『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が盛り上がってますね。
昨年映画が公開されてなにかと話題に昇っていたことは気づいてました。
まぁでも次世代ガンダムといわれていた機動戦士ガンダムSEED(種ガン)すら興味なくって一切鑑賞してこなかった私が、令和ガンダムに興味を示すのはなかなか難しい。
ただ、若い世代の人たちが『水星の魔女』などの令和ガンダムを観て、昭和からのガンダムのルーツを探ろうとする動きが近年盛んになっているようで、これは何事かと。
私が『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ジークアクスと読むらしい)に興味を示したのは、この作品にシャリア・ブルというキャラクターが出演、活躍しているという情報を得た時だった。
シャリア・ブルといえば、我々ファースト世代でもガンダムを熱心に観てる者しかその名前は把握していないであろう、「木星帰りの男」と呼ばれるジオン軍のニュータイプの人物で、ブラウ・ブロというサイコミュシステム搭載のモビルアーマーに乗っていた。
かなり強かったが、ニュータイプとして覚醒しまくっていたアムロが駆るガンダムとの闘いで、第39話のみの登場であえなく散っていった。

結局映画の方は観なかったのだが、今年4月から読売テレビ深夜にこのジークアクスのTV版が放送されるというので、どういうことなのか確認する機会を得たわけだが・・・
録画予約で観ると、なんかしらんがその前にやってる上田と女なんとかっていうクソみたいなバラエティも抱き合わせで録画されて(視聴率稼ぎ?)鬱陶しいので最近はアマプラで観てる。
いきなり宇宙空間に薄緑色に配色されたホワイトベース?
しかもボディーにはジオン軍のマーク・・・
どういうこと?

緑の木馬に搭乗しているのは、かなりイケオジになったシャリア・ブル大尉・・・いや、今は中佐であられましたな。
で、なになに?この世界ではジオン軍が連邦に勝利しただと?!
確かに、富野由悠季先生の著した小説版ガンダムでは、ジオン軍が勝利をおさめるのだ。

そして彗星のごとく現る赤い熱源体・・・
やつだ!やつが来たんだ!
デカいビットが装備された魔改造の赤いガンダム!!

で、本ガンダムの主人公は、なんと女子高生。
中立コロニーサイド6で暮らす名門高校の生徒で、母親は公務員か何か。
もちろんバリバリのニュータイプで、もともと運動神経はいいようだ。
ガンダムに乗る時はなぜかニット帽。宇宙戦の時はせめてメットをかぶれと言いたい。

しかしなんだな、これが今の若者の流行りのノリ、そしてキャラクタータッチってのは理解せんといかんのんだろうが、安彦良和キャラデザインに慣れ親しんでいる昭和のオッサンにはなかなか馴染み難い・・・なんか深夜アニメを観てるようで。
4話目の元連邦軍の童顔の人妻エースパイロットが出てきたときは、SNSがやけにザワついてて萌え萌えポストで賑わってたのには正直ついていけんかったし・・・
で、最初やっていることといったら、クランバトルってう非合法なモビルスーツ決闘競技(ビルドファイターズの実機版?)。
そんで年頃のティーン男女のグループ交際の青い三角関係を延々見さされてる感じ。
うわ~、これ最後まで見てられるかな~と不安にかられてたんだが、2話目でオッサンたちは度肝を抜かれることになる。

これってファーストガンダムの1話の再現やん!
いや、パロディーといったところか。
シャア、デニム、ドレンなどがまんまのキャラで登場する。

BGMもファーストのやつが流れてて、伝説の劇中歌「シャアが来る」のあのダサい歌抜きのインストも流れちゃうという。
CMにいく前の「シュウ!」の再現は、もうスタッフの悪ノリとしか思えないwww

シャアの声優が池田秀一氏でないのが最初違和感ありまくりだったが、昭和ガンダム世代のオッサンは、正史を根底から覆す驚きの展開に、ただ目を見張るしかなかった。
なんとシャアがガンダム、そしてホワイトベースの強奪に成功してしまうのだ!
そう!このGQガンダムは、アムロがガンダムに乗らなかった世界を描いているのだ!!
つまり一年戦争でジオン軍が地球連邦軍に勝利をおさめた設定の、いわゆるパラレルワールドが描かれているといってよい。
だからファーストでバケモノ級の戦闘能力を持つアムロが駆るバケモノ級のMSガンダムと対峙して、あえなく散っていったジオン軍の歴戦の名パイロットたちが1年戦争を生きながらえ続々と登場するのである!
シムス中尉、黒い三連星(マッシュは写真だけ)、マ・クベ、トクワン、そしてデミトリーまで!!

残念ながらザクレロは登場しなかったが(多分実用テスト前に放棄されたんだな)、デミトリー搭乗のザクはすぐわかったぜぃ!

ただ、私の好きなランバ・ラル大尉の姿が今のところ見当たらないんだが・・・ひょっとしたら軍を抜けてサイド3でハモンさんとよろしくやっているのかも。
(アムロの父、テム・レイもおそらく酸素欠乏症にならないで済んだと推測される)
全体的にはグリプス戦役の流れと似ていて、話が進むにつれてキシリアVSギレンというジオン内紛の様相を呈していき、そこにどっちつかずのシャリア・ブルの思惑が交差する。
ファーストではキシリアとギレンとの間で器用に立ち回れず戦死するしかなかったシャリア・ブルが、GQでは慎重かつ大胆に躍動し、あの強力モビルアーマーのブラウ・ブロが「キケロガ」と名前を変えて(しかも可変型!!)サイド内、そして宇宙空間で自由奔放に暴れまくる姿は実に痛快だった。
ブラウ・ブロ・・・いや、キケロガの中にこんなのいた!!

現代の若者ウケするアニメのノリに辟易することもしばしばだが、そういうのも回を重ねると慣れてきて、40年前のSFアニメ作家さんたちが想像すらできなかった現代のスマホ社会をまんま宇宙世紀に取り入れたりするのは面白いし、ちょっとボディコンになったMSもなんだかカッコよくて魅力的。今回庵野秀明さんも絡んでるからまさに「シン・ガンダム」っといったところだろう。
軍警ザクのプラモ欲しい!

あと、全体的にオシャレだね。スピード感があって。
売れっ子シンガーソングライター米津玄師氏によるオープニングテーマもカッコいいけど、個人的には星街すいせいさんの歌うエンディング曲「もうどうなってもいいや」が流れる瞬間でめっちゃ上がる。
AdoとかYOASOBIとか、今若者の間で人気のこういったジャンルってボカロっていうらしいんだけど、普通にデスクトップミュージックって感じなんだが、ボカロって最初CGキャラに合成ヴォーカルで歌わすってシステムのことじゃなかったっけ?オッサンにはよーわからんけど。
GQは正直何回も観返したくなるほど面白いとは思わない。主人公たちにも感情移入できないし。
ただ興味深いって感じではある。ファーストのオマージュテンコ盛りだし。
「こんにちは、お急ぎですか」の合言葉は細かすぎて伝わらないファーストネタで笑った。
これはオヤジが熱中するわけだし、若者はファーストをリバイバル視聴するしかないだろう。
まぁ若い子は若い子で昭和アニメの崩壊作画はガマンのしどころか・・・

さて、ジークアクスTV版も明日で最終回。
どんな結末が待っているのかほんと楽しみ!
まぁシーズン1ということで、まだまだ続くのでしょう。
先週から劇場版も全国で再上映されてますね。
さて、次のシーズンがあるとしたら、先に劇場で観るか、それともTV版を待つか・・・
う~ん、大いに悩むところではある。
「知らんがな」と、ガンダムが言っている。
昨年映画が公開されてなにかと話題に昇っていたことは気づいてました。
まぁでも次世代ガンダムといわれていた機動戦士ガンダムSEED(種ガン)すら興味なくって一切鑑賞してこなかった私が、令和ガンダムに興味を示すのはなかなか難しい。
ただ、若い世代の人たちが『水星の魔女』などの令和ガンダムを観て、昭和からのガンダムのルーツを探ろうとする動きが近年盛んになっているようで、これは何事かと。
私が『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(ジークアクスと読むらしい)に興味を示したのは、この作品にシャリア・ブルというキャラクターが出演、活躍しているという情報を得た時だった。
シャリア・ブルといえば、我々ファースト世代でもガンダムを熱心に観てる者しかその名前は把握していないであろう、「木星帰りの男」と呼ばれるジオン軍のニュータイプの人物で、ブラウ・ブロというサイコミュシステム搭載のモビルアーマーに乗っていた。
かなり強かったが、ニュータイプとして覚醒しまくっていたアムロが駆るガンダムとの闘いで、第39話のみの登場であえなく散っていった。

結局映画の方は観なかったのだが、今年4月から読売テレビ深夜にこのジークアクスのTV版が放送されるというので、どういうことなのか確認する機会を得たわけだが・・・
録画予約で観ると、なんかしらんがその前にやってる上田と女なんとかっていうクソみたいなバラエティも抱き合わせで録画されて(視聴率稼ぎ?)鬱陶しいので最近はアマプラで観てる。
いきなり宇宙空間に薄緑色に配色されたホワイトベース?
しかもボディーにはジオン軍のマーク・・・
どういうこと?

緑の木馬に搭乗しているのは、かなりイケオジになったシャリア・ブル大尉・・・いや、今は中佐であられましたな。
で、なになに?この世界ではジオン軍が連邦に勝利しただと?!
確かに、富野由悠季先生の著した小説版ガンダムでは、ジオン軍が勝利をおさめるのだ。

そして彗星のごとく現る赤い熱源体・・・
やつだ!やつが来たんだ!
デカいビットが装備された魔改造の赤いガンダム!!

で、本ガンダムの主人公は、なんと女子高生。
中立コロニーサイド6で暮らす名門高校の生徒で、母親は公務員か何か。
もちろんバリバリのニュータイプで、もともと運動神経はいいようだ。
ガンダムに乗る時はなぜかニット帽。宇宙戦の時はせめてメットをかぶれと言いたい。

しかしなんだな、これが今の若者の流行りのノリ、そしてキャラクタータッチってのは理解せんといかんのんだろうが、安彦良和キャラデザインに慣れ親しんでいる昭和のオッサンにはなかなか馴染み難い・・・なんか深夜アニメを観てるようで。
4話目の元連邦軍の童顔の人妻エースパイロットが出てきたときは、SNSがやけにザワついてて萌え萌えポストで賑わってたのには正直ついていけんかったし・・・
で、最初やっていることといったら、クランバトルってう非合法なモビルスーツ決闘競技(ビルドファイターズの実機版?)。
そんで年頃のティーン男女のグループ交際の青い三角関係を延々見さされてる感じ。
うわ~、これ最後まで見てられるかな~と不安にかられてたんだが、2話目でオッサンたちは度肝を抜かれることになる。

これってファーストガンダムの1話の再現やん!
いや、パロディーといったところか。
シャア、デニム、ドレンなどがまんまのキャラで登場する。

BGMもファーストのやつが流れてて、伝説の劇中歌「シャアが来る」のあのダサい歌抜きのインストも流れちゃうという。
CMにいく前の「シュウ!」の再現は、もうスタッフの悪ノリとしか思えないwww

シャアの声優が池田秀一氏でないのが最初違和感ありまくりだったが、昭和ガンダム世代のオッサンは、正史を根底から覆す驚きの展開に、ただ目を見張るしかなかった。
なんとシャアがガンダム、そしてホワイトベースの強奪に成功してしまうのだ!
そう!このGQガンダムは、アムロがガンダムに乗らなかった世界を描いているのだ!!
つまり一年戦争でジオン軍が地球連邦軍に勝利をおさめた設定の、いわゆるパラレルワールドが描かれているといってよい。
だからファーストでバケモノ級の戦闘能力を持つアムロが駆るバケモノ級のMSガンダムと対峙して、あえなく散っていったジオン軍の歴戦の名パイロットたちが1年戦争を生きながらえ続々と登場するのである!
シムス中尉、黒い三連星(マッシュは写真だけ)、マ・クベ、トクワン、そしてデミトリーまで!!

残念ながらザクレロは登場しなかったが(多分実用テスト前に放棄されたんだな)、デミトリー搭乗のザクはすぐわかったぜぃ!

ただ、私の好きなランバ・ラル大尉の姿が今のところ見当たらないんだが・・・ひょっとしたら軍を抜けてサイド3でハモンさんとよろしくやっているのかも。
(アムロの父、テム・レイもおそらく酸素欠乏症にならないで済んだと推測される)
全体的にはグリプス戦役の流れと似ていて、話が進むにつれてキシリアVSギレンというジオン内紛の様相を呈していき、そこにどっちつかずのシャリア・ブルの思惑が交差する。
ファーストではキシリアとギレンとの間で器用に立ち回れず戦死するしかなかったシャリア・ブルが、GQでは慎重かつ大胆に躍動し、あの強力モビルアーマーのブラウ・ブロが「キケロガ」と名前を変えて(しかも可変型!!)サイド内、そして宇宙空間で自由奔放に暴れまくる姿は実に痛快だった。
ブラウ・ブロ・・・いや、キケロガの中にこんなのいた!!

現代の若者ウケするアニメのノリに辟易することもしばしばだが、そういうのも回を重ねると慣れてきて、40年前のSFアニメ作家さんたちが想像すらできなかった現代のスマホ社会をまんま宇宙世紀に取り入れたりするのは面白いし、ちょっとボディコンになったMSもなんだかカッコよくて魅力的。今回庵野秀明さんも絡んでるからまさに「シン・ガンダム」っといったところだろう。
軍警ザクのプラモ欲しい!

あと、全体的にオシャレだね。スピード感があって。
売れっ子シンガーソングライター米津玄師氏によるオープニングテーマもカッコいいけど、個人的には星街すいせいさんの歌うエンディング曲「もうどうなってもいいや」が流れる瞬間でめっちゃ上がる。
AdoとかYOASOBIとか、今若者の間で人気のこういったジャンルってボカロっていうらしいんだけど、普通にデスクトップミュージックって感じなんだが、ボカロって最初CGキャラに合成ヴォーカルで歌わすってシステムのことじゃなかったっけ?オッサンにはよーわからんけど。
GQは正直何回も観返したくなるほど面白いとは思わない。主人公たちにも感情移入できないし。
ただ興味深いって感じではある。ファーストのオマージュテンコ盛りだし。
「こんにちは、お急ぎですか」の合言葉は細かすぎて伝わらないファーストネタで笑った。
これはオヤジが熱中するわけだし、若者はファーストをリバイバル視聴するしかないだろう。
まぁ若い子は若い子で昭和アニメの崩壊作画はガマンのしどころか・・・

さて、ジークアクスTV版も明日で最終回。
どんな結末が待っているのかほんと楽しみ!
まぁシーズン1ということで、まだまだ続くのでしょう。
先週から劇場版も全国で再上映されてますね。
さて、次のシーズンがあるとしたら、先に劇場で観るか、それともTV版を待つか・・・
う~ん、大いに悩むところではある。
「知らんがな」と、ガンダムが言っている。