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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

WGP開幕:ニッポン、キューバに快勝!

2006-08-18 22:39:05 | バレーボール
     縞シマ一家

「早めに帰ってバレーボール見ようね」
「ウン!!」

 いよいよWGPが開幕しました!
ニッポン  キューバ
スタメン:大山、竹下、木村、高橋みゆき、荒木、杉山 リベロ:菅山
リザーブ:小山、落合、石川、高橋翠、宝来
キューバはアテネ五輪銅メダル時とほとんど変わらないメンバー。久光で大活躍したケニア選手もスタメンです。

 第1セット
先制ポイントをあげたのは加奈さん。
全日本初スタメンのエリカさんも、最初は緊張が見えましたが、ファーストスパイクを決めて波に乗ります。
最初のテクニカルタイムも、二度目のテクニカルタイムも日本のポイントで取りましたが、キューバも追いついてきます。
22-22の作戦タイムの後、テンさんに変わってマリさんを投入した柳本監督。
加奈さん、サオリン、エリカさん、マリさんの成徳シスターズがコートにそろい踏みです! いよいよサオリンがトスを上げるのか? しかし、点差がなかったせいか、ワンポイントでテンさんをコートに戻します。
監督「この1ポイントは100%強気でいけ」
24-24から、加奈さんが二段の難しいトスを打ちきって25-24。
その後も両者の意地がぶつかりあいますが、最後は日本のブロックポイントで29-27と、キューバを振り切ります

 第2セット
シンさんの時間差で1-0。
エリカさんも続きます。この試合、ほとんど100%ではないかと思わせる高い決定率です。全日本では悔しい思いをするところが多かったエリカさんですが、ついにブレイク アロサポとしては、感無量です
サオリンも上手いスパイクで7、8点目を叩きだし、東レ三人娘大活躍です。
エリカさんのブロードで10点目。この合宿で10㎏以上痩せたというエリカさん。二段も打てるパワーに加えて、速さも身につけました。
エリカ―カナの時間差で11-7。
加奈さんも内側に切り込むスパイクや、低いトスを打って成長を見せます。さらにレシーブでもオルティスのスパイクを上げ、シンさんがたおれこみながらも決めて18-13。
エリカさんのAクイックで19-14、エリカさんのブロックで20-14。
加奈さんがパワフルにブロックをはじきとばして22-15。
スギさんの速い速いスパイクで24-17。
最後はサオリンが決めて第2セットも日本が取りました

ここまでのエリカさんの決定率は、なんと90%
得点数は、加奈さん10、エリカさん10。
コートサイドのトモさんは、「竹下が、見えないところでアイコンタクトを取ったり、選手に声をかけたりしていた。荒木の使い方も気を使っていた」と、キャプテン・テンさんの見えない努力を評価。こういうところをきちんと見ていてくれるトモさんも、さすがです!

 第3セット
いきなり、エリカさんのブロックポイントで1-0。
キューバがダイレクトで日本コートに叩き込んでくるボールをシンさんが二本とも上げ、加奈さんが決めて2-1。
このセットは何度かキューバにリードを奪われますが、日本はすぐに追いついて、決して離されません。
加奈さんがキューバコートのエアポケットに、上手くフェイントを決めて11-11、スギさんのブロードで13-12、シンさんが上手くブロックアウトをとって13-13。
競り合いはそこまでで、日本が連続ポイントで16-13となると、あとはどんどんリードを広げ、最後はキューバのサーブミスで25-16。
日本が強豪キューバにストレート勝ちして、またとないスタートを切りました

 エリカさん「試合前は『どうしよう』という気持ちでしたが、コートの中ではみんながひっぱってくれた」
加奈さん「たくさんのお客さんが来てくれて心強かったです。エリカとサオリの三人で、とにかく走り回っていこうって言ってたんですが、それができたし、勝てたので良かった」

東レ三人娘をはじめ、全員がそれぞれの持ち味を出して大活躍。ミスも少なく、まさにアンダー2。これ以上はない最高のスタートを切りました。
アロサポとしては、やはり、エリカさんのブレイク、加奈さんの活躍が嬉しいですね。
持ち前のパワーや安定感に加え、センターらしい速さやキレの良さを身につけ、スタメンの座を勝ち取ったエリカさん。
パワフルなだけでなく、コースの打ちわけやフェイントなど、「技」を身につけてきた加奈さん。今日の試合では本当にチームの軸になっていたと思います。
一か月にわたる長丁場ですが、ケガなくのびのびとやって下さい。
WGPや世界バレーが、「わたしたちは強い!」という自信を深める大会になりますように