AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

リピーター

2009年09月30日 | 晒しな!日記
はい、今回のムダ買いを発表します。
いずれも同内容のアイテムを所持しているものです。
すべてガラクタの宝庫、ブックオフにて購入しました。

【ムダ その1】

・『VIVA! LA WOMAN』 / CIBO MATTO 500円

なぜ購入したか :ジャケ違い

ただ、このBAD RECORDS盤にはボーナス・トラックとして、BEASTIE BOYSのマイクDらとコラボっているボサノバ曲が収録されている。
ま、たいした曲じゃなかったけど。
それにこっちの方がブックレットのポップアートがオシャレ。


【ムダ その2】

・『星に願いを』 / Cocco シングル 105円

なぜ購入したか : セロファン式帯に惹かれて

2000年のラプンツェルツアー大阪公演の前日に予習がてらこのシングルのレンタル下がりを見っけて購入したことを覚えています。
あのひつっこい粘着質のレンタル用シールを必死こいてはがしたっけ・・・


【ムダ その3】

・『STAR WARS TRILIGY ~SPECIAL EDITION~』 ゴールドBOX VHS 250円

なぜ購入したか : ダースベイダーのゴールドパッケージに惹かれて

このアイテムにいたっては、VHS盤とグレードダウンしているものを購入するというムダさ加減だ。
しかもレンタル下がりのVHS3作品(当時1000円以上した)を過去に購入してるし、DVDのBOXセットも定価で購入している。
二度あることは三度あるってこのことか?(いや、違う)
SWの特別編は当時三作品(ついでに言うと最近のエピソード1~3も)全て劇場まで観に行っている。
どんだけルーカスに金注ぎこんどんねん!!

まぁ見てもらえば分かるとおり全部合わせても1000円もいってないからそれほどの出費ではないんやけど、部屋の状態が日々ゴミ屋敷に近づきつつある・・・


たすけてくれエエエエエーーー!!




今日の1曲:『星に願いを』/ Cocco
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ひろみ September Love

2009年09月27日 | ♪音楽総合♪
スラドミ週間が明けてからはや一週間。
もうみなさん首筋の痛みもだいぶ和らいだ頃かと思います。

まぁ私とて365日ずっとスラッシャーをやってるわけではなく、この時期が過ぎれば季節と共にクールダウンしていきます。
テレビで動物生態系番組を見て癒されもすれば、平城宮跡へぶらりとサイクリングしにいったりもします。

そんな中、今年ロックバーで知り合ったデスメタル嬢からAPOCALYPTICAなるチェリスト3人衆からなるシンフォニックメタルバンドの作品を聴かせてもらったのですが、メタリカとかの曲をチェロで演奏してるだけで、全然私の感性には響いてこない代物でした。てかメタルじゃないじゃん。
メタルが好きなのに、なぜメタルバンドの曲からメタル要素を排除した音楽を聴こうとするのか?私には皆目理解できない。
これだったら普通のクラシック音楽を聴く方がよっぽど有意義だと思うのだが・・・

そんな私の最近のお気に入りは、上原ひろみさんのアルバム『BEYOND STANDARD』。
HIROMI'S SONICBLOOM名義での第2弾で、自身初となるスタンダード集。
他人の曲カヴァーするなら、これくらいアレンジ力がなければねっていう手本のような作品。

前作のオリジナル作品は、超絶ギタリストのデヴィッド“FUZE”フュージンスキーとかみ合っていたかどうかの前に、楽曲のわけのわからなさにあまりついていけなかったが、今回はスタンダードなジャズナンバーやら、ドビュッシーの“月の光”、坂本九の“上を向いて歩こう”などの有名曲を題材に、ひろみさんならではの卓越したアレンジでヴァージョンアップさせたアヴァンギャルド且つとっつきやすい内容となっている。
とくに#3“CARAVAN”は各プレイヤーの卓越したプレイが絶妙にからみ合い、極上のカオスが構築された究極のナンバーに仕上がっている。こういうのを待っていた。

しかし相変わらずFUZEに対して、潔癖なひろみシンパからの風当たりはキツい。
安っぽい音色だの、古くさいフュージョンだのと・・・
古くさくて何が悪い!!
まぁ彼らにはFUZEのちょっとハズしたようなミニョンミニョンとしたフレットレスギターの音色が気持ち悪くてガマンならんのだろう。
気持ちはわからんでもないが、それがソニックブルームなのだから仕方がない。
もうちょっとこの下品な旋律に対しても免疫つけて下さいなと助言するほかない。
確かにボートラの“Return Of Kung-Fu World Champion(ライヴ)”での彼のプレイはジャマしてる感がなくはないが。

今回の変り種ジェフ・ベックのカヴァー“LED BOOTS”。ライヴになるとさらに凄いことになってる!
ギタリストの曲なのにひろみさんの気迫のプレイに、FUZEさんもタジタジなご様子。


今日の1曲:『LED BOOTS』/ HIROMI'S SONICBLOOM
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スラドミレポ ~ミレのカリスマ性VSチャックのマッタリ感~

2009年09月22日 | コンサート
結局、買っちゃった・・・
もう会場入りする前から決めてました
右下にはちゃんと“AWAY OF VOIVOD”ってゆうサインも入ってる。

さて、スラドミ2日目は大阪BIG CATでのKREATOR VS TESTAMENT。
全身が筋肉痛でヒドいコンディションだったけど、老身にムチ打ってなんとか会場までたどり着きました。

一番手はドイツの狂犬KREATOR。
クリエイターファンからすると、この順番はもの凄く不満らしいが、日本での知名度から考えると順当であるかと。日本のメタラーって、案外クリエイターを知らないのよね。

厳かなイントロの“CHOIR OF THE DAMNED ”が流れ出しメンバーが登場。1曲目はやっぱ新曲“HORDES OF CHAOS”。
私としては“RIPPING COPSE”希望だったが、まぁ新曲も聴きなれたらカッコいいけどね。
ミレは終始キレまくりで、曲に入る前の宣戦布告みたいなMCは、まるでオーディエンスの闘志を奮い立たせるかのようであった。正にカリスマ!!
でもミレって、なんだか最近マイケル・ダグラスに似てきたなぁ、なんて呑気に考えてる自分がいた。
まぁ半分くらいは最近の曲だったかな。私は7thで失望してそれ以降のアルバムは持ってないんやけど、最近の曲はYOU TUBEでなんとなくチェックしてたので、それなりにノレました。
ゴシックに走ったと評判の悪かった8th『OUTCAST』からの“PHOBIA”がけっこう好きで、今回のライヴでもこれがきたときはかなりヘドバン&モッシュで盛り上がってしまった。昨日のエクソダスが良いウォーミングアップとなったのか、不思議と息も上がらなかった。
スラドミ05の時はブラジル集団が暴れまくってて凄かったけど、今回はモッシュピットでもかなり少人数でなんか盛り上がりに欠けてたな。やっぱクリエイターの人気ってこんなものか。
中世ヨーロッパの宗教戦争を想わすようなグロテスクなバックドロップが稲光的に映し出されたり、CGを駆使したスクリーン映像など結構演出にこってた。

途中ドラム以外のメンバーがハケて、まさかの珍客マルコ・ミネマン・ドラムソロ・コーナーが始まった!
豪快且つバカテクなスティックさばきにみな度肝抜かれていた様子。
結構長尺で、これは多分ヴェンターの歌う“RIOT OF VIOLENCE”の代わりの余興だったのかな。なんか久々にドラムソロらしいドラムソロを見た感じ。
スラッシュ的にはかなり場違いではあったが、いや~ええもんみさせてもらいましたわ。

その後、ミレがあの“FLAG OF HATE”の4点の御旗を携えて登場。そして、客に「HATE!!」コールを叫ばす。4点をつけたB!誌に対してか?
そしてその4点の曲をミネマンに叩かすという。もうある意味プレミアですぜ!

で、TESTAMENTですが、まぁ去年と一緒かな。
さすが人気のスラッシュポップバンドだけあって、客数もさっきより増えてる。“DISCIPLES OF THE WATCH”や“OVER THE WALL”とかのモッシュナンバーをいきなり序盤で演ってしまい、その後はな~んか間延びした感じだったが。
終盤で、チャックの主導のもとドデカいピットが形成され、特大のWALL OF DEATHが始まったんやけど、私もなんとなくその輪の中に飛び込んだものの知らん曲ではどうも気持ち良くなくさっさと離脱。ま、テスタメントはこんなもんです。

ライヴが終わってから、ローディーの付き添いみたいなネーちゃんからなぜかモトリー・クルーのピックと、テスタメントのピックをもらった。チャック・ビリーのサインがプリントされたやつ。エアギター用のピックとかあるんですか?



それではここで、今回のTHRASH DOMINATION 09ベストアクトバンドを発表したいと思います。デレデレデレデレ・・・・

やっぱ断然初日のEXODUSで決まり!
異論は受け付けません。

まぁ『BONDED BY BLOOD』完全再現なんだから、最初から勝負見えてますわな。



今日の1曲:『PHOBIA』/ KREATOR
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スラドミレポ ~WALTZ IT UP WITH EXODUS~

2009年09月20日 | コンサート
さて、体もだいぶ回復してきたので、ぼつぼつTHRASH DOMINATION 09ライヴレポを書いていこかと思います。

まずは初日EXODUS、大阪はShangri-Laでの単独ライヴ。
真紅の壁にシャンデリアがぶら下がってるという内装の、ベイエリアクランチにはまるで似つかわしくないライブハウスで、こんな小っさいハコで大丈夫かいと懸念しておりましたが、予想していたよりそれほど客数も多くはなく、今のエクソダスの人気ってこんなもんなのかとちょっと淋しい気持ちになった。

予定時間より少し遅れて客電が落ちライヴがスタート。
出だしから音悪すぎで、何をやってるのか全くわからん&曲も知らんで茫然と立ち尽くす。
楽曲はパンテラ風のモダンヘヴィという感じ、もう私の知ってるエクソダスではなかった。
新Voのロブは、今風の特徴のないシャウト系のヴォーカリストで、前任者の穴を埋めるどころのレベルじゃなかった。
今回はてっきり初期作品から中心のオールドスクール大会と勝手に決め付けていたんだが、どうやら前半はロブ参加作品中心という構成のようだった。ま、今は彼がフロントマンを務めてるんだから当たり前なんだが。
メイデンのTシャツ着たオージーが「最近のはいいから、ボンデッドを早くやれ!!」的なヤジをとばしてロブとちょっと口論になってた。同意見だがもちっと大人になれや。
しばらくしてトム・ハンティングのイントロドラミングが超クールな“TILL DEATH DO US PART”が始まったので「きた!!」と思ったが、この曲はサウザーの歌メロが特徴的な曲で、それをシャウトで貫き通されるとイマイチのれんのだ。
“FABULOUS DISASTER”がきたときはここぞとばかりにモッシュピットに飛び込んだが、なんせ約1年ものブランクがあったので、イントロ終わった時点で酸欠で死にそうになった。情けない・・・

ノリきれなかった前半戦が終わり、メンバーがはけてインターバルをおいてから、あのビュヨ~~~~ンというSEが流れ出し一気にヴォルテージが上がる。
いよいよ『BONDED BY BLOOD』完全再現のスタートだ。
もうこの瞬間の会場のどよめきといったら尋常じゃなかったね。みんなこの時を待ってたんだ。
もうね、ゲイリー・ホルトの名クランチリフ、そしてトム・ハンティングの弾丸ドラムと、『BONDED BY BLOOD』の楽曲がありゃヴォーカルが誰であろうと関係ねえ。
ヴォーカルが指をクルクル回してモッシュを煽るのだが、そんなことせんでも適所適所でみんな一斉に回りだしよるって!
私も回を重ねるごとに心肺が慣れてきて、息が上がらなくなった。ステージダイヴをやらかす輩もチラホラと出てきたり。
もちろん転倒者続出なのだが、必ず近くの者が助け起こしてあげるのである。「モッシャーの仲にも礼儀あり」といったところか。おもくそぶっこけた私を助け起こしてくれた長髪の兄ちゃんありがとー!

“AND THEN THERE WERE NONE”ではお決まり「ウォオオオオオ!」の大合唱。
今回おもしろかったのが、“NO LOVE”でのゲイリーによるアコギインストまでもが再現され、そのギターフレーズをみんなが大合唱して和やかな雰囲気になるという。
“PIRANHA”とか“STRIKE OF THE BEAST”などのキラーチューンでは、イントロがなった瞬間中央に空間が作られ皆が申し合わせたように身構え、疾走リフを合図に一斉にモッシュピットに雪崩れ込むという暗黙の了解の激突戦が繰り広げられていた。これは最高に楽しかった。フライングしてすべっている人も。
後で知ったんやけど、最近ではこういうのを“WALL OF DEATH”というらしく、危険極まりない行為なのだそうだ。
まぁそれほど危険性は感じられなかったけど。昔からよくあるグチャグチャ系のモッシュだ。

スコピーの“ROCK YOU LIKE A HURRICANE”やらメタリカの“MOTORBREATH”をジャムり出すオチャラケコーナーを挟んで、ラストは“TOXIC WALTZ”で大団円。和気藹々とみんな楽しそうにモッシュダンスに興じてた。
そして、2時間超のエクソダスライヴは幕を閉じたのであった。

しかし、1stの楽曲の威力というのは本当に凄い!前半戦の退屈さが見事に払拭された。
会場出てきたら生キズだらけやったけど、至福のひとときであった。



あと、ライヴ観る前まで、口ひげの人がリック・ヒューノルトやとずーと思ってた。
ベーシストの人やったんね。



今日の1曲:『Strike of the Beast』/ EXODUS
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再会

2009年09月17日 | 晒しな!日記
THRASH DOMINATION 09というか、EXODUS単独ライヴ公演に行ってきました。
うん、ライヴレポはまたシルバーウィーク(ってなんやねん!)んときにまとめて書きますわ。
いや、会場入りして意表をつかれたことがありましてねぇ。

まずスラドミの記念Tシャツだが、相変わらずゴチャゴチャしててセンスがない。
しかしそんなものより、私が真っ先に目を奪われたものがあった!

なんと!VOIVODのAWAY画伯デザインのスラドミTシャツがあるぢゃないか~~~!!

どうやらスタッフの中で、私の昨年のスラドミレポの「AWAYにTシャツデザインを依頼してはどうか」と提案していたあの記事を読んだ者がおり、それが見事に採用されたみたいだ。
そうに違いない!!

こりゃもう即買いやと思ったんですが・・・ガールズサイズしかないやんけ!!
ガッカリだよ!
なんというこの男女差別・・・
だいぶ迷ったんですが、結局この日はあきらめて仕方なくスラドミ記念トートバッグを購入しました(涙)。
今日のBIG CATでAWAYTシャツ買うかどうか、決断しようかと思います。

こんなところにもいたよ~~~!!狂戦士Korgullの進化型?


あと、ライヴ終了後、またもや意表をつかれたことがあった。
会場を出るや「あましんさん?」と声をかけてきたひとりのひょろ長い男がいた。
一瞬誰やねんと思ったのだが、2秒でその男の正体を察知しました。

なんと中学時代のスラッシュ仲間のひとり“あんぱん”だったのだ!!
(なぜ彼が“あんぱん”と呼ばれるようになったかは、また後日詳しく説明しよう)

彼とは93年のD.R.I.初来日ライヴ以来で、実に16年ぶりの再会だった。
何を隠そう彼こそ中学の時、私にEXODUSのあの倫理上甚だ問題のあるジャケの『BONDED BY BLOOD』のアナログ盤を聴かせてくれた張本人なのだ!
多分モッシュピットの中でお互い気付かずに何度も激しくぶつかりあっておったのだろう。
今では二児のパパとなっており、3歳の子供がエクソダスでヘドバンをするのだそうだ。
ちゃんと育てている。

もうこの運命的ともいえる偶然の再会に、小生もうビックリクリクリ。
何よりも、いまだスラッシュメタルを愛し続けてくれてたことに感激した!



今日の1曲:『Bob Marley』/ EXODUS
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明日はエクソだす。

2009年09月16日 | やっぱりメタル!!
よく考えてみると今回のスラドミ、見たいのはEXODUSとKREATORだけやったんやし、最初から名古屋15日のEXODUS VS KREATORの1公演に絞ればよかったのだ。
チケット代、交通費を考えてみても明らかにそっちの方が安上がりだ。
EXODUS大阪単独公演に舞い上がってて思考が停止していたんだすな。
あ~失敗しただすなぁもう。

明日(というか今日)いよいよエクソダスなので、今5th「IMPACT IS IMMINENT」のカセットテープを洗面所の奥から引っ張り出してきて久々に聴いてるのだが、インパクトに欠ける超退屈なアルバムだすな。あまり曲も覚えてなかったし、もうこの頃からエクソダスには見切りをつけていたんかな。ラベルにレタリングもしてないし。
「FABULOUS DISASTER」の頃からちょっとユルさ加減が鼻についてきたが、まだ“THE LAST ACT OF DEFIANCE”やタイトル曲などのキラーチューンが存在していた。
この5thではすでに印象深いフレーズの曲もみられずネタ尽きた感じ。ギターソロだけやたらエッジが効いててカッコいいけど。
しかしエクソダスには1st以降それを上回る完成度の高いアルバムがひとつもねーな。
オマケにジャケットもロクなのがないだす。

やはり1st「BONDED BY BLOOD」は息もつかせぬ見事なクランチアルバムだす。
ゲイリー・ホルトは本当に素晴らしいリフメーカーだ。カーク・ハメットを追い出したのは大正解やったな。
それと故ポール・バーロフの個性はやはり歴代ヴォーカリストの中で一番個性があって輝いてるね。声の裏返りぐあいも絶妙だし。いわゆるジミー大西みたいな天才肌のヴォーカリストだったのかもしれない。
ロブとかいう人のヴォーカルはあんまよーしらんけど、前任者の個性があまりにも強いので役不足かもしれないが、彼は彼なりに頑張ってくれればよいかと思う。それなりに期待してます。
おっしゃ!明日は新生エクソダス流スラッシュ・ワルツで思いっきりハッスルするぞ!! 

みーんなで踊ろう トクスィクワルツ!!(全然ワルツじゃねーけど)

しかしこのお祭り騒ぎ感はやっぱサウザーじゃないと務まらんかもな。


今日の1曲:『THE TOXIC WALTZ』/ EXODUS
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随分と怒ってます

2009年09月15日 | やっぱりメタル!!
ようやく木曜のスラドミKREATOR VS TESTAMENTに行く決心がつきました。
KREATORはやっぱ見逃せません。

ということで今日もKREATOR作品紹介になっちまってモウシワケないんですけど。
今日は私のKREATOR初体験作の4th「EXTREME AGGRESSION」について。

随分とおとなしい、落ち着いた雰囲気のジャケットではありますが、このメンバーショットの佇まいがスラッシュ全開でカッコいい!!。
当時このプロマイド的なジャケに惹かれて思わず購入してしまった女性ファンも多かったはず。
まぁ最初にリアルタイムで聴いた作品なので、特に思い入れがあり、もうCDレンズがイカれる程聴きまくったなぁ。

ミレの冒頭の「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛~~~~~~!!!!」っていう咆哮にまずド頭ぶちのめされた。
整合感があり、メロディラインなどもシッカリ押さえてて、初期のように突っ走るだけではなく、2転3転するドラマティックな展開を加えており、時折アイアン・メイデンっぽいフレーズも出てくる。
これを聴いてまだ「音楽じゃない」とかいう人は難聴であるか、人間としての感性が欠落しているかだろう。
まぁミレのヴォーカルは相も変わらず凶悪でして、当時こんなヴォーカルは聞いたことなかったので多感期であった私にとってインパクトは凄かった。
血管がブチ切れんばかりの怒号、吐き捨て、罵倒、叱咤をそこいらじゅうに撒き散らしいている。
そう、演奏は落ち着いたとはいえ、この頃のミレはまだまだナイフみたいに尖ってた。触るものみな傷つけてたさ。

私のフェイバリットナンバー“LOVE US OR HATE US”などは、ミレの当時の世の中に対する尋常でない怒りが明確に伝わってくる最たるものだろう。

「誠実さはなく発想の貧困だけがある 
奴らの作る無難な音には 創造性のかけらもない
目があるのにものがわからない奴らもいる
あのプラスチックな騒音は 俺には音楽には聞こえない
機械化されコンピュータ化され
頭のスイッチを切って非人間的な音を作り出す

もうたくさんだ 俺達を愛するか嫌うか!!
もううんざりだ 俺達を愛そうと嫌おうと!!」

このボロクソ振りですよ!!

当時はユーロビートとか流行ってたからなぁ、ましてやドイツなんてテクノ王国やから。
彼らを取り巻く環境が、KREATORの屈折した怒りのスラッシュ精神を形成せしめたのだろう。
私も当時クラスにひとりもスラッシュ理解者がおらんかったので、ミレの気持ちが痛いほど解りました。
今はPerfumeとか聴いちゃってて、、木曜日ミレに合わす顔がないなぁ・・・
「茶屋!!(BETRAYER)」って罵られても仕方がない。



今日の1曲:『BETRAYER』/ KREATOR
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ギロチンの下で

2009年09月13日 | やっぱりメタル!!
今年もやってまいりました。スラドミ週間。
てゆーかKREATOR行くかどーかまだ迷ってます。ネックとなってるのが今年リリースされた新作なんやけど。
えらい評判いいみたいですねぇ・・・
PVの曲YOUTUBEで視聴しましたけど、MANOWARかと思た。
音圧凄まじくアグレッシヴでクオリティ高いってのは分かるが、全然魅力が感じれんのだ。
まぁ自分が最近のメタルサウンドプロダクションに不感症なのもあるけど。
なんだかスタイリッシュでオシャレなスラッシュメタルになってる。
ミレの声、全然荒んでないしね。随分とさわやかになったもんだ。
てか出だしのリフ、ブラッケンドに似てね?

KREATORっていえばやっぱドタバタとした暴走感が魅力的な2nd「PLEASURE TO KILL」が最凶だろう。
とにかく情け容赦のない猪突猛進型スラッシュで、凶悪そのもの。そのゴリゴリしたサウンドは粗悪極まりなく、演奏がヘタな分とことんゴリ押し一徹で攻めてくるあたり、かなりタチが悪い。
特にヴェンターの野暮ったいボコボコドラムはストレスを募らせる以外の何物でもない。
そしてなんといっても血ヘドを吐きそうなくらい憎悪に満ち溢れたミレの極悪ヒステリックヴォイス。
“RIPPING CORPSE”などで炸裂するミレ特有のブチ切れ感はあの時代、いや、今でも他の追随を許してはいないだろう。
さらにこの作品で印象深いのが、ドラムのヴェンターが放つ乱暴で野太い野獣ヴォイスだ。この作品では3曲リードヴォーカルを担当している。
この2種の凶悪ヴォイスのせめぎ合いが、この極悪スラッシュアルバムをより危険極まりないものに仕立て上げている。

まぁ当時はメタルファンはおろか、METALLICA、ANTHRAXくらいなら聴ける程度のメタラーからも殆ど音楽扱いされてなかった。
ちなみにカップリングされてるミニアルバム「FLAG OF HATE」は当時B!誌から4点という評価を授かっている。
ある意味勲章ものだ。
要はおよそ常識的なメタルイヤーの者どもが立ち入れるシロモノではないということだ。

ここからも“FLAG OF HATE”とか“TORMENTOR”など、最近でもライヴでよく演奏される定番曲が存在する。
“ENDLESS PAIN”でのヴェンターの人を食ったような高笑いは必聴だ!!
とにかくこの辺の初期のナンバーも押さえておかないと、当日大ヤケドを負うだろう。

ところで非常に残念な話だが、今回ヴェンターは私用のためツアーには参加してないそうだ。
ほんで代打に抜擢されたのがなんとマルコ・ミネマン!!
エエ~~~??!!
えらい畑違いの人に頼んだなぁ。今年UK-Zっていうプログレバンドで6月に来日したばかりなんよ彼。
超がつく強靭バカテクドラマーですが、KREATORの曲を叩くってちょっと想像がでけんな。
Marco Minnemann Drum Solo
いや、彼のドラム一度生で拝んでみたかったんやけど、にんともかんとも複雑な心境だ。

しかし、ヴェンターの歌う“RIOT OF VIOLENCE”が聴けないのは残念すぎる。



今日の1曲:『RIOT OF VIOLENCE』/ KREATOR
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ひどい変態ものである

2009年09月10日 | しねしねシネマ
ウッヒョ~、ビックラこいた。
昨日またしてもあま戦史上最高のアクセス記録を更新してしまった。
やはりビートルズ人気は凄いななんて思ってたんやけど、その記事の事やなかったみたいです。


どーやら約3年前にレビューした『盲獣VS一寸法師』の記事にぎょうさんの人がアクセスしてきているみたいでワケがわからん!
今さらこんなインディーズ作品にメニーピープルが食いつくなんてどう考えてもおかしい。
とうとうアクセス解析機能がイカれたんやなと思いつつも、一応グーグルで検索かけてみたら・・・
トップに躍り出た記事がこいつだった。

「小沢ガールズ」の衆院議員、映画「盲獣VS一寸法師」でフルヌード?

もう、思わず笑ろてもーたわ!!


しかしこういう下世話なゴシップネタで食いつかれとったとは予想だにしてませんでした。いや、おもしろいけどね。
つーか過去にマイナー映画でちょっとオッパイ披露したくらいでこの大騒ぎですか・・・
べつにええんとちゃいます?これも一応歴とした映画作品で、この乱歩のエログロノンセンス極まる原作の映像化のための一担い手として体をはって演じたはるんやから。
彼女も堂々とした態度でいるべきだと思います。
じゃないと石井輝男監督に失礼だ!
まぁ今回は小沢独裁政権のために一肌脱がはったわけですけど。


しかし、思わぬところから注目集めたよなぁ~この映画作品・・・
原作者の江戸川乱歩が自ら「ひどい変態ものである」と評してる通り、映画もひどい変態モノである。
まぁ日頃ポピュラーな映画に馴染んでる人やったらドン引きしはるでしょうねぇ。
自分も別にB級映画マニアって種類の人間やないけど、乱歩嗜好とこの映画のチープさ加減や、目くるめくケバケバしい映像、そしてインディー映画ならではのタブーな演出があまりにも斬新すぎて、「な、なんじゃこりゃ~~!!」ってなって、見事にハマっちまったんですけどね。
俺って、変態なのかなぁ・・・

石井輝男監督『盲獣VS一寸法師』オリジナル版予告篇



まぁ小沢ガールの裸姿が気になって夜も眠れへんゆー方はレンタルでかりるか(置いてるかどうかは知らんけど)、DVD買って確認してみて下さい。
こういうのオカズにする人も出てくるんやろか?
それこそひどい変態者である。


そんなことより、私は現在フランス人監督が撮ったという乱歩原作の映画『陰獣』が早く観たくて気も狂わんばかりなのである。
cross-media.jp/works/『陰獣ーinjuー』


あ、ついでに人間椅子の『踊る一寸法師』にも清き一票をお願いしておこう。
この映像もひどい変態ものだから。




しかし、この思わぬ反響を見てると、この度の選挙でああいった投票結果になるのもうなずけるというものです。
ほとんどの人がマスコミが作り上げた偏った報道の風潮に流され、民主党なら誰でもええわいとか、美人やからとか、しゃべくりがおもろいからとか、芸能人の人気投票みたいなノリで投票しとるんやな~ということがよくわかる。
いまだにあのソーリソーリのピンハネ議員が返り咲いてしまっているのだから本当に救いようがない。
そんな私も実は小沢がどうもいけ好かんという理由だけで民主党以外のテキトーな政党に投票したんやけど。
まぁエラソーに言えまへんわな。

(その他、「日本列島は日本人だけの所有物ではない」という発言、靖国神社に公式参拝することに中国が猛反発してくるのに対し、「A級戦犯は先の大戦の罪人だ。首相が公式参拝すべきではない」と発言する一方、チベットやウイグルの人権蹂躙問題については「中国への内政干渉は行うべきではない」と中国共産党に媚びへつらう態度とか、いろいろと理由はあるんですけどね。)



今日の1曲:『taiatari』/ THE MUNEO HOUSE feat.TSUJIKIYOMIX
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ザ・シング・ザット・シュッド・ノット・レット・イット・ビー

2009年09月09日 | ♪音楽総合♪
最近紙ジャケリマスターでの再発多すぎ!
今日なんかでもキングレコードからCOMBAT狂気のスラッシュ作品(いずれも名作ばかり!)が22タイトルも紙ジャケリマスターで再発されやがる。値段設定が高すぎ!

そして今日はなんといってもビートルズ!
ああああああああああ~~!!!!!
紙ジャケ紙ジャケ紙ジャケ紙ジャケエエエエエ~~~~~!!!!

といってもビートルズは今回ステレオ録音とオリジナル・モノラル録音の2種類があって、紙ジャケ・モノ盤はBOXセットのみでバラ売りはしないみたいだ。
BOX買えってか?連帯保証自己破産一家心中ものだって!

え?オドレのようなスラッシュオタクがなんでビートルズなんか聴いてるの?ですって?
ビートルズを聴き始めたのは高校時代に病で伏せっていた時に、ステレオから流れてきた「間健二」で有名な“Eleanor Rigby”がキッカケだったんですわ。
それからレンタル下がりで『THE BEATLES(ホワイトアルバム)』を購入し、その実験的で前衛的な音楽性の懐の深さに衝撃を受け、後期作品だけ中古でシコシコ集めていったワケであります。

でもね、スラッシャーって案外ビートルズ好きの人って多いと思いますよ。
今まで出会った知り合いの中で、真っ当なビートルズ好きが4人ほどいましたが、そのうち2人がスラッシュフリークスで、2人とも私と違ってメタルに出会う以前からビートルズを聴いていたという筋金入りなんですわ。
そのひとりというのが私のスラッシュ心の友あっさん。彼の所有しているCDは90%メタルだったが、あとの10%が長渕剛とビートルズ全作品だった。
あともうひとり最近ひょんなことからネットで知り合った18、19歳のテーンエイジスラッシャー君。
若いのに80年代スラッシュや70年代プログレが大好きというなかなかカオティックなチェリーボーイだ。
一番好きな曲が“A Day In The Life”というんがこれまた渋い。
暇な時はだいたい家でギターをいじっているか、息子をいじってるとか。

あと、ビートルズの曲を冒涜的な歌詞にのせてメタリカ風にアレンジしたパロディーバンド、BEATALLICAの存在も、スラッシャーがビートルズ好きだというのを裏付ける事のひとつだろう。
今回の彼らのニューアルバム『MASTERFUL MYSTERY TOUR』のジャケットが最高だね!


曲目も“ジェイムズとヨーコのバッテリー”とか、“首しめたい”とか(笑笑笑)。
しかもこれの日本盤、図々しくも本日発売なんだって!
ま、買わないけどね。

今日のCD屋には、スラッシュあさりとビートルズイーターとが跳梁跋扈し合う、混沌とした日になりそうだ。



今日の1曲:『I am the Walrus』/ THE BEATLES
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復活のシャア

2009年09月08日 | ミノフスキー粒子
今月の25周年記念版のB!誌の内容が久しぶりに面白かったので本屋で思わず読み耽ってしまった。
23時をとうに過ぎていたのでチャリンコで家路を急いでいると、あることをふと思い出してコンビニに引き返す。

あったあった。
30周年記念で発売された赤いアイスクリーム、シャア専用MS 『モノアイアイス』。

赤いとか書いてるけど、どうみてもドピンク。
真っ赤だとジョニー・ライデン少佐専用だからな。
今回購入したのはMS-06Sザクヴァージョン。
他にズゴック、ゲルググヴァージョンが販売されている。

まぁ私はシャア・アズナブルみたいな野心家のスケコマシは好きくないんやけど。
だからガンプラもシャアザク以外シャア専用機は作ったことないし。
そもそも赤色の機体とか、金メッキとか、チャラチャラしててなんか私の趣味じゃないんよね。
男はやっぱ青でしょ!青とくれば蒼い巨星のランバ・ラル大尉殿さ!
ただ、青いアイスクリームが発売されたとして、はたして食う気になれるかどうかだが。

味の方だが、どうせあずきバーみたいなもんだろうと食してみたら、モノアイ部分がいちごソースになってて、その周りがコーラ味のシャーベット、そして外郭がいちご味のカキ氷で覆われてる仕組みになっていた。
意外と美味かったけど通常の3倍の美味さというわけでもない。

しかし大のオッサンが夜中にチャリンコこいでコンビニまでいって、シャア専用アイス一個だけ買ってる姿って・・・

子供じみているだろ。フフフ・・・我ながらそう思うよ。

毛唐版ガンダム『ケツアゴのシャア』


今日の1曲:『シャアが来る』/ 堀光一路
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ネガティヴ・クリープ

2009年09月06日 | ♪音楽総合♪
ニルヴァーナのデビュー作『BLEACH』の中古がなかなか安かったので購入。
私がニルヴァーナ聴くって、あんまりピンとこない方もいらっしゃるかと。
まぁこのアルバムは以前からジャケットが好みだったので気にはなってた。


なるほど、デビュー当時は4人編成で、ギターがもうひとりいて、ドラムはまだデイヴ・グロールじゃなかったんですね。
オンボロ機材を使っているらしく、かなりチープな音作りで荒削りな楽曲が目立ち、『NEVERMIND』の前触れというより、その次の『IN UTERO』に近い感じ。
演奏自体はまだまだ音圧が弱くおぼつかない感じだが、この頃からすでにカート・コバーンの壊れっぷりは頭角を現している。
特に中盤の「NEGATIVE CREEP」、「SCOFF」、「SWAP MEET」あたり、かなりキレてていい塩梅。


ニルヴァーナは格別好きというわけではない。
大ヒットアルバム『NEVERMIND』は確かに当時聴いた時は衝撃を受けたが、一週間で飽きて聴かなくなった。
ただ、インターバル20分くらい開けて突如鳴り出す、ちょっとサバスっぽいどんよりとしたラストのシークレット・トラックを聴いた時、この曲にこそニルヴァーナの本質があるんじゃないかと感じた。
こんな大衆に迎合するかのようなポップアルバムを作ってしまったという、カートのフラストレーションが一気に大爆発したかのような破壊力が、このシークレット・トラックに全て集約されてるような気がする(そしてこのアルバムを皮切りに、他のバンド連中も意味のない無駄なシークレット・トラックをやり出す)。




ザ・ブルー・ハーツの甲本ヒロトとか、忌野清志郎など、音楽的にはそんなに好きじゃないんだけど、常軌を逸した天性のパンク精神に溢れたアーティストには、好みに拘わらずただただ敬意を抱かずにはおれない。
カートもそんなひとり。

グリーン・デイとかオフスプリングみたいなポップバンドが、なんでか“パンク”とか言われていたショボい時代、その中でニルヴァーナの存在というのは、やっぱ突き抜けていたと思う。

下貼り付けのライブ映像にしたって、カートが途中機材トラブルで離脱中に、クリス・ノヴォセリックがめちゃくちゃな歌唱でフォローに入っている。
いいねぇ。



今日の1曲:『SCOFF』/ NIRVANA
コメント (4)
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