「世界バレーTV Val!」#17
昨日はいつもよりさらに30分遅い午前3:30からの放送でした さすがに、今日は寝坊してしまいましたよ。実害がなかったから良かったですが
今回の特集は、全日本新加入メンバーの中でも注目を集める小山修加(中国名:王嬌 ワンジョウ)選手。
1980年9月25日、中国で生まれた王嬌さん。
馬軍団と同じ陸上のエリート校で走り高跳びの選手として活躍し、ジュニアチャンピオンにもなります
1996年9月、日本に住む祖母が病気になったため、日本へ。
両親と共に、言葉も文化も違う環境で苦労しましたが、高校時代、バレーボールと、恩師小笠原仁先生に出会います。
小笠原監督のもと、一年目からレギュラーとして活躍、春校初出場の原動力となります。
小笠原監督が「ダイヤモンドの原石」と称した素晴らしい素質で、実業団に進みますが、外国人の選手登録ができなくなるという悲運に見舞われ、マネージャーとしてチームを盛り立てます。
「何で私だけユニフォームが着れないの」という悔しさの中、選手としてプレイするために帰化を決意。小山修加選手の誕生です。小山の小は、小笠原監督の小を頂いたのだそう。
そして、2007年。夢の全日本選出。「練習が楽しい」という前向きな気持ちや、チームメイトに積極的にアドバイスを求める姿が、全日本の新風となります。
シンさん
「まだ自分の力を出し切っていない感じがする。勝ちにいくために必要なことは要求していくつもりです」
テンさん
「きれいな心、純粋さを持っている。それがプレイにどう影響するか楽しみ」
(←信楽ひよこ?) 柳本監督
「久しぶりにはずみのある選手に会った。いい意味で想定外」
「自分ががんばったら、まわりを幸せにする能力があるんだよ」
ヨーロッパ遠征では、豪快なスパイクを決めるものの、ミスも連発。ベンチメンバーから外されてしまいますが、落ち込んだ様子も見せず、チームのためにできることを必死で探す小山選手。
チームメイトのタオルにメッセージを書き込んだり、試合が始まると一人で「ニッポン!」コール。海外なので反応する観客が少ないとみると、子供達をひき連れて観客席から熱い声援を送ります。これには、監督も「すごいな、おまえ」
7月の紅白戦では白組のエースとして打ちまくった小山選手。
「誰にも負けたくない。日の丸をつけて優勝できればいい」と、熱い胸の内を語ってくれました。
素晴らしい素質にめぐまれながらも、決してまっすぐな一本道を歩んできたわけではない小山選手。バレー歴も高校から始めたのでまだ8年と、決して長くはありません。そんな小山選手が全日本で活躍すれば、また新たな夢を全国のバレー選手に与えられるのではないでしょうか。
メグカナに始まって、毎回のように新たなヒロインを生み出してきた柳本ジャパン。監督の、ダイヤモンドの原石を見つける目も、また素晴らしいのかもしれません。
次回は、トモさん、テンさんの「二人のキャプテンが語る柳本ジャパンの真実」と、キャッチフレーズ緊急ミーティング フジテレビに負けるな 意外なキャッチフレーズに選手の皆さんも超真剣モードだったとか。今から楽しみですね。
番組HPでは、「世バレテスト第3弾」もUP 今回は選手に関する問題なので、やりがいありますよ~。私は、男子選手に関する問題を一問間違えてしまいましたが、皆さん、ぜひ満点狙って下さい
ニッポン代表メンバープロフィールも、名刺風のデザインでいい感じですよ