AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

連邦の白い悪魔

2007年11月30日 | ミノフスキー粒子
1年くらい使っていたカミソリの切れ味が悪くなったので、ついにK-4 TETRA RX-78ガンダムモデルを始動させることにした。
これを買ったのは2年ほど前になる。いよいよこの白いヤツを私の肌に剃り込ませる日がやってきたのだ!
もちろん初剃りの前に私は次のセリフを言うのを忘れなかった。

「みせてもらおうか、連邦のモビルシェーバーの性能とやらを!!」

剃りまーす!
ジョリジョリジョリ・・・・ジョリ?ジョリジョリ??
何やってんの!?全然髭が剃れないではないか!!
バランサーが狂ったのか?それとも私のニュータイプとしての能力にガンダムのコンピュータがついていけないのではないか?
うむう、これは肌に優しすぎるハンドル首部のクッション、つまりマグネット・コーティング・システムが利きすぎて、私の鋼のように硬いヒゲに全然フィットしていないのかもしれない。
普通に剃っても全然剃れないし、かといって力任せにやるとサイド-スキンを傷つけてしまう・・・これでは仕事に遅れてしまうじゃないか!うまくコクピットだけを狙えるのか~、いったいどうすればいいんだ!顔は血だらけになるし・・・・
これが・・・た、戦い・・・・?

何が人間生活工学をとりいれたハンドルデザインだ!これじゃまるで付け焼き刃だ!あの壺はいいものだ!

これは明らかに貝印カミソリ株式会社とアナハイム・エレクトロニク社とのガンダムファンの心理につけこんだ実用性のない見せかけだけの欠陥コラボ商品だ!
責任者出て来い!モスク・ハン博士を呼べ!


今日の1曲:『CAN'T LET YOU GO』/ RAINBOW
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X+-(エクスタシー)

2007年11月23日 | ♪音楽総合♪
さてみなさんはレコード屋さんで上の水色のCDを見て、果たしてジャケ買いすることができるでしょうか?
このやる気なさそうなジャケットのアルバムは、先日我が家に届けられたスティーリー・ダンの一番売れなかった2ndアルバム『COUNTDOWN TO ECSTACY』にございます。
この前の方で椅子に座って日向ぼっこでも楽しんでいるような裸の3人を見て「エクスタシー」なんて感じれるでしょうか?
ちなみに椅子に座る順番を待ってるかのような後方のエクトプラズムみたいな人影が見えますが、これは「メンバーが5人いるのに、ジャケットには3人しか描かれていないのはおかしい」とレコード会社側が勝手にオリジナルのカヴァー画に数人を書き加えたものらしい。
とまぁ、なにかと不細工で不評な作品なんですが、いやいやどうして本作は初期の名作の1つとして数えられるべきアルバムだと思うんですよね。

まず#1“菩薩”のジャムバンド然としたペッチペチな演奏がカッコよい。ダイアスとスカンク・バクスターの弾きまくるギターワークに、ドナルドのキーボードとの掛け合いが終盤になるにつれ徐々にアンサンブルを強めていく展開が素晴らしい。#2“RAZOR BOY”のビブラフォンの音色が曲全体を優雅に包み込むこのジャズサウンドは、極上のAOR空間を生み出しているし、#4“YOUR GOLD TEETH”のこれぞダン!な上品な演奏の響き、ラストの木目細かなバンドアンサンブルに悶絶します。
#6“SHOW BIZ KIDS”なんかは女性コーラスがループする中、ゲストのリック・デリンジャーのギターが終始スライディングしまくっているだけの楽曲で、シングルカットしてもそりゃヒットせんだろうと言いたくなる。
ラストを飾るスリリングさが魅力の#8“KING OF THE WORLD”では、人差し指だけで弾けそうなキーボードのシリアスなメロディーラインが実に印象的であります。

このアルバムをあまり気にもとめてなかったそこのアナタも、是非もう一度この作品をじっくり聴き込んでみてください。
ひょっとすると、突如あなたの中で「エクスタシーへのカウントダウン」が始まるやもしれません。
「最近ようやくハマったアンタに言われんでもわかっとるわい!」ってか?
どうもすいやせん。



今日の1曲:『RAZOR BOY』/ STEELY DAN
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カラオケバトン~Amashindarson Interview~

2007年11月18日 | カテゴライズできない
いつも当ブログをごひいきにしていただいているとらねこ様から先日、“カラオケバトン”という得体の知れないものの申し入れをいただきました。
そこで、今回は特別企画としまして、元HORIDEATHのドラマーであるアマシンダーソンさん(以下A)をスペシャルゲストとしてお招きし、カラオケに関してのエピソードを語っていただきました。

■1.一番最後にカラオケに行ったのはいつですか?
A:その質問の前に・・・やあ、アマシンダーソンだ!今日は最後までよろしく!
そうだな~最期にカラオケに行ったのは確か5月くらいだったと思う。このことは以前当ブログで“カラオケでプログレを歌う”というテーマで話したよね?それを参照にしてみてよ。次の質問はなんだい?

■2.初めてカラオケに行ったのはいつですか?
A:高校生終わりぐらいかな、昔はカラオケは苦痛以外の何ものでもなかった。「なんで金出して他人の下手クソな流行曲を聴かなくちゃならないんだ!!」ってね。歌いたい曲も入ってないので結局1曲も歌わなかったことが幾度もあったよ。それに僕はシャイボーイだったからね。

■3.あなたの十八番は?

A:久保田早紀の『異邦人』だね。彼女の歌は最高さ!もち生演奏ヴァージョンで歌うよ!(笑)インド象が行進するかのような伴奏がいいよね。
昔この曲を女の子とデュエットしたことがあったんだけど、僕のあまりの歌の完璧さに圧倒されて彼女途中で歌うのを止めてしまったんだよね。あの時はほんと悪いことしたよ(笑)。



■4.最高何時間歌ったことがありますか?
A:終電に遅れた時などにカラオケ屋をよく宿代わりにするんだけど、仮眠とろうと思ってたのが結局夜通し朝まで歌ってしまうんだよね(笑)。だから6時間くらいかな?

■5.今日はカラオケ無料開放デーです。何時間歌いますか?
A:何時間でも歌ってやるぜ!!でも飽きたらガンプラでも作るかな。

■6.愛する人に捧げるとしたら何の曲を歌いますか?
A:昔好きな人の前でウケを狙って筋肉少女帯の「俺の罪」をブルース・デッキンソンばりのパフォーマンス付で熱唱したことがあってね。彼女の気を引こうとしてたんだけど、「何くだらない歌歌ってんの」みたいな反応されてショックでそれ以来この曲は歌っていないんだ。なんだか湿っぽい話になったね。えっと質問は何だっけ?あっそうか、愛する人に捧げる曲ね。QUEENの「LOVE OF MY LIFE」、それかペダル踏也の「ツルっとフランス子守唄」。



■7.よく歌うアーティストは?
A:昔は歌うものがなかったので小学生の頃に聞いていたサザンの“チャコの海岸物語”とか、ゴダイゴの“RETURN TO AFRICA”とか、チェッカーズの“哀しくてチェルシー”なんかを渋々歌っていたけど、最近はCoccoにEgo-Wrappin'、ゆらゆら帝国なんかを好んで歌っているよ。僕も俗っぽくなったよね(笑)。

■8.初めて歌う曲、誰と一緒の時に入れますか?
A:なんかつまんない質問だなぁ。次の質問いってよ。

■9.人が歌ってる時ってどうしてる?
A:いい質問だね!そうこなくっちゃ!
だいたい懸命に演奏のマネをしていることが多いよ。「このフィルイン、ベースラインが最高なんだ!」とかいいながらね、多分ひかれてるんだろうけど(笑)。
なんか、ジャーニーのPVみたいだね(爆笑)。


■10.歌はどこで、どんな風に練習しますか?
A:マミムモムモミメマ~~♪

■11.変装しながら歌わなければいけません。
A:ナンデ?


■12.アニソン祭が始まってしまった。あなたはどうする?
A:日本のアニメは大好きさ!「ジャングル黒べえ」(突如「ベッカンコー!!」と言って舌を出す)に「おばけのホーリー」、「不思議な島のフローネ」なんかもいいね!「シッオッカーゼヲ!ホッホッニーウケ!♪」

■13.あなたの歌唱力は100点満点中何点?
A:そういうことはオーディエンスがどう感じるかで、僕が何点とかつけることじゃないよ。
でもカラオケ機についてる採点機能は最悪だね。僕の歌を全然わかってない!(激怒)

■14.友人の中でカラオケがうまいのは?
A:僕のジェフ・ウォーカーばりのデスヴォイスにかなうやつはいるのかな?(笑)まぁ強いて挙げるとするならば元ホリデスのヴォーカルでもあったカワタンかな。奴の歌う『WELCOME TO THE JUNGLE』は最高さ。ただ彼は何でもかんでもやたらビブラートを利かせすぎる癖があったね。

■15.この人とは行きたくない!って人は?
A:こういうことは公の場で言うことではない。まぁコムロファミリー系ばかり歌う人は勘弁してくれって感じだね。

■16.今一番のお勧めの曲は?
A:藤波辰巳のマッチョ・ドラゴンで決まりだね!日本のみんなもカラオケに言ったらぜひこの曲に挑戦してみてよ!ただし、僕は歌ったことないけどね(笑)。



■17.回す人5人
A:O.K.!僕が今まで一緒にカラオケに行った奴らの中で最高だったメンバーたちを紹介するとしよう!
まずは米良美一の“もののけ姫”を歌わしたら右に出る奴はいないイースト潤。彼が僕に初めてCoccoの“カウントダウン”をカラオケで歌って聴かせてくれた時は衝撃的だったよ。そして森下にーやんは僕がメイデンの“ACES HIGH”を歌ってる時はいつもエアーツーバスドラム&ヘッドバンギン全開で盛り上がってくれたよ。
あとはツケヤキバのヒロ、ゲンドー・ナカガウヴァー、ヨシンバ木瀬麻呂の3人は超リスペクトさ。彼らをろくろに乗せてグルグル回してやるよ!
最期に、日本のみんなと会える日を本当に楽しみにしている!日本のファンはノリがいいからね。スシ、テンプラ、ヨッチャンイカも大好物さ!
ダスビダーニャ!サム・ライク・イット・ホット!!



今日の1曲:『マッチョ・ドラゴン』/ 藤波辰巳
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スティーリー談

2007年11月16日 | ♪音楽総合♪
「あましんがスティーリー・ダン好きって意外」ってよく言われます。
いや、一回だけだったかも。自分で自分にそう言っていたのかもしれません。そもそも私がスティーリー・ダンを聴いてるという事自体みんな知らんでしょう。つーか周りでスティーリー・ダンを聴いてる人がそんなにいない。
私も別にスティーリー・ダンを語れるほど深く追求してもいないし、詳しく知っているわけでもない。
なんせ最近まで7thアルバム『ガウチョ』のことを、『ガチョウ』と勘違いしていたくらいなのですから(姉に爆笑されました)。

スティーリー・ダンを知るきっかけとなったのは、CHARと石田長生のアコースティックユニットBAHO(馬呆)のアルバムに収録されていた“DO IT AGAIN”のカヴァー曲を聴いた時で、この原曲がスティーリー・ダンだと知り、閉店間際のTSUTAYAの処分セールで彼らのアルバムを5枚まとめ買いしました。しかし当時はまだオルタナやデスメタルに傾倒していた頃で、このようなオシャレでアダルトな音楽を聴く余裕が自分にはまだありませんでした。

『TREMENDOUS』/ BAHO

1st収録の“FIRE IN THE HOLE”(このタイトルを聞いて、LAAZ ROCKITの名前が頭をよぎった人は相当のメタル野郎だね)だけはお気に入りで、お好みテープに入れてよく聴いておりました。このドナルドのリズミカルなピアノがとても心に響きます。
その後も1st『CAN'T BY A THRILL』だけはけっこう愛聴してて、「これはリマスター盤を買わんといかんな」と予てから思っておりました。


で、今回ようやく紙ジャケリマスター盤を購入したわけなんですが、初代ヴォーカリストのデヴィッド・パーマーのあま~い歌声も手伝ってか、やっぱ比較的聴きやすくオーソドックスな楽曲が並んでおり、入門にはもってこいの作品ですかね。
#1“DO IT AGAIN”での不可思議なエレクトリック・シタールソロの音色に幻想的でスペイシーなキーボードソロ。ドラマーのジム・ホッダーがヴォーカルをとる#4“MIDNIGHT CRUISER”のもの悲しげだがどこかポジティヴな歌。#9“CHANGE OF THE GUARD”でのご機嫌なかき鳴らしっぷりのギターソロなど、どの楽曲も試行錯誤ながらシッカリとしたまとまりがある。
まぁ音作りにはまだまだ繊細さがなく、この作品はAORと言うより、どっちかっつーとポピュラーなロック・アルバムといった感じでしょうか。


そして今回もう一枚購入したのが、今まで所持してなかった3rd『PRETZEL LOGIC(さわやか革命)』
このアルバムを最初に聴いて感動したのが、音がメチャメチャクリアになってたこと!さすがはリマスターオブパペッツ!
楽器の音色一つ一つがとても丁寧で洗練されている。さすがこの頃よりオリジナルメンバーをないがしろにし、スタジオ・ミュージシャンを起用しまくってるだけのことはある。
お気に入りは、キザな邦題の#2“夜ごと歩きまわるのさ”でのファンキーなリズムとブルージーなギター。スティーリー・ダン唯一のカヴァーインスト#4“バリータウンから来た男”のコミカルタッチな演奏なんか、まるで無声映画でも見てるかのよう。
タイトルナンバーは典型的なブルースの曲調だが、彼らが演奏するとメチャメチャ上品なAORサウンドに仕上がってしまうのはさすがである。カントリーウエスタン調の#9“銃さえあればね”にも同じことが言える。
この空間を包み込むような、耳にとてもやさしくて心地良い研ぎ澄まされたサウンドは、人生に味気なさを覚えている30過ぎのオッサンにはとてもシックリとくるんですよ。
しかし、#1“リキの電話番号”の出だしのベース音にはドキっとさせられたなぁ。
キリンジさ~ん、バレちゃいますよ~ってな感じ。

いや、もうスティーリー・ダンは全作紙ジャケリマスターで買いなおそう。

今日の1曲:『PRETZEL LOGIC』/ STEELY DAN
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黙って食え!

2007年11月12日 | まったり邦楽

いや~CIBO MATTOの1st「VIVA! La Woman」、ええ塩梅ですわ。
こないだ大量に購入したCDん中で一番よー聴いております。出勤の車ん中でも家帰ってからも就寝時にも。
CIBO MATTOは1994年からニューヨークをベースに活動していた日本人二人組みの音楽ユニット。
メンバーはサンプラーの本田ゆかにヴォーカルの羽鳥美保。

私が初めて彼女たちの音源を耳にしたのは「アトムキッズ」という手塚治虫トリビュートアルバムに収録されていた「ふしぎなメルモ」のテーマソングのカヴァーで、その後レンタル屋の処分コーナーにて100円で売り捌かれていた2nd「STEREO☆TYPE A」を購入し、一聴して一気にハマってしまった。
2ndは全体的にはかなりキャッチーな作りとなっており、羽鳥美保のメロディアスな歌がかなりヒューチャリングされたエレクトロポップな作風である。

今回の1stはサウンド的にはかなりディープ、そしてクール。
本田ゆかの紡ぎ出すサイケかつトリップ感漂うミックス・ループ・サウンドはかなりのヤバさと心地よさとが同居しており、体を揺らさずにはおれない。
一方、羽鳥美保のスイートなヴォーカルはこのサイケなサウンドの味付け的な役割を担っており、例えるならコーヒーの中にミルクとシュガーを溶け込ますような感じ。
歌詞は大体食い物のことしか歌っていない(そもそもCIBO MATTOというのはイタリアの食べ物のことらしい)。
ただ、#5“Birthday Cake”では最高にハジけた激辛ラップを捲くし立て圧倒的な存在感を放っている。ライヴ映像ではSONIC YOUTHバリのパフォーマンスでさらにヤバい!→「Birthday Cake」/ CIBO MATTO
また#7“theme”では英語、イタリア語、そして母国語である日本語の3ヶ国語で歌っており、サウンドもグルグル変調していき、言語もサンプリングもごちゃ混ぜにブレンドされたダラダラと10分以上にまで及んでしまっている変な曲。
この曲とラスト“Artichoke”の気だるさ加減は寝るときに絶大な睡眠効果があっていいですよ。
夢の中へとトリップしていきます。



今日の1曲:『KNOW YOUR CHIKEN』/ CIBO MATTO
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復活のOUTRAGE

2007年11月04日 | コンサート
昨夜私は、日本スラッシュ界における歴史的瞬間に立ち会うべく、大阪ミナミのROCKETSへと赴いたのであった。
そう、元祖ジャパニーズスラッシュメタルバンドであるOUTRAGEがこの世に出現してから20周年。それを記念すべく、長年バンドを離れていた初代ヴォーカリスト、橋本直樹氏がアウトレイジに一時復帰を果たし、まさかこの大阪でオリジナルラインナップでライブを目撃する日が来ようとは!!

ただ、大阪ミナミのこの小さなハコに、果たしてどれだけ人が集まるのか?少し心配だった。
ところが会場に着くと、そこはおっさんスラッシャーの集団でごった返しになってて、あたりは加齢臭漂うむさ苦しいワイワイとした状態となっており、私の当初の懸念は杞憂と化した。
やはりヴォーカル橋本氏が復帰したことによる動員力は絶大だったのだ。そう、みんなこの日を待ってたんだ!
大阪のオールドスラッシャーというのは遠慮というものがないのか、その辺を歩いていた橋本氏にからみつき「Edge Of Death!」なんて叫んでる輩もいたし、アウトレイジの全アルバムの歌詞カードに1枚1枚にサイン書いてもらっている者や、『Black Clouds』のバンドスコアなんてレア物にもサインもらってる者がいた。

開演前、会場ではBGMになぜだかアイアン・メイデンの『頭脳改革』が延々と流れており、案の定“明日なき戦い”のサビの部分で「オーオーオーオオーオーオーオオー♪」の大合唱。世代を感じさる。
そしてOUTRAGE怒涛のライヴがスタート!演奏が始まるや、前列ではこのギュウギュウ詰めの中、スラッシュ野郎たちによる肉弾戦が繰り広げられておりました。
私はというと、会場が会場だけに音もあまりクリアではなく、選曲もピンとこなかったので、ほとんど壁際でテキトーにノッておりました。本編で拳を振り上げて盛り上がれたのは、“VEILED SKY”の時ぐらいだったかな。「アナタデスカー?!アナタデスカー?!」と、適当な空耳英語を叫んでた。
橋本氏のパフォーマンスを初めて見たけど、ちょっと滑稽な印象を受けた。阿部氏のコシの入ったギターワークはやはり秀逸。
メンバーがいったん引っ込んでアンコール。鎖を引きずるというか、呼吸音みたいなSEが流れ出した時は、思いのほか込み上げてくるものがあり、鳥肌が立ってしまった。そう、彼らの出世ナンバー“The Final Day”。
冒頭の「マーイ!!ファーイ!!ナールデイ!!」の大合唱で、頭の中で想い描いていた以上の興奮に見舞われた私は、スラッシュ魂にやっと火がつき、モッシュピットに突入!前のエリアは案外モッシュしやすかった。
続けざまに“UNDER CONTROL OF LAW”!モッシュピットでは、いよいよ殺人的な盛り上がりみせていたが、さっきの曲で心拍数がヤバいことになってて、好きな曲なのにちょっとノリきれなかったのが心残りであった。あとサウンド面もクリアじゃなかったし、復帰ライブとしてはセットリストにも少し不満が残った。
まぁ物販係の小西真奈美似のおねえちゃんがかわいかったのでよしとしよう。

ライブ終了後、汗だくでロングTもベチャベチャになっとったので、物販でアウトレイジTシャツと20thアニバーサリーキャップを購入して便所で着替えた。
そして、もう姿を拝めるのは今回が最期となるかもしれないと思って、橋本氏とツーショット写真を撮らせていただいてから、早々と会場を後にしたのであった。



会場の便所にお気に入りのロングTを置き忘れてきてしまったことに気づいたのは、電車に乗り込んだ後のことだった。

今日の1曲:『THE TRUTH』/ OUTRAGE
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