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AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

DOOM再発

2007年01月28日 | やっぱりメタル!!
80年代から活躍していた日本異質のプログレッシヴ・スラッシュメタル・バンドDOOMのビクター時代の過去4作品が再リリース!!祝!!
どれも入手困難になっていたので、全世界の後追いファンの方々は歓喜したことでしょう!かくいう私もどちらかといえば後追いファンでして、学生時代中古屋を練り歩き運良く全ての作品を揃える事ができたんですが、今回のはリマスター盤ということで、これは是非全て買い揃えねばならぬでしょうって、当時の私の苦労はなんだったんだ・・・・・・

まぁでもいっぺんに全部はキツイので、とりあえず今回新たにボーナス・トラック4曲が追加された『KILLING FIELD』を購入。
このアルバム、私の所持していたのはサンプル盤だったので買い換えるいい機会だったしね。


この作品は初期にして録音状態がかなり良い!!SE(なぜか最初は鳥のさえずり)とかもメッチャいい音質で雰囲気抜群ですし、故諸田コウ氏の変態フレットレスベースも全作品中一番図太いサウンドで唸りまくっている。
冒頭でプログレッシヴ・スラッシュなどという形容をしてしまいましたが、そんな枠じゃあ収まりきらないアヴァンギャルドな曲展開、名状し難い異空間が広がっている。
ポリリズミックな変拍子を繰り返してるようで、そこには言い知れぬカオスが渦巻いており、ジャズやフュージョンの要素を巧みに取り込みつつもベースにあるのはまぎれもないロックンロール!!そして激情!!

楽園に訪れたかのような美しいイントロに聴き手をウットリさせておいて、いきなり藤田氏の「アオ!アオ!アオ!アオ!」波状攻撃で脳髄をぶち抜かれる#2“KILLING FIELD...”からヤバい!!
最初から最期まで諸田氏の変態フレットレス・ベースがやりたい放題暴れまくるファストナンバー#3“GHOSTS OF PRINCESS”。繰り返される変質的フレーズが緊迫感と陶酔感を覚えさせ、エンディングがあまりにもドラマティック過ぎる#5“FENCE AND BARRICADE”
こうしてじっくり聴きなおしますと、改めて彼らの演奏クオリティの高さを痛感せずにはおれません。




そしてボーナストラック4曲がそんじょそこらのオマケ曲じゃござぁせんぜ!
あの日本のスラッシュコンピレーションアルバム『SKULL THRASH ZONE VOI.1』に収録されていた、私が初めてDOOMの音楽に触れた濃度の強すぎる2曲“YOU END.GET UP! YOU”、そして“DOOMS DAYS”
このコンピには黎明期のX(JAPAN)、SHELLSHOCK、JURASSIC JADEなんかも名を連ねており、まぁ彼らの曲もそれなりにいいのですが、DOOMの曲は明らかに他とは一線を画した異質さとクオリティーの高さを放っておりました。




特に#7“DOOMS DAYS”のイントロ、そして後半だんだんとエスカレートしてゆく諸田コウの得体の知れぬ爬虫類が蠢くがごときの歪みきったフレットレス・ベーシングはヤバ過ぎ!!そこに藤田氏のギュワィィィ~ンと響くギター音とがシンクロするこの凄みといったら!!
当時私はこのサウンドに麻薬中毒患者のごとく陶酔するあまり、何度気を失いかけたことか・・・・





今回初めて聴く事のできたコンピアルバム『D.A.N.C.E.2.N.O.I.S.E.0.0.3』に収録されていた“WILL NEVER END”と“PARASITE”もいい!
特にKISSのカヴァー#9“PARASITE”は、見事なまでにハイサウンドなDOOM色に染め上げられており(ま、後半はほとんど原曲無視の展開だが)聴き応えはバッチシであった。




まぁ、皆さんもせっかく日本人に生まれたのだから(?)この奇跡ともいうべき再発を機に、このDOOMの変態ちっくなアヴァンギャルドワールドに触れてみてはいかがでしょうか?


今日の1曲:『KILLING FIELD...』/ DOOM
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踊る阿呆にFAITHLESS

2007年01月20日 | ♪音楽総合♪
TSUTAYAのワゴンセールで『オースティンパワーズ』のDVDと一緒に、前から気になっていたダンス/エレクトロ系のアーティストのアルバムをワンコインで発見したのでついでに購入しときました。

FAITHLESSという、女DJと黒人ラッパーがいるユニットなのですが、何枚目の作品かは知りませんが『OUTROSPECTIVE』というアルバム。
けっこう古典的なエレクトロサウンドに、シリアスなMCが乗っかるなかなか緊張感のある音楽性で、どことなく哀愁をも感じさせる。
今のところ、ストリングスループがバツグンにクールな“MUHAMMAD ALI”、そしてメンバーのロロの妹Didoの歌がフィーチャリングされた“ONE STEP TOO FAR”がええ感じ。




まぁ20代の頃にダンス/エレクトロ系は多少かじってはおりましたが、この手のジャンルは飽きが早く長続きしない。
聴くキッカケとなるのは、だいたいそのPVのユニークさから。
このFAITHLESSも初めて知ったのは、SSTVで流れた以下のおもしろユニークなPVでした。


踊り続けないと死んでしまう病気のようです。踊る阿呆に見る阿呆。
周りの冷ややかな目が笑える。


今日の1曲:『MUHAMMAD ALI』/ FAITHLESS
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NEVERMIND

2007年01月04日 | 晒しな!日記
晦日から3夜連続オールナイトで飲み歩いた。
つーても酒は別に好きではないので3日でせいぜい10杯くらい。まぁ付き合いというやつである。
酒飲みのツレとツルるんでいるのでどうしてもはしご酒には付き合わないといけなくなる。私もカクテルをチビリチビリやって、気が大きくなってバカ話に興じたり、女の子としゃべったりするのは楽しい。
しかし「お酒を飲めないやつは人生損してる」みたいな考えの連中の講釈に付き合わされるのはダルくてかなわん。

元旦にツレの行きつけの居酒屋に誘われて行ったのだが、女の子が来ているというのでただおしゃべりしたかったので誘いにのったわけだが、まぁ酒を嗜めない私が行く動機などそれぐらいしかないだろう。
そこでツレが私がドケチであることをこれでもかーってゆうぐらい切々と説き始めたのである。
「こいつは自分の飲んだ分しか金払いよらん。」とかその類のことであるが、それがなんでいかんの?
挙句の果てには店のマスターに酒をおごるという酒飲みの常識みたいなものを理解しない私を馬鹿にしだす始末。
ほんならアンタ私が行きつけのCD屋に一緒に行ってそこの店長にCDおごれと言われたら理解できますか?
私もいつもなら反論するのだが、まぁ正月くらい言わしとくかとだまっていたのだが、いつの間にか私が人と全く接しないどうしようもないひきこもり野郎みたいな扱いになっており(半分当たっているが)、最初は気のいい居酒屋の店長というイメージを持っていたおっさんが誰も頼んでないのに「そんなことアンタに言われんでもわかってるわい」みたいな講釈を1時間以上も延々と私に言い聞かせてきたのにはもう迷惑この上なかった。
この人は人それぞれと言いながらも「しかしねぇ」と同じ話を繰り返し自分の価値観を人にドンドン押し付けてくる一番タチの悪いタイプの人間だった。まぁ酒が入っていたので仕方がないにしろ「人生楽しんだ方がいいじゃないですか」とかもう・・・アンタに言われんでもライヴとかいったり、定期的にツレと集まったりしてそれなりに楽しんでますわ!
挙句の果てには「あなたの目は病んでます」ときた。心が少し病んでいることは自分でも知っとるし、だからこそ切ない音楽やドゥームメタルのよさやマイナーブルースのしんみりと心に響く心地よさを味わえるのである。そんな自分がちょっぴり好きさ!
それに私の目が病んでいるように見えたのは95%アンタの長話につき合わされてる疲労感が目に顕れとっただけですわ。
こういう人は他人に人生相談させると一番危険やと思う。私などはイライラするだけだが、もっと鬱の人やったら間違いなく自殺してますわ。
「またこの店にひとりで飲みに来たら?店のこととかブログに書けるやん?」とワケの分からんことまで言い出す者もいた。別にブログのネタに困ってへんし、この店のこと書いて誰になんのメリットがあんねん!
ブログはただ書きたいことがあった時に気分がのったら書いてるだけじゃ!意味わからんわ!・・・と言いつつ結局今書かされてるわけだが。

昨夜は難波にブラジリアンスラッシャーのロブとロック・バーに飲みにいったのだが、こやつも筋金入りのアルコホリック野郎で、歩いている時でもコンビ二で缶ビールを買ってグイグイやっておる。まぁこやつとはスラッシュ話、フロイド話に盛り上がれるので楽しいのだが(さらに今回はお互いハードコアパンクバンドD.R.I.好きだったことも発覚)、会計の時は自分より多く飲んでいることを気遣って「半分でいいの?」とちゃんと聞いてくる。私は快く折半するのである。

今日の1曲:『ALCOHOLIC』/ FISHBONE
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明けましておめでとうございます

2007年01月01日 | 二酸化マンガ
2007年

臥薪嘗胆じゃなくて謹賀新年。

ちなみに上の図を今年の年賀状のデザインにしました。
帝国金融の社員灰原達之が岡島県からの帰りの田舎道でベンツで猪を跳ねてしまった時にボタン鍋の料理屋にこいつを売ろうと車のトランクに乗せようとしているシーンなんですが・・・
この時後ろの都沢が「せっぱ詰まった時だというのによくもこんなこと思いつくもんだなー。この金銭感覚から考えると街金はこいつの天職かもしれへんな」と感心しておりました。

私も今年はこの灰原のように機転のきく、できる男になれるようがんばりたいと思います。
今年もよろしくお願いします。

今日の1曲:『カウントダウン』/ Cocco
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