手帳メーカーの高橋が毎年募集している手帳大賞
身近な人が言ったいい言葉を投稿し、その中かから、手帳大賞と、審査員それぞれが選んだものが紹介されます。
今年の手帳大賞は、
時間ってあんがい、柔らかいものよ。
応募者のお母様の言葉です。お母様は、応募者と弟さんを育てるために、昼は工場勤務、夜はファミリーレストランでバイトしていました。
しかも、その忙しい中で、ご飯も手作りだったし、旅行にも連れて行ってくれたし、子供達に八つ当たりしたこともなかったそうです。
「いったいどうやって時間をやりくりしていたの？」と、応募者が訊ねた時の、お母様の答えがこの一言でした。
時間て不思議ですよね。ちょっとぼーっとしてると、すぐ３０分ぐらい経ってしまっています。
事前に段取りを考えて、ちゃきちゃきその通りにやっているはずなのに、なぜか押してきたり…
この時間帯って、何かやたら早く過ぎるよね、というところがあったり…
あまり几帳面にいつもスケジュール通りでも、息苦しいし…
「うそ～、何でもうこんな時間なん？
」ということが多いと、イライラキリキリして、周りの人にも「不機嫌さん
」になってしまいます。このお母様は、時間とのつきあい方がすごくお上手なようです。
仕事が忙しくても、子育てが大変でも、ちゃんと自分がリフレッシュできる時間を上手くつくって、いつも「ごきげんさん
」でいらっしゃったんでしょう。不測の事態が起きても、間が悪いことになっても、「それなら、こうしたらどうかしら」と、プラスの方向に持って行かれたのでしょう。
どんな柔軟な発想で、時間を柔らかくしていらしたのか、コツをきいてみたいです。
こんな人に、わたしはなりたい
