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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

未完の大器 大山加奈

2007-05-07 16:00:59 | バレーボール
     

 番組欄の「メグカナ」が気になって、深夜の黒鷲決勝録画放映を見ていたら、試合の途中に「未完の大器 大山加奈」という5分間ほどの加奈さん特集が流れました。
慌ててデジカメを出して、「加奈さん映像」を写してみました

       

   インタビューを受ける加奈さん

「ケガはいいものではないけれど、ケガをしたからわかるようになったこともある。ケガをマイナスにとらえず、プラスにつなげていきたい」

(全日本候補について)
「まだ自分は(復帰したばかりで)そこに立つべきじゃない。まず、全日本にふさわしい選手になるようにしたい」


柳本監督は、加奈さんの魅力はをナタでボンといくようなパワフルさで、「これはもう、素質の世界」と語ります。
今回の全日本招集についても、「黒鷲でも頑張っていたし、(不安要素は)やっていくうちに何とかなる」と、ぜひとも全日本に参加してほしいようです。
もちろん、加奈さんのパワーは全日本には絶対必要でしょうし、「案ずるより産むが易し」ということもあるでしょう。
ただ、昨年の全日本を見ていると、ファンとしては「また心身共に疲れ果ててしまうのでは?」と心配になってしまうところもあります。
まだ肩のテーピングが取れず、インタビューもアイシングしながら受けていた様子の加奈さん。
寝る間もおしんでの長時間練習や、壁にぶつかってのレシーブ練習などで、また体を痛めてしまわないか。激しいチーム内競争で心がすり切れてしまわないか。
加奈さんのような人気選手になると、さらに、メディアやスポンサーの思惑というものも絡んできます。昨年の世界バレー直前には、そういうものが見えてしまった感じですごく嫌な雰囲気がありました。しかも、協会はそれらから選手を守ってくれるどころか、コビコビの姿勢。
莫大な放映権料を払い、バレーボールを取り上げてくれるメディアや、大会スポンサーになってくれる企業に頭が上がりにくいのはわかりますが、「チームを強化して、少しでもいい結果を出すことでお応えします」ということでいいのではないでしょうか。選手はタレントではなくアスリート。試合に勝つことが一番大事です。その基本をしっかり貫いて貰わないと、ファンも心配になってしまいます。
大好きな選手に、そんな全日本にぜひ行ってほしいとはいえなくなってしまいます

加奈さん、自分の心と体の声に耳を澄ませて、それに正直に決めて下さい。
不安はあっても全日本でやってみたいと思うなら思い切って飛び込めばいいし、今はまだ東レでじっくり調整したいと思うなら、それでいいと思います。
加奈さん自身が本当に望む通りに決めてくれたら、結論はどっちでもいい。周りに気を使って無理はしないで下さい。
私たちが見たいのは、加奈さんの笑顔。自分が心から笑えるようにしてくれたらいいんです。
黒鷲では、「加奈さんのこんな顔が見たかった~」と思うような笑顔を、たくさん見せてくれた加奈さん。
この笑顔を大切にしてね