AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

ヒッタイトの糞尿呪術

2010年05月31日 | やっぱりメタル!!
ローソンに自動車税を泣く泣く納めににいったついでといってはなんですが、そこに設置されていたLOPPIでEXTREME the DOJO VOL.25のチケットを衝動買いしてしまいました。
やっちゃったー
実はDOJO、今回が初参戦です。

いやいや、TRIPTYKONの新譜を聴いてぶっ飛んじまって、これは見とかないかんのじゃないかと。
それに3年前のDOJOでの最初で最後になるであろうCELTIC FROSTのライヴを自分なんと見逃しとるんですよ。アホでしょ?

CELTIC FROSTの1985年作「TO MEGA THERION」以来となるH.R.ギーガー描くエログロハイセンスな魑魅魍魎たる幻想画を再びジャケに採用し、トーマスが新バンドを創設して挑んだ作品が先月発売したばかりの『EPARISTERA DAIMONES』だ!
しかしこの期に及んでまたなんちゅー耽美な世界を創造しはるんや!!
トーマス・ガブリエル・ウォリアー、いや、いまはウォリアーではなくフィッシャーと名のってるんでしたっけ?
いや、やっぱウォリアーでいいんだ。
この人はやっぱ天才過ぎる!!
普段ゴシックメタルとか全然聴かんのだが、トーマスの創り出すゴシック世界はもう別格というか、崇高過ぎる!!
こりゃあ一種の宗教音楽ですよ。
この息詰まるような重圧感、とにかくギターの歪み具合がホンマ病的過ぎる。
ドゥーム色も半端なく、これに比べたらカテドラルなんて子供の遊びですよ。
まぁ初期カテドラルの音楽性をさらに壮麗際高にした感じかな。


今回、セルティックからの楽曲も大いに期待できるんでこりゃあもう見にいかん手はないですぜ!
トーマスの生「ウッ!ヘ~イ!」が聴きてぇ!!


今回のトリを務めるNILEですが、以前からクトゥルー神話体系との関連性から気になってはいたのですが、結局今まで手を出さずじまいでして。
1st「Amongst The Catacombs Of Nephren-Ka」(1998)で彼らがテーマとしたのは、<暗黒のファラオ>と呼ばれ、ナイアルラトホテップ崇拝を行ったといわれる、古代エジプトの歴史からその名を抹消された伝説の王、ネフレン=カ。
血生臭い邪神崇拝のおぞましき世界観をエジプティックな音色で表現し、異形のデスメタルスタイルを確立した。ラクダもビックリである。


他に人類発生以前の爬虫人類が暗躍した“無名都市”や、ドイツの神秘家フォン・ユンツトが著した“無名祭祀書”を扱った楽曲などがあるらしい。
新作にも“ダゴン、その第四版”、“ヤズド砂漠のグールの儀式、廃墟と化した沈黙の塔にて”とかいう曲があるとかないとかないるとかないあるらとほてっぷとか。

あと恐らくトップバッターであろうOBSCURAに関してはよく知らんです。
なにやらプログレッシヴ・デスらしい。
今回オリメンのベーシストが都合でこれなくて、急遽フレットレスベースの奇才スティーヴ・ディジョルジオが代役に抜擢されたとのこと。
ディジョルジオといえばジェイムズ・マーフィー同様、DEATHやTESTAMENTなどにも一時参加していた渡り鳥型テクニカルプレイヤーで、その異才ぶりはSADUS時代から際立っていた。

今日の1曲:『GOETIA』/ TRIPTYKON
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V作戦

2010年05月30日 | ミノフスキー粒子
最近、こんなノートを拾ったんですが。

極秘資料?・・・

これは連邦の最高機密事項が記されているという、あの「V作戦ノート」では・・・
つーことは、ガンダムの操縦マニュアルが載っているってことじゃないか!!
ジオンのザクめ!!

ただ、私の所持しているガンダムはプロトタイプ(試作型)なので、このマニュアルがはたして通用するかどうか・・・
ヘタしたらせいぜい小石が降ってくるのを避けるタテがわりにしかならんのじゃないか?!

ままとりあえず、ページを開いてみることにした。
うん、やはりそこにはこと細かくガンダムのデータが記されていた。


すごい・・・5倍以上のエネルギーゲインがある。
オヤジが熱中するわけだ。

まぁ、最近オヤジが熱中しているものといえば、谷村新司にリサイクルショップめぐりにパスタ作りぐらいのものなのだが・・・


ジェフ・ポーカロのタイトなドラミングを一生懸命コピーしているどっかのオヤジさん。

今日の1曲:『オヤジの嫌いなニューヨーク・シティ』/ Steely Dan
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サブライムローン

2010年05月25日 | ♪音楽総合♪
今月はなんか亡くなった人の話が続いてしまってあれなんですが。

今日は90年代のオルタナ全盛期において無視することのできないバンド、サブライムのギターボーカルだったブラッドリー・ノウェルの命日。
1996年、メジャーデビュー作となる『SUBLIME』のリリースを2ヶ月後に控えた5月25日、ブラッドはヘロインのオーバードーズでこの世を去ってしまった。

ゆえにメジャーデビュー作にしてラストアルバムとなってしまった3rd『SUBLIME』は、太陽の日差しが燦々と降り注ぐカリフォルニア州ロングビーチの、サーフィンとスケートとパンクとヒップ・ホップが同居するカオティックな街で、メンバー達が音楽と女とドラッグに明け暮れた日々を過ごしてきた破天荒な人生が、まざまざと想像できてしまうクール&ホットな内容。
パンク、レゲエ、スカ、ダブ、ヒップ・ホップ、ロック等を自由奔放にブレンドし、西海岸育ちらしい自分たちのライフスタイルをそのまま音楽にしたような、遊び心満載の見事なゴッタ煮アルバムである。
全体的にはレゲエのゆったりしたノリなんだが、思いついたようにパンクロックしたり、スカロックに転じたり、なんかスタジオで自由気ままにジャムってる感じ。
そこにスクラッチ音やら、ブラッドの愛犬ルードッグの吠え声などをヒップホップ感覚でサンプリングコラージュするといったカオティックな仕上げ。


ゴッタ煮作品といえば、音楽雑誌なんかはよくレッチリの『母乳』やベックの『ODELEY』なんかは取り上げるが、なぜかこの『SUBLIME』がほとんど取り沙汰されないことに不信感を抱いてしまう。
ゴッタ煮といっても、SUBLIMEの音楽は20代までしか聴けないような若気のいたり的ミクスチャーバンドとは一線を画しており、30代の私が聴いててもシックリくるようなまったり感とスマートさと懐の深さがある。

ヒップホップ感覚でミックスされた「April 29, 1992 (Miami)」のレゲエ調のまったり感や、「What I Got」の洗練されたカントリー&サーフィンミュージックのケミストリー。
ギターと歌のユニゾンナンバー「UNDER MY VOODOO」とかタイトルからしてそうなんだが、ジミヘンからの影響もビシビシ感じるのは私だけだろうか。

このライフスタイル感やサイケデリック感から、ビースティの『ILL COMUNICATION』、レッチリの『BLOOD SUGAR SEX MAGIC』などに匹敵する名作と以前から思っていたが、実はそれらを凌駕しているのでは?と最近思ってきた。

この作品を改めて聴くとやっぱサブライムのバックグランドの広さ、ブラッドのセンスには感服せざるをえない。
てか、ブラッドは歌心が半端ない。

「SANTERIA」のこの夕日に輝く海辺を眺めてるような哀愁感。



夏にサブライムのナンバーがラジオなんかから流れてきたら、サーファーたちは波の音とビキニ姿のネエちゃんを思い浮かべて浮き足立つこと間違いないだろう。
ちなみに私はサーフィンなどには縁もゆかりもないし、これからの人生においてもすることはまずないだろう。
しかし、20代の半分はこれでもスノーボードに明け暮れた日々を過ごしたことがあり、こういったボードカルチャーに根ざしたライフスタイル感溢れる音楽には、自然と共感を覚えてしまうのである。
まぁ、今は丘ボーダーどころか(てかボードは丘でやるものだが)、宅ボーダーといったところで、板も部屋のオブジェになってしまっている。
だからこの期に及んでムリヤリ共感を覚えることもないのだが・・・

若さっていいよなぁ・・・


冒頭からもわかるように、「SUMMERTIME」をネタに、ダブとヒップホップをブレンドしたセンス溢れるトリップナンバー。


今日の1曲:『DOIN' TIME』/ SUBLIME
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ネオンの騎士

2010年05月22日 | やっぱりメタル!!
それほどファンだったわけではないが、訃報の知らせを聞いたときはやはりちょっとショックだった。
なんか信じ難いというか。

4年前のラウドパーク06で初めて生のロニーの姿と歌声を聴いたときは、彼は本物のビーストではないかという印象を受けた。
それほどに神がかったパフォーマンスであり、とてつもない魔力を発散させていた。
このライヴを目の当たりにして、彼の祖母がイタリアの魔女であり、火あぶりの刑に処せられたという噂はあながちウソでもないのかもと思った。
彼女が邪視を祓うために“コルナ”というジェスチャーを使っていたのを、ロニーがメロイックサインとして受け継いだと言われている。
そのビーストが病で死ぬなんて話は到底受け入れ難いことなのである。

あの日の夜、空がとても澄んでいて映画のはじめに出てくるようなクッキリとした三日月の横で寄り添うように光り輝いていた星の構図がトルコの国旗みたいでとても幻想的な夜空だった。
てっきり私の生誕を祝ってくれているものとばかり思っていたのだが・・・

いま考えると、あの星はロニーの死後星だったんだな。


結局ラウドパーク06で見たDIOのライヴが私にとって最初で最後のロニーの姿となった。
その翌年のHeaven & Hellを見逃したのは本当に不覚であった。
今となってはあの場で“Kill The King”、“Man On The Silver Mountain”、“Children Of The Sea”、“Die Young”など、レインボー、サバス時代の名曲を聴けたのが私にとってせめてものなぐさめとなった。
ぼくたちわたしたちは、あの日“Heaven & Hell”のイントロを大合唱したエキサイティングな時間を決して忘れはしないだろう。

R.I.P. Ronni James Dio、Meloik Sign Forever・・・・



今日の1曲:『Heaven and Hell』/ Heaven and Hell
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ミル・ビル

2010年05月17日 | プログレッシヴ草稿
ずいぶん前やけど、従業員の私語がやらたデカくて不愉快なブックオフのDVDコーナーで、プログレ系の中古DVDが大量に売りさばかれておってギョっとした。
おそらく、金に困った(もしくは結婚を期に)どっかのプログレオタクが断腸の思いでコレクションを大量処分したのだと思われる。
で、なんとその中にBRUFORDの「ROCK GOES TO COLLEGE」のDVDなんかもあるではないか!しかも500円で!!
そらあんた、もちろん即買いですがな。
(IT BITESの「Live in Tokyo」のDVDも500円で売りさばかれていたのでついでに購入)

このライヴ映像は、ビルがアラン・ホールズワーズと共にU.K.を抜けてから再びデヴィッド・スチュワートとジェフ・バーリンを呼び寄せて作ったアルバム「ONE OF A KIND」リリースにともない、1979年3月7日オックスフォード工科大学で行ったライブで、BBC「ROCK GOES TO COLLEGE」という番組でオンエアされた貴重過ぎるお宝映像。

こないだのGWの午後連会合の場で上映してみたのだが、意外にみんなの食いつきがよく、かなり場を賑わせた。
やはり、ジェフ・バーリンのバリンバリンゆわす超絶ベースプレイが皆の耳を惹くようである。
ホールズワースのアーミング、鍵盤に錘を載せて和音を残すといった原始的なスチュワートのキーボード操作も目を引いたようだったが、なんといっても途中ゲストボーカルで登場したアネット・ピーコック嬢の挙動不審なパフォーマンスに一同が一斉にざわめきだした。

とにかく袖から出てきた時から全くやる気が感じられない。
歌の出だしもおぼつかない感じで、緊張してヤクでもやってるのか、どこか目が虚ろ。
やる気がないながらも一応テキトーな振り付けがあるんだが、全盛期のWinkばりにギコチがない。
途中振り付けの拍子にコートを脱ぎ捨てるのだが、ノースリーブ姿とかならセクシーな演出にもなっただろうに、どんだけ貞操観念強いねん!ちゅーぐらいゴワゴワのダサいベージュ色の衣服を身にまとっていた。
2曲目“Goodbye to the Past”では歌唱も安定してきて、ラストのビブラートなどはさすがプロといった感じだった。
そして2曲を終えたところで一片の愛想も振りまくことなく、サッサと舞台袖にハケていってしまった。

感情どこいったんやねん!


全くやる気が感じられない。


曲の途中でどこいくねーーーーん!!??


と思ったらビルの後ろに現れた。その後この定位置でずっと歌ってた。


いや、それでもブラッフォードの傑作「FEELS GOOD TO ME」を聴き、あの妖艶なウィスパーヴォイスの虜になった者にとっては、アネット・ピーコックの動く貴重な姿は鼻血モノであったはずだ。



今日の1曲:『Back to the beginning』/ Bill Bruford←ハッピーバースデー
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平城のいやはてをさまようもの

2010年05月12日 | ルルイエ異本
『ネクロノミコン ~アルハザードの放浪~』には旧支配者どもの畏怖すべき知られざる秘密、悠久の太古から伝わる様々な禁断の奥儀が記されていた。

「シュブ=ニグラスとの契約の条件」、「本質の塩とその使用」、「カダスに通ずる第六の門」、
「猫の不可解な習わしとその祭儀」、「ショゴスについて」・・・・etc.

旧支配者が目に見えぬまま、悪臭を放ちながら跋扈する荒寥とした地では、しかるべきときに言葉が抑揚をつけて唱えられ、儀式の連祷が叫呀される。
旧支配者の声とともに風がおらび、旧支配者の思念とともに大地が鳴動する。

平城宮跡をさすらい、魔殿や地下洞窟に知識を求める者は、茸の胞子を浴びた蜘蛛の干物を食することによって第二の視力を得、通常の人間には不可視の、尋常ならざる存在を見ることが可能となる。


南方の砂地を徘徊してると、突如朱雀門を守護する不定形の神まんとくんが顕れた!!
サイクラノーシュ(今でいう土星)より1300年前にいにしえの奈良に到来したと言われ、せんとくんとは敵対関係にある。
体中柔毛に覆われていることから、ツァトゥグアの従兄弟の友達の知り合いの親戚ではないかと考えられている。


辺りは阿鼻叫喚。いけにえに捧げられる子供たち。



この可塑性を持つ水色の神格は支那大陸より到来した擬似の神ガンビーモドキ、通称名をばんぱくん。

ああ!!そんな!!
私のキーホルダーについている粘土の精霊を模った護符人形と恐ろしくも似通っているではないか!



仮面サイダー・・・仮面サイダー・・・サイダァァァ・・・サイダ~~~~♪



この太古の石碑に刻まれし奇妙な象形文字は・・・
測り知れない永劫の太古にクトゥルーの落とし子によって地球にもたらされたという、あのルルイエ語ではあるまいか!!

ケフ・ココノヘニ・・・ニホヒ・・・ヌルカナ・・・

ニ・ホ・ヒ!ヌルカナァァ~~




今日の1曲:『太陽賛歌』/ PINK FLOYD
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R.I.P.ピラルクーモロタ

2010年05月07日 | やっぱりメタル!!
普段だれだれの命日とかには無頓着なもんで、ついつい忘れてしまうんですが。

今日はDOOMの諸田コウ氏が天に召された日。

天才ベーシストという言葉では生ぬるい驚異のフレットレスベースの名手。
もう当ブログで散々語ってきたので説明不要だとは思うのだが。

いやいや、YOU TUBEをググってると知らん間にDOOMの80年代の貴重なライヴ映像が大量にアップされておって、失禁しそうになった。
中にはあのCBGBでの伝説ライヴ映像まで!!
「あるじゃねーか!!どうしたんだよ!」と、歓喜のあまり思わずベルファストでのWB出戻り時のカイ・シデンのセリフを発してしまった。



この映像はおそらく1988年の名作「COMPLICATED MIND」トラック・ダウンのため、彼らがニューヨークに滞在していた時のCBGBでのライヴ模様かと思われる。
毛唐どもに臆することなく、超絶フレットレスベース捌きで大暴れしている諸田氏の勇姿がたまらんて・・・
この現場に居合わせた長谷川氏の話によると、最初のうちオーディエンスは「なんだ、このバンドは?」という冷たい態度で観ていたが、演奏が始まったとたん曲に合わせてリズムをとり、最後にはアンコールを要求してきたのだそうだ。
そして、終了後には握手を求めてきたり、レコードは発売されているのかと聞いてきたりと、大盛況だったとのこと。

偶然この場にいたアメリカ人はラッキーすぎるぜ!!
おそらく今頃自分の子供たちにこの日の伝説を語り聞かせていることだろう。

私も毛が抜け落ちて半分になり目がパンダになるまで彼の偉大さについてこれからも語り続けようかと思います。
ま、なかなか理解されんのやけどね(Why!?)。

なお、ファンの間で諸田氏はピラルクーに生まれ変わって今もアマゾン川、もしくは木曽川あたりを優雅に泳いでいると信じられている。


今日の1曲:『水葬』/ DOOM
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メタル三都物語

2010年05月05日 | 名所ガイド、巡礼記
今年のゴールデン・ウィーク(以下GW)はなかなか充実した日々を過ごせたんじゃないかなぁ。
楽しんだかどうかは別にして。

まず、昭和の日には大阪へ関西ハードコアバンド、オーバードーズのライヴを見に行った。
ドラマーのナオキ兄やん最期のステージということもあり、客入りも多く、タトゥー職人やら花火やらフルチンダンサーやらでとてもハードコアな夜となった。
私もその中に混ざってヘッドバンギン、モッシュ、フォックストロット、ジダンダ、ステップに興じた。


大阪ミナミはもはやせんとくんの占領下にあった。どこにいってもミニせんとくんの監視の目に晒されている。

メーデーには恒例の午後の旧練GW会合に出席。
いつものごとく中華料理を食した後、枚方の友人宅でひたすらDVD鑑賞という恒例パターン。
AC/DCのライヴ映像が連続して上映されたため、一同やや疲弊気味で目も虚ろになっていた。
あとはデフ・レパードとかY&Tとかラッシュとかナンチャラ・アキなどなど。
よって私の常時持参アイテムである人間椅子『遺言状放送』上映計画はまたしても先送りとなってしまった。
いつまでたってもこの連中を啓蒙できないでいる自分が本当に情けない・・・

憲法記念日にはスラッシュの友あんぱんを誘ってこないだの京都の老舗ロックバーへ行ったのだが前回ほどは盛り上がらなかったな。
私はやっぱり飲み屋という空間に馴染めない人間のようだ。
まぁ私が持参したPorcupine Treeの名曲“Anesthetize”をかけてもらったところ、「長すぎる」といって途中で消されて気分を害したというのもあるが。
どうやらこの店はスティーヴ・ヴァイと大作主義のプログレッシヴナンバーはご法度のようである。
そのくせ前回同様ビートルズの「ABBEY ROAD」のB面を全曲通してかけるという慣習にこの店のプログレッシヴ(進歩)性のなさを感じた。
気のせいか、ここのマスターの私を見る目になんだか疎外感みたいなものを感じるんだなー
だから京都の人間は苦手なんよな。
え?オマエこそ京都人気質丸出しやんけですって?
そんなことおまへんどすえ~、ぶぶ漬けどんぞ~、ヤツハシ。

東寺

で、GW最後の仕上げはやはり平城宮跡。
おかんが手伝いにいってる薬膳料理の店が今回の平城遷都祭で出店しとるんで、おかんを平城宮跡に車で送り届けたついでにせんとくんでも冷かそうかとぶらぶらと。
あまりにも春風が心地よかったので、大極殿を望める小池前の木陰にピングーのレジャーシートを敷き、ドナルド・タイスンの禁断の書『ネクロノミコン ~アルハザードの放浪~』を心行くまで読み耽った。


この画を撮影するやいなや、突風が吹いたり赤蜘蛛が身体を這いずり回るなど、この日、宮跡内では奇怪な出来事が次々と発生したのだが、詳しくは次回ということで。



今日の1曲:『Anesthetize』/ Porcupine Tree
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