AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ほんとうにスラッシュ祭り(TTFは楽しいところだぜ)

2018年02月25日 | コンサート
まぁ、前記事のTRUE THRASH FEST2日間のライブレポは、結局TANKARDくらいしか目当てでなかったような、にわかな自分を曝け出す内容になってしまった。
いや、自分にとってTTFはやっぱ敷居が高い。会場の物販コーナーうろついてるだけで、もうそれはヒシヒシと感じます。

客の着ているものからして気後れ感ハンパない。
二十歳くらいの女の子が普通にDETENTEの赤Tシャツとか着とるからなぁ。
スラッシャーは誰ともバンドTかぶりたくないっていう変なプライドを持っている節がある。




で、今回は番外編として、TTFはライブ以外でも楽しいところだぜ!ってところをレポしていこうかと。
(スティーリー・ダンを聴きながら)




まず、出演者同士が雑談を楽しんでいます。
ミュージシャン側もこういうのは楽しいと思う。
出番の日じゃなくても普通に遊びに来てはるし。




パッチ屋にTシャツ屋。
まぁこの辺はスラッシュフェスには欠かせない必須店ですわな。

べつにデニムチョッキにベタベタコラージュする趣味はないが、私も数点購入。



なんかサタニック系が多いな。ネクロノミコンとかある。



そこらじゅうにうろついてるデニムチョッキくんたちのメタル展覧会さながらのパッチ群をうしろからシゲシゲと観察するのもよいでしょう。
自分の好きなバンドをいくつ見つけられるかな?



TTFでは、このフェスならではの個性的なフードコーナーも完備。
グモーバーガーも密かに本フェスの名物となってますが、今回は全世界のスラッシャーたちを震撼とさせたあの店が出店してくれました。

そう、泣く子も黙る大阪本町のフェイス・ザ・カレイヤー。



カレイヤーには1~2年くらい前に2度ほど食べに行ったことがある程度だったが、今回すげートッピング三昧のキーマカレーを注文すると、なんと店主が私のことを覚えてくれていた!
「キャップにDOOMの缶バッヂつけてた方ですよね?」って。
確かにあの時はDOOM話に花が咲いたが、ずっと厨房にいて私の顔などまともに見れてなかったと思うが、やっぱ商売人の記憶力ってすごいね。



で、毎年6月に催されるカレイヤーの周年ライブイベント『Calaytanic Wehrmacht』。
今年はなんとその東京のDOOMの出演が決定!!これは行かねばなるまいかと。




最後に、筋金入りのスラッシュマニアどもが集うこの魑魅魍魎たるTTFの会場で、肩身の狭かった私の唯一のよりどころとなったエピソードをひとつ。

まぁ今回TTFの初日は、下に写ってる私が当日着ていったTシャツに何人の人がつっこんでくれるか試しに行ったようなものだったんだが、知り合いのメタルDJさんがちょっとつっこんでくれたのと、ライブ中にカナダのSacrificeのTシャツ着た外人モッシャーに「オオーーッ!オマエもサクリファイスTやんけー!」みたいな感じでからまれた程度だった(多分わかってない)。



で、全てのプログラム終了後、物販ブースに、今回私がベストプレイヤーに挙げてるSacrificeのギターヴォーカルのロブ氏が他のミュージシャンと雑談していたので、持参した2ndのジャケットにサインしてもらおうと近づいていった。

見てよ、あのステージ上でのシリアスな感じとは全然違う、この爽やかな笑顔。
たぶんいい人だ。


この時奇跡は起こった。

上のツーショット写真をとった後、「サンキュー(それしか言えなかった)」と握手を交わして去ろうとすると、思いがけずロブ氏張本人が「I Like Japanese Sacrifice Too.」とつっこんでくれたのだ!!
やっぱ知ってたんだ!

この瞬間、すべてが報われたような気がした。そしてとても幸せな気分になった。

うん、TTFは楽しいところだぜ!!


そのワリにはSacrificeのグッズひとつも購入してない。



今日の1曲:『Warfare』/ Sacrifice
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ほんとうにスラッシュ祭り(三日目)

2018年02月24日 | コンサート
2日目は疲労回復&体力温存のためのお休みを頂きまして、TRUE THRASH FEST3日目祝日月曜日。
この日は実は出勤日だったんだが、2週間前にこの日は休むと宣言したら、職場全体が休みになった。
これはまさにTANKARD来日の成せる業である。


しかし、今回はTANKARDが最終日1日のみの出演でスラドミは運がよかったかと。
うまいことスラドミの日程(土日)とズレたからね。
だからスラドミ観て次の日こっちに飛んでくるみたいなスラッシュはしごしてる人がけっこういたんじゃないかな?
おかげでこの日は満員御礼のソールドアウトとなった。


初日と同じような時間帯に会場に赴いたらこのありさま。
TANKARDグッズを買い求める客で1時くらいから長蛇の列ができてたんだと。



この日はグモーバーガーを経営していた店がおでん屋に転職していた。
コンセプトはそのままに(つまりB級)。



日本版ヴェノム、SABBATがちょうどライブ中だった。
音源は持ってないが、まぁ伝説のバンドなので一応観ておこうかと。

うわ、メチャメチャ人入ってるやん!さすがレジェンド、大人気!



1日目にも会場に遊びに来てた米の爆走スラッシュバンドAT WAR。
2014年のTTFでも彼らのライブは拝見している。うん、安定感あるね。


ちなみに一番上の写真は、AT WARのTTF限定Tシャツのバックプリント。
初日にBLOOD FEASTのベースがライブで来てたのを目撃し、今回のTTF出演バンドのロゴが全部はいってるのに目をつけてて、通し券買ってる知り合いに頼んで購入してもらった(んだが、当日酔っ払っててXLを購入していやがった。FUCK OFF & DIE!!)。


そして、スラッシュ界の変わり種。黒人アフロVoを擁するHIRAXの登場。



ケイトン氏。常にギラギラのひんむいた目で客を煽る。
彼の十八番は「カトちゃん、ぺっ!」。バンドのギターからは「Black Devil」と呼ばれていた。



大盛り上がり。



お次のRAZORは初日に観たのでしばし休憩。
腹減ったのでおでんタイム。残りわずかだったのでグモーっとばかりにめっちゃサービスしてくれた。
    


でも気になったのでちょっとだけのぞきにいくと・・・・

オー、デ・ジャ・ヴ。



そして時は来た。いよいよジャーマンスラッシュ界のレジェンド、大トリTANKARDの登場。


もちろん全国諸外国から詰めかけたスラッシャーどもで会場はいっぱいになったが、懸念していた99年のS.O.D.初来日ん時ほどのすし詰め状態ではなく、それなりにスキマはあった。
主催者もそのへんは考えてくれてたんだね。営利目的でないこのフェスのピュアな姿勢がわかろうというものだ。

開演前、BGMで流れたメタリカの「Battery」ですでにモッシュが起きる。うん、大丈夫。



一発目、最新作『ONE FOOT IN THE GRAVE』からのタイトル曲ってのは、なんの意外性もなく残念な幕開けではあったものの、あのイントロが流れた瞬間、会場から沸き立つ大興奮したスラッシャーどもの熱気と、やっとTANKARDを拝めることの喜びで、全身に寒イボが走った!

まずは「カンパーイ!!」



さっきおでん屋のグモー氏としゃべってて、彼がタンカードを出迎えにいったら、バンド一行空港に着くやいなや数10缶のビールを要求してきたらしく、彼のポケットマネーが一瞬でスッカラカンになってしまったんだと。
いやいや、さすが歌詞の語尾がだいたい「Beer!!」な、そのバンド名に違わぬ聞きしに勝る大酒のみの連中なのだ。
だって、初期のギタリストなんて父親に酒を止められ、それがバンドを脱退する理由だったんだとか。



1曲目の後「Zombie Attack」、「Morning After」と、立て続けの初期のキラーチューンでフロアがモッシャーとステージダイバーとで凄まじい肉弾戦となって、それに狭いハコでのこの大人数なもんだから酸素が薄いことこの上ない。
私も一気に体力と水分とを消耗してしまい、いたたまれず会場の外に脱出。
すると、スラドミでよく見かける顔見知りの青年が焦燥しきった顔で外に立っており、話しかけると、さっきのモミクチャと人いきれにやられもうリタイアするとのこと。
私も去年患った小腸がキリキリと痛んでヤバい状態だった。

水分補給を終えて、再びフロアに引き返す。
それでも余裕でモッシュ中央地帯まで移動できるのがスラッシュライブの良いところ。
それにしても、中盤は2000年以降のナンバー、つまり現メンバーになってからの楽曲中心だったのかな?あまり馴染みのない曲が続き少々中弛み、フロア全体も微妙な盛り上がり。ステージダイバーは絶えないが。
うん、タンカードはずっとアルバム出し続けて頑張ってきたからね。よくいる懐メロ大会バンドじゃないんだ。今を生きてるんだ!彼らは間違ってない!
でも初期の曲やって!!

フランク。元気そうだ。
短髪ですっかりオッサンになったが、タンカードの連中は若い頃からだいたい小太りのオッサン顔なのであまり違和感なかった。



この日、私のテンションが最高潮に達したのは、やはり本編ラストで「Chemical Invasion」が演奏された時。
この曲はイントロのブギウギな感じからしてライブには持って来いの本当に楽しい曲だ。
そしてゲレの「Stop The Chemical Invasion!!」の号令で一気にモッシュの興奮へとフロアが渦巻くのだ。
曲の転調も激しく、モッシュステップ & ゴーラウンドの繰り返し。ああ、楽しいことこの上ない!
フロアの所々にビールがぶちまけられていて、何回かすべってこけた。でも楽しい!



アンコールで「Alien」演ったのは意外だった。
でも最後はやっぱ同作品からのこれだよね!
「(Empty)Tankard」!!
ゲレが「オマエらこれを待ってたんだろう?」と言わんばかりに客にイントロを歌わす。

この曲で演奏がどうだったか、ゲレがどうだったかはあまり記憶に残ってない。
ただ、無心にモッシュに興じていて興奮のあまりステージによじのぼりダイブを決行し、客に受け止められず(突発的だったんで)直で床に落下し、その時のダメージでいまだ歩行が困難となっているとだけ言っておこう。

そしてあのよくできたアウトロ。
モッシュ地帯では肩を組んだ円陣が形成され、「We Want Drink Some Whisky! We Want Drink Some Beer!!」の大合唱。
もちろんこの円陣の中に私も参加していた(酒も呑めないくせにねぇ)。
これはやらされてるんじゃない。ファン同士の決まり事でもない。自然と起きるのである。
これこそがライブの一体感なのだ。これだからスラッシュのライブは楽しい。

巨体が跳んだ。ムチャしはるわ(ちなみにフランクも飛んでた)。



あー、楽しかった。

大阪最高!スラッシュ最高!




明日仕事やし終電なくなるんでとっとと帰った。


今日の1曲:『(Empty)Tankard』/ TANKARD
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ほんとうにスラッシュ祭り(一日目)

2018年02月20日 | コンサート
先週のTTF疲れがいまだ抜けぬ今日この頃(歳ですわ)。
そろそろ今年ついに10周年を迎えた『TRUE THRASH FEST 2018』のレポをしたためねばなりますまい。

TTF10周年として、今回は連休3Days!
出演バンドは、RAZOR、SACRIFICE、BLOOD FEAST、HIRAX、AT WARなど、今までTTFを盛り上げてくれたヘッドライナークラスの(他のフェスでは考えられませんが)スラッシュ勢に加え、とうとう最終日にスペシャルゲスト枠としてTANKARDという今までにない大物の出演まで決定した。
そりゃあ、全国の、いや、近隣諸国のスラッシャーどもが騒然となったことは想像に難くない。
3日通し券がソールドアウトとなり、焦った私も3日目だけは早めにチケット確保しておきましたよ。
んで、初日もせっかく観たことないSACRIFICEやBLOOD FEASTも来るんだし観ておこうかとチケットを確保。


久方ぶりに江坂に着いてまず愕然としたのが、会場の入り口であるパチンコ屋がドン・キホーテに変わっていたこと。
あれ?ホンマに会場ここやったっけ?と一瞬焦りました。
まぁライブ終わった後とかにドリンクとかすぐに買えてこっちの方が便利。



TTF初日の客入りは微妙。まぁいつも通りのTTFって感じ。
でもまだ出店とかは少なくて、各出演アーティストの物販と、パッチ屋に最近恒例のグモーバーガーが出店していたくらい。



スラドミやTTF行ったら必ずといっていいほど遭遇する東京のスラッシュマニアくんもやっぱ来てた。
大量のアナログレコードをひっさげて(サインしてもらうため)。やっぱこの人はイカれているなと思った。
同時開催の川崎のスラッシュ・ドミネーションなど目もくれずこっちに飛んできたんだと。
そりゃそうだ。最近のスラドミの面子はスラッシャーをなめてるとしか思えない。


大阪の老舗スラッシュメタルバンドREVERGEがちょうど始まったのでフロアへと赴く。


まぁまぁお客さん入ってて、外人もチラホラおる。ステージダイブもやってる。
そしてモッシュサークル。
私としては2年越しとなるモッシュ。つまりWHIPLASH(TTF2016)以来。
ピットの中に突入した瞬間、鳥肌と久方ぶりにモッシュできたことへの言い知れぬ歓喜がこみあげてきた。やっぱ身体がずっとこの瞬間を待ちわびていたのだ。
ただし、やっぱ息はすぐにあがった。
REVERGEのVoの人が「ようこそスラッシュ・ドミネーションへ!」と言ってたのがうけた。
あてつけかな?


続いて、アメリカ産クサれB級スラッシュメタルバンド、BLOOD FEASTの登場。


へんなSEが流れ一発目いきなり1st『KILL FOR PLEASURE』から「THE DARKSIDE」。
みんなそれぞれ齢を重ね、小汚いガラ悪そうなオッサンになってしまったが、ボーカルだけが髪フサフサで肌に若干のツヤがあると思ったら、やっぱり最近加入した若いメンバーだった。
オリジナルVoと違って、歌に全く抑揚がなくギャーギャーわめいてるだけでかなりイケてなかったのが残念。
「BLOOD LUST」の最後のスクリーム連呼は再現してた。

なぜか常にセンターを陣取るベースとギター。



そしてカナダのSACRIFICEが登場。
一発目2nd『FORWARD TO TERMINATION』のイントロから「Terror Strikes」がきたときは鳥肌が立った。



最初2nd完全再現かと思ったが、3rdや最近の曲(「Hiroshima」やった)なども織り交ぜながらの2nd曲中心のセトリ。
一番興奮したのが「Afterlife」がきたとき。この曲の疾走感はモッシュせずにはおれんですよ。

今回、一番クールな佇まいで昔と変わらずのあの個性的な歌声を聴かせてくれたのが、ギターヴォーカルのロブ。
他のVoのみたいに客席に笑顔もピックもふりまくことなく、ただひたすら演奏をこなす。
シャウトも昔のままでカッコよすぎた。正直惚れた。


そしてフロアから外人の客が「Reanimation!!」とコールし、ま、PVも制作されてるのでおそらくSACRIFICEの代表曲なのであろうこの曲でシメ。


んで、TTF初日の大トリは同じくカナダのレジェンドRAZOR。


まぁ小生、RAZORは2nd『EVIL INVADERS』くらいしか知らんのやけども、セトリも割とこの作品からが多くてやっぱこの作品が代表作なのかなと。
しかし、このフェスの客、RAZOR好き多いな。その辺からしてついていけない。
ただ、にわかの私でもわかったのが、今のヴォーカルがやっぱオリメンでなかったこと。
あのかすれたような、絞り出すようなスクリームが、オリジナルと全然違ったからだ。

オリメンか判断つきかねたのが、カナディアンスラッシュ界屈指のリフメイカーと呼ばれていたこの人。
今じゃ西成区あたりをうろついてそうな虎党のオッサンになってしまった・・・
ただ、あのジョリジョリの剃刀リフサウンドは健在!間違いない!彼だ!



あの~、カルロさんですよね?



最後の「Evil Invaders」ではこんな感じ。ようゆわんわ。
「アチャー!」「オオサカサイコー!!」



今回このTTFで、B級スラッシュの外タレレジェンド3バンドのライブを一気に拝むことができたが、やはりオリジナルメンバーが揃った(風貌が変わり過ぎて見た目は全然わからんが)SACRIFICEが一番よかった。
なによりVoがオリジナルであることが強い。


今日の1曲:『The Entity』/ SACRIFICE
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ウジャアー

2018年02月10日 | やっぱりメタル!!
さて、大阪名物TTF前夜となった今宵。
もうなにも書くつもりはなかったんやけど、BLOOD FEASTの1987年作の1st『KILL FOR PLEASURE』聴いてたらなんか無性に言及したくなってきて。


とにかく見てよ。この「おじゃましまんのやわぁ~~あああ」みたいな頭の悪そうなジャケット。
安心して下さい。本当にこのジャケまんまの音楽性ですので。
まぁ当時のB!誌なら軽く20点、いや、10点以下の評価でこき下ろされてたことは想像に難くない。

曲名も見てよ。

「Cannibal」、「Vampire」、「The Evil」と、小学生低学年レベルのネーミングですよね。

サウンドは劣悪そのもの。
シャリシャリのギターリフ、おまけになにも考えていないようなギターソロ。ドタドタしたドラム。ベースはニブく歪んでいる。
ヴォーカルも粗暴そのものだが、エクソダスのポール・バーロフとスティーヴ・ゼトロ・スーザを足して2で割った感じにも聞こえる(まぁポールほどトチ狂ってはいないが)。
そして全編にわたって暴虐性剥き出しでわめきちらしている。




ただ、不思議なもので、この頭の悪そうな感じがだんだんとクセになってくる。
少なくとも、最近のポップになったTANKARDの作品や、ゴリゴリになったSACRIFICEの作品よか聴いててよっぽど楽しめる。

あと、カップリングの88年のミニアルバム『FACE FATE』になるととたんにサウンド、演奏共にクッキリかつシッカリしてて聴きやすくなっている。
1stからの数曲をリメイクしているが、演奏面ではほぼアレンジなし。B級感はそのままに。




BLOOD FEASTは3年前にもTRUE THRASH FESTに出演しており今回は2度目。
その初来日公演、TTFに参加したクサれスラッシュマニアどもの間ではなかなかの評判を得ていたと聞いている。
だから私もなんとなく大本命のSACRIFICEよりも期待していたりする。


明日のライブ、江坂ミューズのモッシュピットでこんなねーちゃんと一緒に盛り上がれたらなぁと。



今日の1曲:『BLOOD LUST』/ BLOOD FEAST
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復習

2018年02月07日 | やっぱりメタル!!
ひき続き、TANKARDについて。

タンカードと言えば、私が中学から高校にかけて夢中になったジャーマンスラッシュメタルバンド。
まぁだいたいデストラクションと同時期くらいで、ソドムやクリエーターよりも聴くのは早かった。
だから、ベストを含む初期の作品はだいたいアナログで買いそろえてた。




上の作品以降は全くといっていいほどタンカードの作品を聴いてこなかった薄情すぎる私ですが、10代の頃はそれなりにタンカード愛に溢れていたんだってことがこれでわかっていただけたかと。

これらの中でも、とりわけよく聴いてたのが3rd『The Morning After』であったかと。
まぁ、のっけからスタスタスタスタと勢いで突っ走るノリ、そしてどうでもいいギターソロがひっきりなしに繰り返されるパターンは、先の2作となんら変わらないんであるが、所々にユニークなアクセント(カウベルなど)や曲展開を挿入するなどして、ほんとうにほんのわずかだが、それなりに幅の広がりを見せている。
オリヴァーのドラミングもさらに強靭になっており、特にグラインドナンバー「Mon Cheri」でのブラストは強烈である。
で、この作品が好きなあまりというわけでもないんだが、アナログを含め同じものを4枚も所持してるってのは、どうかしてると思われるかもしれない。
『クリムゾン・キングの宮殿』じゃないんだから。


まず、アナログプレーヤーが使えなくなって多分どっかの中古屋で買ったCD。
まだドイツが東西に分かれていた時代にプレスされた旧規格の西ドイツ盤。



『The Morning After』と『Alien』のカップリング2 in 1CD。
こいつはつかまされたって感じ。商品届いた時、やけにジャケットの印刷が薄いなぁと訝しげに思ったんだが・・・
リマスターって書いてあったから購入したのに、音のレベルが旧盤と全く変わらず。



先月TTF主催者のレコード店ROCK STAKKがバンド直で仕入れたデジ仕様の最新リマスター盤。
うん、今度こそ間違いなくリマスター!
ただ、今回はムダに『The Morning After』と『Alien』のディスクが分けられてある。
いや、そこはひとつにまとめといてよ!かさばるし、資源がもったいないから!



まぁでも、ライブでこのアルバムから演奏されるのは、おそらくタイトル曲くらい(だいたい最近のセトリみてたら初期作品はいずれもタイトル曲くらいしか演ってないからなぁ)。
初期作品はタイトル曲以外にいい曲いっぱいあるんやけどなぁ・・・

まぁ言うてもしゃーないけどね。




今日の1曲:『The Morning After』/ Tankard
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予習

2018年02月04日 | やっぱりメタル!!
大阪名物TTF開催まで、あと一週間を切っちゃいましたね。

懸念してた通り、TANKARDの出演する最終日はソールドアウト。
さすが大御所メジャースラッシュメタルバンド。動員力が違う。
いやいや、あの狭いハコに日本中、いや世界中のタンカードフリークどもが駆けつけるとなると、こりゃめちゃめちゃモッシュやりにくくなりまっせ。
かつてのS.O.D.初来日公演ときみたいに、ギュウギュウ詰めの肉弾戦になりそうで今からちょっと憂欝。




それにしても、タンカードは今までアルバムを出し過ぎている。
昨年もバンド結成35周年記念アルバム『ONE FOOT IN THE GRAVE』(17作目)をリリースしているので、一応購入しときました(もう全部は無理)。
タンカードの新作を買ったのは、実に30年振りくらいになるだろうか?

ジャケットには相も変わらず酒を携えたマスコットのエイリアンが登場していて、その音楽の方向性にいささかのブレも進歩もないことを如実に窺わせている。
ただ、オリジナルメンバーは、現在ボーカルのゲレとベースのフランクのみ。
スコットは短髪(普通のオッサン)に、ゲレは昔の3倍くらいに膨れ上がってしまった。まぁもちろんビールの飲みすぎであろう。




新作『ONE FOOT IN THE GRAVE』は相も変わらずのタンカードらしいスラッシーな内容。
ただ、演奏力が昔と比べていたって落ち着きが備わり、なんだか丸いサウンドになってしまった。
当時はどうでもいいデタラメなギターソロがひっきりなしに鳴りまくっていたが、現在のギタリストはいたってメロディアス。
楽曲全体もゲレの歌もなんだかやけにキャッチーになってしまった。
そして、曲の間中だいたい鳴っているツーバスのサウンドがやたら耳触り。
タンカードはやっぱスタスタじゃないとねぇ。





今日の1曲:『One Foot In The Grave』/ TANKARD
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