(2006-03-29の記事を再編集)
(ニュース記事より)
京の名所を結び、多くの市民と観光客に親しまれてきた京都市の「チンチンバス」が、3月末で引退することになった。
1992年のデビュー以来、路面電車をイメージした車体が人気を集めてきたが、車両が老朽化し、14年間の役目を終える。
後部の展望デッキや木製の座席、窓枠の金属製パイプなど、車体の多くが手作り。茶色の2台と緑色の1台が、京都駅を起点に三十三間堂や平安神宮、銀閣寺を経由する路線(100号系統)を走ってきた。
100号系統のバスは現在、京都駅発午前8時、10時、午後零時40分、2時50分の4本がチンチンバスで運行。31日までは各バス停にも運行ダイヤを明示している。
◆初めてこのバスを見た時、予想以上の大きさにビックリしました。
昔の「市電」のイメージより右翼の街宣車のようでした。
この写真は京都駅のバス乗り場に入ってきた姿を映しました。
タイミングよさに早速カメラを構え取り始めました。
運転手さんは何やら照れています。良く見ると女性、それも絶世の美人でした。
二重のうれしさです。
以前、平安神宮近くで見かけた時は周りの景色にピッタリでした。
京都らしい市バスの姿が消えてしまうはとても残念です。
*1991年に1台、1992年に2台と合計3台導入されました。
【東山コース】
京都駅前を起点に三十三間堂や清水寺,八坂神社のある「東山」,平安神宮をはじめ,永観堂,南禅寺が位置する「岡崎」,そして繁華街の「四条河原町」を経て京都駅に戻るコースを運行します。
【二条城・金閣寺コース】
京都駅前を起点に二条城,西陣織会館のある堀川今出川,北野天満宮,金閣寺,大徳寺を経て,北大路バスターミナルで折り返し運行します。また,途中北野白梅町で嵐山方面への京福電車とも接続します。
この2コースで約14年間活躍し、2006年3月31日に営業運転から引退しました。
そのうちの1両が、現在も洛西営業所で保管されているそうです。(非公開)
市バス100号系統チンチンバス 市内で遭遇!!