AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

フィジカル市街戦

2006年08月24日 | ♪音楽総合♪
近所のゲオに久方ぶりにフラッと立ち寄ってみると、店の内装がガラっと変わってて中古CDコーナーが拡張されとったのでちょっくら物色してみると、レッド・ツェッペリンの1975年作の2枚組みアルバム『PHYSICAL GRAFFITI』の紙ジャケリマスター盤が980円で売りさばかれとったので思わず即買い。

『PHYSICAL GRAFFITI』に関しては、学生時代に古色蒼然たる古書店で歌詞ライナノーツなしのアナログ盤を3000円くらいで購入したのが最初で、後にジャケットデザイン台無しの分厚い2枚式ケースでの旧規格盤を購入している。
本作は、半分くらいの曲が『聖なる館』、『Ⅳ』のアウトテイクの寄せ集めっていうのもあってか、アルバム全体的に散漫としたきらいがあり、どうもインパクトが弱く当時からなかなか集中して聴けなかった。
まぁせいぜいジョーンジーによる壮大なストリングス効果が印象的な“KASHMIR”、あとはB'Zがまんまパクってることで有名な“TRAMPLED UNDER FOOT”ぐらいでしょうか。

まぁ正直ツェッペリンは初期の4作ばっか聴いてて、後期ツェッペリンはどうもロバートの声の衰えとか、ジミーのギターのヘタさ加減が顕著になってきて、幅が広がった分ダイナズムに欠けてるような気がしてあんま聴いてないんですよね。
ただ、今回『PHYSICAL GRAFFITI』をリマスター音源で聴き返してみて、ちょっとジミー・ペイジを甘くみていたなということに気づかされた。
とくに#3“死にかけて”のジミー・ペイジがこれでもかとばかりに掻き鳴らしたおすスライドギターの心地よすぎるフレーズを約9分間も聴かされたら、こっちが死にかけますよ。
あまり相手にしてなかったDisc-Twoにおいても、実に様々なタイプの楽曲が並んでおり、(まぁそれはレコーディング時期が異なる故のバラツキなのであるが)ジミーによるアコギインスト曲“BRON-YR-AUR”なんか『Ⅲ』の流れをくんでて好みだなと思ってたら、やはり『Ⅲ』のアウトテイクだった。“BRON-YR-AUR”というタイトル自体、『Ⅲ』の曲作りのときメンバーが滞在していたコテージの名前だそうだ。
アコースティックセッションの“BOOGIE WITH STU”は、ローリング・ストーンズのキーボーディストだった故イアン・スチュワートと『Ⅳ』のレコーディング時(“ROCK'N'ROLL”のピアノで参加)にジャムった時の音源らしい。

あと窓の部分をくり抜き、そこから差し替え自由な内袋にプリントされた様々な写真やイラストが覗くというユニークな加工が施されたこのジャケットは、ニューヨークのセント・マークス96番地に実際あったアパートを模ったものなのだとか。

とまぁ、裏ネタ的な趣向が強い作品といったところですわな。
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墓参り

2006年08月14日 | 名所ガイド、巡礼記
今日はカンカン照りの中、家族を連れ墓参りに行ってきました。
じーちゃんの墓に参ってから兄が祀られてある霊山観音に向かったが、やはり東山通りは大渋滞だった。なんとかそこを避けて枝道を通り抜けて短時間で到着。

しかし霊山観音はいつ来ても相変わらず壮麗でいいところである。
巨大お釈迦様が緑生い茂る霊山をバックに悠然と座しておられます。
お釈迦様の中では胎内巡りを楽しむこともできますし、とっても神聖なる気持ちになれます。
やっぱ仏教文化はいい。どっかの国みたいに派閥争いもないし。
まぁ信仰心が稀薄なんだろうけど。
ここには日本人だけではなく、韓国人やらアメリカ人などの戦没者の魂も祀ってあるようで、仏教なのに他の宗教にも寛容なところなのである。



各国の戦地の砂?


霊山観音からねねの道を降りていくと、東山参道という京都の風情な食いもの屋やお土産屋が立ち並ぶ石畳の遊歩道が展開しておりやす。京都におこしの際は是非ともこの東山参道に足を運ぶことをオススメしときやす。

京都においでやす。
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Coccoライヴ@大阪

2006年08月09日 | コンサート
懸念されていた台風もなんとか右にそれ、いい感じのそよ風の中、Coccoライヴ大阪公演に馳せ参じてまいりました。
厚生年金会館は8年くらい前のメガデスのライヴ以来だったかな?場所がうろ覚えで、少し迷いながらも無事到着。

今回は、チケットをゲットしてくれた元同僚のツレとその嫁さんと息子と共にライヴ観戦に挑んだのであるが、名古屋とはうってかわって席は2階3階席。ツレの嫁さんと息子に2階席はゆずり、ツレと私は3階席で見た。でもまぁ2列目の真ん中と、アングル的にはよい席で上から全体を見渡せたので、名古屋とはまた違った視点で今回のライヴを楽しむことができた。特にテツ氏のドラムプレイを真上から見れたのはよかった。
あと、最前列のメタラーっぽい外人のオッサンの激しい動きを見てるのが楽しかった。

今回は2回目ということで、名古屋ほどの感激はなかったが、それでも大ホール独特の雰囲気というものがあり、音響設備もやっぱ整っているのか、会場に響きわたる“音速パンチ”のイントロの時点で鳥肌が立ってしまった。
そして名古屋ではやらなかった“blue bird”、“Drive you crazy”が聴けたのと、今回は「?BOX抽選大会」はやらずに、FM802のラジオ出演の時に約束していたという“ポロメリア”をやってくれただけでも、今回十二分に見に行った価値があったといえる。
“今日の歌”コーナーで、本番にみんなでコード入れをやりだしたのは最初おもしろかったが、これが結構時間がかかってしまい正直中弛みを覚えてしまった。このコーナーはもう金輪際禁止にしてほしい。
今日の客の声援は名古屋よりはマシだったかな。まぁ6年前と同じくCoccoに「うるさい!!」とか言われていたが。「あっちゃんカッコいいー!」という旬な芸人のフレーズをかました客には少しセンスを感じてしまった。

MCでCoccoが「大阪ではいつも不安なくライヴがやれる」って言っていたが、“陽の照りながら雨の降る”で一番の歌詞を間違えたのは、その気の緩みゆえのハプニングだったのか?ならもう少し緊張感を持ってやってほしいかと。
今回はメンバー紹介があって、若い方のギターの兄ちゃんがグレイプバインのメンバーであったことが判明。
そしてこの日はバレリーナ式のお辞儀ではなく、メンバー全員が手を繋いで礼をするというロックバンド定番のフィナーレだった。これはちょっとベタすぎて残念。なんか、しばらく見んうちに余計な知恵をつけてしまった感がある。

ライヴ終了後、ツレ家族と早々に別れを告げた私は、名古屋でリベンジを誓っていた「コッコガチャガチャ」に再チャレンジすべく、3階にも及ぶ長蛇の列へとならんだ。(しかし、館内アナウンスの「みなさま是非ガチャガチャくださいませ」ってなんやねん!)
今回は見事缶バッジセットを引き当てることに成功。海賊コッコマークのとブーゲンビリアのと象さんのだった。
しかし、ずうずうしくも5回も6回もやっとる輩もおった。さすが大阪人。後ろの人のこと全く考えずマナー悪いわ。
帰り途に、別のCoccoファンのツレから電話がかかってきて、ず~と今日のライヴ報告をしながら駅に向かって歩いてると思ったら、真逆の方向に歩いていたことに気が付き、あやうく終電に乗り遅れるところであった。
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Coccoを追って 名古屋編

2006年08月04日 | コンサート
待ちに待った6年ぶりとなるCoccoのライヴを見に、仕事をさぼり京都から名古屋くんだりまで行ってきだがや?
車で西名阪のタダ高速を乗り継いで、下道ばっかで約3時間でZEPP NAGOYAにすんなり着いたのはいいが、さすがに久々の遠出と不慣れな高速道路でライヴ前にかなり疲労が溜まってしまった。

ガストで腹ごしらえしてから開場時間18:00過ぎに会場へと赴いたんだが、整理番号が「1428番」で会場入りするのに30分ぐらいかかってしまった。
それでもやっぱオールスタンディングの利点、ステージからブロック柵2つ目ぐらいの場所(座席指定で5列目くらい?)まで行くことができた。
客はドラゴンフォースのTシャツや、ロリータファッションで身を包んだイタい人をたまに見かけたほかは、ごく普通の女の子が大多数だった。スタンディングでこんだけ女子に取り囲まれたのは久々。その中でビョークにソックリの女の子がいたんやけど、ライヴ始まる前もうその子に目が釘付けだった(いや、やらしい目ではなく、ホンマにソックリやったもんで)。

久々のCoccoライヴなのに開演前は不思議と緊張感が沸いてこなかったが、オープニングの壮大なるオーケストレーションが鳴り響くやいなや、私のヴォルテージが一気に上昇した!
そしてCoccoが花冠を頭に被ってステージに登場!
1曲目は想定通り“音速パンチ”。サビで客が一斉にフィストバンギングをやりだした瞬間は「カンベンしてくれ~」と興ざめした気持ちになったのも束の間、2曲目出た!!まさかの“首。”!!
その瞬間思わず「うおおおお~~~!!」と叫んでしまうオッサン。ほんと、生きててよかった・・・
立て続けに“眠れる森の王子さま”が演奏され、もうこの時点で完全にノックアウトされた感じ。

今回サプライズだったのが、名曲“Raining”が披露されたこと!
ネットで調べたら、これはどうやら他の会場ではやってないらしい。私が思うに、開始時間が遅れたため、やる予定だった“blue bird”、“Drive you crazy"の2曲をやる時間がなく、急遽この曲に差し替えられたのではないだろうか?だとしたらメチャクチャラッキーである。
開始時間が遅れたのは、CoccoがMCで言ってたんだけど、今日はスタッフとは別行動でひとりで名古屋に赴き熱田神宮までお参りに行って、気持ちよくなってそこのベンチで15時まで寝過ごしてしまったのだそうだ。
いかにもCoccoらしい、微笑ましいエピソードである。

そして今回のツアーで恒例となっているらしい“ナゾナゾBOX”というハコからCoccoが抽選したアコースティックナンバーを3曲披露するというコーナーが始まった。
選曲されたのは“My Dear Pig”、“Beauty C”と、あと先日新潟公演の時初めてコードをつけたという、本ツアー初公開のできたてホヤホヤのカントリー調の新曲。
最後Coccoが「イーハァー!!」と、カントリーマイクばりのハジけた雄叫びを上げていたのが傑作だった。

その後も名曲のオンパレードで、“強く儚い者たち”の後、“恋うらら”、“野火”と新譜ナンバーの間髪入れずの2連チャンはマジで素晴らしかった。長田氏のギターが凄まじい唸りをあげていた。
続いて出ました“カウントダウン”!おいおい俺を殺す気か・・・・・
まぁ今回はヴァイオリンの武藤氏が不在だったので、あの咽び泣くソロが聴けなかったのがチト寂しかったかな。
“インディゴブルー”の時、拳をふりあげて「ワン、ツー、スリー」って指を立てていき「GO!!」で5本の指を掲げるというオリジナルなノリをひとりでやっていると、前の方で同じ事をやっている人がいて大変親しみをおぼえてしまった。
“暗黙情事”熱唱時のCoccoはマジぶっとんでいた。あの悶えるような歌いっぷしはエロ過ぎる!エロカッコいい!2000年ツアーの“かがり火”でのパフォーマンスを彷彿とさせる絶叫しまくりのラストはもう圧巻だった。

しかし、これだけロックしてるライヴやのに、なんか客のノリが大人しいのが腑に落ちなかった。スタンディングでの楽しみ方を知らんというか、熱気というものがほとんど感じられないのだ。
1曲目で義務的なフィストバンギングをやったり、「Coccoカラオケ一緒に行こう!」とか「ウイロウ食べたー?」などと自己アピール的な声援は送るくせに“日の照りながら雨の降る”とかでなんでみんなで「ハ~イヤイ~ヨ~オ~♪」と合唱せーへんのや?
ラストナンバーは前回と同様未発表曲。ラストのとてつもなく長いCoccoの力強いハミングが印象的な曲だった。
そしていつものバレリーナ式お辞儀、鮮やかな銀の紙吹雪が会場全体に舞い上がり、6年ぶりのCoccoのステージに幕が下ろされた。

ツアーグッズだが、やっぱ女の子向きのモノが多いのと、高いのであまり購入しなかった。
それでもコッコマーメイドステッカー(上写真参照)、リストバンド、写真集仕立てのパンフレット、トートバッグを購入したら、今日のチケット代くらいの値段になってしまった。
あと、ライヴ後外で1回500円の“コッコガチャガチャコーナー”が設けられていたので挑戦してみたが、私はてっきり缶バッヂばっか入ってるものだと思っていたら、私が引いたのは女子っぽいデザインの巾着袋だった・・・スカを引いた気分だった。
いや、これは100円で売ってても買わんだろう。

そして、私はおもむろにコッコのリストバンドを右手首に装着し、「来週の大阪公演でリベンジだ!!」という決意を胸に、名古屋の地を後にした。
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ミラと私

2006年08月01日 | 晒しな!日記
とうとう私の愛車プリメーラのバッテリーが逝った。先週あたりからエンジンのかかりが怪しかったし、前修理に出した時「バッテリーそろそろ換えられたほうがいいですよ」とは言われていたのだが、車にはドケチな私は車が動かなくなるまで換えるものかとがんばっていた(もはや愛車ではない)。
しかし出勤前にそれが起こったのでさすがの私も焦った。仕方がないのでオヤジの軽ミラをかりるハメになった。久々のミッションだったが1回のエンストでなんなく運転することができた。

しかしたまにのミッションもいいものだ。この車運転してまっせ感がたまらんし、くるくる手動ウィンドもなかなか趣があってよい。
しかしこのミラいまだによう走るなぁ~、オヤジの運転の仕方がいいのか。
それに引き換え私のプリメーラはおわってますわ。
右パワーウィンドは開かんままやわ、アイドリング中のエンジン音は怪しい音で唸りよるわ、雨漏りしよるわ、まぁあと1年くらいの寿命なんじゃないだろうか?
そんな車にサラピンのバッテリーを与えてやるのも忌々しかったが仕方がない。仕事に行けんようなるし、明後日はCoccoのライブ見るため名古屋に遠征せないかんしね。
バッテリーはバッテリー液を入れ替えんでええやつにした。まさに定期点検を全くしないズボラな私向きのバッテリーですわ。

蚊さされまくりの中取り付けが無事済んで、エンジンをかけようとキーをひねってみたがうんともすんともいわんかったので、うわー原因はバッテリーだけやなかったんかい!!と思ったら、ギアがパーキングに入りそこねとった。
オートバックスに前のバッテリーを廃棄処分してもらおうと持っていったのだが、バッテリーて結構重たいな。後部座席から引っ張り出そうと思ったら手がすべって自分の鼻に強烈な裏拳を食らわしてしてしまい、一瞬クラっとなってしまった。
先日運転中に腹立つことがあって右のドアに痛烈なパンチを放つとずっと閉じたままで開かなかった右のパワーウィンドがひとりでにウィ~ンと開き出した時は呆気にとられてひとりで大爆笑していたが・・・・

いや~私のパンチ力もなかなかあなどれませんなぁ~

寝よ。
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