシアに対する宥和的な態度を非難している。オルバン氏はウクライナと中国も訪問した。
ペスコフ報道官は会見で「オルバン氏は独自の情報源に基づいて、それぞれの立場を比較する真剣な取り組みを進めており、われわれはこうしたオルバン氏の努力に感謝している」と発言。
「関係国の間にはさまざまな意見の相違があるが、少なくともオルバン氏はそうした意見の相違の本質を理解しようと非常に真剣に試みている」と述べた。【7月8日 ロイター】
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ロシア・中国にとってはEU議長国の協力的対応は歓迎すべきものでしょうが、EUとしてはオルバン首相の独断専行に腹立たしい思いでしょう。
ちなみに、ASEANでは昨年、ミャンマーに議長国の順番が回ってきましたが、ミャンマーはこれを辞退しています。
【ハンガリー国内では新勢力台頭】
なお、ハンガリー国内では、オルバン首相の支配に揺らぎも見えています。
****ハンガリー新興野党、人気急上昇 強権的な現政権に対決姿勢****
ハンガリーで、2月に活動開始したばかりの新人政治家ペテル・マジャル氏(43)率いる保守政党「ティサ(尊重と自由)」が支持率を急拡大させている。マジャル氏はソーシャルメディアを舞台に強権的な姿勢で知られるオルバン政権批判を繰り広げ、注目を集めた。9日に投開票される欧州議会選にも候補者を擁立している。
マジャル氏は3月以降、オルバン政権の汚職体質などに抗議する大規模集会を頻繁に開き、欧米メディアで脚光を浴びた。英紙ガーディアンなどによると、5月に第2の都市デブレツェンであった集会には約1万人が集まり、マジャル氏は「ハンガリー人の大多数はプロパガンダや、作られた分断に疲れ切っている」と政権を批判した。オルバン首相の支持率が高い地方都市でも数千人の参加者を集め、野党が開く集会としては異例の盛り上がりだという。
マジャル氏はもともとオルバン首相率いる中道右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の党員で、外交官としてベルギーにある欧州連合(EU)のハンガリー常駐代表部で勤務したほか、国有企業の取締役も務めた。しかし今年2月、「内側から見た腐敗ぶりに失望した」(ロイター通信)として職を辞し政権批判に転じることを表明した。
そのころハンガリーでは、ノバク大統領(当時)が児童への性的虐待事件で有罪判決を受けた男に恩赦を与えたことで市民による批判が高まっていた。これを受けてノバク氏と当時の法相バルガ氏が辞職した。
このバルガ氏はマジャル氏の元妻で、マジャル氏は3月、バルガ氏が離婚前の昨年、在職中に家で話したという政権の腐敗ぶりを明かす内容の会話の録音を公開し、一躍有名になった。
ハンガリーでは与党のフィデスが世論調査で45%と高い支持率を得ているが、メディア統制や親露的な姿勢などを背景に批判も受けている。野党がまとまりを欠く中、マジャル氏が率いるティサは政権に批判的な層の支持を集め、5月の世論調査では25%の支持を得て、早くも「最強野党」となった。
9日にある欧州議会選挙(定数720)では、ハンガリーから21議席が選出される。ティサは12人の候補者を擁立するといい、独紙「南ドイツ新聞」は最大7人が当選すると分析している。次の国政選挙は2026年だが、それまでに地方選挙にも候補者を擁立するという。
ただ、クリーンなイメージを前面に押し出すマジャル氏だが疑問も投げかけられている。ハンガリーの独立系メディアによると、マジャル氏が公開した音声は録音も公開も同意がなかったとしてバルガ氏が非難しているほか、家庭内暴力も取り沙汰されている。【6月8日 毎日】
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欧州議会選挙では、連立与党フィデス/KDNPが前回欧州議会選挙から2議席減らし11議席を獲得したのに対し、ペテル・マジャル氏率いる保守政党「ティサ(尊重と自由)」は7議席獲得しています。
マジャル氏の政治路線、国民支持の動向はこれからの話です。
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