AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

月に吠える

2022年09月25日 | 名所ガイド、巡礼記
秋もやうやう深まって参りまして、もう部屋でパンツ一丁じゃ過ごしにくい季節となりましたね。

うちの住んでる近くに、水景園というたいそうな規模の庭園がございまして、十数年前に一度迷い込んだんですが、まぁこれといった催しがなければ全く用のない所で、わざわざ入場料を払って行くところでもないなと。


先日、姉から連絡があり、その水景園で月見イベントがあるということで、母を連れて行って月見でもしようかというので、その日は入場無料というのに吊られて久々に赴いたのでした。


オオ!こんな典型的な月見だんごを見たのは初めてかもしれない。

「宿れ 宿れ 宿れ ア~ハッハ ア~ハッハ 月の魂よ~♪」 by レッド隊




まるでロジャー・ディーン画のような幻想世界が広がっていた。



暗くなってきてもなかなか月が出ないので、庭内を散策することにした。




映えはするんだけど、人工ものだし整いすぎてて散策しても意外とつまらない。
子供は楽しいだろうな。




結局19時を過ぎても、木々に囲まれた庭内では月がなかなか出てこず、もう時間も遅いので庭園を出てから月を拝んだ。

月の写真は撮ってません。
スマホのカメラ程度のスペックでは撮っても白い丸みたいなのが写るだけってのはわかってるので。





いつかもっといいカメラ買って、幻想的な月の写真を撮ってアップできればと思うのですが。
今は月にまつわるアイテムを並べてお茶を濁すとしましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CCCD

2022年09月11日 | プログレッシヴ草稿
Porcupine Treeの13年ぶりの新譜『CLOSURE / CONTINUATION』の音源をようやく聴いた。


この13年間、ずっとソロ活動に専念してきたスティーヴン・ウィルソンだったが、昨年あたりに「みんなが期待していないところでアルバムを出すかもしれない」と公言していたが、それを言った時点でみんな期待するでしょと。

そして、長期に渡るキング・クリムゾンツアーからようやく解放されたギャヴィン・ハリソンが戻ってきて、今年の6月、満を持して『Incident』以来となる待望の新作リリースに至ったといったところだろう。

先に聴いてたロック仲間の二人は両者口を揃えて「今回のはイマイチ」という評価を伝えてきたが、まぁひとりは「オマエ今までPorcupine Treeのことなんか全然口にしてなかったやないけ」みたいな受け売り追従腰巾着みたいなヤツなので参考にはならなかった。


で、何回か聴いたところ、「最高!」とまではいかないものの、「イマイチ」という要素は見当たらなかった。
良くも悪くも、“静”と”動”が交差する、いつものPT。
いわゆるプログレメタルとは一線を画す、手数、複雑さだけに留まらないウィルソンのグランジ、オルタナ、トリップホップからの影響を感じさせる多様なる楽曲センスと、職人肌の緻密なサウンドプロダクション。
そして、この人が叩くだけで楽曲が2割も3割も高質(硬質)感が増すギャヴィンのドラミングも相変わらず最高で、最後まで全然楽しめる内容。


なんか、役者だけが出てるしょーもないオフィシャルMVなんかも作ってるが、スタジオセッション(風MV?)映像も公開されているのでこちらを貼り付けておく。



ライブではサポートメンバーが何人かつくが、レコーディングはやっぱ3人だけでこなしてるんやね。
これを観てると、Porcupine Treeって、ウィルソン60%、ギャヴィン40%、バルビエリ(元JAPAN)10%で成り立っているような気がする。


メタル好きには物足りないウィルソンの洗練された透明感のある歌、そしてSE的役割のバルビエリの作り出すエレクトロっぽい音空間が秀逸な、こういった楽曲もPTならでは。




まぁ確かに以前の作品と比べて、アルバム全体的に少しコンパクトにまとめられ過ぎたかなとは思うが。
そこが友人に「イマイチ」と感じさせた要素なのかもしれない。


トータルも47分と、プログレバンドにしては短く、それ故にテープ盤もリリースされたのかと。



あ、記事タイトルまぎらわしいですが、コピーコントロールCDではありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする