今年の冬もやってまいりました。TTF(TRUE THRASH FEST)2016!!
毎年2月に江坂で開催される関西限定のメタルフェスTTF。
LOUD PARKはおろか、スラドミにさえ興味を示さない筋金入りのスラッシュマニアどもが集うイベントで、まぁ正直自分にとってはいささか敷居の高いイベントなのであるが、出勤日だったのが休みになってヒマだったので、知り合い(顔見知り程度)にもいっぱい会えるかと思い前日チケットをメール予約して、雨足の中バレンタインデーイブにパッチデニム野郎の犇めくESAKA MUSEへと赴いたのだった。
家出る寸前までこれ着ていこか迷てたんだが、6年前知り合ったメタルマニアさんからのいただきもので一回も着てなくて、「今日着ないでいつ着るんだ!?」と意を決して装着してみるとサイズがSでピチピチすぎて敢えなく断念。無難にヴォイヴォドTを。
家でチンタラ身支度してた上に開場時間を一時間勘違いしてて、オマケに家から江坂までかかる移動時間をあまり念頭に入れてなくて大幅遅刻してしまい、トップバッターのRivergeはおろか、FASTKILLなどの国産見物バンドを見逃してしまった。
会場に入ると、やっぱり知り合いが何人かいた。昨年メタルバー閉めたママも当然来ていた。
さっきスラドミにさえ興味を示さないマニアどもとはいったが、スラドミの会場で毎回お目にかかる東西の顔見知りも4人ほどおった。
物販ブースでは、出演バンドグッズの他、メタルCD屋、メタルTシャツ屋、メタル缶バッヂ屋、メタルパッチ屋、そしてジャンクフード屋など、様々なメタル出店が展開しており、小規模とはいえなかなか賑やかな雰囲気があってフェス気分が味わえて楽しい。
知り合いがバーガー屋を営んでいた。まずそうなので遠慮したが(マクド喰ったばっかだし)。
知らんがな!でも私はタダならなんでももらう。
この日見たバンドは結局2バンドのみ。
まずは初期SODOM、中期KREATORを渡り歩いたギタリスト、フランク率いるFRANK BLACKFIRE。
事前に主催者が在籍していた時代の名曲を演りたくるといっていたので、けっこう楽しみにしていた。
ただ、本家KREATORは先月大阪来てるし、私自身SODOMは昨年のスラドミでモノホンを目撃しており、あの衰えを知らぬトム・エンジェルリッパーの凄味を表現するのは並大抵ではないのではないか?とは思っていた。
フランクブラックファイアー!
と、ソドムのガスマスクスタイルで登場した時は、それなりに期待が膨らんだ。
まずはKREATORのナンバーがいくつか演奏された。う~ん、やっぱギター一本ではサウンドが薄いなぁ。
それにリードVoを務めるフランクの声が弱い。まぁミレのあの迫力は出せんというか、あまりにも無帽すぎたな。「RENEWAL」が演奏されたのはレアだったが。
演奏力もまあまあで、各々テクニックもそれなりにある。フランクもギター巧い。
でも、楽曲の持つあの凶暴さ、ガムシャラな疾走感がまったく表現できていない。
SODOMからは「TIRED & RED」、「SODOMY & LUST」などのキラー中のキラーチューンが演奏されてもまったく心に響かず。当然モッシュも起きない。
求めてもいないアンコールで「AUSGEBOMBT」も演奏されたが、冗長にもほどがあるエンディングでオーディエンスはもうダレダレになっていた。
このドラマー、元KINGDOM COMEの人だったりする。
上の変形シンバルは最後まで叩かれることはなかった。
やたらとルディ・サーゾ弾きを見せつけるベーシスト。君は元どこのバンド所属?
終演後会場出たら、私だけでなくスラドミの知り合いも辛辣な感想をまくしたてており、その辺にいた客からも酷評しか聞こえてこなかった。
まぁ、ドタキャンしたVENOM INC.のピンチヒッターやったんやし彼らも客を煽ったりして盛り上げようと頑張ってくれてはってんけど、それが余計に白けたというか。
2日目も出場しはったけどこの日見た人は多分見てへんやろな。
そして、大トリWHIPLASHの登場。
さっきとは打って変わって、序盤からモッシュ&ダイブの大盛況!!
正直、カントリー風ジジイ然とした最近の年古りたトニーのアー写をみて、大丈夫かと半信半疑であったが、演奏が始まるや「なんや、声もサウンドも昔のまんまやんけ!」と大興奮してしまった。
この超ハードコアパンキッシュな疾走感!テクニックは無いに等しいが、アドレナリンを吹きあがらせる至極のリフワーク&弾きまくるギターソロ。
2nd、3rd、最近の曲を織り込みつつも、名作1st『POWER AND PAIN』中心のセトリ。
こりゃみにきてよかったわ。
Thrash!!to kill!!Blood!!will spill!!
ファンキースラッシングオヤジ降臨!!
フンガーーッ!!とばかりにベースを逆さ弾きするダンクの存在感もよかった。
名曲「Stage Dive」では、もう想定通りステージダイブの嵐!!
50くらいのオッサンスラッシャーも女性スラッシャーも外人もみーんなダイビング!
で、最終的にファンキースラッシュオヤジさんも飛び込みはった。
3年B組ポータロせんせ~~~い!!
わっしょい!わっしょい!
全プログラムが終了して、物販ブースで東京からの客人とずっとしゃべっていたら、いつの間にかWhiplashのメンバー全員の商売道具とサインをコンプリートしていた。
Whiplash、久々のスラッシングな夜をありがとう。
またきてほしい。
今日の1曲:『Power Thrashing Death』/ Whiplash
毎年2月に江坂で開催される関西限定のメタルフェスTTF。
LOUD PARKはおろか、スラドミにさえ興味を示さない筋金入りのスラッシュマニアどもが集うイベントで、まぁ正直自分にとってはいささか敷居の高いイベントなのであるが、出勤日だったのが休みになってヒマだったので、知り合い(顔見知り程度)にもいっぱい会えるかと思い前日チケットをメール予約して、雨足の中バレンタインデーイブにパッチデニム野郎の犇めくESAKA MUSEへと赴いたのだった。
家出る寸前までこれ着ていこか迷てたんだが、6年前知り合ったメタルマニアさんからのいただきもので一回も着てなくて、「今日着ないでいつ着るんだ!?」と意を決して装着してみるとサイズがSでピチピチすぎて敢えなく断念。無難にヴォイヴォドTを。
家でチンタラ身支度してた上に開場時間を一時間勘違いしてて、オマケに家から江坂までかかる移動時間をあまり念頭に入れてなくて大幅遅刻してしまい、トップバッターのRivergeはおろか、FASTKILLなどの国産見物バンドを見逃してしまった。
会場に入ると、やっぱり知り合いが何人かいた。昨年メタルバー閉めたママも当然来ていた。
さっきスラドミにさえ興味を示さないマニアどもとはいったが、スラドミの会場で毎回お目にかかる東西の顔見知りも4人ほどおった。
物販ブースでは、出演バンドグッズの他、メタルCD屋、メタルTシャツ屋、メタル缶バッヂ屋、メタルパッチ屋、そしてジャンクフード屋など、様々なメタル出店が展開しており、小規模とはいえなかなか賑やかな雰囲気があってフェス気分が味わえて楽しい。
知り合いがバーガー屋を営んでいた。まずそうなので遠慮したが(マクド喰ったばっかだし)。
知らんがな!でも私はタダならなんでももらう。
この日見たバンドは結局2バンドのみ。
まずは初期SODOM、中期KREATORを渡り歩いたギタリスト、フランク率いるFRANK BLACKFIRE。
事前に主催者が在籍していた時代の名曲を演りたくるといっていたので、けっこう楽しみにしていた。
ただ、本家KREATORは先月大阪来てるし、私自身SODOMは昨年のスラドミでモノホンを目撃しており、あの衰えを知らぬトム・エンジェルリッパーの凄味を表現するのは並大抵ではないのではないか?とは思っていた。
フランクブラックファイアー!
と、ソドムのガスマスクスタイルで登場した時は、それなりに期待が膨らんだ。
まずはKREATORのナンバーがいくつか演奏された。う~ん、やっぱギター一本ではサウンドが薄いなぁ。
それにリードVoを務めるフランクの声が弱い。まぁミレのあの迫力は出せんというか、あまりにも無帽すぎたな。「RENEWAL」が演奏されたのはレアだったが。
演奏力もまあまあで、各々テクニックもそれなりにある。フランクもギター巧い。
でも、楽曲の持つあの凶暴さ、ガムシャラな疾走感がまったく表現できていない。
SODOMからは「TIRED & RED」、「SODOMY & LUST」などのキラー中のキラーチューンが演奏されてもまったく心に響かず。当然モッシュも起きない。
求めてもいないアンコールで「AUSGEBOMBT」も演奏されたが、冗長にもほどがあるエンディングでオーディエンスはもうダレダレになっていた。
このドラマー、元KINGDOM COMEの人だったりする。
上の変形シンバルは最後まで叩かれることはなかった。
やたらとルディ・サーゾ弾きを見せつけるベーシスト。君は元どこのバンド所属?
終演後会場出たら、私だけでなくスラドミの知り合いも辛辣な感想をまくしたてており、その辺にいた客からも酷評しか聞こえてこなかった。
まぁ、ドタキャンしたVENOM INC.のピンチヒッターやったんやし彼らも客を煽ったりして盛り上げようと頑張ってくれてはってんけど、それが余計に白けたというか。
2日目も出場しはったけどこの日見た人は多分見てへんやろな。
そして、大トリWHIPLASHの登場。
さっきとは打って変わって、序盤からモッシュ&ダイブの大盛況!!
正直、カントリー風ジジイ然とした最近の年古りたトニーのアー写をみて、大丈夫かと半信半疑であったが、演奏が始まるや「なんや、声もサウンドも昔のまんまやんけ!」と大興奮してしまった。
この超ハードコアパンキッシュな疾走感!テクニックは無いに等しいが、アドレナリンを吹きあがらせる至極のリフワーク&弾きまくるギターソロ。
2nd、3rd、最近の曲を織り込みつつも、名作1st『POWER AND PAIN』中心のセトリ。
こりゃみにきてよかったわ。
Thrash!!to kill!!Blood!!will spill!!
ファンキースラッシングオヤジ降臨!!
フンガーーッ!!とばかりにベースを逆さ弾きするダンクの存在感もよかった。
名曲「Stage Dive」では、もう想定通りステージダイブの嵐!!
50くらいのオッサンスラッシャーも女性スラッシャーも外人もみーんなダイビング!
で、最終的にファンキースラッシュオヤジさんも飛び込みはった。
3年B組ポータロせんせ~~~い!!
わっしょい!わっしょい!
全プログラムが終了して、物販ブースで東京からの客人とずっとしゃべっていたら、いつの間にかWhiplashのメンバー全員の商売道具とサインをコンプリートしていた。
Whiplash、久々のスラッシングな夜をありがとう。
またきてほしい。
今日の1曲:『Power Thrashing Death』/ Whiplash