AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

胸いっぱいの愛を

2012年12月31日 | 晒しな!日記
は~あ、今年も早かった早かった。私の時間感覚では史上最速かもしれん。

今年は、闇黒神話に関しては、あまりいいものには巡りあえなかったかなぁ。学研パブリッシングから敢行された『魔道書ネクロノミコン外伝』はかなり楽しめたけど。
あとは、『レコード・コレクターズ』を人生で初めて購読した。いや、クリムゾンの『太陽と戦慄』について36ページにも渡って解説してあったもんで。ツェッペリンの『祭典の日』についての記事も掲載されてて、この解説読んでたら欲しくなって買っちゃったんだよねー
そのうち『太陽と戦慄』の40周年記念も是非手に入れたいところだが、その前に買い替えんとあかんもんがいっぱいある。デジカメもそうやし、小銭がこぼれおちるサイフもそう。
あ、そうそう、8年間使い続けたPC(VAIO)も今年でお役目御免です。もう新しいVALUESTAR届いとるんやけど、その前に机の上を整理せんといかん。

にもかかわらず、今日はずっとBSのロンドン五輪プレーバック見とったんですよねぇ。
やっぱなでしこジャパンとアメリカとの決勝戦は名勝負というほかない。審判が明らかにPKになるファールを見て見ぬふりせんかったら、おそらくなでしこが金とってたと思う。
でも、最後の宮間キャプテンの涙、その後の表彰台での選手たちのちゃめっけぷりを見てて、彼女たちには芸能人以上のエンターテイメント性を感じてしまうのである。
あとは、競泳男子メドレリレーでの松田丈志選手のあの名言は実に印象に残った。
「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」
この言葉にはグッときた!そうなんだ。手ブラで帰らせていいのはジャネット・ジャクソンぐらいのものだから。




新しいPCを設置するついでといってはなんだが、昨夜急に思い立って無謀にも「クローゼット改造計画」を敢行してしまった。ハンガーに吊り下げてた物置が長年の老朽化でフックのところがちぎれてしまったってのもある。
とりあえずグチャグチャに放り込まれてある衣類と、ガラクタを仕分けする作業にとりかかった。一円玉やギザ10がいっぱい詰め込まれたケースとか書類関係の他に、サイン色紙が何枚か出てきた。まぁライブん時物販でCD買ったときの特典の類のやつであるが、1枚全く覚えのない色紙が出てきた。

これなんですが。解読できた方は、ご一報下さい。



さて、今宵は先日購入したレッド・ツェッペリンの『祭典の日』DVDを鑑賞して、ひとり年越しライブの気分に浸ろうかと思います。
部屋も心もスッキリさせて、心機一転!気持ちのいい新年が迎えられそうです。




よゐお年を。

今日の1曲:『No Quarter』/ LED ZEPPELIN
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君から離れられない

2012年12月29日 | まったり邦楽
先日購入したツェッペリンの『祭典の日』は、もう3周くらい鑑賞したろうか。
本作を観るにつけ、ツェッペリンが今年私がライブ観戦した大御所プログレバンドたちの比ではなく、世界最大級のライブバンドであることをヒシヒシと痛感させられる。

よく考えたら、私は今までツェッペリンのライブ関連作品には、あまり触れてこなかった気がする。ライブ盤もあんま聴かないし、『狂熱のライヴ』も『LED ZEPPELIN DVD』も実は持ってない。
だから、ツェッペリンのライブ映像をマトモにみたのは、今回が初めてかも。
でも、ツェッペリンライブの疑似体験的なことは、学生時代に2度ほど経験していたりする。
そう、CINNAMONというバンドのライブにおいて。

CINNAMONは、日本のツェッペリン完コピバンド。私はツェッペリンの魅力のほとんどを、彼らから学んだといってもいいかもしれない。

一番最初に観たのは、1994年。京都MUSE HALLでだった。
実はこのとき人生初の逆ナンにも遭ったことを記憶している。入り口でチケット買おうと思ったら、女の子が突然「あの、サイフ忘れたんでチケット代貸してくれませんか?」と話しかけてきて、かなり困惑した。なんとか断ろうとやりとりしてるうちに「もう、ライブやめて飲みにいきませんか?」と、わけのわからん展開になって「いや、中に友だち待たせてるんで」と、なんとか振り切ることができた。
実際ツレと中で待ちあわせていたので、誘いにはのっかれるわけもなかったのだが、当時女っ気がなかった私のことだから、ひとりだったらどうなっていたかわからない。

しかし、その日のライブは、その不埒な誘惑を振り切ってよかったと思えるほどの凄まじいものだった。
メンバーは容姿からして40手前くらいだったように思うが、とにかくその演奏力と再現力たるや、凄まじいものがあった。
ヴォーカルのジャパメタ風のハイトーンは微妙だったが、ギターの人は本人以上にジミー・ペイジしていたように思う。弓を駆使してのボウイング奏法はもちろん、“胸いっぱいの愛を”でのトリッキーなテルミン奏法は私にとって衝撃だった!こんなの見たことなかったから。
ベースは志村けん似の小柄なおじさんで、“貴方を愛しつづけて”でのキーボードを奏でながらのペダルベースってのをこの人の演奏で初めて知って、その見事な楽曲の再現ぶりには舌を巻いた。
ボンゾのドラムセットをほぼ忠実に組み立てたキットにドッカリと座ってる大柄のドラマーさんは、ひとりで司会進行を担当してて、とにかくよーしゃべらはる人だったが、ツェッペリンに対する造詣の深さとマニア振りはハンパなかった。
「今演奏した“移民の歌”は、何年何月何日の何々公演の時のジミー・ペイジがテンポをずっと間違えて弾いてたヴァージョンです。」とか、とにかく芸が細かい。
聞くところによると、どっかの薬局のぼんぼんらしく、まぁこのCINNAMONのバンド活動はほとんど娯楽感覚でやってはったのだと思われる。

アルバムも3枚ほどリリースされており、私は『CINNAMON Ⅲ』というのを1枚持っているのだが、ツェッペリンナンバーを58曲短縮メドレー式に延々演奏しているというもの。
間奏とか、いろいろなライブヴァージョンを再現したものが多く、“天国への階段”なんて4パターンくらいでてくる。本作を聴いていると、ツェッペリンのライブにおけるアレンジセンスの凄さやソロワークのメロディの良さに改めて気づかされたりする。
とにかく遊び心がきいていて、なかなかどうして退屈しない作風となっている。

さてはて、今後CINNAMONの「祭典の日」はやってくるか?



今日の1曲:『IN THE EVENING』/ CINNAMON

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聖なる館

2012年12月25日 | ♪音楽総合♪
今年のサンタさんからのプレゼントは、なんか飛行船の模型かな?と思って箱を開けてみると、じーさん達がバンドで演奏している録音CDと映像のDVDだった。

06年に亡くなったアトランティック・レコーズの創始者アーメット・アーティガンの追悼を名目とした、07年イギリスの02アリーナで行われたツェッペリンの再結成ライブの模様を丸々収録した、まさに『祭典の日 ~CELEBRATION DAY~(奇跡のライヴ)』と呼ぶに相応しい豪華作品である(ただし、“祭典の日”は演奏されてない)。
まぁ実はライブが行われた当時も、本作品のリリースが決定した時も、さして注目はしてなかった。いや、だって過去の2度に渡る再結成ライブもあまり評判がよろしくなかったし、まともに演奏できてるのか甚だ怪しかったからだ。
ただ、先月購読したレコード・コレクターズに本作の記事が載っていて、10枚の作品から選び抜かれた、まさに「ベスト・オブ・ベスト」というべき珠玉のセットリストを見て興味をそそられたのと、ツレが買った現物を見せられて所有願望がモラホラと疼きだしたのであった。



今回注目に値したのが“FOR YOUR LIFE”が演奏されていたこと。実際ライブで演るのは初めてらしく、これにはメンバーたちが、ただファンを喜ばせるためだけのナツメロ大会には終わらせないぜ!という、確かな意気込みが感じとれた。
正直前半は、手探り気味というか、演奏に不安定さが見られ、鑑賞するのに少し集中力を欠いたが、“NO QUARTER”あたりでグっと引き締まってきて、そっからはもう映像に惹き込まれる一方であった。個人的には“貴方を愛しつづけて”で完全にツェッペリンマジックにかかった感がある。

ロバート・プラントは、そりゃ高音域のトーンは出せていないんだが、そんなことは今に始まったことじゃないし、むしろ70年代前半からの声質をほぼ維持できてるといってもいいんじゃないかな。
ジミー・ペイジは、もう全編に渡り“見せ場”ともいうべき熟練されたギター技を繰り出しており「なんだ、この人今でもちゃんとギター弾けるんじゃないか」と惚れ直してしまった。“死にかけて”におけるスライド奏法、“天国の階段”でのダブルネックギター、“幻惑されて”でのボウイング奏法(弓で掻き鳴らすあれね)、“胸いっぱいの愛を”でのテルミン技と、出し惜しみなしといった感じだ。これらの技を映像でみるにつけ、やっぱジミーのアレンジャーたる凄さを改めて痛感させられるのであった。
そしてジョン・ポール・ジョーンズの鍵盤を弾きもってのペダルベースも、ツェッペリンライヴの見所のひとつであろう。彼の卓越した演出効果が、ツェッペリンの楽曲に壮大なまでの宇宙的拡がりをもたらしていることが、この映像で実感できる。
親父ジョンのDNAを受け継ぐ息子のジェイソン・ボーナムも大健闘しており、気後れを感じさぬ堂々たるプレイには拍手を送りたい。“KASHMIR”における3人との一体感は見事であった。

いや、大学生の時見たCINNAMONのライブ以来の興奮を覚えてしまった。
伊藤政則氏の隣りでこのライブを観戦してたというエリカ様がほんま羨ましい!

ボーナスDVDだが、シェパートン・スタジオでのリハーサル模様を、固定カメラで遠目から16曲丸々撮ってるだけで、巨大LEDモニターに映し出された映像をノーカットで見たいという奇特な方以外は、無理してデラックス版の方を買う必要はないかと。
CD音源の方は、また私にとってオマケみたいな長物になってしまいそうである。

TRAILER Japan


今日の1曲:『MISTY MOUNTAIN HOP』/ LED ZEPPELIN
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ホワイトアルバム

2012年12月18日 | ♪音楽総合♪
ここんところ更新意欲も萎えて、これといったネタもないので、サントリーフーズが最近発売した「ペプシ・ホワイト」なる得体の知れない炭酸飲料に挑戦してみた。
ペプシは季節ごとに時折名状し難い色のヴァージョンを発表してくるが、今回はクリスマスシーズンを迎え満を持してのホワイトカラー作戦に打って出たのだろうと思われるが、ペプシの“雪みかん”味ってのが少し興味をそそった。
で、飲んでみると・・・・・・・

ただのファンタオレンジやんけ!!

まただ・・・まただまされた・・・
前回の「ペプシ・ブラック」も単にマズくなっただけやったし。このペプシ・ホワイトなんかもう“ペプシ”の概念すら無視といったところだ。
つっても何が“ペプシ”なのかは、いまだハッキリしてないのだけれど。


ところでロックバンドの作品には、『ホワイトアルバム』(って呼んでね!みたいな)を意識した白を基調としたジャケを打ち出してくるものが時々なくなくない?
まぁ自信作なのか、そういうのはどれもなかなかの良作に仕上がっていて、個人的にもお気に入り作品が多い。
ただ、管理が悪いと日焼けなどで黄ばんできたときすごく目立つので注意が必要である。

世界のホワイトアルバム。



ゆーてもやっぱビートルズの『The BEATLES』に勝るホワイトアルバムはないんじゃないかと。
高校の近くのレンタル屋の中古コーナーで初めて買ったビートルス作品ということで、当時こればっか聴きまくってたせいもあって、とくにDisc-1に対する思い入れが強い(Disc-2は散漫としすぎていてあんま聴いてない)。
とにかく個人趣味に走って一貫性がないのだが、逆にそのとりとめのなさが本作の魅力でもあり、良曲ぞろいで1枚の作品として十分に聴き応えがある。特に「Back in the U.S.S.R.」~「Happiness is a Warm Gun」までの流れは秀逸。
真っ白なジャケにバンド名をアルバムタイトルに冠したのも、おそらくこの統一性のなさゆえで「とにかくビートルズのアルバムだから聴けや」みたいな自信の顕れであったのだろう。

Happiness Is A Warm Gun (Remastered 2009)



まぁ白ジャケだからといって必ずしも良作ばかりというわけではなく、特にELPのホワイトアルバム『作品第二番』なんて・・・・・・・・ただのファンタオレンジやんけ!


あと、有名ロックバンドって、白の次は黒、黒の次は白って意図的にアルバム出すジャケパターンが多いような気がする。
と思って自分が所持してるCDを取り出して並べてみた。
メタリカもそうだったなと思ったんだけど『ブラックアルバム』を持ってないことに気づいた。
AC/DCは間に『地獄の招待状』が入るんでしたっけ?ま、細かいことはいいじゃない。




いかがでした?今回のムリクリ企画。

今日の1曲:『Happiness is a Warm Gun』/ The Beatles
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