これは、原発論議の、#59です。
一夜明けました。平田オリザ問題に、少し書き加える必要が出てきました。第五節です。で、5500字から、8100字へと増えました。変化したことを示すためにタイトルに、三角を二つつけておきます。
副題1、『今、とても気にかかること』
副題2、『平田オリザ氏の研究』、
副題3、『アメリカの命令で放水をしたという、平田氏の発言の、意味するもの』
副題4、『単純な、失敗なら、看過してあげたかったけれど』
副題5、『芸術家が、政治、特に強者側に加担することの、いやらしさ』
~~~~~~~~~~~~~~~
副題1、『今、とても気にかかること』
読者の皆様におかれましては、番号が飛んでいるとおっしゃる向きもあらせられるかもしれませんが、最近、整理をした結果、ここが、こう言う番号になることがわかりましたので、こう言う番号へと改変をさせてくださいませ。
公開したものと、非公開の原稿をあわせれば、原発事故論議だけで、優に100万字を超えました。今整理を始めているのは、『やや、事故の様相が落ち着いたかな?』と思っているのと、ほとんどの情報が原子炉と格納炉に関しては出てきたと思うからです。海の汚染も出てきましたし。
私は金曜日から土曜日にかけては、一時間半でおきました。気にかかるニュースがあったので。それは、小沢一郎氏がアメリカのメディアのインタビューに応じ、菅政権を批判したというNHKニュース(木曜日、27日)を見て、『ああ、とうとうご本尊に対しての、論考を始めないと駄目なのだ。しんどいなあ。今は小説を書きたいのに』と、思い、内心の葛藤に襲われたからです。ここで、ご本尊とはもちろんアメリカのことです。
というのも、一般の方は、小沢氏など、死んだものだという感じで、誰も、このニュースには、気がつかない模様で、何も盛り上がっていないのです。が、とんでもない。今の日本は嵐に舞い踊る小船という感じです。その上、私個人も、すさまじい勢いで新手の、わなが入れ込められ、引っ掛けられていますので、『なるほど、すさまじいレベルで、連中は巻き返してきていますね』と思うからです。今こそ、3.11以降に限っても、第何波という形で、日本人が損をする方向へ流れそうですから。
~~~~~~~~~~~~~~
副題2、『平田オリザ氏の研究』、
結局のところ、核燃料を売りつけている側が、今現在世界最高の権力者であり、そこに、日本の警察さえ、従属していると言っていいほどの、仕組みが出来上がっていることを、私は、被・植民地化(または、被・植民地下)の日本と表現するわけです。
そちらのトップが誰で、どこの国に住んでいるのだといえば、それは、はっきりしていて、アメリカでしょう。たとえ、フランスのどこやらか、スイスに別荘があったとしても、生まれたのは、アメリカであるはずです。
で、今回そちら様がどう出てくるかを、じっと見ていたのですが、さて、一番最初に現れたのが、平田オリザ氏の発言です。
で、平田オリザという人がどういう人なのかを調べないといけません。
私は、演劇は話題のものを、一年に一つ見るくらいの人間です。が、平田オリザ氏が、国際基督教大学の出身者なので、関心を持ってはいました。そして、最近、過去の一年間に露出が多いなあ。特に新聞に。と思っていました。
これは、専門分野から大衆的な知名度を上げるということへ入っていったという段階です。
wikipedia で、調べると、おじさんに大林宣彦監督がいます。最初の著作が、19歳で出版をされているとか、後年鳩山首相のスピーチの演出を頼まれるということは、普通の青年にはありえないチャンスであって、やはり、親世代のコネは利いているはずです。
私はこの人から、損失を受けたとは思いません。だから、クールすぎる分析をしないでおきたいのですが、この青年が(今では中年の大人ですが)、重要人物になっていった鍵が、3っつあることに気がつきました。つまり、政治が絡んでいます。
*1、大学3年時、日本国際教育基金の奨学金により、韓国の延世大学に1年間公費留学。
韓国語を習得すると同時に、催涙ガスの洗礼を受ける。1985.12.
(これは、全世界の思惑が今、韓国を日本の上にしておくという手法で日本を押さえるという形で進んでいますから、格好の人材として大切にされたと考えるとあたっています。世界がそう思っている場合には、エージェントとしての日本人たちも彼を大切にしますから)。
*2、韓国から帰国後、もっとも忙しく活動する大学生として、朝日ジャーナル『新人類の旗手たち』の最終回を飾る。1986.6.
(24歳のときに、朝日新聞のインタビューを受けて、スターダムに上がるという形は、成岡庸司君のケースとそっくりです。私は成岡君のほうは地下潜行しているエージェントとして働いていると見ています。平田オリザ氏は、地下潜行している人材ではないし、今は本業でひたすら忙しい模様ですから、エージェント化するかしないかは別問題ですが、相当に将来性のある、大きな存在として扱われているのは、ここでも、明らかです)
*3、井上ひさし氏との対談集『話し言葉の日本語』を小学館より出版。2003.1.
(これが、ものすごく大きいです。二人は演劇界の同士として、一種の先輩後輩に当たるわけですが、それ以上の意味があるでしょう。
つまり、日本の政治とは、永田町で行われているわけではないということです。紙と映像のメディアが政治を行っています。そこを支配している、いわゆる文化人というのが、政治を支配しているのです。井上ひさしという人物は、日本の中のエージェントとして、10指に入る大きな存在です。そういう人物が、『はい、今度はあんたにバトンを渡したよと』言う意味合いがある対談だったでしょう。
対談というのは、司会者、とか、雑誌社側で企画をされるように見えますが、実は、強者が、手下をリクルートしたり、有名人がお見合いをする場となっていたりするのです。
~~~~~~~~~~~~~~
副題3、『アメリカの命令で放水をしたという、平田氏の発言の、意味するもの』
上に上げたように、平田氏は、国際キリスト教大学在学中に韓国、延世大学へ留学しています。で、韓国通であり、韓国語も上手なので、駐韓日本大使館から、招かれて、日本の風評被害を軽減するための、スピーチを行ったそうです。
それで、平田氏は、日本を助けるために話すという目的があったわけです。で、本当のことを言うと汚染水の濃度は高いのです。そんなことは私は最初から言っています。まだ、東北の人は漁業を再開しないようにと言っています。
そして、そうであっても、韓国にまでは、その影響は及びません。日本海まで、流れていくはずはないです。だから、韓国の人たちが過剰に海の汚染を恐れる必要はないのですが、それでも心配しているのなら、慰めないといけないわけです。
がね、平田氏は、まず韓国へ向けて、汚染水の濃度は低いといいました。これが、嘘ですね。そこで、嘘を自覚して言ったか、化学の知識がないから、軽いものと信じていたかはわかりませんが、ここ一点でも、厳密に言えば、韓国人を裏切っていることとなります。
が、汚染水を流した件で、日本人(特に菅首相)が韓国や中国を無視したことになってもいけないのでしょう。で、ここは平田氏が優しい心の持ち主だったと考えるべきです。で、苦し紛れに出た言葉が、アメリカが命令したから放出したという言葉でしょう。
~~~~~~~~~~~~~~
さて、これが大問題になりました。本当です。だって、これこそ、アメリカがどれほど、日本を支配してるかを明らかにする、文言ですから。平田氏が、本当のことを言っているのなら、私なんか、大喜びをしてしまいます。が、そこがちょっとわからないところなのです。韓国にもいい顔をしたいし、日本人を相手に普段の仕事をしているわけだから、日本を悪く言うわけにも行かないので、第三者を、ちょっと持ってきた。ということは確かですが、
それから先が大問題で、本当にアメリカが命令したのか、それとも、氏のとっさの思い付きで言ったのか?
そして、平田氏が後日、訂正していますね。訂正にまで追い込んではいけません。訂正させないほうが私なんか、持論の強化に役立つから、うれしいなと思っていたほどです。
しかし、ここは、平田氏の最初の発言が、真実で、訂正は、どこからか、強いられたからやったと考えるのが常道でしょう。これから、マスコミ陣には言いたいです。「訂正など求めないで、そこから、論を発展させてください」と。
そうですよ。この発言ひとつからでも、見事に日本がおかれている苦境が明らかになるのです。それの料理しだいです。が、何にも後追い報道、特に論文が出ないのに驚きます。
つまり、そこまで、日本は支配をされているというわけです。徹底的に支配をされています。
~~~~~~~~~~~~~~~~
副題4、『単純な失敗なら、看過してあげたかったけれど』
そして、私が小説を書くというしんどい作業に入ったとたんに、また、小沢氏が姿を現して、アメリカのメディアのインタビューに応じたというニュースで自らを、露出し、菅内閣を打倒するのだと、気炎を上げました。おや。おや。
いえ、笑い事ではないのです。この小沢氏こそ、核燃料を、売りつけてくる側が最も信頼していて、裏切らないはずだと思っている政治家です。アメリカのクリントン国務長官が、2008年に初来日された前後に、小沢氏は反米的発言を繰り出しました。
日本の政治家で、その手の発言をして無事だった人材などいませんよ。そういう発言をするからこそ彼の真実が露呈をするのです。彼は、超安心して、扱われているかわい子であり、すべてはカモフラージュとしての戦術に過ぎないのです。
私は一応、平田オリザ氏の失敗を見過ごしてきてあげていたのです。10日間も。その間、カモフラージュとしての尖兵たるフランスは問題にしてきました。
が、アメリカにはわざと触れなかったのです。が、小沢氏が動いたから、この発言を取り上げざるを得なくなりました。それに、輪をかけての傲慢の人、井上ひさし氏の、本が、講談社からも出ました。彼ら、この核燃料を売りつけている側に立ち、その役に立っている、エージェントたちは、やりたい放題ですから、せっかく怒りを静めて、落ち着いて小説などに取り組もうとしていた、私が、また,怒り初めています。
私が怒ったって、反省をしない手合いですが、それでも、同じことに気がついておられる日本人も、大勢いると信じています。
喫茶店などで仕事をしていると、サークルや仕事仲間と話し合っている人たちの声が自然に耳に入ります。その人たちは、ほとんどわたくしと同じレベルで、社会や、政治を、分析しています。皆さん、それをブログに書き表したりはしないでしょうが、わかるだけは、すべてが、わかっています。
今日の件は、非常に大きくて、これから、いかようにも発展させられるのですが、わざと、この程度の5千五百字の長さとして、今日はとどめて置きます。
平田氏には老婆心ながら、ご忠告をして置きたいです。「あんまり忙しくしておられると、どこかでぽかをしますよ」と。この失言は決定的なポカでしたね。
あなたが、テレビカメラに向かって、小沢氏ほどの、睥睨目線でお話をされるのかどうかは知りませんが、すこし、傲慢になっておられませんでしたか? この仕組みの中に取り込まれていて、国際的、軍産共同体にかわいがられている存在の特徴は、ともかく過信の人であることです。
あなたも、次から次へとよい大学の教職を与えられ続けていて、ちょっと、ご自分のことを、「全能だ」と、みなしていらっしゃいませんでしたか?
まだ、お子さんがいないのでしょう。お子さんが思春期になど達すると、どんな人でも、『人生、全能として、ずっとすごすこともできないのだ。突っ走るだけでもだめなんだ』と、お気づきになりますよ。
では、本日は、ここで短く終わります。ブログの日付だけは、27日になっていますが、実際に(一応の)完成を、みたのは、29日日曜日の午前三時です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
副題5、『芸術家が、政治、特に強者の側に加担をすることのいやらしさ』
と、上を書いて、以降いったん寝たのです。再び起きて、見て、さらに、考えが深まりました。後輩に対する配慮はありますが、30年間銀座で絵を見続け、かつ発表をもしてきた身としては、マスコミに売れている創作家というのが、どれほど、胡散臭い存在であるかということを、徹底的に知り尽くしてきています。その代表として、平田オリザという人を考えざるを得なくなり、そこからの考察も加えさせてくださいませ。
彼が批判やら、からかいの対象になってこなかったのは、周到にも、大学教授職をすでに、やってきているからです。そこに権威が付与されていることと、内々に、「大林宣彦の甥だって」と言ううわさが流れていたのも大きいでしょう。
それと、残酷な物言いですが、お顔がきれいではないことも。少年期から一人で、世界旅行をするほどのガッツがあるということは、何らかの違和感を外部に対して持つということが原因であることが多いのです。
その容貌のことが、知的な職業についている両親を持つ恵まれた環境で育った少年にしては、この世間というものの中に、あふれかえる、不条理に目覚めるきっかけだったと推察します。
私も、同じく、世間に対して、違和感を抱いてきた少女です。内心で、大いなる不幸を味わって来た少女です。小学校一年のときに、父が贈収賄事件に巻き込まれたのです。係長だから実際には利益を業者に与える権利はなくて、罪には問われていませんが、父は、失職したし、一家は、大変だったのです。だから、私は小学校の一年生にして、哲学(不条理とは何だ)という命題に目覚めた少女なのです。それ以来62年間、思考に次ぐ、思考を重ねているわけなので、並ではない、頭の働かせ方をするのですよ。
もしそれがなかったら、高校の先輩中村桂子さん(生物学者)レベルで、社会の表舞台に出て活躍する人になっていたかもしれないのですよ。私は中村桂子さんほどの美形ではありませんが、高校時代先生に、科目によっては非常にかわいがられていて、(中学時代もそうでしたが、)優秀な研究者になる芽はあったのです。「目先の点数を追わない深さがある」と、いっていただいてきました。
でも、まっすぐにエリート人生を歩む気も、なかったのですよね。別に不良にもならないけれど、エリートとしてふんぞり返る気は、さらさらなかったのです。気恥ずかしくてね。普通に生きるだけで十分だと思っていました。
ただ、なんとなく、普通の生活も、自分には、合わないのですよね。目の前で主婦同士が優劣と強弱を競い合うのなど見ていたり、画家同士が、上だの下だのと、威張ったりするのを見ていると、違和感がいっぱいです。「上のはみ出しも、下のはみ出し同様、苦労をするのよ」と頭のいい先輩に言われたことがありますが、自分として、自然なほうへ、自然なほうへと、流れ流れて来た結果、今ではなんと、政治評論家ですよ。あ、は、は。
政治に巻き込まれ、その支援を受けてマスコミデビューをするということの胡散臭さと危険さにはきちんとすでに目覚めています。現代の政治は、文化というオブラートにくるんですべてを支配しますので、文化人こそ、政治家なのです。それが政治の最先端なのです。それが高度な、植民地支配の形なのです。
つまり、既成のメディア文化人界へ、後発の人間を入れるかどうかの暗黙の審査という形で、支配をしているのです。少しでも、都合の悪い人間(それは、真実に目覚めている人間たちですが)を入れないことで、この日本を支配しているのです。
でね。そちら側に組み込まれている限り、失敗をすると、連帯責任で、大本(今回はアメリカと、その支援を受けている小沢一郎氏)の足を引っ張ることとなります。今回は火種が小さいうちに消し止められて、事なきを得ていますが、国民内部(特に思考が深い人たち)には、すっかり裏が読まれてしまいました。平田オリザという人が、さらに、演劇界の万軍の長として歩むときに、「あれ、王様は裸だよ」とか、「あれ、王様の耳はロバの耳だ」と、庶民(鑑賞する側)に言われないようにと祈っておきます。特に作品が面白くなかったときには、あなたは、国民から見捨てられますよ。
一方の私は、誰ともつるんではおりません。かつ、仕事(画家や版画家であること、および美術評論家であること)を捨てたも同然の人生です。だからこそ、覚悟の上でポカを連発しています。平田オリザ以上のポカを、毎日連発しているのが私です。
しかし、人知れず涙を流し、人知れず苦笑をしながらも、切に、願っているのは、気の毒な原発地元民が、真の意味で、救済をされることです。いまだに、ちんたら、ちんたらと避難所暮らしを続けている人がいるそうです。真実を知らされていないから、そういう生き方を選択しています。「左官屋だから、こてを取りに帰りたい」とテレビカメラに向かって言う人がNHKテレビの夕方に登場しましたが、「早く、どこかよその県の工務店に、職工として勤めなおして、そこの道具を借りて仕事をなさいませ」とすすめます。甘い、甘い、考えに満ちていて、やたら、機会とエネルギーを浪費しています。
私のことをもう一回言わせていただくと、無名でも、真理に到達するレベルは深いのです。特に今日は、後輩を切り刻むのですから、この程度の前置き(いや、実際には、後書きとなったかな?)をおくのはお許しくださいませ。
最後に小さいことですが、重要なことを。
グーグルで、このブログを検索をしていただきますと、二番目に漁業補償について何とか、というタイトルの紹介が出ています。が、そこをクリックすると記事が出ない仕組みとなっています。これは、以前にもやられた妨害のひとつです。
で、せっかく、私のブログをご紹介下さっても、ご友人が、そちらをあけて、『あれ、ない』と、なります。で、どうか、
http://blog.goo.ne.jp/amesyun-goo/ も、一緒にお知らせをいただけるか、上のことも、一緒にお伝えください。また、グーグルジャパン、の電話番号をご存知でしたら、教えてくださるとうれしいです。何度も似たようなことが出現しますので、電話でグーグル・ジャパンの担当者に、声で、実際に、お願いをしておきたいです。
こちらは、0467-24-9018です。
個人的に毎日使うメルアドは、AtelierCK@aol.com です。
最近、chieko kawasaki でfacebook も始めました。ただ、そちらはあまりチェックしません。
では、2011年5月29日、午前三時にあげて、その後、午後三時に副題5、という追加を入れた。
雨宮舜(本名 川崎 千恵子)
一夜明けました。平田オリザ問題に、少し書き加える必要が出てきました。第五節です。で、5500字から、8100字へと増えました。変化したことを示すためにタイトルに、三角を二つつけておきます。
副題1、『今、とても気にかかること』
副題2、『平田オリザ氏の研究』、
副題3、『アメリカの命令で放水をしたという、平田氏の発言の、意味するもの』
副題4、『単純な、失敗なら、看過してあげたかったけれど』
副題5、『芸術家が、政治、特に強者側に加担することの、いやらしさ』
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副題1、『今、とても気にかかること』
読者の皆様におかれましては、番号が飛んでいるとおっしゃる向きもあらせられるかもしれませんが、最近、整理をした結果、ここが、こう言う番号になることがわかりましたので、こう言う番号へと改変をさせてくださいませ。
公開したものと、非公開の原稿をあわせれば、原発事故論議だけで、優に100万字を超えました。今整理を始めているのは、『やや、事故の様相が落ち着いたかな?』と思っているのと、ほとんどの情報が原子炉と格納炉に関しては出てきたと思うからです。海の汚染も出てきましたし。
私は金曜日から土曜日にかけては、一時間半でおきました。気にかかるニュースがあったので。それは、小沢一郎氏がアメリカのメディアのインタビューに応じ、菅政権を批判したというNHKニュース(木曜日、27日)を見て、『ああ、とうとうご本尊に対しての、論考を始めないと駄目なのだ。しんどいなあ。今は小説を書きたいのに』と、思い、内心の葛藤に襲われたからです。ここで、ご本尊とはもちろんアメリカのことです。
というのも、一般の方は、小沢氏など、死んだものだという感じで、誰も、このニュースには、気がつかない模様で、何も盛り上がっていないのです。が、とんでもない。今の日本は嵐に舞い踊る小船という感じです。その上、私個人も、すさまじい勢いで新手の、わなが入れ込められ、引っ掛けられていますので、『なるほど、すさまじいレベルで、連中は巻き返してきていますね』と思うからです。今こそ、3.11以降に限っても、第何波という形で、日本人が損をする方向へ流れそうですから。
~~~~~~~~~~~~~~
副題2、『平田オリザ氏の研究』、
結局のところ、核燃料を売りつけている側が、今現在世界最高の権力者であり、そこに、日本の警察さえ、従属していると言っていいほどの、仕組みが出来上がっていることを、私は、被・植民地化(または、被・植民地下)の日本と表現するわけです。
そちらのトップが誰で、どこの国に住んでいるのだといえば、それは、はっきりしていて、アメリカでしょう。たとえ、フランスのどこやらか、スイスに別荘があったとしても、生まれたのは、アメリカであるはずです。
で、今回そちら様がどう出てくるかを、じっと見ていたのですが、さて、一番最初に現れたのが、平田オリザ氏の発言です。
で、平田オリザという人がどういう人なのかを調べないといけません。
私は、演劇は話題のものを、一年に一つ見るくらいの人間です。が、平田オリザ氏が、国際基督教大学の出身者なので、関心を持ってはいました。そして、最近、過去の一年間に露出が多いなあ。特に新聞に。と思っていました。
これは、専門分野から大衆的な知名度を上げるということへ入っていったという段階です。
wikipedia で、調べると、おじさんに大林宣彦監督がいます。最初の著作が、19歳で出版をされているとか、後年鳩山首相のスピーチの演出を頼まれるということは、普通の青年にはありえないチャンスであって、やはり、親世代のコネは利いているはずです。
私はこの人から、損失を受けたとは思いません。だから、クールすぎる分析をしないでおきたいのですが、この青年が(今では中年の大人ですが)、重要人物になっていった鍵が、3っつあることに気がつきました。つまり、政治が絡んでいます。
*1、大学3年時、日本国際教育基金の奨学金により、韓国の延世大学に1年間公費留学。
韓国語を習得すると同時に、催涙ガスの洗礼を受ける。1985.12.
(これは、全世界の思惑が今、韓国を日本の上にしておくという手法で日本を押さえるという形で進んでいますから、格好の人材として大切にされたと考えるとあたっています。世界がそう思っている場合には、エージェントとしての日本人たちも彼を大切にしますから)。
*2、韓国から帰国後、もっとも忙しく活動する大学生として、朝日ジャーナル『新人類の旗手たち』の最終回を飾る。1986.6.
(24歳のときに、朝日新聞のインタビューを受けて、スターダムに上がるという形は、成岡庸司君のケースとそっくりです。私は成岡君のほうは地下潜行しているエージェントとして働いていると見ています。平田オリザ氏は、地下潜行している人材ではないし、今は本業でひたすら忙しい模様ですから、エージェント化するかしないかは別問題ですが、相当に将来性のある、大きな存在として扱われているのは、ここでも、明らかです)
*3、井上ひさし氏との対談集『話し言葉の日本語』を小学館より出版。2003.1.
(これが、ものすごく大きいです。二人は演劇界の同士として、一種の先輩後輩に当たるわけですが、それ以上の意味があるでしょう。
つまり、日本の政治とは、永田町で行われているわけではないということです。紙と映像のメディアが政治を行っています。そこを支配している、いわゆる文化人というのが、政治を支配しているのです。井上ひさしという人物は、日本の中のエージェントとして、10指に入る大きな存在です。そういう人物が、『はい、今度はあんたにバトンを渡したよと』言う意味合いがある対談だったでしょう。
対談というのは、司会者、とか、雑誌社側で企画をされるように見えますが、実は、強者が、手下をリクルートしたり、有名人がお見合いをする場となっていたりするのです。
~~~~~~~~~~~~~~
副題3、『アメリカの命令で放水をしたという、平田氏の発言の、意味するもの』
上に上げたように、平田氏は、国際キリスト教大学在学中に韓国、延世大学へ留学しています。で、韓国通であり、韓国語も上手なので、駐韓日本大使館から、招かれて、日本の風評被害を軽減するための、スピーチを行ったそうです。
それで、平田氏は、日本を助けるために話すという目的があったわけです。で、本当のことを言うと汚染水の濃度は高いのです。そんなことは私は最初から言っています。まだ、東北の人は漁業を再開しないようにと言っています。
そして、そうであっても、韓国にまでは、その影響は及びません。日本海まで、流れていくはずはないです。だから、韓国の人たちが過剰に海の汚染を恐れる必要はないのですが、それでも心配しているのなら、慰めないといけないわけです。
がね、平田氏は、まず韓国へ向けて、汚染水の濃度は低いといいました。これが、嘘ですね。そこで、嘘を自覚して言ったか、化学の知識がないから、軽いものと信じていたかはわかりませんが、ここ一点でも、厳密に言えば、韓国人を裏切っていることとなります。
が、汚染水を流した件で、日本人(特に菅首相)が韓国や中国を無視したことになってもいけないのでしょう。で、ここは平田氏が優しい心の持ち主だったと考えるべきです。で、苦し紛れに出た言葉が、アメリカが命令したから放出したという言葉でしょう。
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さて、これが大問題になりました。本当です。だって、これこそ、アメリカがどれほど、日本を支配してるかを明らかにする、文言ですから。平田氏が、本当のことを言っているのなら、私なんか、大喜びをしてしまいます。が、そこがちょっとわからないところなのです。韓国にもいい顔をしたいし、日本人を相手に普段の仕事をしているわけだから、日本を悪く言うわけにも行かないので、第三者を、ちょっと持ってきた。ということは確かですが、
それから先が大問題で、本当にアメリカが命令したのか、それとも、氏のとっさの思い付きで言ったのか?
そして、平田氏が後日、訂正していますね。訂正にまで追い込んではいけません。訂正させないほうが私なんか、持論の強化に役立つから、うれしいなと思っていたほどです。
しかし、ここは、平田氏の最初の発言が、真実で、訂正は、どこからか、強いられたからやったと考えるのが常道でしょう。これから、マスコミ陣には言いたいです。「訂正など求めないで、そこから、論を発展させてください」と。
そうですよ。この発言ひとつからでも、見事に日本がおかれている苦境が明らかになるのです。それの料理しだいです。が、何にも後追い報道、特に論文が出ないのに驚きます。
つまり、そこまで、日本は支配をされているというわけです。徹底的に支配をされています。
~~~~~~~~~~~~~~~~
副題4、『単純な失敗なら、看過してあげたかったけれど』
そして、私が小説を書くというしんどい作業に入ったとたんに、また、小沢氏が姿を現して、アメリカのメディアのインタビューに応じたというニュースで自らを、露出し、菅内閣を打倒するのだと、気炎を上げました。おや。おや。
いえ、笑い事ではないのです。この小沢氏こそ、核燃料を、売りつけてくる側が最も信頼していて、裏切らないはずだと思っている政治家です。アメリカのクリントン国務長官が、2008年に初来日された前後に、小沢氏は反米的発言を繰り出しました。
日本の政治家で、その手の発言をして無事だった人材などいませんよ。そういう発言をするからこそ彼の真実が露呈をするのです。彼は、超安心して、扱われているかわい子であり、すべてはカモフラージュとしての戦術に過ぎないのです。
私は一応、平田オリザ氏の失敗を見過ごしてきてあげていたのです。10日間も。その間、カモフラージュとしての尖兵たるフランスは問題にしてきました。
が、アメリカにはわざと触れなかったのです。が、小沢氏が動いたから、この発言を取り上げざるを得なくなりました。それに、輪をかけての傲慢の人、井上ひさし氏の、本が、講談社からも出ました。彼ら、この核燃料を売りつけている側に立ち、その役に立っている、エージェントたちは、やりたい放題ですから、せっかく怒りを静めて、落ち着いて小説などに取り組もうとしていた、私が、また,怒り初めています。
私が怒ったって、反省をしない手合いですが、それでも、同じことに気がついておられる日本人も、大勢いると信じています。
喫茶店などで仕事をしていると、サークルや仕事仲間と話し合っている人たちの声が自然に耳に入ります。その人たちは、ほとんどわたくしと同じレベルで、社会や、政治を、分析しています。皆さん、それをブログに書き表したりはしないでしょうが、わかるだけは、すべてが、わかっています。
今日の件は、非常に大きくて、これから、いかようにも発展させられるのですが、わざと、この程度の5千五百字の長さとして、今日はとどめて置きます。
平田氏には老婆心ながら、ご忠告をして置きたいです。「あんまり忙しくしておられると、どこかでぽかをしますよ」と。この失言は決定的なポカでしたね。
あなたが、テレビカメラに向かって、小沢氏ほどの、睥睨目線でお話をされるのかどうかは知りませんが、すこし、傲慢になっておられませんでしたか? この仕組みの中に取り込まれていて、国際的、軍産共同体にかわいがられている存在の特徴は、ともかく過信の人であることです。
あなたも、次から次へとよい大学の教職を与えられ続けていて、ちょっと、ご自分のことを、「全能だ」と、みなしていらっしゃいませんでしたか?
まだ、お子さんがいないのでしょう。お子さんが思春期になど達すると、どんな人でも、『人生、全能として、ずっとすごすこともできないのだ。突っ走るだけでもだめなんだ』と、お気づきになりますよ。
では、本日は、ここで短く終わります。ブログの日付だけは、27日になっていますが、実際に(一応の)完成を、みたのは、29日日曜日の午前三時です。
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副題5、『芸術家が、政治、特に強者の側に加担をすることのいやらしさ』
と、上を書いて、以降いったん寝たのです。再び起きて、見て、さらに、考えが深まりました。後輩に対する配慮はありますが、30年間銀座で絵を見続け、かつ発表をもしてきた身としては、マスコミに売れている創作家というのが、どれほど、胡散臭い存在であるかということを、徹底的に知り尽くしてきています。その代表として、平田オリザという人を考えざるを得なくなり、そこからの考察も加えさせてくださいませ。
彼が批判やら、からかいの対象になってこなかったのは、周到にも、大学教授職をすでに、やってきているからです。そこに権威が付与されていることと、内々に、「大林宣彦の甥だって」と言ううわさが流れていたのも大きいでしょう。
それと、残酷な物言いですが、お顔がきれいではないことも。少年期から一人で、世界旅行をするほどのガッツがあるということは、何らかの違和感を外部に対して持つということが原因であることが多いのです。
その容貌のことが、知的な職業についている両親を持つ恵まれた環境で育った少年にしては、この世間というものの中に、あふれかえる、不条理に目覚めるきっかけだったと推察します。
私も、同じく、世間に対して、違和感を抱いてきた少女です。内心で、大いなる不幸を味わって来た少女です。小学校一年のときに、父が贈収賄事件に巻き込まれたのです。係長だから実際には利益を業者に与える権利はなくて、罪には問われていませんが、父は、失職したし、一家は、大変だったのです。だから、私は小学校の一年生にして、哲学(不条理とは何だ)という命題に目覚めた少女なのです。それ以来62年間、思考に次ぐ、思考を重ねているわけなので、並ではない、頭の働かせ方をするのですよ。
もしそれがなかったら、高校の先輩中村桂子さん(生物学者)レベルで、社会の表舞台に出て活躍する人になっていたかもしれないのですよ。私は中村桂子さんほどの美形ではありませんが、高校時代先生に、科目によっては非常にかわいがられていて、(中学時代もそうでしたが、)優秀な研究者になる芽はあったのです。「目先の点数を追わない深さがある」と、いっていただいてきました。
でも、まっすぐにエリート人生を歩む気も、なかったのですよね。別に不良にもならないけれど、エリートとしてふんぞり返る気は、さらさらなかったのです。気恥ずかしくてね。普通に生きるだけで十分だと思っていました。
ただ、なんとなく、普通の生活も、自分には、合わないのですよね。目の前で主婦同士が優劣と強弱を競い合うのなど見ていたり、画家同士が、上だの下だのと、威張ったりするのを見ていると、違和感がいっぱいです。「上のはみ出しも、下のはみ出し同様、苦労をするのよ」と頭のいい先輩に言われたことがありますが、自分として、自然なほうへ、自然なほうへと、流れ流れて来た結果、今ではなんと、政治評論家ですよ。あ、は、は。
政治に巻き込まれ、その支援を受けてマスコミデビューをするということの胡散臭さと危険さにはきちんとすでに目覚めています。現代の政治は、文化というオブラートにくるんですべてを支配しますので、文化人こそ、政治家なのです。それが政治の最先端なのです。それが高度な、植民地支配の形なのです。
つまり、既成のメディア文化人界へ、後発の人間を入れるかどうかの暗黙の審査という形で、支配をしているのです。少しでも、都合の悪い人間(それは、真実に目覚めている人間たちですが)を入れないことで、この日本を支配しているのです。
でね。そちら側に組み込まれている限り、失敗をすると、連帯責任で、大本(今回はアメリカと、その支援を受けている小沢一郎氏)の足を引っ張ることとなります。今回は火種が小さいうちに消し止められて、事なきを得ていますが、国民内部(特に思考が深い人たち)には、すっかり裏が読まれてしまいました。平田オリザという人が、さらに、演劇界の万軍の長として歩むときに、「あれ、王様は裸だよ」とか、「あれ、王様の耳はロバの耳だ」と、庶民(鑑賞する側)に言われないようにと祈っておきます。特に作品が面白くなかったときには、あなたは、国民から見捨てられますよ。
一方の私は、誰ともつるんではおりません。かつ、仕事(画家や版画家であること、および美術評論家であること)を捨てたも同然の人生です。だからこそ、覚悟の上でポカを連発しています。平田オリザ以上のポカを、毎日連発しているのが私です。
しかし、人知れず涙を流し、人知れず苦笑をしながらも、切に、願っているのは、気の毒な原発地元民が、真の意味で、救済をされることです。いまだに、ちんたら、ちんたらと避難所暮らしを続けている人がいるそうです。真実を知らされていないから、そういう生き方を選択しています。「左官屋だから、こてを取りに帰りたい」とテレビカメラに向かって言う人がNHKテレビの夕方に登場しましたが、「早く、どこかよその県の工務店に、職工として勤めなおして、そこの道具を借りて仕事をなさいませ」とすすめます。甘い、甘い、考えに満ちていて、やたら、機会とエネルギーを浪費しています。
私のことをもう一回言わせていただくと、無名でも、真理に到達するレベルは深いのです。特に今日は、後輩を切り刻むのですから、この程度の前置き(いや、実際には、後書きとなったかな?)をおくのはお許しくださいませ。
最後に小さいことですが、重要なことを。
グーグルで、このブログを検索をしていただきますと、二番目に漁業補償について何とか、というタイトルの紹介が出ています。が、そこをクリックすると記事が出ない仕組みとなっています。これは、以前にもやられた妨害のひとつです。
で、せっかく、私のブログをご紹介下さっても、ご友人が、そちらをあけて、『あれ、ない』と、なります。で、どうか、
http://blog.goo.ne.jp/amesyun-goo/ も、一緒にお知らせをいただけるか、上のことも、一緒にお伝えください。また、グーグルジャパン、の電話番号をご存知でしたら、教えてくださるとうれしいです。何度も似たようなことが出現しますので、電話でグーグル・ジャパンの担当者に、声で、実際に、お願いをしておきたいです。
こちらは、0467-24-9018です。
個人的に毎日使うメルアドは、AtelierCK@aol.com です。
最近、chieko kawasaki でfacebook も始めました。ただ、そちらはあまりチェックしません。
では、2011年5月29日、午前三時にあげて、その後、午後三時に副題5、という追加を入れた。
雨宮舜(本名 川崎 千恵子)
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