AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

じゃない方ミュージシャン

2011年06月30日 | まったり邦楽
おいおい、こんな自虐的なイベント開催してほんとに大丈夫か?
て、家でアグノスティック・フロント聴きながらゴロゴロしてるだけの俺が心配するこっちゃないけど。
http://www.liquidroom.net/schedule/20110723/6174/


出演者は次の通りである。


07 / 23 Sat .日陰会 男女デュオのじゃない方の会(HKG09)〜夏休み〜

出演者:

・市川和則(羊毛とおはな)
・影山敏彦(tico moon)
・小島大介(Port of Notes)
・鈴木俊治(BE THE VOICE)
・so-to(wyolica)
・田畑伸明(ビューティフルハミングバード)
・藤本一馬(orange pekoe)
・モリヒデオミ(MOUNT SUGAR)
・山口彰久(高鈴)(五十音順)

+特別ゲスト!!!


てゆーか知ってるユニットは2組くらいしかない。
いずれも顔はまったく覚えてない。

特別ゲストってのが気になるな。
ひょっとしたらトレイシー・ソーン、吉田美和級の大物女性シンガーだったりするかもしれん。

気になる方は是非。




今日の1曲:『(You are) more than paradise』/ Port of Notes
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Geeがこんなにすごいなんて・・・

2011年06月26日 | ♪音楽総合♪
ニンギジッダ通信でもつぶやいてたけど、先日書いたモービッド・エンジェル新作レビューの記事のジャンル設定を冗談で選択肢にあった“ペ・ヨンジュン”にしたら、アクセスがめっちゃ殺到して、いまだ衰えを知らぬ韓流ブームに畏怖の念すら覚えてしまう今日この頃であった。
(てか選択肢の中に俺の好きな“ソン・ガンホ”の名前がないぢゃないか!)

それがキッカケで、また調子にのって韓流的なつぶやきを繰り返してたら、ある日、韓流情報機関っぽい組織からフォローされてしまっていた!
もちろんフォローし返してないので、こちらにはなんの影響もないのだが。

そこで、世間の皆様方に「え!あのあましんもとうとう韓流にハマっちゃったの!」なんて誤解を払拭するために、以下のことを告白しておこうと思います。


eoでirl's eneration(少女時代)の「ee」の音源をetしちゃいましたー

まさにG-GーGーGーGー♪という感じである。
韓国モノとしては、李・博士(イ・パクサ)VS電気グルーヴの『ひらけ!ポンチャック』以来である。


今回かりたのは、1stミニアルバム『GEE』で全詩韓国語。
ジャケット見てもろたらわかるように、メンバーはスリップノットと同じ9人編成。
いずれもナイススタイルで、80年代スラッシュバンドばりのピチピチジーンズにへそだしルックときてる。
ローラースケートはいてるのは、光源氏へのオマージュだろうか?
超ポップな歌に合わせて、スタイル抜群のネエちゃんどもがボディラインもあらわによろこび組よろしく挑発的なダンスを繰り広げたら、そら世の男子どもが注目するのも無理なからぬことなのですが、結構女子にも人気があるみたいね。

まぁこれだけの大所帯で髪型もほぼ同じときてるので、ブラックジャックに整形手術施されたクランケのようにほとんど見分けがつかない。
まぁ見慣れれば区別もついてくるんだろうけど、、今んところ初期デストラクション状態だ。

昨年よりちょくちょく耳にしていた「ジージージージージー♪」というフレーズの曲がやたら気になってて、この楽曲センスは今のJ-POPのノリにはないよなぁと思ってて、それが今流行のK-POPグループの曲だということに思い当たったんですよね。
話題沸騰だったKARAは音楽的に私の嗜好にカスりもしなかったので、じゃあ次に最近よく名前を聞く“少女時代”というやつに違いないと確信にいたったわけであります。
曲名がとてもわかりやすくて助かりました。
だって「Gee」ですもの。そのままやんけ!!

とにかくタイトル曲“Gee”はいい!
軽やかなアップテンポの楽曲に、気持ちいいくらいポップ要素がフンダンにブチ込まれておる。
たとえれば、パティ・ラベルの“Stir It Up”(彼女にはこの曲のイメージしかない)の軽快なノリに、オリビア・ニュートン・ジョンのポップな歌メロが乗っかった感じとでもいうのかな(ちょっと違う気もするけど)?
要は、80年代洋楽ポップス真っ盛りの幼少時代をリアルタイムで過ごした私のノスタルジックなハートをガッチリ掴んだっつー訳ですなぁ~
余計な感情表現もなく、彼女たちのスタイルのようにサラリとした清潔感に満ち溢れた楽曲のこの神がかった完成度。
うん、ポップソングはこれぐらい無機質な方がいい。

まぁ“Gee”以外の曲に関しては、ビタ一文聴く価値を見出せなかったが。
しかし、シナウィーも通過してこなかったこの私が、まさかK-POPとはねぇ~・・・
人生わかんないや。



今日の1曲:『Gee』/ 少女時代
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碑の一族

2011年06月23日 | ルルイエ異本
今宵、聖ヨハネ節前夜。

私は眠ることが出来ない。

昨夜セルティック・フロストの、あまりにも悍ましい6thアルバム「MONOTHEIST」を聴きながらうたた寝してしまい、魂をサタンに奪い去られるかのような恐ろしい悪夢にうなされたというのもあるが。
あとむし暑い。

そこで眠れないついでに、聖ヨハネ節前夜にまつわるある旧支配者の夢に関する記述をここにしたためようと思う。


全世界を経巡って、数多の秘密結社に関わり、無数の未知なる秘伝写本の類に原典のまま通暁していたドイツのオカルティスト、フリードリヒ・フォン・ユンツトの著した『無名祭祀書』という書物が存在する。
1893年にドイツのデュッセルドルフで出版された鉄枠のある黒く厚い革装丁の初版本は、その暗澹たる内容から時折『黒の書』の異名で呼ばれている。
この書は、驚くべき条理整然たる章があるかと思えば謎めいた難解不詳な章をも併せ持ちつつ、分別ある読み手ならば血も凍るかと思うような記述に満ちた書となっている。

そのありとあらゆる尋常ならざる記述の中に<黒の碑>に関する言及が出てくる。
その奇怪異様な石碑はハンガリーのある山脈中に聳え立ち、それにまつわる暗然たる伝説が幾つも伝えられている。
その中に、「聖ヨハネ節前夜(六月二十三日)にはいると、この碑の付近で異様な光景が見られる」という記述がある。

かつて、狂気の詩人ジャスティン・ジョフリは、ハンガリー旅行中に、忌まわしい伝説のつきまとうショトレゴイカヴァール(魔女ヶ邑)の地を訪れたことがあるという。
そこにはかつて、あの健全だった古いマジャール・スラヴ民族が低級で原始的なある民族と合流して婚姻を繰り返し、ついにはある混血種族となったという非人間的先住民どもが棲まっており、<黒の碑>の前で、ある蝦蟇めいた奇怪な神を召喚すべく血なまぐさい野蛮な儀式を行っていたのだ。
ジョフリはその地を去ったあと、あの怪異幻想の詩篇「碑の一族」を書きあげたのだという。

人は云う、<超古代>の悍ましきものども未だ 
世界の遺れられし隅々に秘むと、
そして<門>は未だ開き、運められし夜に
地獄に禁れのものどもを解き放つと。

ハンガリーから帰国後、奇異なる悪夢に苛まれ続けたジョフリは、収容された精神病院で狂死してしまう。
ジョフリを悩まし続けたその奇異なる夢とは、おそらく上写真のジャケに描かれているような冒涜的な悪夢だったのではないか!
(上写真は「無名祭祀書(Unaussprechlichen Kulten)」をバンド名に持つグループのアルバムジャケ画であるが、まぁごくありふれたブルデスバンドで音的にはあまり興味が沸かない。)


ああ、急に睡魔が襲ってきた・・・・
まるで森羅万象がこの恐ろしい手記の忌むべき行為を阻んでいるかのようである。
私もあの太古の忌まわしい暗黒の儀式の光景を目撃し、ジョフリのように発狂してしまうのか・・・・

あまりにも恐ろしすぎる!
 
神よ!!
私します。デトファイバー・・・・・・・・ZZZZZZZZZ




ちぇっなんだ、また職場で仕事してて大チョンボやらかして、上の者と大ケンカしてる夢やないかい。

あーもーほんと毎日がイヤになる。



今日の1曲:『Os Abysmi Vel Daath』/ Celtic Frost
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ア、ショーカ

2011年06月21日 | 二酸化マンガ
三宅洋平がツイッターかブログかなんかで、自分の娘を連れて『ブッダ』を観にいって、「あまりにも残酷なシーンが出てきて娘がトラウマになったじゃないか!どうしてくれる!Tokyo Times」みたいなモンスターペアラント的なことボヤいてたらしいが、お気の毒様というよりバンダカなーって。

てゆーかこの人「ブッダ」読んだことなかったのか??
そろそろ手塚治虫作品を、安心して楽しめるよい子のためのマンガっていう幻想をやめたらどうだ?
だいたいブッダの時代って、カーストという厳格な身分制度が著しかった時代で、スードラ(奴隷)がなぶり殺されたり、市民が敵国の武将に虐殺されたりするシーンが出てくるのは当たり前じゃん。
そういう身分制度や天災や戦争の苦しみから人々を救おうと出家したのがブッダなんだからさ。
本当に無知というか、歴史背景の認識不足も甚だしいって!
ガキ連れて映画行きたいんならワンピースとか、ドラえもん祭りとか幼児向けの映画なんぼでもあるからその辺観とけばいい。

エグいシーンといえば、シッダルタが修行を始めたばっかの頃アッサジというハナタレ小僧を連れて旅してた時期があって、まぁアッサジは写楽なんだが、じつは彼こそがシッダルタを目覚めさせるキッカケになった最重要キャラクターなんよね。
なんせ彼は神から余命を宣告され、予言どおり生きたまま飢えたオオカミの親子に自ら食わせるという行動に出たのだから!
まさにこの作品の中核を担う衝撃シーンなんだが、映画ではちゃんと再現されてるのかなぁ~
まぁ期待は半分にとどめておこう。
そもそもあの歴史スペクタル超大作を2時間に集約するのはなかなか難しかろう。
三宅親子にショックを与えただけでも上等上等。


そんなことより、甥っ子がまだ『ブッダ』全巻返してくれないんよ!!

もう2年くらいまえだよ。
姉(長女)にもそれとなく電話で伝えといたのに・・・
で、こないだ久々に甥っ子が訪ねてきて、手にマンガ入ってそうな紙袋をひっさげていたので「キターー!」って思ったら中身はワンピースだった。
どうやら会社の同僚の話題についていけない姉(次女)が甥っ子に頼んでいたものらしい。
でもなんで一緒に「ブッダ」を持ってきてくんないんよ?
ひょっとしたら今はワンピースに夢中で、「ブッダ」なんて時代遅れのマンガ読んでるヒマないのでまたいつか読み終わってから返そうというという腹なんじゃないかと。
きっとそうに違いない!
ケーーッ!どいつもこいつも軽薄な時代の流行に流されやがってよー!

でもよく考えたら自分かって甥っ子くらいの年の時分、キン肉マンとかドラゴンボールとか、その時流行ってた下らない大衆向け少年漫画にハマってたじゃないか。
手塚作品にハマりだしたのは高校生ぐらいだったから、甥っ子にはまだ早いかもね。

でも、彼にもいつかわかる時がくるよね。
今まで読んでたマンガがいかに子ども騙しであったか。手塚治虫作品がいかに偉大で他のマンガを遥かに凌駕しているかってことが。

そのことに気づいた時、私は彼のことをこう呼ぼう!

ブッダ(目覚めた人)と!!



今日の1曲:『菩薩』/ Steely Dan
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ポップス

2011年06月17日 | やっぱりメタル!!
そういやモービッド・エンジェルの新譜『ILLUD DIVINUM INSANUS~狂える神々~』の感想がまだでしたね。
ってか別に誰も待ち望んでないと思うけど。

今回バンドに復帰したオリジナルヴォーカリストであるデヴィッド・ヴィンセント(なぜか“ミスター・ヴィンセント”と改名)の16年ぶりのスタジオ咆哮が聴けるということで、初期からのモービッドファンとしては今作に期待するなと言う方が無理なわけでありまして。

そしてバルザイの偃月刀を用意し、ズカウバの薫香を焚いて万全の心構えでこのデスメタル界の帝王の約8年ぶりの新作に臨んだわけでありますが。

まぁ、B!誌では90点なんて高得点をつけられつつも、オープニングを挟んでいきなりインダストリアルなナンバーで肩透かしを食らうというようなレビューを読んでたのでそれなりの心構えはできてはいましたが、まさかそういうのが3、4曲もあることは想定外でした。
これまでも宇宙的ブラスフェミーな雰囲気作りの演出として、プログラミング的な楽曲は存在していたが、これはなんかデヴィッドが奥さんとやってたSMインダストリアルバンドGENITORTURESの趣味が出てしまったのか?正直つまらない。てゆーかしつこい。

もちろんモービッド従来のブルータルなキラーチューンも存在してますよ。
演奏力も帝王の名に恥じない殺傷性と激烈さを備えておりますし。
やっぱりヴィンセントの威厳に満ちたヴォーカリゼーションは存在感あるし、ピンチヒッタードラマーのティム・ヤング(HATE ETERNAL)のドラミングも申し分ない。

今回の個人的フェイバリットナンバーはこれですかな。

Blades of Baal



でもなんかデヴィッドの声、以前より邪悪さが減退したような気がしません?アカ抜けたというか。
ライブでのオーディエンスとの一体感をあからさまに狙ったキャッチーなM5「I AM MORBID」なんか、「俺は不健全!」と歌いながらもちっとも不健全でない。むしろデヴィッドのコールは健康優良児そのもの。
トレイ・アザトースのギタープレイはより磨きがかかったように見受けられるが、なんか整合感ありすぎというか、まともすぎ。
以前の猛り狂うような、まさに“盲目にして錯乱の主”ともいうべきあの混沌としたプレイが聴けなくてちとさみしい。

後半はさらにつっこみどころ満載のナンバーが続く。
M7「DESTRUCTOS VS THE EARTH/ATTACK」(「破壊怪獣デストラクトス 対 地球/強襲!」?)はタイトルからしてダサいが、本作中最もつまらない打ち込みナンバー。
「マリリン・マンソンか!」とつっこまずにはおれないM10「RADIKULT」のブギウギ感・・・これはもう聴いててこっちが恥ずかしくなる。
ラストの「MEA CULPA」なんか、一歩間違えれば陳腐なシンフォニックデスになりかねん。トレイの日本アニメ好きがモービッドの音楽性にとうとう悪影響を及ぼし始めたか?!(デヴィッドの「オーワッ!」つーコーラスがまたダサい)

今回最も昔気質のモービッドらしいナンバー。
しかしデヴィッドの「オオ~オ」っていうメロコアまがいのコーラスなんとかならんのか?



まぁこういうのもモービッドの進化した形のひとつなのかもしれません。
ただ残念なのは、こういった打ち込み系の曲を除いても、聴き応えのあるナンバーが2、3曲くらいしかないこと。

9月のライブには期待してます。


こんなんも出てます。
ちょっとした邪神なら召喚できるんじゃないでしょうか。



今日の1曲:『NEVERMORE』/ MORBID ANGEL
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ジオン十字勲章もの

2011年06月15日 | ミノフスキー粒子
ガンダムBe@rbrick全種無事コンプリート!

正直残り2種を買った瞬間はあんまりテンションは上がらなかったな。
安心感みたいなのはあったけど。
だって、フラウ・ボウにシャア・アズナブル(白スーツヴァージョン)なんやもん。
だいたいシャアなんて2種類もいらんよね。
他にハモンさんとか、シャリア・ブルとかいるじゃないか。


でも、ガルマ・ザビのパッケージの絵柄をなにげに見てると、はっと思い当たったんだよね。
これはガルマの国葬用の引き伸ばし遺影なんじゃないか!って。
そうか!前回シリーズのギレン・ザビを取り出してっと。
それでこのガルマ遺影パッケージをバックにギレンを配置させると・・・
 
そう!あのガルマ国葬でのギレンの有名な国威発揚演説のシーンを再現できるわけだ。
「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ。なぜだ?」ってね。

んでもって白スーツのシャアをカウンターに座らせて「坊やだからさ」って運びになる。
そしてキシリア配下の親衛隊を持ってきて・・・あ、ないか。

う~む、2期にわたりこのガンダムBe@rbrickシリーズコレクションに奔走したが、思ってたより一年戦争を知りつくした企画側の深い意図が隠されていたんだな~
サントリー、あなどりがたし!

ってなわけで、4回にも渡ってガンダムBe@brickネタをひっぱってしまってこりゃ愛想つかされてんな~っつーのをひしひしと感じつつも、次回シリーズでBrick化されるガンダムキャラを予想して、この章を締めくくることにしたい。

ジーク・ジオン!


~第三回ガンダムBe@rbrickシリーズ キャラ予想16~

ボール
ゾック
ゾゴック
ジュアッグ
量産型ゲルググ
ブラウ・ブロ
アッザム・リーダー
ハロ
タムラコック長
スレッガー・ロウ
ククルス・ドアン
マ・クベ
マ・クベ(ノーマルスーツVer)
エッシェンバッハ
バンマス
トクワン



今日の1曲:『独裁者最後の夢』/ 人間椅子
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イエマンジャの歌

2011年06月13日 | ♪音楽総合♪
ジトジト雨雨イヤになる。

雨続きのこんな日は、Smokey & Mihoのボサノヴァチックなしっとりナンバー“Summer Rain”ってのもいいかもしれない。

Smokey & Miho - Summer Rain


「季節感なしなしの納豆臭いおっさんスラッシャーがボサノヴァやと!節操なし加減もたいがいにせえよ!」なんて罵声が聞こえてきそうですが、私かてお高くとまってる連中が聴いてるような、ボサノヴァなんちゅー上品な音楽を聴くこジャレた趣味など持ち合わせておりまへん。リサ・オノも知りまへん!

5、6年前だったかな、今は無きニノミヤ無線の閉店前の未開封CD大処分セールで100円でみっけたのが、このSmokey & Mihoの2003年作『人間の土地』というアルバム。
BECKなどでサポートギターを務めてたグレゴリー“スモーキー”ホーメル(当時なんとなくケビン・スペイシーっぽかったので気になる存在ではあった)と、私がその頃ちょうどハマっていたチボ・マットのVo羽鳥美保のプロジェクトユニットなんですが、これがかなりの掘り出しもので興奮しちまった。

スモーキーと美保が、ブラジル音楽への強い共感のもとに立ち上げたプロジェクトらしいんですが、冒頭で紹介した“Summer Rain”こそ日本語歌詞ですが、ポルトガル語の他、キンブンドゥ語で歌うアンゴラ共和国の歌なんかもあって、アルバム全体としてはなかなかワールドランゲージワイドに富んだ内容で、こういった作品にありがちな後半集中力が切れるといった中弛み感もなく、各楽曲の洗練されたクオリティの高さに驚かされる。
ワールドミュージックなんていう大げさなものではなく、この「ちょっとやってみました」な感じがよい。

しかし、CIBO MATTOでのポップで破天荒なラップを歌う羽鳥美保の側面しか知らなかったから、こういったラテン風の歌をもナチュラルに歌いこなせてしまう彼女の声の懐の深さと魅力にまた一段と惹き込まれてしまうのであった。

小型犬の調教やガーデニングにハマってるオシャレな独身生活を過ごしてるOLの聴くようなボサノヴァなんて語る気はありません。てか語れない。
もっと緑生い茂るジャングルの奥地から聞こえてきそうな、熱帯雨林を思わすスピリチュアルな音空間と、美保ちゃんの歌声がただ好きなだけ。



今日の1曲:『Bocoche』/ Smokey & Miho
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OKOBORE

2011年06月08日 | ミノフスキー粒子
ガンダムBe@rbrickコレクションもいよいよ大詰めとなりました。
あとはしょーもないキャラクターを残すのみとなっております。

そしてまたしても私は、オマケ付きペプシを求めて穴場である奈良のローカルスーパー、オークワに赴いたわけでございます。

オークワクワク胸躍る♪
サイコミュ気分でお買物♪
スキップ ジュダック ランランラン♪


私がその日ターゲットとしていたのは、YMS-15ギャン、そしてブライト・ノア艦長で、ギャンは一体見つけることができたのですが、ブライトが見あたりません。
多分ペプシコーナーの積まれてる下の箱に入ってるんやないか~と思ったのですが、開封されてないのでどうすることもできません。

そこでギャンだけキープしてしばらくその場から離れることにいたしました。
すると、向こうからおよそ田舎スーパーには不釣合いな、どっかのキャバクラのオーナー風の恰幅のいいオッサンがこっちにやってきて、ペプシコーナーを漁り出したではないですか!!
いきなりカゴに3、4本は入れていたでしょうか?豪快な男です。
私はなす術もなく冷凍食品コーナーで商品を見てるフリをしながら、横目でチラチラそいつの様子を窺ってるしかありませんでした。
しばらくするとこの男、今度は店員を呼んできて「まさか!?」とは思ったのですが、どあつかましくも下の箱も開けろやと指図してる様子ではございませんか!
うわぁ~、さすがキャバクラのオーナー(て、この時点で完全にそう思い込んでる)、商売で叩き上げたどあつかましさ根性で欲しいものは何でも手にいれよる。

私はというと、冷凍食品コーナーに長くとどまりすぎたため、腹の緊急サイレンが発令しトイレへと一目散に駆け込んだしだいでございます。
スッキリしてペプシコーナーに戻ってくると、その男はその場にはおらず、やっぱり下のペプシの箱は開封されておりました。うん、MS系は殆ど抜き取られてましたわ。
やれやれ、奈良県民の品格もここまで堕ちたか・・・・・・

と、その開け放たれた箱の中に、ブライト艦長を発見!!

ぃやったー!


俺はハイエナかっ!


ガーゴイルのKatsujiがCMデビューなんて、誰が想像できた?!


今日の1曲:『電撃BOP』/ ザ・クロマニヨンズ
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ノチェ・デ・ロンダ・エン・ラ・シウダッド

2011年06月05日 | やっぱりメタル!!
ツレから「デヴィッド・リー・ロスの『EAT 'EM AND SMILE』はリマスター化されているか?音源は持ってるか?」との問い合わせメールがきた。

残念ながら、ヴァイ参加初期2作品(もう1枚は『SKYSCRAPER』)はいまだリマスターされていないとのこと。
スティーヴ・ヴァイとビリー・シーンという、2大超絶プレイヤーが参加して当時話題沸騰であったこの作品が、いまだリマスター化されておらず廃盤って・・・どんだけ過小評価されとんねん!
(ちなみに私がスティーヴ・ヴァイに興味を持ったのは、このアルバムが最初で最後である)


ん?待てよ。そうじゃない。
リマスター化されてるじゃんか!
そう!『EAT 'EM AND SMILE』のスペイン語ヴァージョンの方の『SONRISA SALVAJE』が!!

そういや4年前くらいにアマゾンで喜びいさんで予約して買ったんやったっけ!
その時ブログにもはりきって記事書いてたじゃんか。
アハハハハハハ・・・・
なーんだ。そうだったんだ。

さっそくツレにスペイン語盤の方ならリマスター化されてるのでどうかと薦めてみたところ、「いや、英語盤の方で」と丁重に断られた。

なしてそんなにまでスペイン語を拒むのだろうか?
まだ「ロックは英語」という固定観念から抜け出せてないのか。
どうせスティーヴ・ヴァイとビリー・シーンの共演が目当てなんだろ?だったら歌がべつにスペイン語だろうと英語だろうと人類誕生以前のルルイエ語だろうとなんだっていいじゃんか。

と、言いつつ私もフランス語やイタリア語で歌い上げられるヨーロッパ勢のプログレバンドは苦手やけどね。


P.S.
久方ぶりに中学生の時に購入した『SONRISA SALVAJE』のアナログ盤をひっぱり出してみたところ(上写真)、帯にメンバーの名前がクレジットされてあって、デイヴィット・リー・ロスのパートのところが(スペイン語)になってる。
裏帯の担当者のコメントによると、当時このスペイン語盤をリリースするべきか、ワーナー関係者の間でけっこう物議を醸したそうだ。
担当者の最後のなかばヤケクソぎみの言い草が涙を誘う。

「デイヴが洒落心丸出しでリリースしてくれたこのレコードには、やはり洒落と広い心で対応するしかない。だからお願い。君の洒落心に期待します。洒落でいいから2800円置いてって。」


私が洒落のわかる人間でよかったな・・・・・って、これ当時2800円もしたんかい!!




今日の1曲:『ARMA DE CAZA MAYOR 』/ DAVID LEE ROTH
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